芝居見物
9日のお天気
え~っと、6日のお話です
ちょっと前に、母が芝居見物をしたいと、生協でチケットをとりました
みんなで行こう~と、母のおごりです (甥っ子以外ですが)
で、その当日、6日。。。
母は、まだ、治りきってないけど、なんとか行けそうなので、タクシーで往復する事に
マイカーは、不便な繁華街、南座での観劇です
混雑している南座の少し手前で、タクシーを降りると、ちょうどこのお寺の前でした
まだ開場時間前なので、お参りして、ちょっと休憩。。。
仲源寺
四条通りに面してます
それほど大きくないお寺です
目疾地蔵さんと、呼ばれてます
母も目が悪いので
お参りができてよかった~
私も、この頃近くが見にくいので(老眼ともいう)
よくなりますようにと、お願いしました
そろそろ開場時間なので、お寺を後にして。。。
じゃん京都四条南座です
見たかったのは~
納涼喜劇特別公演
藤山直美さんと前川清さんの
お芝居『恋のきつねうどん』と
『二人のオンステージ』
です
お話は短く言えば、狐の恩返し。。。
まーーーずいうどんしか作れない屋台のうどん屋の、前川さん。
奈良の吉野から、伏見稲荷へ行く途中に道に迷った狐が藤山さん。
犬に襲われかけた所を前川さんに助けられ、人間の姿で、とりあえず礼を言って引き揚げる。
その時、もらった薬の入れ物が、昔、罠にかかった親を助けてくれた人間だとわかる
それが、前川さんの父親で、大きな、繁盛したうどん屋を営んでいたけど、
息子に、秘伝の味を伝える前に亡くなってしまい、
息子はまずいうどんしか作れず、店をつぶしてしまった。。。
その恩返しに、再び人間になって戻ってきて、うどんの出汁を作りだすひょうたんで
うどん屋は大繁盛、大きなお店も持てるようになって。。。。。
二人の掛け合いが絶妙でした
前川さんは、あのひょうひょうとしたまんまです
藤山さんは、持って生まれた物でしょうね~
おのずから、お父さんにそっくりな表情、しぐさに、大笑い
1年間、人間の姿のままだと消えてしまうという前に、
せっかく大きくしたうどん屋を、恩のある父親の友人の為に店を売りに出す事に
うどんの出汁を、ヒョウタンから出す所を見られない様にしていたから
彼女以外には作れない。。。
大狐様に頼んで、人間に渡すヒョウタンを授かり
みんなの前で、助けてもらった狐だと明かし、そのヒョウタンを渡す
みんなはびっくり。。。お礼を言って迎えに来た乳母と妹とともに帰ってゆく
恩返しをした事で、大狐様に命を助けてもらい
おまけに、吉野に帰るのに、空を飛んで。。。
ここで、宙づりになった藤山さん、天井近くまでつり上がり、3階の客席まで~
演技で、落ちない様に一生懸命、宙を泳ぐしぐさで、最後まで笑わせてもらいました
松竹新喜劇で、お父さんと同じ舞台に立っていた役者さんが何人も出てらっしゃいました
お父さんの舞台も、一度は生でみたかったなあ~
きっとこれからも、舞台を主に女優をされてゆくんでしょうね
彼女の大阪弁はよろしいでっせ、流れる感じのイントネーション
綺麗な大阪弁だと思います
そうそう、歌もよかったですよ~
デュエットもあったり、前川さんの一人トークの一生懸命話す感じに、なぜか可笑しかったり。。。
生で前川清さんの歌を聴きながら、テレビで歌ってる人なんだあって・・・当たり前じゃん
それに、歌いながら客席からプレゼントを貰ったり、握手を次から次になさってました
端っこの方や後ろの方は行けないので、手招きで呼んで、握手したり
すごく、フレンドリー(ユーミンのコンサートじゃ考えられへん。。。)
ちなみに、おかんと姉きもしてもらってました
実は、花道のすぐ横、横並びに5人で座ってたの(それに前から8列目)
母は具合が悪くなったら、すぐ外へ出られるようにと花道と、通路を挟んだ席にすわって
だから、花道からせり上がってきた時は、よく見えたと思う
風邪を押していった甲斐があったよね~おかん
南座の外へ出ると、大勢の人達、あの辺りは色々イベントがあったようです
何だか、観光にきたみたいな気分でした
あらすじ下手で、ごめんなさ~いROKOMOKO