仙台・ミュンヘン・レストラン総合研究所 

仙台(ドイツ・ミュンヘンも)安いレストラン・カフェ・居酒屋・食堂の、メニュー、価格、接客についての食べ歩きブログ。

Cafe OMO(エチオピア料理)

2012-07-16 | ドイツのレストラン(アフリカ料理)
Cafe OMO
住所:Poccistr.10, 80336, Munchen
U3,U6 Poccistr.駅下車徒歩約3分
電話:089-17929283
営業時間:火~土17:30 – 22:00
ドイツ語メニューのみ、英語は少し通じます。
URL


 
エチオピア料理店 Cafe OMO に行きました。
エチオピア料理は、以前、De Africで食べておいしかったので、今度は別のお店で食べてみたいと思ったのです。


上品な雰囲気のマダムが一人で切り盛りしていました。
店内の壁には、エチオピアの人々のパネルが、イメージ画像のように何枚も貼られていました。


行った日は、メニューに載っている料理のうち、煮込み系と野菜料理しかありませんでした。
もともとメニューの種類自体が少ない上に、さらに、注文できる種類が限られていたので、選択肢が少なかったです。



(左)Augustiner Hell 0.5L 3.20ユーロ
(中)Coca Cola 0.4L 3.20ユーロ
(右)Tedj 5.10ユーロ

右側の黄色い液体は、タッジという、エチオピアのハニーワインです。
フラスコのような瓶に入ってきたので飲み方を聞いたら、直接そのまま飲むのだそうです。
ハチミツの香りと味の他に、グレープフルーツのような柑橘系と、ハーブのような独特な味がしました。
冷えていておいしかったです。



Gemischter Vorspeisenteller
Vorspeisenteller mit Dennitsch, Kenntsche, Azifa auf Brot und Salat 5.00ユーロ

野菜の前菜盛り合わせ。
ひとつずつ、ご紹介しますね。

Dennitsch

ニンニク風味のポテトサラダ。


Kenntsche

刻んだトマトとパプリカの入った、レモン風味のクスクス(小さな粒々パスタ)


Azifa auf Brot

マスタード風味のソースで和えたレンズ豆を食パンにのせたもの。


Salat

レタス、キュウリ、トマト、パプリカのミックスサラダ。


前菜の後は、メインディッシュです。

直径40センチほどもあるお盆に、インジェラinjeraが敷き詰められ、
インジェラの上に、前菜以外のおかずがのってきました。
インジェラは、エチオピアの主食です。
薄いグレーで、ちょっと酸味のあるスポンジ状のクレープです。
インジェラを、右手でちぎっておかずを巻いて食べます。
フォークは使いません。


(左)Doro Key Wot beAyib 12.40ユーロ
(右)Beyaynetu und Key Wot  10.50ユーロ


左側は、ドロカイワットです。
骨付き鶏肉とゆで卵の辛口煮込みです。
ご飯にかけて食べたくなる、コク旨味です。
これに、カッテージチーズのような味のbeAyibが添えてありました。
beAyibと辛いドロカイワットを一緒に食べると、辛さがやわらいで食べやすくなります。

右側は、バイヤルネット ウント カイワット。
野菜料理2種類と、牛肉の煮込み2種(辛口とピリ辛味)とのセットです。
 野菜料理1:キャベツ・ニンジン・インゲン炒め。
 野菜料理2:グリュンコールGrünkohl炒め。 グリュンコールはケールのことです。


どれもおいしかったですが、インジェラの上に、水分のあるおかずがのっているので、
最後のほうは、インジェラが水分を吸ってちぎれて、うまくおかずが巻けませんでした。


食事後、デザートを食べようと思ってメニューを見たら2種類ありましが、
そのうち1種類(焼きバナナ)しかなかったので、注文しませんでした。


以前行った、エチオピア料理店 De Africとどうしても比較してしまいます。
De Africのほうが、メニューの種類がずっと多く、おかずの盛り合わせセットも、内容がもりだくさんでした。


今回行ったOMOは、メニューに載っていても、実際には取り扱っていないものが多かったので、この点は残念でしたが、
エチオピアのおいしいハニーワインを飲むことができて良かったです。

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Savanna(アフリカ料理(南アフリカ共和国料理))

2012-05-29 | ドイツのレストラン(アフリカ料理)
Savanna
住所:Maistr.63, 80337, Munchen
Bus 57 Kapuzinerstr.下車
電話:089 5390 6363
営業時間:火~日 12:00-1:00
ドイツ語メニューのみ。英語通じます。
URL


私が「珍しいものが食べたい~!」と言ったところ、夫が
「シマウマを食べさせてくれるお店があるよ」と、南アフリカ料理レストランSavannaを見つけてくれました。
「え~~っ!シマウマ食べれるの?食べたい、食べたい!!」と私。
さっそく、家族で行ってきました。



店頭には、巨大なゾウの頭のオブジェがあり、インパクト大です。
一目でアフリカ料理店だとわかります。



店内は、店名サバンナのとおり、サバンナをイメージしたインテリアでまとめられています。
昼12時から開いていますが、若者向けのバーの雰囲気です。


(左)Coca Cola light 0.2L 3.00ユーロ
(右)Apfelsaft 0.2L 2.50ユーロ
(奥)Weissbier 0.3L 3.00ユーロ

飲み屋風のお店なので、ドリンクは高めです。


無料のパンとディップ

パウンドケーキのような食感で、クミンの風味がしました。
これに、ヨーグルト+パッションフルーツベースのディップをつけて食べます。
一見、ミスマッチに感じますが、食べてみると、クミン風味と甘いディップが合っておいしかったです。


Isopho - Soup of the day 3.50ユーロ

ニンジン、シュヴァルツ・ヴルツェルSchwarzwurzel(ゴボウに似た野菜)入りのスープです。
甘味とスパイシーさのあるカレー風味のスープでした。


Adventure 28.00ユーロ

お店おすすめのセットメニューです。
前菜盛り合わせで、2名で食べるのに良いとのことで、これを注文しました。
私が食べたかったシマウマの他、ワニとクーズーも入っています。
単品で注文するより、2ユーロお得です。

手前から時計回りに紹介します。

1, Kingklip Tatar 単品6.50ユーロ
キングクリップという白身魚(生)をたたいて照り焼きソースとトビッコで和えたものです。
タイのような味と食感です。
刺身好きな息子が気に入って、単品を追加注文しました。

↑単品で注文するとこんな感じ。盛り合わせと同じサイズです。


2, Bacon Wrapped Peri Chicken liver 単品4.50ユーロ

鶏レバーをベーコンで巻いて焼いたもの。
これに辛いオレンジ色のソースがかかっています。


3, Kudu Skewer 単品5.50ユーロ

クーズーという、渦巻き状の大きな角を持ったウシ科の哺乳類。
これの肉の串焼きです。
肉はやわらかく、牛肉に似ていますが、牛肉よりクセがありませんでした。


4, Crocko Strips 単品5.50ユーロ

ワニ肉の串焼き。
見た目、味ともに鶏のササミに似ていますが、ササミをもっとふにゃりとさせた食感。


5, Zebra Skewer  単品4.50ユーロ

シマウマ肉の串焼き。
しっかりとした歯ごたえのある牛肉のような味。


6,(中央)Mixed baby leaf salad 単品3.50ユーロ

ルッコラ、レタスなどのサラダ。


クーズー、ワニ、シマウマともに、どれもクセがなく、食べやすくておいしかったです。
今回注文したのは前菜盛り合わせでしたが、少しずついろいろな種類が食べられるので良かったです。
これの他に、メイン盛り合わせ(68.00ユーロ)もあり、こちらは串焼きではなく、ワニやシマウマなどのステーキ3種類と付け合せでした。

私にとって、珍しいものを食べる時が一番ワクワクします。
これだから、ミュンヘンでのレストラン探しはやめられません。
また、南アフリカ共和国レストランで、生の魚(タルタルステーキ)が食べられて、思いのほかおいしかったので良かったです。

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De Afric (アフリカ料理(エリトリア料理・エチオピア料理))

2012-05-22 | ドイツのレストラン(アフリカ料理)
De Afric
住所:Theresienstr.146, 80333, Munchen
U2 Theresienstr駅から徒歩約3分
電話:089-23545039
営業時間:月~木・日 12:00-15:00、17:00-0:00
金・土 12:00-15:00、17:00-05:00
http://www.deafric.com/
英語メニューあり。来店前に電話することをおすすめします。



エリトリア料理・エチオピア料理のレストランです。
歩いていて偶然見つけたお店でしたが、閉まっていたので、来店の前日、夜遅くに電話して営業時間を聞いておきました。
そしたら明日は昼12時から開いているとのことだったので、予約なしで12時過ぎに行きましたが・・・。

・・・・閉まっていました。電気も消えていました。
そこで、店の固定電話にかけたら誰も出ません。
次に、店のドアに書かれていた携帯番号に電話して
「今日は12時から開いてるって電話で聞いたので来たんだけど、閉まってるからお店の前で待ってます。」
と言ったら「店開けるから、1分待ってて。」とのこと(^_^)。

しばらくして、マスターが隣の建物から出てきました。
今日は、朝5時までお店を開けていたんだって。
ようするに、寝坊ですね(^_^)

 
マスターはとても感じ良くフレンドリーで、
「どこに住んでるの?」「エチオピア料理は初めて?」「どうやってうちの店を知ったの?」など、いろいろ話しかけてきました。

まずは飲み物です。

(手前)Cola 0.20L 2.40ユーロ
(左奥)Radler 0.50L 2.90ユーロ
(右奥)Bitterlemon 0.50L 2.80ユーロ


事前にお店のHPでメニューを見てきたので、メニュー内容は大体把握していたので、
食べたい料理の内容について、マスター聞いたら、詳しく教えてくれました。


Azifa salat 4.50ユーロ

レンズ豆、トマト、玉ねぎ、にんにくを、すりつぶしたピーナッツ風味のオーロラソース風のドレッシングで和えたサラダ。
薄焼きパンと一緒に食べます。マイルドでおいしい。
辛くないので、お子様も大丈夫。


De Afric Spezial 13.90ユーロ

お店の名前のついたお得な盛り合わせです。
量が多いので、これでホントに13.90ユーロなのか確認したら、ちゃんと13.90ユーロでした。

Key wot(カイワット)、Tibs(ティブス)、その他、いろいろな野菜料理とIngera(インジェラ)のセットです。
カイワットは、牛肉のスパイス煮込みで、ティブスは、牛肉を、玉ねぎとエチオピアのバターで炒めたものです。
これらのおかずを、インジェラというエチオピアのクレープにのせて、インジェラを右手でちぎっておかずを巻いて食べます。
インジェラは薄いグレーで、しっとりしていて、発酵させて作るため、酸味がありました。
マスターが食べ方を実演してくれました。
どれもとてもおいしい!
いろいろなおかずを少しずつ食べられるので良かったです。


(左)インジェラ(おかずを巻く前)
(中)インジェラにおかずをのせたところ。
(右)インジェラとは別の種類の薄焼きパン
 


Doro Wot 7.90ユーロ

骨付き鶏肉と茹で卵の辛口煮込み。
お好みで、辛味を足すスパイス2種を加えて食べます。
これも、インジェラで巻いて食べます。
これもコクがあっておいしかったです。ご飯にかけて食べたくなる味です。


おなかいっぱいになったところで、食後のコーヒーです。

Eritrisch Ethiopisch speciale kaffee 3.50ユーロ

エリトリア・エチオピアコーヒーです。
花瓶のような形の木製のポット、小さなカップ、火のついたお香、砂糖が運ばれてきました。
マスターによると、エチオピアにはコーヒー・セレモニーという伝統文化があるのだそうです。
コーヒーとお香、すてきな組み合わせですね!
コーヒーは、カルダモンのような香りがしておいしかったです。
このポットには、カップ約3~4杯分のコーヒーが入っているので、1つ注文して、皆で分けて飲みました。
手前にある、白い器に入ったものは、ヨーグルトのはちみつがけ。お店からのサービスでした。

どれもとてもおいしかったです。
事前に、ネットで、エチオピア料理について調べたら、インジェラについて、「雑巾のような独特の香りと酸味」とか、散々なことが書かれていましたが、ここDe Africのインジェラは、とても食べやすかったです。
他のおかずも、とてもおいしく、野菜料理も豊富で満足しました。

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