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5月最終日のメイフェア









5月と「メイ」フェアをかけてみた。
ああ、全然おもしろくないですね...

メイフェア、前世でとんな徳を積んだらこんなところに
家屋敷を構えられる人生が送れるんでしょうね!


週末からお天気が崩れていたのだが、
今日、5月最終日のメイフェアではテラスでランチが食べられるくらい
お天気が回復



刺身を大盛りで
メインは手長海老のてんぷらを

昼定食のような選択に満足
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le fraisier








娘がピアノ担当のピアノ・クインテットが
1時間だけ練習に来るというので


今、旬で甘くてすばらしく安いため、たくさん買ってある
お隣りケント州産のいちごを使って

何か作りましょうかね


で、あわててフレジェを作った

時間の関係でイタリアン・メレンゲもなしで
(クリームが硬めでいちごとクリームの間に隙間ができた...)

さらにあわてすぎて
上表面に塗るクリームを残しておくのをすっかり忘れ
ナパージュなしのフランボワーズジャムのみで

下手くそ感爆発


それでもミュージシャンのお嬢さん方は
礼儀正しく喜んでくれた


曲目はシューマン・ピアノ五重奏

初夏の日差しにぴったりのごきげんな曲

芍薬がますます美しく咲きそう...(<しつこい)
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my peony








一つが咲いたら一気に咲き始めた

うれしくてたまらない


毎朝起きたらコーヒーよりも先に
一番に様子を見に行くのが何よりの楽しみ
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emerging dancer 2017




イングリッシュ・ナショナル・バレエが若手・新人ダンサーの中からトップを選ぶコンクールがあり、今年は絶対に金原里奈さんが受賞されるだろうと思い、いそいそ馳せ参じてきた。


結果、受賞されました!


そりゃタマラ・ロホ(Tamara Rojo)の秘蔵っ子ですわ。

金原さんの踊ったエスメラルダは、他の若手・新人ダンサーとは次元が違った。
(タマラ・ロホ本人のエスメラルダは人類の宝だ。YouTubeでご覧になってみてください)

金原さん、フッテの失敗が残念だったと言えばそうに違いないが、そんなことは問題にならない音楽性、表現力、バランスの力強さと正しい美しさ、すばらしい存在感で、あの難しい踊りで会場を沸かせた。

つくづく、何かが「上手い」というのはその都度、瞬間瞬間、今がどんな状況か判断し、最適解を見つけるのが早くて上手い、ということなのだなと思った。

その、「直感」と呼ばれる「その都度、瞬間瞬間、今がどんな状況か判断し、最適解を見つける」能力は、なにも才能のある人だけに備わっている超能力などではない。自分の過去の地道な訓練の中から最適解をひっぱりだしてくる能力だ。
つまり、練習の積み重ねが多ければ多いほど、正解分母が大きくなり、たったひとつの最適解を取り出すチャンスも大きくなるということですな。


若い人はそれだけで美しい。
若いダンサーはさらに色々な意味で(容姿は当然、努力、虚心、高い目標を持つこと、矜恃、謙虚さのバランス)ほんとうに美しく、見ているだけでこの世界を肯定でき、幸せになれる。

世の中が暗からこそ、心からの尊敬と祝福を捧げたい。
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paradise garden




わたしの欲しいものリストの筆頭は、ブチェラッティの宝石でも19世紀の寝椅子でも北野のマンションでもない。

モロッコの建築「リヤド」が、わたしの欲しいもののトップになってからもうだいぶ経つ。

リヤドは、右写真の売家広告(笑)をご覧くださったら話が早いのだが、モロッコの伝統的な家屋で、

"a traditional Moroccan house or palace with an interior garden or courtyard"
"with two or more storeys around an Andalusian-style courtyard that contained a fountain"(ウィキペディアより)

「2階か3階建ての建物で取り囲んだ、噴水を含んだアンダルシア式の内庭があるモロッコの家屋」だ。

漢字の「口」の形をした2、3階建て建物(中庭に向けて扉がある)と、コロネードのある回廊が、水のある中庭を囲んでいるのが基本で、この中庭は決して土のある庭ではなく、石かタイル敷きでなくてはならない。

閉じ込められた庭というよりは、天井がない開放的な部屋という感じの中庭だ。


もともとハイブリッド文化(矛盾しているかも。文化とはハイブリッドなものなのだ)が大好きなのだが、なぜこれほどにもリヤドに恋い焦がれるのだろう。前世はアラブの商人だったのだろうか。

写真集を眺めたりするだけでは飽き足らず、最近は上の写真のようなモロッコの売家の広告を眺めたりして...


リヤドは起源的には、例えばローマ時代のペリスタイルのある家屋の遺跡がモロッコに残っている。中世ヨーロッパが無視したギリシャ・ローマの文化を引き継いだのがアラブだ。
その後、ビザンチン様式の影響もあったはずで、8世紀頃にはウマイヤ朝がイベリア半島に遠征、11世紀頃ムラービト朝がイベリア半島を征服してスペイン職人(ロマネスク様式を携え?)がモロッコへ送られた。
そして建築を含めた文化が発展、それが再びイベリア半島に伝わってアンダルシア文化の黄金時代を迎え、それがまたモロッコへ逆輸入され...という感じなのだろうか。

アラブ建築関係の本をこれから読んでみるつもり。


それはそうと、西ヨーロッパ生活にもどうにかリヤドを取り入れられないだろうか。
しかし、屋根のない(日よけとして天幕を張ることがある。これがまた優雅)石敷の中庭というのは、やはりあの気候あってこそだろうと思う。
英国やベルギーで取り入れても、中庭だけでなく、中庭に面したどの部屋も暗く寒くじめじめ...などというオチがついてもたまらない。

そういえばブルージュにはリヤドに似た作りの建物がある。
16世紀、スペイン=ハプスブルグの支配下に入った時期以降にスペインの影響で建てられたのだろう。
また、中世に起源のある僧院や大学は中庭のある建物が多い。これらの中庭は土のある庭で、リヤドの中庭とは異なっているのだが。


わたしはモロッコかアンダルシアに住んでもいいなあと思っているので、本物のリヤドに住むのも完全に夢ではない。
夢は大きく。

とりあえず今は、太陽が出ると北アフリカのように気温が上がる温室(ビリヤード台なら3台入れて、ソファも加え、プール・バアにできるサイズ)が手に入ったので、リヤドの中庭にはならないが、ここをなんとかペルシャに起源のある「パラダイス・ガーデン(天国の庭)」風にできないかと...

夢は大きく!


写真を眺めて夢を見る日々。
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