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12月のお菓子



クリスマス・リースに見立てたパリ・ブレスト、
ピスタチオのディプロマット・クリームに
アーモンドスライスとアマルフィのレモンの砂糖漬けがアクセント。
写っていないが、モスグリーンのベルベットのリボンを飾った。このリボンが素敵だった!
思いっきり金箔をふったら、皿から空中に舞って...




簡単で失敗もなしゆえに何本も焼いたブッシュ・ド・ノエル、
こちらはエスプレッソ風味の生クリーム、ナポリのマロングラッセ、ブルージュのチョコレート。
奥に写っているのは英国でこの時期に食べるミンス・パイ、中身はアルコール漬けのフルーツ。
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神秘の降誕





「いと高き所には栄光、神にあれ。地には平和、主の悦び給う人にあれ」
ルカ伝福音書第2章第十四節

ボッティチェッリ『神秘の降誕』ロンドン・ナショナル・ギャラリー蔵
ボッティチェッリの署名がある作品二枚のうちの一枚 
別の一枚は『神曲』挿絵デッサン

偽預言者によって殺された預言者は、やがて神の力によって蘇り、
人々は神の栄光を讃える、と
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クリスマスはあちこちに ブルグ広場のクリスマスツリー




金曜日の夜が一番わくわくするように、旅行は準備が一番楽しいように
このシーズン中、一番輝いているのは24日、クリスマス・イヴ!

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クリスマスはあちこちに ブルージュの馬車





Animals at Work

赤が似合っているのは馬だけではなく、荷台のパグ君も...
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クリスマスはあちこちに gruuthusemuseum




数年越しの改装を経たGruuthusemuseum (グルートフーズと表記されることが多いようだが、実際はわたしはグルトゥスと聞こえる)のバルコニーから、右隣に聖母教会と左手にボニファティウス橋を眺める。 

この博物館の建物は、15世紀にビールの香料を仲買し、富と権勢を誇ったGruuthuse家族が住んだ家屋敷を再利用している。


14世紀から16世紀の半ばごろまではヨーロッパ一繁栄した都市だったブルージュが、交易の中継地として、仲買、為替、海運、またそれらを支えた毛織物産業その他でいかに栄華を極めたかを、数は少ないが残された文物を用いて説明展示する。

ああ、今は昔。
現在のブルージュを見て、ヨーロッパ一だったなどと誰が確信できるだろう。写真に撮って映えるブルージュの風景がハリボテではないことを知らしめるためにこういう展示はぜひとも必要なのである。


16世紀以降はブルージュの運河が堆積で利用できなくなり、斜陽となったが、再起をかけて新しい港を設備した。
また19世紀には英国のネオ・ゴシックブームに乗っていかに現在の観光都市としての基礎が整えられたかなどまでを見学できる。


バルコニーから眺める夕暮れの街(とは言ってもまだ16時ぐらいなんですけど)が、昔日を語るミニチュアのクリスマス・ビレッジのよう。
橙色の室内灯が暖かく懐かしく美しい。

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