相矢倉から１日目の▲４５飛は勝負手でした。指しかけの夜は終盤戦になる変化を読んでいましたが、予想外の落ち着く展開に。相矢倉で飛車が２６に座るのは珍しい形で、自分でも指したことがないと思います。守備への横効きがないのが見た目以上に大きく、先手大変という将棋だったかもしれません。こう指していれば良かった、という手も今の段階ではありません。

２勝１敗となりましたが、４局目以降に引き続き頑張ります。

２９日・３０日(木・金)は王将戦七番勝負第３局。栃木県大田原市。

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現地解説会(大田原市)

・第２局と第３局は連続週の同じ木・金なので同じ顔ぶれで長く過ごす感覚です。そういえば第２局は対局前のブログを更新せずに出掛けてしまいました。予定稿は書き終わって更新を押すだけ、だったんですが・・・。

・最近、息子と「パニーニ フットボールリーグ」で対戦しています。WEB上のサッカーゲームなんですが、プレイ操作系ではなくメンバーとフォーメーションを決めて、あとはコンピューターが勝手に戦う、というもの。無料でもプレイできますが、買ったカード(１枚約100円)のほうが強い、という商売の仕組みなんですね。カップ戦に出て相手が明らかに強い場合「ドン引き(徹底的に守る)して引き分けを狙おうか」と考えるんですが、これって普段サッカーを見てて「面白くないからドン引きするなよ！」って思うのはその立場になったら仕方がないじゃん、という心理がわかりました(笑)

・朝日杯将棋オープン戦、準決勝・決勝の観覧者募集(朝日新聞)

奮ってご応募ください。

後手番角換わりでたまに指す△６５歩位取りでした。１日目は千日手模様でしたが、さすがに期待はしていませんでした。２日目は苦しい時間が長く、夕方以降はいつ決め手を放たれてもおかしくない、という局面が続きましたが、先手玉を４６まで追ったあたりでは簡単ではなくなったと思いました。最後は△４８銀と打ったけども勝ちなのかどうかも分からないまま終わった、という感じです。来週、すぐに第３局があるのでこの勝ちを生かせるように頑張ります。

連勝で２月１４日(土)の準決勝公開対局に進出しました。

将棋は２局とも角換わり腰掛銀で両方とも先手番という幸運もあったと思います。持ち時間が短い将棋では先攻の利が大きいですからね。攻めのミスに比べて受けのミスは致命的になり易い、という意味で。

ここ２年は優勝、準優勝なので今年も頑張りたいと思います。

明日１９日(月)は朝日杯本戦１回戦、永瀬六段戦。

１回戦は１４時～勝つと１９時～に進みます。

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・王将戦主催紙のスポニチには対局当日はもちろん、翌日、翌々日まで記事が載っています。今回の翌々日記事はこれ

王将戦一夜明け　渡辺、先勝ホッ「茶のみや…」顔ハメでゴキゲン

昼休み、封じ手後にも取材があるのが特色なので、ぜひ紙面でお楽しみ下さい。

・週刊新潮の連載、１月の掲載予定です。

１５日発売号(３号)【プロ編入試験】

２２日発売号(４号)【将棋連盟の部署】

２９日発売号(５号)【棋士のサイン】

振り駒で先手、角換わり腰掛け銀に。新手の▲５５銀左は人に聞いた手で自分で考えた手ではありません。

２日目午前中は△６４桂に対する▲８７金と▲８７玉の２択をずっと考えていました。昼食休憩を挟んで都合３時間くらい考えて▲８７金にしましたが、正解を選んでいるかどうかは確信が持てませんでした。本譜▲７９桂のあたりは怖いところですが、なんとか凌げていたのかもしれません。来週から第２局、第３局と続くので引き続き頑張ります。

１１日・１２日(日・祝)は王将戦七番勝負第１局。静岡県掛川市。

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現地イベント

ＪＴ杯決勝と同じ相矢倉▲４６銀に△４５歩と突く作戦。自分が小学生の頃から２０年近く先手良しが定説でしたが、この１年くらいで見直されている形です。なぜそんな事が起きるのかと言えばコンピューターソフトの影響でしょう。これからも、見直される定跡はぽつぽつと出てくるはずです。

途中は不利と思った場面もありましたが、穴熊に潜って攻めに専念できる形になってからは良くなったようです。勝ってリーグ成績は４勝３敗、ようやく白星が先行しました。