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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

S

2016-12-07 | 作家別諸々(さ行)




沢野ひとし
の特選日本の名山50
『人生のことはすべて山に学んだ』★★★★★


読みたかった本!
沢野さんの絵もゆるくて好感~
椎名さんとのセットだと余計にそう感じる。

装丁が南伸坊

目がゆく出版社→海竜社(中央区明石だって めずらしい)



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日本には1万6700の山がある。

もう一度、あの山へ行こう



山は遠くから見ているだけでも、登っても、心の琴線に触れる



「山が逃げる」という言葉がある。
いつかあの山へと思っているうちに
月日が過ぎ機会を失うものだ。



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一緒に追ってゆくことにする。


1.利尻山(1721m)

さいはての山

まさしく。
その隣の礼文島に行ったことがある。
利尻島のイメージは利尻富士そしてオレンジの高山植物



2.大雪山(旭岳)(2291m)

国内最大規模のお花畑

関係ないけど、先日地下に乗って本を読んでいたら手元に何か止まった。
ん?と思ってみたらなんと黄色の蝶だった。
わたしの手を離れひらひらと飛んでいった。
みんなの目線がスマホから離れ蝶を追っていた。
どこから来たのかな。

「温泉は見たら入る」

「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」

爆弾と武器



3.トムラウシ山(2141m)

神々の遊ぶ庭

トムラウシとはアイヌ語で「ぬらぬらした、水垢の多い土地」

山は登らないと答えてくれない。
山は登っても答えてくれない。



4.羅臼岳(1660m)

行ってみたい知床半島
根室の夕焼けが忘れられない。

知床の語源は「シル・エトク」と言われ、「地の涯」



5.ニセコアンヌプリ(1308m)

そうニセコ!
ボード行きたかったなぁ~

あの誰もいない雪の中の静寂は何度体験しても幸せな気持ちになる。



6.後方羊蹄山(しりべしやま)(1898m)

羊蹄山(ようていざん)
知人からの写メで知った山

「カムイワッカ(神の水)」

眼下に洞爺湖

登りが優先



7.八甲田山(1584m)

山男には偏屈な者が多い。

下山路は酸ヶ湯温泉に下る。



8.白神岳(1235m)

白神山地
日本初の世界自然遺産

美しいブナ林とクマゲラの山

一度訪れたことがある自然あふれる神聖な場所

ブナの樹海
ブナ林の奥に青い日本海が広がり、そのコントラストが見事である。



9.大朝日岳(1870m)

古くは「剣頭山」

山上の楽園

危険な斜面はまったくない。

山に入ると、都会にいる時はおしゃべりな人が沈黙し、いつもは無口の者が饒舌に話しだす。空の青さが人の性格を変えていくのだ。



10.飯豊山(2105m)

小学校の宿泊訓練の時の部屋の名前が「いいで」だったのを思い出した。
子供ながら「何でいいで?いいでって何?」と(笑)
それから飯豊連峰の白い山並みを意識するようになった。

麓の人々にとっては飯豊山は五穀豊穣を祈る山でもある。

残雪にニッコウキスゲ

山では白湯が一番飲みやすく喉を潤す程度に留めたい。水をガブ飲みすると後々体に負担がかかり「バテル」ことになる。


「かんずり」・・・新潟県妙高市の特産品



11.安達太良山(1700m)

我がスキー場の定番 安達太良スキー場 なつかしい。
去年が磐梯山だったから今年登ろうと思ったのだけど・・・

くろがね小屋



12.高尾山(599m)

知らない人はいない東京のオアシス的身近な山
毎年年末に登っているのが高尾山
さて今年で何度目?



13.鷹取山(139m)

横須賀市と逗子市の境「湘南妙義」

ロッククライミング
うちの目の前にあるボルダリング教室が浮かぶ



14.川苔山(1363m)

奥多摩・・気になる!

登山の基本はゆっくり歩き、決して先を急がないこと。
リズムを掴み、一時間に五分ほどの休憩、それも立ったまま休む。



15.丹沢山(1567m)

カモシカ山行 夜通し山を歩き続けることを言う。

「山は下界と違って静かでいいな」



16.武甲山(1304m)

山頂には日本武尊が祀られている。
全山が石灰石という珍しい山
日光、尾瀬、上信越国境、西上洲、八ヶ岳などの山々が広がっている。

「山には地図と磁石が必携」

登った山を振り返る時、山頂に立った喜びとは別の安堵を感じる。「あの頂に立った」。そう思うと体中に熱いものが走る。



17.大岳山(1266m)

キューピー山

山の山頂でしかめ面をしている人は一人もいない。晴れ渡った空に向かって自然に両手を上げている。



18.雲取山(2017m)

東京都の最高峰。一等三角点がある。

山は裏切らない
山登りの良いところは、へとへとになっても一歩前に進めば、いつかかならず頂上が現れることだ。誰に対しても裏切ることなく達成感を山は与えてくれる。

頂上は雲の中



19.金峰山(2598m)

奥秩父の名は「秩父の奥山」

名著 小暮理太郎尾『山の憶い出』

どっしりとした奥秩父の盟主と呼ばれ、山頂に大きな岩を重ねた、花崗岩の御像石(五丈石)がそびえ立つ。
山名も奈良県吉野の修験道場として有名な金峰山にちなんだものといわれる。

廻り目平キャンプ場



20.甲武信ヶ岳(2475m)

甲州・武州・信州の国境

ヌク沢

暑い日はトマト
ゆっくり吸収しながら体に入り込む。ビタミン・ミネラルがたっぷり含まれているので、水分補給には最高である。塩を振ることによって脱水症状にもならない。



21.巻機山(1967m)

上越国境

米子沢

沢歩き、徒歩の注意
膝をこえる川は渡らない。

沢と沢が合流するところを出合という。
ナメとは沢登りの言葉で、岩を水が舐めるように流れている場所を指す。



22.谷川岳(1963m)

忘れもしない何年か前のクリスマスに山小屋で独りカレーを食べていた。
連れはカメラ片手にどこかへ*
ボードで行った谷川岳
よいお天気で白銀の世界に青空が眩しかった。

「魔の山」だとは知らなかった。



23.白毛門(1720m)

谷川岳東南の展望台


みなかみにあるらしい。みなかみ・・何度通ったことか(笑)


山名は東側に二つジジ岩、ババ岩が門のようにあり、雪が降ると山頂が白髪頭に見えることから付けられた。

「やっぱり山はいいなあ」私は何度も心の中でつぶやく。



24.海谷山塊七三二高地(732m)

日本一のテント場

私はここを「ミニ上高地」と呼んでいる。

雪は山を原始の姿に戻している。すべての音を雪は吸い込み、ひっそりとしている。

桃源郷



25.雨飾山(1963m)

糸魚川市と安曇野郡小谷村との県境にあり、頚城山塊の妙高連峰の西端にあたる。

山名の由来は、雨や天を祀る山、「アマ火山」から転じたもの、山頂が猫ノ耳と呼ばれる双耳峰で「両飾山」とも両が「雨」になったとも言われている。

風の神
頂上の北峰に阿弥陀三尊、大日如来、薬師如来、不動明王の四体の石仏と祠があり、南峰には三角点と山神の石柱が立っている。

深田久弥の山の名著『日本百名山』によって脚光を浴びた山と言えよう。

山を歩きながら人は絶えず安らぎを求めている。



--- ここからは別格 ---



26.白馬岳(2932m)

日本一の標高2100mにある温泉
鑓温泉

宇宙の匂い
都会の喧騒と騒音に慣れた者にとって山は沈黙の世界だ。山に入るとその静けさに耳を傾ける。鳥のさえずり、林を抜ける風の音、植物の匂い、岩のざらつきと五感が鋭くなってくる。とりわけ一人の時は、自然の持っている緊張と穏やかさが刻々に増大していく。

山頂は自然が静かに呼吸している。



27.唐松岳(2699m)

八方尾根

「テントに泊まるのはいろいろあって大変だけど楽しい」



28.剣岳(2999m)

「岩と雪の殿堂」

いで湯が疲れを流す

古くから不動明王として崇められ、信仰の対象として修験者に登られてきた。



29.燕岳 つばくろと読む(2763m)

北アルプスの中でも危険箇所がなく、初心者でも安心して登りやすい山である。

山名の由来は山頂付近の山並みがツバメに似ているから。
あるいは松本盆地から見た時、残雪の雪形がツバメが羽を広げたように見えるからという説もある。



30.大天井岳(2922m)

コマクサと高山蝶の宝庫

常念山脈の最高峰が大天井岳である。

山の服は遭難した時に発見されやすいように、派手で目立つ色が多い。



31.霞沢岳(2646m)

常念山脈最南端の名峰

穂高が一番美しいのは十一月
本来の静けさを取り戻す。稜線には初雪が積もり、モミジやナナカマドが赤く染まり、青い空に三段紅葉が映える。本格的な冬に入る前の穂高の気高さに惹かれて山に入る登山者はツワモノである。


ペミカンを作ってみよう♪
私のペミカンはタマネギ、ニンジン、ジャガイモを細かく切る。それにコマ切れの豚肉、豆。さらにニンニク、コショウ、塩を少量入れ、ラードできつね色になるまでゆっくり炒める。最後のラップに小分けする。ラードが冷えると固まり、持ち運べるようになる。
このペミカンはカレー、シチュー、トン汁に偉大なほど力を発揮するし、一切ゴミを出さない利点もある。



32.常念岳(2857m)

安曇野の象徴

別称常念坊と言われる。春先に、その山腹に現れる雪形が僧侶のようだからだ。徳利を持ち法衣をまとった、あるいは合掌しながら念仏を唱えるような僧侶に見える。

仮に別荘を建てるとしたら、ぜったい松本の小高い丘の上か安曇野がいい。安曇という響き、語感がなんともすばらしい。「あづみの」と聞くと水の音、森、集落、穂高神社、そして常念坊がセットになって私を豊かな風景に導く。



33.槍ヶ岳(3180m)

空を鋭角に突く
ペン先のような鋭い岩峰が天を突いている槍ヶ岳。そのものずばりの命名。
遠くのどこの山からもハッキリとその形が分かる、北アルプス南部を象徴する雄山である。槍ヶ岳を中心に四方に鋭い岩稜が派生している。現在のような尖った形になったのは四つの沢の氷河の侵食と強風による風食と言われる。

「坊主岩小屋」



34.涸沢岳(3110m)

3000mを越す山でありながら北穂高岳から奥穂高岳への縦走路にある「通過点」といった山である。

実力を発揮するのが冬の積雪期である。



35.奥穂高岳(3190m)

北アルプスの最高峰
穂高岳への登山の表玄関が上高地である。穂高連峰を仰ぐ河童橋からの風景は一生心に刻み込まれるだろう。コナラやシラビソ、カラマツなどの大木がうっそうと茂る森。沢沿いの豊富な残雪、岩峰が並び立つ登山道と、上高地から見上げる穂高岳の峰々には山のすべての魅力が上へ上へと積もり重なっている。

涸沢は三方を3000mを越える峰々に囲まれ、登山基地という言葉がぴったりなテントサイトである。


穂高病


徳本峠 とくごうと読む

山で事故が起こるのは、登りより下る時のほうが比べられないほど多い。体が萎えてくる頃の転落事故が後をたたない。山では最後の平らな道へ下りてくるまで油断しないことだ。



36.屏風ノ頭(2565m)

穂高の入口にある大岩壁

ロッククライマーの聖地



37.西穂高岳(2909m)

連峰随一の難コース

全コースを通じて厳しい登下降が続き、行動時間は10時間を超える!!
さらに避難場所となる山小屋や水場、キャンプ地もない。
力の揃った健脚者向きのコースといえよう。

天狗岳


山は高さより静けさを求めて入る。
一人や仲間とひっそりと。



38.赤岳(2899m)

好きな稜線八ヶ岳
会社のデスクにポストカード貼ってるぐらい!

八ヶ岳は赤岳を中心に阿弥陀岳、横岳、権現岳、硫黄岳、天狗岳など
この山塊全体をいう。

赤岳の山名は酸化鉄による赤い岩肌からきたものである。夏の早朝など山全体が赤く染まり神々しく輝く。

赤岳鉱泉

高山植物の中でロマンを感じる花はリンドウやイワギキョウ、トリカブトなど青系の花である。
楚々とした風情があり、咲いたと思うと山には初秋の風が吹く。短い夏のはかなさを思い知る。



39.蓼科山(2530m)

蓼科高原は想いでの場所 山小屋にうっすら積もった雪が光を反射させていた。

諏訪富士とも。
独立峰のため雷が多く、夏の午後は注意することに越したことはない。

北アルプス、南アルプス、中央アルプスが一望できる。



40.焼岳(2455m)

北アルプスの玄関口の活火山
「山は生きている」と認識を新たにする。
上高地に向かうバスが釜トンネルを抜けて、まず目に飛び込んでくるのが焼岳である。溶岩の荒々しい赤茶けた山と、静寂な大正池が劇的に広がる。その対比される風景に山に来た感激が押し寄せてくる。


人は歩きながらなにかを思考している。山に向かいながらいつの間にか自分自身を見つめている。



41.北岳(3193m)

富士山に次ぐ日本第二の高峰。赤石山脈の最北部に位置するのでそう言われる。

山では軽量が鉄則

夜叉人峠

北岳バットレスが圧巻



42.塩見岳(3047m)

南アルプス中央部にそびえる三角形の雄峰が塩見岳である。

麓には塩屋、塩川、鹿塩と塩が付く地名が多い。

山登りのコツは最初の一時間である。一定のリズムがつくまで、とにかくゆっくり足を運び、体が山に対し素直になることが大事

「お花畑がきれいなんだ」



43.茶臼岳(2604m)

『日本山名辞典』(三省堂)を開くと「茶臼」と名が付く山が60ほどある。
そんな中で最も高い山が長野県と静岡県の境、赤石山脈南部の茶臼岳である。

ヤレヤレ峠

どうして山の空気はこんなに新鮮で爽やかなんだろう。



44.富士山(3776m)

見る富士から登る富士

わたしは一生「見る富士」よ(笑)
「富士山は眺めるものでしょ」何人に言ったことか。

初秋から初冬、ヒマラヤに向かうための高所登山のトレーニングの場とされてきた。
冬の富士山はヒマラヤ高峰より危険な山と言われている。
最大の敵は突風と雪崩である。

永遠の山の真理が潜んでいる。


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45.雁ヶ腹摺山 がんがはらすりと読(1874m)

本来「雁ヶ腹摺」とは鳥の通る道、山と山の間のたるみを言う。
この山が有名になったのは、旧500円札の裏に印刷された富士山の撮影地だからだ。

遭難の半分は「道迷い」である。その原因は下山の時に集中している。



46.三ツ峠山(1785m)

河口湖の北東にある。

表登山道は三つ峠駅から5時間ほどで山頂へ行ける。

「水峠」

一番の魅力は、頂上からの展望
御坂山塊の奥に南アルプスが連なり、右側には八ヶ岳連峰が裾野を延ばし、目に前には偉大な富士山!!!



47.御在所岳(1212m)

三重と滋賀の県境に南北50キロに及ぶ鈴鹿山脈、その中央部に位置する。

藤内壁

日本の紅葉に深さを認識


「山登りは自己責任」



48.高千穂峰(1574m)

行ってみたい高千穂渓谷~
まだ未開の地

霧島錦江湾国立公園の中
「火山の博物館」

自然の中で暮らしているうちに、人は次第に浄化されていく。



49.宮之浦岳(1936M)

九州の最高峰

「月のうち、三十五日は雨」と書かれた屋久島

「人間二万、シカ二万、サル二万」と言われるほど動物が多いのも屋久島である。

こんな風景は今までに見たこともない。なんという壮大な景色なのだろう。
真っ青な海の彼方に薩摩半島、種子島、口永良部島、硫黄島、遠く竹島まで見える。



50.七国山(128m)

一番身近な山
東京都町田市郊外にある。

「山は高きが故に貴からず」の言葉を重んじるならば、七国山は低いが品位がある山と言えよう。



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誰でも心の山をかならず一つは持っている。








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今週末も奥多摩☆
そうこの本に載っている川苔山へGOGO→


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