ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

乳がん闘病記 その16

2024-02-23 10:35:09 | 乳がん
2月22日
放射線治療の位置決めの為、CT撮影に行って来ました。
マーキングするので、上半身は裸です。
覆えるように、バスタオルが用意されてました。
と言っても、撮影が始まれば外されてしまいますが・・・
やっぱり、あの傷は見せなくていいなら見られたくないのが本音です。

時間は、それほどかからないのですが、マーキングはスゴイです。
夜、旦那に見せたら、吹き出して笑ってました。
旦那は、申し訳なさそうに謝っていましたが、その気持ちはよくわかります。
お腹から胸まで大きく黒のマジックで書かれてますので、他人には絶対に見られたくないです。

その後、30分ほど治療についても説明を聞きました。
平日に25回連続で治療するらしいので、今月29日~4月4日まで。
長いような、治療全体では短いような、微妙な感じです。
最初に言われたのは、マーキングを消さないように。
消えたら、連絡をして書きに来てくださいって。
いや~、往復1時間半なので、絶対に消さないようにしないと・・・

副作用も色々とあるけれど、確率の高いものを中心に説明してくれました。
放射線宿酔は、一時的に気分が悪くなったりするようです。
皮膚炎は、80%ぐらいの人に出るようです。
軟膏等は使用しないで、はっきり言うと耐えるのだそうです。
締め付けるような下着はNG。体は、泡で洗う感じだそうです。
入浴剤や温泉もNG。
食道炎は、鎖骨リンパ節の照射すると、飲み込みに違和感が出てくる人もいるらしいです。
堅いものや刺激物はNGみたいです。
そうそう、アルコールやたばこもNGです。

細かいことも色々と聞いちゃうと、気持ちが滅入ってしまいます。
そういう時は、自分に全部該当するわけじゃないって落ち着かせます。
でも、皮膚炎は絶対に出るな。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乳がん闘病記 その15

2024-02-16 15:47:05 | 乳がん
火曜日、後半戦の抗がん剤治療が、始まりました。

点滴 キイトルーダ

無事に後半戦の抗がん剤治療が、始まりました。
100㎖の点滴と前後に生食を流すだけ。
1時間弱で終わるようになりました。

この薬、免疫チェックポイント阻害薬。
副作用は、間接性肺疾患・大腸炎・肝機能障害・腎機能障害等々
直接、不調ってわからない感じです。
最初の治療から使っていたから、この副作用も出ていません。

後半戦は、再発予防の為の治療なんだそうです。
主治医に、英気を養っておくようにって言われたので、覚悟をしていたのに・・・
食欲もあるし、特に問題なし。
最後の晩餐的に、色々と食べたい物を食べていたのは、一体なんだったんだろう。
資料にあるのに、調べなかったのが悪いんですけれど・・・

そして、放射線治療も始まります。
これも、再発防止の治療です。
胸壁と鎖骨周囲に行うようです。
鎖骨周囲は、リンパ転移が4個以上あった時に勧められるって言われました。
鎖骨周辺から、全身に運ばれて転移をするらしい。
月末から、4月初旬まで25回。
毎日のように通院することになります。
毎日、往復で1時間半は、ちょっと大変です。
それでも、仕事に影響の少ない午後3時からの予約にしてもらえました。

病理検査の結果も良好で、安心できます。
そうなると、再発って言葉が不安を連れてくるんです。
まだ、治療中なのに・・・
手術後のリハビリ、怠けていました。
ここ数日、再開したのですが、少し楽に体が動く気がします。
まだ、右手は攣れて痛いです。

そして、眠い。
仕事で疲れているから?
薬のせいかな?
お昼寝しても、よく眠れます。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乳がん闘病記 その14

2024-02-12 11:10:55 | 乳がん
やっと、リアルタイムの投稿になります。

明日から、抗がん剤治療が再開します。
また、気持ちの悪い日々が始まります。
そう思うと、あれもこれも今のうちに食べておかないと・・・
まるで、最後の晩餐みたいになっています。
ま~、なるようにしかならないので、がんばるっきゃないです。

先日、高額療養費の申請書が届きました。
限度額認定証を使っているので、なぜ?と疑問に。
色々と調べていると、がんセンターの処方箋で処方された薬局分のようです。
75歳未満だと、21000円以下の場合は合算できない。
でも、高額療養の施設の処方箋分は合算できるらしいのです。
私の場合、薬代って少ないんです。
それでも、戻ってくるものは少しでもいただきたい。
もちろん、確定申告もします。
このペースだと、治療費は100万円を超えてきそうです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乳がん闘病記 その13

2024-02-03 15:52:41 | 乳がん
2024年になりました。
年末は、代わり映えしませんが、おせち料理が作れました。
実家・義実家・次男の家・そして我が家の4軒分、けっこうな量になります。
でも、今年は少な目にしました。
こんな風に、いつもと同じが嬉しかったですね。


《1月1日》
初詣に行けました。
感染病に気を付けて、暖かくして・・・
『病と闘っているので応援よろしく!』ってお願いして来ました。


《1月5日》
麻酔科の診察です。
手術前に麻酔科の診察があることを、すっかり忘れていました。
問診と説明、承諾書へサイン、30分ほどでした。


《1月8日》
明日から、入院です。
仕事の追い込み掛けて、今週分まで終わりにしました。
思ってた以上に、バタバタ状態で・・・
でもね不安な気持ち、紛らわせられてました。


《1月9日》
入院しました。
出産以外での入院は初めてなので、やっぱり不安です。
息子に送ってもらって、あとは一人で・・・
明日の手術の説明や、薬剤師の説明等いろいろと・・・
夕方には、手術のマーキングをしました。
黒の太いマジックインキで・・・
情緒も何もないな~って思ったけれど、間違いが起こらない為には必要なことです。
それに合わせて、手術カ所を何回も確認されました。


《1月10日》
手術当日です。
午前中から点滴です。
でも、入らない。
針を刺すのに一苦労で、左手の甲から入れました。
こうなると、時間が過ぎるのが遅い。

手術は、右胸の全摘出にリンパ郭清をしました。
手術開始が30分遅れました。
手術台に登り、タオルケットを被され手術着を脱がされました。
全身麻酔って、抵抗のしようもないって言われるけれど、本当にあっという間です。
点滴から麻酔の薬を入れました。
それが、とっても痛かった。
『痛い』って言ったら、誰かが腕を摩ってくれました。
直ぐに意識がなくなるのに、それでも摩ってくれたんです。
ありがとうって思った後は、記憶がありません。

次に気が付いたのは、手術後。
時間は、1時間半ぐらい。
目の前に大きな時計があったので、術後なのに気が付きました。
旦那と短い面会をして、その後病室へ。
その後、数時間後には計器や管が外されて、『歩きましょう』って。
起き上がる時は痛いけれど、歩行は大丈夫でした。
しかし、めまいを起こして吐き気との闘いです。


《1月11日》
朝食から、普通食でした。
吐き気がして食べられませんでした。
お昼には、カレーライスが出ていました。
一口食べたけれど、無理でした。
夕食からは、少しずつ食べられるようになりました。

この日は、朝からまためまいを起こしてしまいました。
それでも、少しずつ体を起こすように心がけました。
右胸の膨らみがないのを実感したのは、午後でした。
頭じゃわかっているのに、痛みもあるのに、トイレの鏡に映った姿で初めてわかりました。


《1月12日》
傷も問題なし。
特に治療もないので、ドレーンから出していた廃液の管理だけです。
『暇なら、退院していいよ』って主治医から言われたので、早めに退院することになりました。


《1月14日》
退院。
傷の痛みは、それほど強くないです。
ただ、まだ1本ドレーン(管)が残っています。
1週間後には、抜ける予定です。
でも、やっぱり邪魔です。

乳腺科は、火曜日の10時に入院して水曜日が手術。
翌週の火曜日の10時に、次の患者さんが入院するので、ベットを開けなくてはいけない。
これが、現実なんです。
入院の日、30分ほど早く行ったので、すんなり受付ができました。
手続きが終わった頃には、座る椅子がないぐらい・・・
これだけ、癌患者が多いんです。


《1月17日》
退院してきて、ほどほどに問題なく生活ができています。
傷はまだ痛みます。
右腕は、動きづらいです。
でも、全体的には元気かな。

ただ、寒い。
病院の中は、暖かいより暑い感じで、陽射しの入る窓はカーテンを閉めてました。
夜も暖かで、布団を掛けると汗ばむ感じでした。
しかし、我が家は寒いです。
いつもと同じなのに・・・
数年ぶりに湯たんぽを出しました。

傷を直視するのは、ツライです。
胸が無くなるって、思っていたより厳しいです。
慣れることができるのか・・・
受け入れるまでに、しばらくかかりそうです。
入院中、下着のフィッティングをする予定だったのですが、できなかったんですよね。
これって、社会復帰するには大事なことで、やっぱり前向きになる重要な要件です。
やっぱり、ちょっと不安です。


《1月18日》
痛み止めの薬を止めました。
我慢できない程ではないので・・・
それ以上に、胃の調子が悪い。
元々胃が強いわけじゃないので、胃薬も処方してもらわないといけませんでした。

ドレーンの管などを止めているテープが、かぶれて痒い。
通院日の火曜日までの辛抱なんだけれど、辛いわ。
廃液も減らない。


《1月22日》
明日は、通院日です。
病理検査の結果も出るので、旦那も同行です。

退院して1週間ちょっと、少しづつ体調も良くなっていると思います。
傷自体は、それほど痛くない。脇に近い部分がちょっと痛みます。
後は、腕です。肩から肘にかけて・・・
腕は上がらず、力もイマイチ入りません。

ドレーンの廃液、中々減らずにどきどきしていたんです。
でも、今朝は55㏄まで減ってました。
50㏄が、ドレーンを外す目安なんですって。
もう、固定してあるテープのところが、かぶれて痒くて痛くて限界です。


《1月23日》
退院後、最初の診察です。
病理検査の結果は、癌細胞は見つけられなかった。
抗がん剤との相性が、本当に良かったみたいです。
あとは、放射線治療と9クールの抗がん剤治療でお終いです。
それ以上の治療は、必要ないそうです。
やっと、ホッとした感じがしました。

そして、体についていた管(ドレーン)、廃液がまだ少し多めでしたが、主治医の判断で外してくれました。
多少、廃液が出るだろうけれど、出るものは出して欲しいって。
と言っても、けっこう出てきて困りました。
これが収まれば、浴槽に入れます。
寒い冬は、シャワーだけじゃ辛い。

帰りに、尿と血液検査。
血管は出ずに3回刺されました。
刺した後、逃げちゃう血管と戦うから痛いんですよね。

帰りは、運転してみました。
ハンドルを回すのも、ウインカーを出すのも痛いです。


《1月26日》
体の痛みはあります。
傷より、腕の痛みが強いです。
それでも、少しずつ良くなってます。
それ以上に、気力が出てきた感じです。

今日は、一人で買い物に行って来ました。
運転は、まだちょっと痛い。
前回に比べると、ウインカーも右手で出せるようになりました。
少しずつ良くなるでしょう。


《1月29日》
今、悩んでいるのが、どうしても右と左の胸の位置がずれてしまう。
当たりの柔らかい下着なんだけれど、野放しになったおおきな左胸を支えられずに下がっちゃう。
逆にパットの入った右胸は、上がっちゃって・・・
上着を着て誤魔化すことはできるんだけれど、傷を診察されるときは誤魔化せない。
病人の胸だからって言っちゃえばそうなんだけれど・・・
やっぱり、嫌よね。
自分は、女性なんだな~って実感させられます。


《1月30日》
通院日です。
1ヶ月ぶりに、自分の運転で病院へ行ってきました。
右腕はまだ痛いので、疲れちゃうんですよね。
でも、そろそろ慣らさないと・・・

傷の経過はいいようで、検査結果も大丈夫。
なので、抗がん剤治療を再開です。
1週間後の6日は、通院治療センターがパンクするほど予約が入ってしまったのでダメなようです。
なので、13日からになりました。
それと一緒に、放射線科の診察。
放射線治療も並行して、始まるようです。
本当に後半戦に入る感じです。

明日から、少しずつ仕事を再開します。
やっぱり、人と話していつもと同じがいいですね。

胸も問題も、あまり気にしなくて大丈夫かも。
自分が思っているより、他人は気にならないみたいです。
ふわっとした感じの服を着たり、上着を羽織ったりして誤魔化そうかな~って。
もう少し回復すれば、補正の仕方も増えるだろうし・・・

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乳がん闘病記 その12

2024-02-01 10:12:49 | 乳がん

《12月12日》
8クールです。

アプレピタントカプセル
デキサート
パロノセトロン
キイトルーダ(PEM)
ドキソルビシン
エンドキサン

今回も、無事に抗がん剤治療が受けられました。
これで、手術前の抗がん剤治療は終わりました。
余りにも予定通りなので聞いてみたら、3割ぐらいの人しか予定通りいかないそうです。
ラッキーだったのかな・・・

ただ、今回は血液検査で6回刺された。
元々、血管が細くて出にくい。
点滴治療の為に、どこか温存しておこうと思ってはいけませんね。
でも、6回は初めてです。


《12月14日》
皮下注射ジーラスタを接種。
今回も、きちんと受けられました。


《12月16日》
吐き気も強めで、何を口に入れても美味しくない。
口の中が、腫れぼったい感じで、のども痛くて・・・
ただ、眠い。ひたすら眠い。
座ったまま、眠ってる。
それでも、時間見て家事+年末のお片付けをしています。

そして驚いたのが、抜けてしまった
眉毛とまつ毛が生えてきたんです。
まだ、抗がん剤が続いているのに・・・


《12月22日》
術前の口腔ケアの為、歯医者さんへ。
めまいが酷くて、しばらく行ってなかったので、あちらこちら問題あり。
体の調子が戻ってから、ゆっくり治療しましょうって言ってもらえました。


《12月23日》
調子は、少しずつ戻っています。
味覚も戻り始めてます。
食欲も、少しずつ戻ってます。
でも、ムカムカはあります。
何を食べても変わらないので、食べたい物を食べます。
今夜は、あんかけ焼きそばです。
ついでに、父と一緒に買ったチキンがあるので、それも食べちゃいます。
クリスマスケーキは、もう少し先にしようと思います。


《12月26日》
この日は、主治医の今年最後の診察日です。
なので、混雑しています。
検査結果と手術の説明があるので、旦那と合流しました。
MRI・血液検査・レントゲン・心電図等の検査の予約が入っています。
相変わらず血管が出ません。
初っ端の血液検査で、3回針を刺しました。
MRIの造影剤の点滴の針を刺すだけで、やはり3回刺しました。
段々と力んでいくので、針が刺さるだけで脱力してしまいます。

検査の結果、特に問題なし。
予定通りの来月10日に、手術です。
MRIの画像では、癌が見られない完全奏効らしいです。
そうは言っても、全摘出しリンパ節までとらないといけないのに、変わりはないんです。

診察の最後に、何かの話しの流れから、
『家族の誰も私を、病人だと思ってないから・・・』
何となく診察室が笑いに包まれて、重病扱いされないのも救いだったって話になりました。
本当にそうだったんだけれどね。

手術まで、麻酔科の診察だけになります。
そうなると、やっぱり不安やら恐怖が・・・
初めての全身麻酔ですから・・・
年明けは、滅茶苦茶な仕事の入れ方をしてしまったので、悩む暇はないかな~。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする