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ロンドン、11月最終日








今しがた乗ったUberの運転手さんが

今年はクリスマスのライトが少なくて寂しいね!

僕はムスリムだけどね! 30年ロンドンに住んでいるから!

と言っていた

すてき、ロンドンすてき
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変形ツリー








今年は数年ぶりにブルージュで使ったきりになっていた
白の3メートル弱のクリスマスツリーを出した

しかし、ライトが一部壊れていたためデコレーションしないままになっている
この週末頑張ろう


この写真は
何ももみの木型のものに飾りを吊るさなくてもいいのである
と教えてくれるセンスの良さ

あやかりたい


こういうのを天井からダイニングテーブルに下げたい
この円錐の金具はもともと何なんだろう? 
このデコレーションのために作られたのかな...


ピーターシャム・ナーサリー@コヴェント・ガーデン
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amore by svetlana zakharova








現代バレエ界の正真正銘のスーパースター、「女神」スヴェトラーナ・ザハロワのAmoreを鑑賞した。

Francesca Da Rimini
Rain Before It Falls
Strokes Through The Tail

の3本立て。

公になった時にすぐチケットを入手し、ものすごく楽しみにしていた

のだが...


期待が大きすぎるのだろうか、それともどんな内容の振り付けや演出も彼女に追いつくことができないのだろうか、何かがすっぽりと抜け落ちた公演だった。

彼女がアーティストとして創造をしたいのは理解できるが、この内容ならクラシックを演じた方がずっと彼女の唯一無二性がにじみ出て独創的だと思った。


Francesca Da Riminiは、ダンテ「神曲」に題材をとったこと、チャイコフスキーの音楽、舞台装置(ロダンの「地獄門」)はとても良かった。

スヴェトラーナは受け身すぎて、綺麗な、綺麗な、綺麗なだけのお人形さんに見えた。
ルネサンス期の極端に美化された女性像なので、地獄に身を落とす不倫をしていても清らかなままであると解釈することもできるが、とても恋愛に身を焦がす女性には見えない。

相手役のボリショイのプリンシパル、Denis Rodkinも美しい男性ダンサーだ。しかし、フランチェスカのスヴェトラーナに対してより、パオロ役の自分の魅力の方に夢中なんじゃない? という感じがしてもの足りなかった。

つまり、地獄に落ちる覚悟の恋愛をしている2人には見えなかったのです...


素晴らしかったのは敵役ジョバンニのMikhail Lobukhinだ。彼は熱く強く醜いと同時に美しく、圧倒的で、まるで「白鳥の湖」のロットバルト...

そうだ、この演目、「フランチェスカ・ダ・リミニ」だと知らなかったら、きっと「白鳥の湖」にインスパイアされた作品だと思ったかもしれない。



Strokes Through The Tail「雨、降る前の」というタイトルも魅力的だ。わたしは一番良いと思った。でもなぜ3人なのか? スヴェトラーナとこの作品を振り付けたPatrick De Banaの2人だけでよかったのではないか?
この作品もスヴェトラーナが受け身なだけな気がして(パッシブ・アグレッシブさもなく)、何かが足りなかった。

彼女は2人の男から求められる受け身な女を演じるのが好きなのか? 
それとも振り付け師がスヴェトラーナにはぜひそういうキャラクターを演じてほしいと願うのだろうか。



最後のStrokes Through The Tailは...
観客席から笑いが起こる作品なのだが、とにかくやりすぎ。コメディを面白く演じることに注力しぎてすべりまくり。スヴェトラーナも、5人の麗しい男性ダンサーも、とにかくもったいない。わたしは苦笑すらできなかった。


スヴェトラーナは、モダンは、もしかしたらソロで無生物と踊った方がいいのかもしれない。
彼女が椅子と踊るRevelationとか、最高じゃないですか。


(写真はtelegraph.co.ukから。CREDIT: ROBERTO RICCI)
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開発キッチン




Claridges内のレストランFeraにはDevelopment Kitchenがある。

レストランで実際のメニューにあがる前の試作品をフル・コースで、シェフを目の前に6席のカウンターでいただく趣向だ。

今年になってシェフがかわり、それとともに以前は「アウリス」だった名前が落ちて、単に「開発キッチン」になった。

開発キッチンは毎日は開催されていないため、シェフ代替わりからしばらく行けていなかったが、やっと機会が巡ってきた。


「アウリス」だった頃はもっとアグレッシブな感じがしたが、ロンドンで食べる料理にしてはさすがに美味しく、そして何より面白い。

より一般的に受け入れられるべきメニューになる前の試験的料理なので、素材も料理方法も予算も比較的攻め体制だ。

6人のみに料理する料理は何十席もある本レストランで出すものよりも発想や手間のかけ方、予算が違うなどという話はとても刺激的で、もちろんわたしのミーハー心をたっぷり刺激する。

「高価な食材も使っているが、一番高価なのは下準備にかかる労働力、例えば48時間つきっきりで食材の状態を観察するための経費だ」とシェフは言った。



先月の神戸でも神様の食べ物かと思うくらいおいしいものをたくさんいただいた。この開発キッチンとの共通点をあげるとしたら、どのシェフも若く、果敢で恐れがないこと、下準備にとてつもなく長い時間をかけることなどだろうか。

他には、彼らは絵画の心得でもあるのか? 盛り付け方のセンスがすばらしい。このセンスは持っている人は持っていて持っていない人は持っていないたぐいのものなのか。


魚の火の通し方、西洋ゴボウの料理の仕方(バターで揚げた)、ケイルの乾燥方法、ココア・ソイルのよい作り方。

飲み物はワインの代わりに水出しの玉露と、奈良県で作られているお茶(アッサムティーとの組合せ「奈良ブラック」、これがすばらしい!)など、クリスマスのパーティーの参考に...なりますかね、

盛り付け方程度なら...


小心者なので、普段、食事の写真は撮らないのだが、どんどん撮ってほしいとのことだったので遠慮なく。

写真を残すと勉強になる。
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mayfair lady








宿泊ホテルの前の花屋の店先

凍えそうな店先がちょっとゴシック的に美しく
このまま薔薇は水と一緒に凍ってしまうのかも...と
しばし見とれてしまった


メイフェアの花売りといえばイライザですね
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