・年末年始はただでさえバタバタするのに加えて原稿の締め切りもいつもと違って早くなります。(『週刊新潮』の将棋欄で連載中)

今年の年末は２７日にポケモン竜王戦があって２９日は東京大賞典の現地イベントに出演します。どちらも仕事と言うよりは自身も楽しむイベントですが(笑)

・一口馬主の話。２歳時に重賞を勝ったマーブルカテドラルが引退することになりました。一口を始めてから５年くらいで１０頭以上を持ってようやく新馬を勝ったのがこの馬。重賞を勝ってクラシックも全部に出走して夢を見させてくれました。古馬になってからは走る気がなくなったのか準OPで大敗を繰り返したので引退が決まりました。これで持っている馬の中での大将格は準OPのウインマーレライ(牡４)になりました。明日の中山１０Rに出走するんですが、この馬も大敗を続けているのでそろそろ格好を付けて欲しいですね。

・この前の将棋フォーカスの1分切れ負け、面白かったですね。自分でやるのは恥ずかしいですが、見るのはすごく面白いので、続きがあるといいですね！
ある棋士は「手番になって１秒未満で時計を叩けばずっと減らない」と言っていました。０．１秒単位で蓄積されてどんどん減っていくのかと思っていましたが、違うのかも。

・暑い。最近、新しくした我が家の体重計は体重だけでなく体脂肪率とかも出るようになって、ネットと連動して管理出来るようになりました。

フットサルは2ヶ月に1度しかやっていませんが、動ける体と足元の技術を磨きたいと思います。30歳を過ぎていまさらですがw

・この時期は社台の一口馬主の1歳馬募集。

現2歳は複数頭を持っているので、現1歳は少なくして、それ以降も続けるかはこれらがどれくらい走るか次第かなぁ、と。血統とか勉強にはなったので。高い授業料でしたけどw

・今日は年に１度の深川棋遊会(江東区)の指導でした。

江東区に１年だけですが住んだ縁で指導に伺うようになり、もう１０年くらいにはなるのでしょうか。行くたびに会員(特に子供)が増えているように思います。子供達は元気が良いので世話役の方々は大変そう(笑)

８面か９面でしたが、これは集中してやらないと内容もボロボロになるし、感想戦で手順が戻らないので、こちらも良いトレーニングになりました。

自分の指導対局風景を見たことがある人は少ないと思いますが、時折、左手で指すのは右腕が痛くなるのを防ぐためです。同様の理由でパソコンのマウスも左手。

・今日は珍しく一口馬主の馬が３頭も走りました。

阪神５R・メイクデビュー新馬、ウインランブル(牡２・ウイン)４着。調教時計からは客観的に見て馬券を買う要素はなし。メンバーランク低(私見)の８頭立てながら４着で次走への楽しみは繋がったか。

東京６R・メイクデビュー東京、リリカルホワイト(牝２・サンデー)１着。調教時計は良く、期待していました。メンバーランク中での新馬勝ちで今後が楽しみです。

東京10R・多摩川ステークス、マーブルカテドラル(牝４・社台)１７着。骨折休養明けで昨年１２月以来のレース。準オープンでは力上位と思いましたが、良いところなく大敗。次走で格好が付かないようだと厳しいでしょう。

０６年から始めた一口馬主、ここまでの回収率は５０%くらい。(大損ってこと)

マーブルカテドラルとウインマーレライが走った１２年以降に限ればほぼトントンなので、コツを掴んだと見てもうしばらく続けるか、諦めて規模縮小していくかは難しい選択ですｗ

・今週は金曜日の棋王就位式まで人前に出る機会はなし。将棋連盟の役員選挙という皆さんに直接は関係のない用事はありますが。将棋連盟を棋士が運営しているのは意外に知らない人も多いですが、２年に１回、役員改選があります。棋士同士って勝負を争う割には全体的に見ても仲が良いと思いますが、この選挙がなければもっとその傾向が強いんだろうなぁとは思いますね。

・ミランの本田選手が久しぶりに活躍ですか。アシストが２つとも右足っていうのがいいですね。相手の頭に右もある、と入れば絞りにくくなるから、よりやり易くなる。というのはスラムダンクの山王戦、流川対沢北を思い出しますｗ

・一口馬主はもうすぐ１歳馬のカタログが来る季節。カタログを見ていると、この馬も走りそう、これも良さそう、と思うのにある程度は解答が出る２年後に見返すと、これもダメだった、これも走ってない、となるんですよね。相変わらず写真やDVDは見ても全く分からないのでパスして、血統と値段と厩舎で選んでいます。

・昨年までとは違って年末年始の準備がスムーズ、年賀状も余裕で書き終わりました。ただ、ずーっと前に使っていたパソコンの処分とか、やりたいこと全ては出来なかったので次回以降の休暇に持ち越し。こういう雑用って向こう２週間は対局がない時じゃないと精神的に余裕がなくて手が付かないです。

年末年始の楽しみはひたすた食べること。年明けは王将戦も始まりますし、冬シーズンは＋２キロまでは仕方がなしです。

・一口馬主、マーブルカテドラルが骨折で約半年の休養。我が厩舎、エースの離脱は痛すぎます・・・。来年は他の馬がよほど頑張ってくれない限り赤字が決定的です。とほほ。

・今週は２３日(木)の王座戦第５局、東京将棋会館での解説を担当します。

詳細はこちら

東京将棋会館での解説は久しぶりの登板。宜しくお願いします。

・週刊新潮の連載、掲載予定は下記の通りです。図面では最新のタイトル戦を取り上げています。

２３日発売号【連載一周年】

３０日発売号【白瀧呉服店】

・一口馬主、今日の秋華賞(GI)にマーブルカテドラルが出走。単勝は７番人気、馬連も１番人気の馬から見て７番目くらいと相手候補としては半分よりも上の評価を得ているようです。掲示板が欲しいところですが・・・。

・棋士は平日でも休みがあってカレンダー通りには動かないので、未だに「お盆」がいつなのか良くわかっていません。

夏のイベントも自分の出演分は終わり。今年は春先に負け過ぎて対局よりも解説とか他の仕事のほうが多い状況です。来年は対局のほうが少し多いくらいにしたいですね。

・一口馬主はデュアルメジャー(牡２)が２戦目で初勝利。１番人気でしたが、２着馬と枠が逆だったり、鞍上が戸崎騎手じゃなかったら負けていたぽいので危なかったです。

距離が伸びていい感じはしないので秋の京王杯２歳とか目標にして欲しいかも。

・マンUは開幕戦、黒星。スウォンジーは弱くはないとは言え、ホームで格下相手の黒星スタートは萎えますね。

・夏休みに入って、将棋界でも様々なイベントが行われています。

自分は京急将棋まつりの８日(金)に出ます。

そして１０日(日)は高田開府400年記念・将棋イベントがあります。

どちらも宜しくお願いします。

・先週くらいから注目を集めている話題がこれ。

諫山創×皆川亮二がタッグ！進撃以外の初作品(コミックナタリー)

今週水曜に発売される週刊少年マガジンに載る読み切りです。

大物マンガ家が題材に将棋を使ってくれるのは普及効果が抜群なので嬉しいですね。

・一口馬主、マーブルカテドラルはクイーンSに出走して９着。

直線で前が空いていればチャンスだったので残念ですが、内を通るというのは距離を得するかわりにこういうリスクもあります。

・例年、夏は体重が落ちるんですが今年は・・・。お菓子を食べ過ぎたのか虫歯になったようですし。親しらずの状態を見に歯医者に行ったら、他の歯に虫歯が見つかるという。初期段階なので良かったですが、放っておいたら治療も痛かったんでしょうね。９月に第２回のフットサルをやることになったので、それまでに２キロくらい落とすことを目標にしてみます。

・週刊新潮の連載、８月の掲載予定です。

　７日発売号【電王戦リベンジマッチ】

２０日発売号【将棋会館】

２７日発売号【師弟制度】

・一口馬主、マーブルカテドラルが今週日曜札幌のクイーンSに出走。オークスからの距離短縮は良さそう。引っ掛かるところがあるので、何頭か前に行ってくれる馬がいるのは好材料。と机上の検討ではそれなりなんですが、あんまり期待し過ぎるのは良くないんでしょうね。

・将棋電王戦リベンジマッチ」菅井竜也五段vs習甦 ７月19日(土)13時～将棋界初の夜通し対局

本日１９日(土)１３時～。

春に行われた本割では５時間だった持ち時間が８時間に。これがどちらに有利に作用するか、というのは興味深い点です。

さらにじっくりと指せる分、人間に得が多いようには思えますけどね。ただ１３時開始なので、時間一杯の戦いであれば夜をまたぐことになります。

対コンピューターは指し慣れた人間相手とは違って神経を使うので消耗も普段以上でしょう。これは人間側に不利な条件ですが、その辺りを含めて見所が多い一戦です。

・一口馬主の収支は適当に付けていたんですが、預託料(馬の維持費)とかも含めて計算し直してみました。

すると現段階の回収率は３５％～４０％くらいでした。昨年から重賞を２つ勝ってこれなので、その前はどんな数字だったのかと・・・。