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bye, sylvie guillem








世界で一番美しい身体!

今年、39年のダンサー生活を終えるシルヴィ・ギエムのロンドン公演へ。


最後の幕が降りた時は、
ものごとのあっけなさと
彼女が去ることで、わたしの頭の中にあるダンス界が安定感を失ったような気がし
長いこと無口になってしまった。

最初の演目、彼女のダンスパートナーでもあるAkram KhanのTechne
月の表面のような円形の中に、葉のない白い木がぽつりと浮かんだときは
ああ、これはシルヴィ・ギエム自身なのかも...とさえ思った。

女性デュオのHere&After(Russell Maliphant)は
パートナーのEmanuela Montanariの動きも素晴らしかったし

Bye(Mats Ek)は何回も見たが、
今までのサヨナラは単なる練習で
今回のは本物だったのがきつかった。


彼女が12月に有終の美を飾るのは東京。
日本の人は彼女が最高にいい気持ちで舞台を去れるマナーを心得ていると思う。
いい選択だ。

ちょっと悲しすぎてわたしには見られないだろうが、
見送ることができるなんてうらやましい。
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