ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

厳しい進路

2009-12-22 16:39:25 | PTA・教育
就職氷河期「今年は無理」高校生苦渋の進学(読売新聞) - goo ニュース

 今年の就職戦線は「氷河期の再来」とも言われる厳しさで、大学生だけでなく、高校生も就職難にあえいでいる。
 昨秋の「リーマン・ショック」以降、企業が採用を控えているためで、高校生の中には就職をあきらめ、専門学校などへの進学に切り替える動きも目立ち始めた。指導する高校教諭からも「期待できない求人を待てとは言えず、やむを得ない。ただ、家庭の事情で進学できない生徒もいる」と苦渋の声が聞こえてくる。
 宮城県内の公立高校。就職を目指していた3年生の女子生徒(17)は先月、専門学校進学に希望を変えた。10月に和菓子製造・販売会社の就職試験を受けたが、採用予定はわずか2人。4人1組の集団面接が何組も続いた試験では、思いをうまく伝えられず内定を逃した。「今年の就職活動の厳しさを実感した」
 11月には80社の合同面接会に出向いたが、約1000人の生徒でごった返し、面接まで1時間以上の行列ができる企業も。あまりの混雑に「今年は無理。資格を身に着け、再挑戦しよう」と考え、就職活動を終えた。
 進学先は学費負担が軽い公立の専門学校に決めた。「来年も厳しいと思うが、パソコンの資格などを取り、少しでも有利になるよう頑張りたい」と意欲を見せた。
 別の女子生徒(17)は大学進学に切り替えた。10月に倍率4倍のメーカーで内定を得られず、11月には倍率25倍の法人に挑戦したが、面接にもたどりつけなかった。女子生徒は「大学を卒業する頃には状況が良くなっていればいいのですが」と話す。
 同高の進路指導担当の男性教諭(45)は「就職希望の生徒のうち、4割ほどが決まっていない」とため息をつく。2002年前後の就職氷河期では、派遣の仕事も「最後の選択肢」としてあったというが、今年は派遣会社からの求人もない。「今年ほど積極的に進学を勧めた年はない」
 高校教諭らでつくる「日本高等学校教職員組合」が、組合員を通じて28道府県の403校を対象に、10月末現在の高校生の就職状況をアンケート調査したところ、「就職から進学」に変更した生徒は843人で、「進学から就職」への変更(351人)の2・4倍に上った。同組合の佐古田博副委員長は「就職をあきらめる生徒がこれほど多いとは。先行きが見通せない今年の就職状況を反映している」と指摘する。
 アンケートに答えた現場の教諭からは「求人が少ないため、進学に変更可能な生徒は変更させ、できるだけ就職希望者を減らした」「生徒の1割が進学に変更した」といった指摘が寄せられたほか、「家計にゆとりがなく、就職から進学に変更できない生徒も多い」という悩みも届いている。


PTA進路委員会の担当の私。
次年度の活動を検討する為に、進路指導室にお邪魔する。

「就職組…どうですか?」
「70%は何とか決まりました。
 でもね、残りは求人がないんですよ。」

これが現実。

次男は、高校3年生。
進路の三者面談では、元々進学の希望でもあったけれど、軽い気持ちで就職は考えないようにと話しがあった。
「今なら2年後、4年後の方が期待できるでしょう…」

今までは、どちらかと言うと進学の指導に手が掛かったようだが、今年は就職の方でピリピリしている。

整容指導も、かなり厳しく言い聞かせているようだけれど、子供たちは甘く考えている。
眉だって、1週間やそこらで生え揃うはずもなく…
大概、問題になるのは、進路説明会に参加しない親の子だと言う。

次男坊は、指定校推薦で進学先が決まり、のん気。
私たちは、財布の中身と相談して…ため息。

進路の決まらない友人やセンター試験組など
まだまだ、気が許せない高校3年生なんだよな~。


 
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自覚を持て

2009-12-10 16:20:52 | ニュースから
ダル“飲酒生徒”に「見守ってあげることも必要」(スポーツニッポン) - goo ニュース

今秋ドラフト会議でロッテから指名された県立高校3年の男子生徒が沖縄県石垣市内で飲酒したとして補導されていた問題について、ダルビッシュは「つぶすのは簡単。温かく見守ってあげることも必要」と持論を明かした。
 自身も18歳だった1年目の05年2月、沖縄県内のパチンコ店での喫煙場面を写真誌に報道され、球団から無期限の謹慎処分を受けた。その後は勤勉な練習態度で才能を開花させただけに「僕もそうだったように社会人になっていないから分かっていない部分もある」と話していた。



ドラフト会議の時、兄に次いでがんばったな~、なんて思っていた。
特に、この学年は次男と同じ歳なので、思い入れが違う。

やっぱり、自覚が足りない
高校野球の掟のような、連帯責任から開放されて、部活引退して、進路が決まって
だからって、大人になったわけじゃないのよ

でもね、切り捨てればそれでOKなわけじゃない。
責任が負えなければ、きっちに反省。
ダルビッシュ選手の言葉、きちんと届いてくれるといいな。
家のかわいいバカ息子たちも、まだまだ心配も多いし…



赤星選手の引退も残念。
でもね、ご両親に『よくやった』って、言ってもらえることもすごいよな。
そんな、生き方も大事だと思う。


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資源回収

2009-12-10 15:24:44 | がんばれ!PTA
PTA活動に、資源回収と言うのは付き物のようだ。
小中学校では、当たり前のように行ってきた。
たぶん、学校や教育施設充実を目的にしているのかな~。

自治体のリサイクル奨励金等の給付があるので、金額的には大きい。
最近は、古紙を輸出するので、単価が安定しているみたい。

さて、実際に実施するには、準備するスタッフは大変。
無事にできればOK

そんな風に考えていないだろうか?




どうしても、年末は量がでるので、集中しやすい。
この辺では、小学校と中学校の回収が重ならないように、事前に協議している。

しかし、今年は資源回収がない。
自治体の資源回収に出すよりは、地元の子どもたちの為にと思い、溜めておく。
どうして、こんな風になってしまったのだろう?




私が役員の時、理事会で…
『もっと早く始めて、早く終わりにしたい』と意見を言った方がいた。

その時に、
『私たちの都合ではなく、出して下さる方の気持ちになって計画しましょう。』
と言われた先生がいらした。

そうなのです、協力をしてくださる地域の方の身になって考えなければいけないのです。

週末のお休みの日に、朝早くに起こして荷物を出せ…なんて、言えない。
開始時間や回収品目の統一も、大事かもしれない。


事業は、目的がハッキリすれば、何をすべきかが見えてくるはず。



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高等学校の学生食堂

2009-12-06 10:29:59 | PTA・教育
最近、テレビ番組等では、豪華な・特徴ある大学の学生食堂が紹介される。
ちょっぴり、お邪魔してみたい
次男の進学予定先の大学にも学食があるが、本人曰く『普通』だと言う。


さて、高校の学食はどうなのだろう?

次男の高校は、この春、業者が撤退してしまった。
そこに、違う業者が入って、運営している。
しかし…
実際は、運営が厳しく、このままでは撤退の可能性もあるらしい

隣市の進学校からは、この業者にオファーがあった…
隣町の高校は、1月1日から業者が撤退するとか…

これが現実なんだ~ と、ショックを覚えた。


学校側は、表立って宣伝業務はしにくい。
そこで、PTAが昼食というテーマで調査をしたところ…
 弁当持参率が9割という結果。

これは、すご~い
これじゃ~、食堂が盛り上がらないはずだ

でもね、利用しない理由に
メニューが少な過ぎる。
厨房の人数が少なく、待たされる。
売店商品が売り切れてしまう。
なんて、書かれている。

業者も、利幅が狭いため、人件費を削るしかないらしい。
売り切れを恐れ、安全な数しか出さない。
この辺が、悪循環を招いているように感じる。

私たちも、試食がてら食堂にお邪魔したけれど…
食券の券売機の前で、『選ぶものがない』と率直に感じた。
ラーメンもないんだもの
味付けも、少し甘めの女性向き。
ボリュームもなく、男子では物足りない。


充実した、高校の学食もあるとは思うけれど、このような現状のところも多いのだろう。
この調査を元に、昼食に関するレポートを保護者全体に流そうと思っている。
(内容は、学食だけじゃありませんよ
食堂運営委員会にも、報告をして活用していただこうと思っています。

利用者が少ないけれど、無ければ困る子どもも多いから。
だって、駅からの通学路にコンビニが1軒もないんだ。
コンビニの単品購入(おにぎりだけ、パンだけみたいな)も気になるし…

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子どもも、大人も…

2009-12-01 16:28:18 | PTA・教育
暴走中学生 暴力行為激増 小学生も最多(産経新聞) - goo ニュース

~ 前略
■家庭教育に「格差」の影
 「家庭の教育力の急激な低下が起きている」と指摘するのは、高橋史朗明星大教授(教育学)。
 高橋教授によると、約10年前、情緒不安定な幼児が目立つことが保育士へのアンケートで分かり、保育園の「学級崩壊」と話題になった。今の中学生は、ちょうどこの世代に当たる。また、親が学校に理不尽な要求を行う「モンスター・ペアレント」が問題視され始めたのも約10年前だ。
 「この10年の日本社会で大きな変化といえば、格差の広がりだ。格差社会が人生の夢を奪って親の心を狂わせ、家庭教育にも影響を与えている。そうした変化の中で育ってきた世代が今、中学生になっている」と高橋教授は説明する。
 宮川俊彦国語作文教育研究所長は「インターネットやテレビの言語が荒れ、感情や感覚の直接的な表現が主流になっている」と、暴力の背景に最近の言語状況があることを指摘。「影響を受けた子供は深い思考や、自分の感情をいったん受け止めてから表現することをしなくなる」と話す。
 暴力を振るう子供が「感情を抑えられない」と指摘されることについて、明石要一千葉大教授(教育社会学)は、「家庭裁判所の裁判官によると、“キレた”子供の多くは、小学3、4年のころに仲間と秘密基地を作るといった“チョイ悪(わる)”の経験を持っていない」という。
 「善悪の判断を体得せずに体だけが大きくなり、教師や仲間と対立したときに自分を抑えて引くことができない。今の中学生は節分でも鬼役をしたことがないような育て方をされた世代ではないか」と明石教授は指摘している。(鵜野光博)


家庭教育力が低下したと言うことは、ずいぶん前から言われている。
私も、何回か書いているけれど、本当に低下したのか?

家庭教育にも格差が生じているのだと感じる。

この夏、高校のPTAの懇談会で、服装の話になった。
保護者からは、服装の乱れに対し、もっと指導をして欲しいとの要望があった。

当たり前のこと…
でもね、保護者の一方的な要望に頭にきてしまった。

「学校でいくら指導しても、自宅でリセットされてしまっては、意味がないんじゃないですか?」
服装の乱れ、生活面は、家庭での指導が基本でしょ?
その事すら、忘れられているような気がして…

全ての家庭がそうであるとは思わない。
この格差が、問題なのだと思う。

問題定義ができても、解決策はみつからない。
でもね、言わなければかわらない。


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とっても、気になる言葉

2009-12-01 15:27:04 | PTA・教育
事業仕分け作業…
何だか、とってもスッキリした気持ちになれない。
この作業自体は、必要だと思うけれど…

何か、一つの筋が通っていないような気がする。
方向性が見えないと言うか…

読書は×で、映画は○?
今後の流れが気になるな~。


さて、私の気になることば
父兄

最近、テレビでも会合でも、保護者に向かって「父兄のみなさん…」なんて、言われる。
そこに、父さんと兄さんがいるんかい

以前は、教育行政から、この表現は使わないようにとの注意があった。
つまり、男女平等という観点から、問題視されていた。

PTAの会合なんて、大半が母親なのに、このような表現で挨拶されると、『帰れ!』と言われているように感じる。

最近は、あまり気にしないで使っているように感じるが、そのような細かな配慮が必要だと思うのだけれど…


事業仕分けで、国立女性会館の方が…
「今、なぜ女性なのか…」(たぶんこのような表現だったような…)

全ての方が、男女平等という状況ではない。かけ離れている方も、まだまだいる。
あの施設の運営が、どうのこうのと言うわけではない。

ただ、あの映像を見てから、特にこの表現が気になって仕方がない。

Comments (2)
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