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異空間、トラファルガー広場








ロンドンのへそ、トラファルガー広場。

おとといの超勘違い記事(ディズニー・プリンセスのやつ)に関して、
次々と(つっこみ)メールをいただき、穴があったら入りたい状態...

いいや、忘れよう。ここは喫茶モエなのだから。


トラファルガー広場には少なくとも6本ほどの大きな道が放射状にぶつかっており、
もしかしたら百鬼夜行の通り道なのかもしれない。
もちろんわたしが妖怪の一人だ。

着ぐるみの大道人間もたくさんいるが、あれは本当に着ぐるみなのか?


この広場では「まだモデルや女優業をやっていないなら考えてみませんか?」と
本人がモデルのような女性カメラマンにスカウトされたこともあり

常識やスタンダードが通用しない、ゆがんだ空間
異次元的なエリアだと思っている。
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休暇の過ごし方と幸せを感じる時




「旅先での過ごし方と幸せを感じる時」は?

このような質問をまずAさんからいただいた。
続いてOさんからほとんど同じ質問を受け、今までほとんど無自覚だった自分の休暇の過ごし方と、その間に体験する幸せについて考えてみた。

Aさん、Oさん、ありがとうございます。


旅先では何をし、何を幸せと感じるか。

わたしが幸福を感じるのは感動を誰かとシェアしている時だ。
「これ、すごくおいしいね!」とか、「うわ、あの色見て...」とか。

同伴者だけにでなく、周りの人にもつい話しかけたくなる。
若い頃から関西おばちゃん気質。おばちゃん性、万歳。

人がいないときは木々や鳥に向かって「うん、暑いねえ」とか(笑)。

だからインスタグラムやツイッターなどのSNSで、感動をシェアしたい人の気持ちはよく分かる。
わたしがブログを書いて楽しい理由の一つは誰かと感動をシェアした気になるからなのだろう。


もうひとつは「はかなさ」「諸行無常」「時間の経過」を目撃する時だろうか。

遺跡。
館の落ちそうな窓枠。

過去のある時間ある空間内で人々が最も大切だと考えたもの、例えば教会や祭壇のトリプティク。
極端に美化された聖人像、悲劇的な聖母像。

満開の花、空の色、波の形。
氷が溶けて水滴がたくさん付いたグラス。

どこからか聞こえる笑い声、音楽。ローカルな音楽会。
夕焼け、朝焼け。

2度とは会わないであろう給仕係、
2度とは訪れないであろう高速道路のサービスエリア。

見事に日焼けした美少年
老夫婦
仕事を終えて帰る人。

旅は、旅自体がいつか終わる「はかない」ものだからこそ盛り上がる。
その限られた時間の中で起こる数々の小さな「はかなさ」は、あじさいの手まり咲きの花序と、それを構成する小さな花にあたる。



過ごし方としては、時間配分に気を配って観光に勤しむでもなく、リゾートの定位置でずっとくつろぐでもなく、強いて言えば「のんびりするためにどこかに出歩く」タイプだ。

ガイドブックの見どころをすべて網羅するのも苦手なら、部屋付きのプールや目の前の海岸でずっとのんびりするのも苦手。まずどこかに移動してからのんびりするのが好きだ。

例えば近くの廃墟を見に行ってから、麓のカフェで飲みながらグタグタするとか、どうってこともないギャラリーをわざわざ見に行って、近くの飲み屋で夜中までとか、伝え聞いたレストランやビーチに(以下略)...そういうパターン。

夫も娘もマリンスポーツをしたがるので、一人でぶらぶらする時間もたくさんある。同じ道を行ったり来たり、ホテルから出て地元の居酒屋で読書...大好きだ。


もちろん観光も大好き。
自然よりは人工の方が断然好きで、また、「(文化背景によって)人は何を美しいと思うか」ということに人生一番の興味があるので、美術館や歴史的建造物はできるだけ網羅したい方。
しかしその合間合間に「ダラダラ飲む食べる」を必ず入れるため、結局大した数は見られず、「また来年も来よう」と決心することが多いのだ。



ああ夏休みが永遠に終わらなければいいのに。
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self-portrait




夏場、バカンスで着る服をあれこれ妄想し、調達するのはわたしの大きな楽しみだ。

今年初めて買ってみたブランドにはオーストラリアのMLM、英国のDavid KomaとSelf-Portraitなどがある。
フランスのRochasはデザイナーが少し前に変わってから愛用している。とてもパリっぽい服とわたしは思うのだがどうだろう。パリに行く時は必ず着て行きたい!


この初夏に調達したロンドンのブランド、セルフ・ポートレイトは、「なんて美しいドレス! どこのブランド? どこで買えるの?」とあちこちで聞かれ、ずいぶん売上に貢献したと思う。ルフトハンザ内でモデルのようなキャビン・アテンダントに尋ねられた時は得意な反面、「同じ服を着て並びたくない」と思った。

褒められると娘にはからかわれるので、「服を褒められる時はデザイナーが褒められているということで、わたしが褒められているわけではなく、別にうれしくはない」と言う。実は少しはうれしいが、娘に「服装が褒められるイコール自分が褒められている」と勘違いする人になって欲しくはないじゃないですか。


先日、トラファルガー広場で人と待ち合わせしていたら、英国中北部から来たであろう母娘が
「娘があなたのことをディズニーのプリンセスのようだと見とれているので一緒に写真を撮らせてください」と。

再度断っておくが(もちろんか)プリンセスみたいなのはふんわりしたスカートのセルフ・ポートレイトの服が、ですよ。トラファルガー広場の反対側から目を細めて、めちゃくちゃ好意的に見たら、50近いわたしもそう見えるのかもしれない。姿勢だけはいいので。


こちらでは年齢がどうとか、体型がどうとか、色白かどうかよりも、似合ってさえいれば女性を褒める。
褒められたら調子に乗ってしまいそうになる自分の性格を抑制しなければならない。
自分をどれだけ突き放して客観的に見られるかがおしゃれの肝だ。
だからわたしは自画像(セルフ・ポートレイト)をこれ以上肥大させないようにしたい。

今日はうまいこと着地したつもり。笑。
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ロンドン展望レストラン








来客がシャード内のシャングリ・ラに移ったので、お相伴で。
シャングリ・ラは、ホテルとしては場所(ロンドン・ブリッジ)が
あまり...だと常々思うのだが、いかがだろう。
わたしがディープなロンドンを知らないだけか。


昨夜は35階の、日本人は絶対好み、中華ひねりのフレンチTingと
52階のバアGong、
今日のランチは今から他のゲストも迎えて32階のOblixで。

Oblixにはレストランとラウンジがあり、ラウンジからの眺めの方が好み。
花よりだんご、しかも高所恐怖症のわたしとしては、
シャードの展望台(有料)に上がるよりもこちらのお得なランチの方がおすすめ。
お得なランチはラウンジ側のみのメニューなので注意!

同じ32階に中華(Hutong)もある。



高いところにあるレストランとしては
シティのヘロン・タワー内ダック&ワッフル(40階)は
超カジュアル、週末のブランチが人気、

ウォーキー・トーキー内、スカイ・ガーデンのレストラン(36、37階)
はビルの中に入れ子状になっていて


もっとおいしいお店は地上にいくらでもあるが
どこもまずロケーションが売りということで。

ロンドンを上空から眺めるのはなかなか楽しい。
お客さんは絶対に喜んでくれる。
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芸術と工芸生活




Kさん、もちろん参りましたとも!

グエル公園。

「芸術は庶民の生活に密接したのもでなくてはならない」

わたしも啓蒙されたい! 
ガウディやモリスのデザインの家に住んで
トルストイに説教されつつ生活したい!





......


最近またイベリア半島に強烈に惹かれていて
一昨年はアンダルシア、
去年はカスティーリャ、
今年はカタルーニャ(そういえばポルトガルも)を
見ることができたので

今年の冬あたり、バスクに行きたい。
ついにまだ見ぬ憧れのビルバオへ!
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