後手急戦矢倉模様から雁木へ変化という序盤。図は昼休明け、△96歩と垂らしたところ。△95香▲98歩となってはまずいので、とあまり先のことは考えずに▲96同香としましたが、以下△98歩▲88玉以下の変化は感想戦でも先手が不満そうだったので、ここは素直に指し過ぎたかもしれません。実戦はこれが通ったので歩の枚数の差で指しやすくなりました。
▲74銀成が▲63歩成を見せつつ△84桂を消す味がいい手になりました。以下、駒の損得はありませんが、馬を作って厚みを主張しての勝ちとなりました。
勝って2-1と一歩リードしましたが、手番を考えると大きく有利という訳ではないので、次戦に向けて準備できればと思います。