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消費税5%に、自・公政権退場、核兵器廃止・自然・再生エネルギーで原発ゼロへ・憲法9条コワスナ。

オスプレイ 低空飛行訓練 21県138市町村を通過

2012-08-13 12:56:14 | 日記
                 転載  2012年8月13日(月)
オスプレイ低空訓練
21県138市町村を通過
本紙分析 墜落の危険、騒音被害強いる

 米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの配備に伴って実施される低空飛行訓練のルートが少なくとも全国21県138市町村にかかることが、「環境レビュー」で示されている6本のルートの本紙による分析で判明しました。
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 「環境レビュー」で公表されたのは、グリーン、ピンク、ブルー、オレンジ、イエロー、パープルの6ルート。在沖縄海兵隊はこれ以外にも中国山地を貫くブラウンルートの使用を認めており、同ルートにかかる自治体を含めれば対象はさらに広がります。
 しかし、防衛省が「レビュー」に関する情報を提供したのは、本土では30都府県18市町(7月23日時点)に限られます。ルートにかかる大半の市町村は、直接の情報提供すら受けていません。
 「レビュー」では、オスプレイが日本の航空法の定める最低安全高度(人口密集地で300メートル、それ以外で150メートル)を大きく下回る高度約60メートルの訓練を行うことを想定しています。これまでも米軍機の爆音や衝撃波の被害に苦しんできたルート下の住民に、開発段階から相次ぐ墜落事故の危険に加えて、さらなる騒音被害を強いることは必至です。
 各ルートには進路の切り替え地点(ポイント)が7~11カ所設定されています。山頂や湖沼、有人島など自然地形を利用したものに加え、発電所や多数のダムなどの建造物にも設定されていることが分かりました。これらは仮想の「攻撃目標」にもなっているとみられます。
 長野県飯山市や山形県小国町、徳島県海陽町では、市街地上空にポイントが設定されており、駅や役場が「目標」になっている可能性もあります。ポイント近辺に保育所や役場(高知県本山町)、役場支所(岐阜県高山市)、学校(和歌山県日高川町、熊本県水上村など)が位置するケースが複数あります。
 本山町では、役場上空で低空飛行訓練を行う米軍機の姿がしばしば目撃されています。

オスプレイ  中小事故率  平均上回る

2012-08-12 14:41:24 | 日記
 転載
中小事故率 平均上回る  防衛省の「安全」成り立たず
米海兵隊 オスプレイ
 米海兵隊はこのほど、沖縄の普天間基地に配備を狙う垂直離着陸機MV22オスプレイについて、中小規模の「クラスB」「クラスC」事故(200万ドル未満の損害か負傷者の発生)のデータを公表しました。それによると、地上や飛行中の事故率が、海兵隊航空機の平均値よりも高くなっていることが分かりました。
 防衛省は「MV22は一貫して海兵隊航空機の平均を上回る安全記録を示している」(同省パンフ)と強調していますが、そうした宣伝が成り立たないことが明らかになりました。
 米軍は、航空機事故を▽200万ドル以上の損害か死者が出た「クラスA」▽50万~200万ドル未満の損害か一部障害が残る負傷者が出た「クラスB」▽5万~50万ドル未満の損害か軽傷者が出た「クラスC」―に分類しています。
 オスプレイは2001年10月~12年7月に、「クラスA」4件、「B」9件、「C」27件の計40件の事故を起こしています。
 海兵隊は今回、「クラスB」「C」の事故について▽地上停止時の事故(AGM)▽離陸時を含む飛行中の事故(FM)▽飛行関係の事故(飛行中に部品が落下し人を負傷させるなど)(FRM)―に分け、航空機ごとに事故率(10万飛行時間あたりの事故件数)を示しました。
 「クラスB」では、地上停止時の事故(AGM)はオスプレイの3・80に対し平均は0・90、飛行中(FM)ではオスプレイ2・85に対し平均2・07となっています。
 「クラスC」では、地上停止時の事故がオスプレイの11・41に対し平均は3・53、飛行中ではオスプレイ10・46に対し平均4・58です。
 オスプレイと交代する予定のCH46ヘリと比べても、オスプレイは「クラスB」「C」の地上停止時、飛行中のいずれも高くなっています。


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2012-08-11 20:08:32 | 日記
 転載                  2012年8月11日(土)
大飯とめろ
官邸前行動

(写真)原発なくせ、再稼働やめろと首相官邸前抗議行動に参加する人たち=10日夜、国会正門前
 民主・自民・公明による消費税増税法案の強行をめぐって国会周辺に抗議の声がひろがった10日、首相官邸前や国会、霞が関一帯で9万人(主催者発表)による「大飯原発を停止せよ」「原子力規制委員会人事案を撤回せよ」の訴えがこだましました。
 「原発推進総理を続投させんな!」と書いたゼッケンを身につけた男性(32)=東京都台東区=は「なぜ野田首相が不信任じゃないのか、私たち国民の気持ちとあまりにもかけ離れている。(不信任案)否決ときいたときは怒りで震えました。原発再稼働をすすめようとする政治のすべてが許せない」と憤りをあらわにしました。
 行動をよびかけたのは。首都圏反原発連合(反原連)の有志。夏休みということもあり、子どもを連れた家族の姿が目立ちました。反原連は、誰でも安心して参加できる行動にするため、国会議事堂正門前に恒例のファミリーブロックを設営しました。
 2歳の娘をのせたベビーカーを押す女性(29)=東京都渋谷区=は「原発は再稼働し消費税も上げるし電気料金値上げも認めて、しかも原子力規制委員会の人事案まで原発推進のための詐欺みたいな内容。歴史に残る最悪の首相だと思います」と話しました。

3.11 コスモ石油爆発事故から見えてくるコンビナートの危険

2012-08-08 21:26:42 | 日記
 転載
コスモ石油爆発事故から見えてくるコンビナートの危険
日本共産党千葉県議会議員
       小松 実
コスモ石油で何が起こったのか

 
昨年3月11日の大震災で、コスモ石油千葉製油所のガスタンクが炎上し、爆発を繰り返した映像は、その後、テレビやインターネットで繰り返し流され、多くの国民に衝撃を与えました。当日の京葉臨海コンビナート、市原市五井の現場は、震度5弱。倒壊した「364番タンク」(LPG=液化石油ガス、容量2千キロリットル、1969年建設)は、本震で支柱を支える筋交いが破断、その30分後、震度4の余震によって、尻もちをつくように座屈、倒壊しました。
倒壊したタンクは、周辺に張り巡らされた配管を破断、漏れたガスに何らかの原因で引火し火災が発生します。火炎は、隣接する363番タンクを破壊し、一時は、100メートルもの炎を吹き上げ、タンクの破壊による爆発は、5回に及びました。結局、タンクヤード内の出荷用球形タンク17基すべてが全焼、全損。火災は、10日後の3月21日まで続きました。
幸いなことに人的被害は、事業所内で軽傷3名、隣接の丸善石油化学で重傷1名、軽傷2名の計6名と奇跡的に少なくてすみましたが、近隣118軒の民家のガラスが破損、住民約1000人に8時間にわたって避難勧告が出されました。爆発による飛散物も多く、最大では、10メートル四方、厚さ3センチもの鉄板が飛び、また、幅40センチ・長さ180センチの鉄板が6.2キロメートルもの距離を飛んで、幼稚園の直近に落下しています。たまたま子どもたちのいない時間帯でしたが、大惨事につながりかねない背筋の凍る事態でした。
原因は、安全・人命よりも、効率優先の企業の論理
では、なぜ364番タンクは倒壊したのでしょうか。タンクの定期点検後、LPGを充填する際に、空気が入らないようにするため、タンクには水が張られます。当日、364番タンクは、水で満たされていました。タンクの耐震設計は、LPGが満タンの場合を想定しています。水の比重は、LPGの約2倍。つまり、大地震に見舞われたとき、364番タンクには、耐震設計の約2倍の荷重がかかっていたことになります。
通常、点検後のガスの充填作業は、半日から1日で終わります。ところが、364番タンクは、すでに12日間も満水の状態で放置されていました。そこへ、あの大地震がきたのです。安全管理のあまりにもずさんな実態に唖然とさせられます。
しかし、それだけならあれほどの事故にならなかったかも知れません。配管が破断しても、ガスが漏れた場合、緊急にガスの供給を止める「緊急遮断弁」があるからです。法で設置が義務付けられています。しかし当日、それが作動しませんでした。驚くべきことに、ロックピンを差し込んで、弁を開状態で固定し、作動しないようにしていたというのです。明らかな違法行為です。しかも、これは今回だけのことではありませんでした。2006年以来、なんと合計8回、のべ約3ヶ月間にわたってこの違法行為が繰り返されていました。
今回の違法行為を、会社は、緊急遮断弁に不具合があったからだと説明しました。空気圧で作動する緊急遮断弁の配管に空気漏れがあったというのです。しかし、その不具合はすでに2月7日に発見されていました。つまり、発見から1ヶ月以上も修繕せず、放置していたのです。
出荷作業に支障がでることを嫌って、不具合のある安全装置、緊急遮断弁の機能を止めてしまう。しかも、作業効率を優先して、その不具合の修繕を先送りする。何重にも許されない行為です。
結局、今回のコスモ石油の事故は、ずさんな安全管理ということも含め、人命・安全よりも効率・利益を優先する企業の論理が引き起こしたものだと言わなければなりません。
後日、日本共産党の調査団が現地入りしたとき、対応した千葉製油所所長や会社が設置した事故調査委員会の委員長らは、ロックピンを差し込んだのは、あくまでも現場の判断だったと強調しました。緊急遮断弁が作動しない状況にあることが、係長には報告され、事務所のホワイトボードには書いてあったようだが、課長は知らなかった、というのです。管理者側に責任はない、ということでしょうか。現場への露骨な責任転嫁の姿勢に、辟易とさせられました。
露わになったコンビナートのさまざまな危険
今回の事故は、一歩間違えば、さらに重大・深刻な事態に広がっていた可能性があります。実は、隣接の事業所、チッソ石油化学には、放射性物質である劣化ウランが、765キログラム保管されていました。その保管倉庫が延焼し、焼け落ちていたのです。焼け落ちた屋根が、劣化ウランの入ったドラム缶の上に落ちていたことを県の担当者が確認しています。もし、ドラム缶が破壊されていたら・・・。危機一髪の事態でした。
京葉臨海コンビナートには、他にも、袖ケ浦市の住友化学に65トンという大量の劣化ウランが保管されています。隣接地に、こちらは富士石油の製油所があります。
タンクの耐震化の遅れも深刻です。コスモ石油の事故の陰に隠れてはいますが、今回の大地震でコンビナート全体では、危険物の漏えいなどの異常現象が8件、スロッシングによる浮屋根の破損が1件、報告されています。各特定事業所には、現行耐震基準が示された1982年以前に建設されたいわゆる旧法タンクが、多く残されています。旧法タンクの改修期限は、1千キロリットル以上1万キロリットル未満が2013年12月31日、500キロリットル以上1千キロリットル未満は、2017年12月31日となっています。まだ、5年先の話です。京葉臨海コンビナートには、3180基の石油タンクと397基の高圧ガス等のタンクがあります(2011年4月1日現在)が、そのうちの73%は、1千キロリットル未満のタンクです。1万キロリットル未満が93%を占めています。改修期限の更なる前倒しが、緊急に求められています。
しかも、その中には、液化アンモニア・液化塩素といった毒性ガスのタンクが、約80基含まれています。事故が起これば、より広範囲に深刻な被害をもたらすことは明らかです。しかし、どこにどのような毒性ガスが、どれくらい貯留されているのか、住民には全く知らされていません。したがってもちろん、避難訓練も行われてはいません。可能な範囲での周知といざというときの訓練が必要です。
さらに重大なことは、近年、コンビナート事業所での火災や漏えいなどの事故が激増していることです。03年までは、年間10件程度で推移してきましたが、翌04年には28件と3倍近くに激増、その後も多発の状況が続き、とりわけ昨年は、JFEスチール関連の事故が相次ぐなど、42件を数えるに至っています。
県消防課は、その原因について、物的要因として、「設備の経年劣化及び腐食が際立つ」こと、人的要因としては、「管理不十分」をあげ、とりわけ「社員・社外作業員への管理方法の周知の不十分などが最も多い」と指摘しています。施設の老朽化と同時に、委託や請負が圧倒的な現場での安全管理の技術や知恵の周知、継承に大きな問題のあることが浮かび上がっています。
あまい液状化対策、津波対策はゼロ
しかし、今回の震災で突き付けられた最も重大な課題は、地盤の液状化・側方流動の問題であり、津波対策でした。
震災後、県はコンビナートを形成する72の特定事業所にアンケートを実施しましたが、うち9事業所が、タンクヤード等、危険物施設で液状化が起こったと報告しました。タンクヤードの沈下や噴砂、タンクのコンクリート基礎部分の陥没など、いずれも深刻なものです。その他に、22事業所からは、敷地内の道路や事務棟など、危険物施設以外で液状化の被害があったと報告されました。しかし、そのなかにも、「高圧ガス設備の基礎近傍での液状化」や「危険物施設付近で噴水」「海岸付近の路盤の沈下」など、看過できない事例が含まれています。結果的に、約3割の特定事業所が液状化の被害を受けていたのです。
しかし、その詳細な実態については、県は何もつかめていませんでした。立ち入り調査を求めても、「法的権限がない」の一点張りでした。
濱田政則早大教授がその危険性を指摘する側方流動も1件報告されていました。コンビナート北部の市川市の事業所で、幅60センチ、長さ120~130メートルにわたる側方流動が起こっていたのです。液状化対策が取られていなかった道路部分の護岸が、海にせり出したのです。濱田教授が指摘するように、阪神淡路大震災では、大規模な側方流動が起き、橋脚の基礎が破壊され、橋が落ちています。石油や高圧ガスタンクの破壊につながれば、文字通り、東京湾炎上という事態になりかねません。
液状化が、工学的に問題になったのは、あの新潟地震からといわれています。京葉臨海コンビナートの埋め立て、事業所の創業は、そのはるか以前です。抜本的対策、行政の強力な指導が急務です。
今回の震災は、東京湾岸にも津波対策が必要であることを示しました。これまで、「東京湾には津波は来ない」ということで、対策はまったく取られてきませんでした。
ところが今回、東京湾の一番奥、船橋市で2.4メートルの津波の痕跡が確認されました。木更津市では、2.83メートルが観測されています。東京湾にも、津波は来たのです。委員会での日本共産党の質問に、消防課長は「コンビナートの事業所のなかには、護岸を超えたところがあるかもしれない」と答え、委員会室がざわめく場面もありました。液状化、側方流動によるタンクの倒壊や護岸の崩壊、油の流出や火災に津波が重なる最悪のシナリオを否定することはできません。後日、本会議での日本共産党の質問に、県は、コンビナートで観測された津波の最大波が、2.5メートルだったことを明らかにしましたが、しかし、やはりその詳細な実態については、何もつかんではいませんでした。
県のコンビナート防災計画の見直しと今後
千葉県は今、年度内を目途に「千葉県石油コンビナート等防災計画」の見直し作業中ですが、先般、その「素案」が明らかになりました。
「素案」では、まず、災害想定が全面的に見直されると同時に、大震災を踏まえて、耐震対策が修正されています。
第一に、コスモ石油の事故を踏まえ、高圧ガスタンクについて「定期に行う検査や工事において、通常の運転状態よりも比重の大きい水等の液体を満たそうとする場合、その耐震性能の有無を確認し、有していない場合には、満水期間を必要最低限にとどめるとともに設備の倒壊により破損する可能性のある配管、設備等の保護、縁切り等の措置を行うものとする」と要請しています。しかし肝心の旧法タンクの耐震基準への適合については、「早期実施を指導していく」というにとどまりました。
液状化については、配管等の接続部分に可とう性のある機器の設置を求めるとともに「関係法令により要求されていない敷地部分や護岸等においても地盤改良などの液状化対策に努めるものとする」との新たな文言が盛り込まれました。事業所の敷地全体を視野に入れた液状化対策を求めてはいますが、努力規定では、どの程度の実効性が担保されるのか、甚だ心もとない限りです。
さらに津波対策については、関係市に対し「特別防災区域内の事故情報や津波警報を受けた際の避難情報発令の基準を定めること」とし、「迅速かつ確実な避難勧告等の実施」を求めています。
この見直しと併せ、昨年11月、消防課は「特定事業所等における地震・津波発生時の初動体制の手引き」(以下「手引き」)を発行し、各特定事業所に配布、検討を求めています。そこでは、巻末に参考資料として、すべての事業所の護岸高を地図で明示したうえで、今回の木更津港の津波高が大潮の満潮時と重なった場合には、「津波は護岸を超えて敷地内に流れ込んだことになります」と、警告。護岸や敷地のかさ上げを要請しています。また、初動体制について「避難場所や避難場所までのルートについて社員等に訓練されている」「津波警報発令時の施設の最低限の点検項目は決めてある」など、27項目にわたるチェック項目を示し、点検を求めています。コンビナート事業所に対する津波を想定した初めての指導文書ということになります。
今後、この「手引き」をはじめ、これらの要請がどの程度、実効性を担保できるか、怠りない監視が必要です。
おわりに
この間、県議会には震災対策の特別委員会が設置され、集中的な審議が行われてきました。総務・防災常任委員会の審議も含め、コスモ石油の責任追及や巨大企業が連なるコンビナートの問題では、他党が及び腰になるなか、日本共産党の独壇場でした。
石油・高圧ガスタンクの耐震性の追及では、一般紙も「小規模タンク、半数が未耐震」「石油タンクの47%耐震基準満たさず 容量500~1000キロリットル」と報じるなど、コンビナートの危険な実態を暴露しました。また、県がコンビナート各事業所の護岸高や今回の津波の実態もつかんでいないことを追及、それらを盛り込んだ「手引き」が発行されるなど、その後の改善に結びつけました。液状化問題では、危険物施設を含め対策が取られていない現状を暴露、曲がりなりにも「千葉県石油コンビナート等防災計画」(素案)に努力規定として盛り込ませることになりました。
しかしもちろん、これで十分な対策が講じられたというわけではありません。また、コンビナートが、住民の目も行政の権限も及ばないような特別な地域であっていいはずがありません。コンビナートの問題は、東京湾岸全体にかかわります。引き続き関係都県との連携も進めながら、取り組みを強めたいと思います。

これで採決とはとんでもない

2012-08-08 13:48:11 | 日記
転載
主張
一体“改悪”法案
これで採決とはとんでもない
 消費税の増税と社会保障の改悪を押し付ける「一体改革」法案をめぐる動きが緊迫しています。民主、自民、公明の3党は8日の参院特別委員会で採決するといったん決定。日本共産党など野党7党は、衆院に野田佳彦内閣の不信任案、参院に首相問責案を提出し成立阻止に全力をあげています。
 法案に対する国民の批判と反対は満ち満ちています。参院の特別委員会では6、7の両日、中央公聴会が開かれましたが、反対の声が圧倒的でした。公聴会が終わったとたん採決とはとんでもないことで、とても国民が許すはずはありません。
公聴会で反対意見が噴出
 「財政再建の手段として消費税増税は適切でない」「税の正義に反する。税制にいっそう深刻なゆがみをもたらす」―。特別委員会の中央公聴会で、財政や経済の研究者から続出した消費税増税の不当性を強調する意見です。
 東京大学の醍醐聰名誉教授は、衆院段階での民自公3党の「修正」で、増税によって余裕が生まれた財源を公共事業費など社会保障以外に充てる条文が盛り込まれたことについて、「国民に対する信義にもとる」と痛烈に批判しました。消費税増税は「社会保障のため」という口実を根本から覆すものだからです。
 駒沢大学の飯田泰之准教授は、消費税の引き上げによる増税は日本の経済成長を妨げ、景気にも否定的な影響を与え、財政再建という「所期の目的は達成できない」と強調しました。スリーネーションズリサーチの植草一秀代表取締役も、日本経済が縮小するなかで消費税増税による負の影響は重大だと、巨額増税に強く反対を表明しました。いずれも消費税増税はいまおこなうべきではないという意見です。
 公聴会は、法案について幅広く国民の意見を聞く場です。とりわけ予算や税金の問題では財政民主主義のうえからも開催が義務付けられています。公聴会で消費税増税導入の問題点を根本から問う意見が次々と表明されているのに、開きさえすれば採決の条件が整ったと法案採決へ突き進む野田政権の態度は、民主主義のうえからも重大といわなければなりません。
 消費税増税はもともと総選挙での公約を踏みにじった野田政権の暴走です。消費税増税は所得の少ない人ほど負担が重く、暮らしも景気も破壊します。特別委員会が1日に栃木、愛知の両県で開いた地方公聴会でも、中小企業団体役員から「(価格転嫁できないことは)個人商店が残れない構造的問題」と不安と怒りの意見が相次ぎました。
 マスメディアの世論調査でも半数以上が増税に反対し、「今国会での成立反対」は6割を超えています。成立強行は、国民世論に真っ向から背く暴挙です。野田政権は成立を断念すべきです。
増税強行の政権信任せず
 日本共産党など野党7党が提出した不信任決議案と問責決議案は、国民が反対する消費税増税を阻止する大義あるものです。公約に反して消費税増税に突き進む野田政権は信任に値しません。
 消費税増税と社会保障改悪を阻止するたたかいの重要な局面です。消費税増税を阻止するために力を尽くし、消費税に頼らず社会保障と国民の暮らしをよくする道を切り開こうではありませんか。

おおでマスコミあまりとりあげない記事 原水爆禁止世界大会・広島総会

2012-08-05 10:45:03 | 日記
  転載                2012年8月5日(日)
「核兵器のない世界」実現へ
原水爆禁止世界大会・広島 開会総会
展望開く世論と運動
 原水爆禁止2012年世界大会・広島の開会総会が4日、広島市で開かれました。海外代表を含め6800人が参加。原発ゼロを求める空前の行動をはじめ、国内外で広がる市民の声と行動が国を変え世界を動かそうとしている流れのなかで、「ノーモア・ヒバクシャ、ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」の叫びを世界に響かせ、「核兵器のない世界」の実現へ、世論と運動のうねりをつくろうとの決意にあふれました。

(写真)原水爆禁止2012年世界大会広島の開会総会に参加した人たち=4日、広島県立総合体育館グリーンアリーナ
 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の坪井直(すなお)代表委員(87)と広島県原爆被害者団体協議会の金子一士(かずし)理事長が紹介されました。あいさつした坪井氏が被爆体験を語り、「夜明けは近いとみています。生きている間に核兵器がなくなることを信じています」とのべると、参加者は拍手で応えました。
 全労連の大黒作治議長が開会宣言。主催者報告をした冨田宏治・国際会議宣言起草委員長(関西学院大学教授)は、核兵器の使用は人類と文明に対する犯罪であり、疑う余地のない「非人道性」だと強調。「核兵器全面禁止のアピール」国際署名をはじめ、さまざまな行動を通じて、核兵器禁止条約の交渉開始を求める広範で強固な多数派を国際的に形成しよう、と呼びかけました。
 冨田氏はまた、脱原発の世論と運動との連帯を発展させ、いかなる核被害者も生み出さない未来を、力を合わせてつくり上げようと訴えました。
 各地の代表が登壇し、地域ぐるみの署名や原爆写真展のとりくみ、米軍欠陥機オスプレイ配備反対のたたかいなどを報告しました。
 松井一実(かずみ)・広島市長が来賓あいさつしました。キューバ、マレーシア、ノルウェーの政府代表があいさつし、世界の非政府組織(NGO)代表が禁止条約の交渉開始を求める草の根の運動を紹介しました。

福島原発 危険手当もらっていますか?

2012-08-03 09:15:59 | 日記
 転載
福島第一原発で働いた労働者が、危険手当の未支給と違法な派遣をされていたという問題で労働局と労基署に申告しました。私が相談を受けた長崎の方です。27日に日本労働弁護団とともに記者会見しました。
 マスコミ関係者は、原発の違法な派遣構造が理解できず苦しんでいたようです。そんな方はブックレット「最先端技術の粋をつくした原発を支える労働」をお読みいただければと思います。上記労働者の関係書類も掲載してあります。下記資料は、告発者と大和エンジニアリングとの「東京電力福島第一原子力発電所構内復旧作業向け契約書」と前田工業からの給与明細書、ほかの資料もブックレットには掲載されています。同契約書の第4条には「各種報道機関からの取材は一切受けないものとする」と記載されています。
詳しくはブックレットで。
また、原発労働者むけのポスターを見て、電話が相次いでいます。「危険手当もらってますか」の言葉に反響が広がっています。名前を名乗らない人もおり、かん口令が徹底されていることがうかがえます。


LNG価格 東電、米国の9倍で購入

2012-08-01 20:51:53 | 日記
 転載           東電、米国の9倍で購入
吉井議員 LNG価格を指摘
 日本共産党の吉井英勝議員は27日の衆院経済産業委員会で、東京電力が、同社の子会社が設立した貿易会社から、火力発電用の液化天然ガス(LNG)を対米販売価格の8~9倍の超高値で購入している実態を示し、東電言いなりに電気料金値上げを認可した政府の姿勢をただしました。
 問題の会社は、東電の子会社「TEPCOトレーディング」と三菱商事が共同出資し、オマーン産LNGの購入・販売権を有するセルト社。同社は米国向けに百万BTU(英式熱量単位)あたり2ドルで販売する一方、東電には9倍も高い18ドルで販売しています。(今年の実績)
 吉井氏は、この問題で東電の広瀬直己社長が「守秘義務があり、存じ上げていない」(26日、衆院消費者問題特別委員会)と答えたことを示し、同社の隠ぺい体質を批判。枝野経産相は「厳しく調べさせていただく」「下げるように指導したい」と約束しました。
 さらに吉井氏は、同じシベリア産LNGの買い取り価格が、袖ヶ浦基地(千葉県)で1トンあたり3万1719円、富津基地(同)で7万4975円と2倍も違うと指摘。「商社は東電に高く売ればもうかる。そのツケは全部消費者に回ってくる」と述べ、総括原価方式と燃料費調整制度の見直しを主張。枝野経産相は「一刻も早くこれ(制度)を変えたい」と答えました。

あきらめず声をあげよう

老いも若きも安心して暮らせる世の中を 最低年金月七万円 戦争する国つくりダメダメ 投票に行かなければ何も変わらない