JT杯将棋日本シリーズ2回戦、斎藤八段戦。

2022-09-10 | 対局


この場面では△57銀から先手玉が危ないと思っていましたが、詰まず、後に△41歩と受けに回りましたが、どうせ受けるなら△21歩▲同竜△31金が正しかったようです。



最後は先手玉が受けなしなのかと思っていましたが、▲64銀は気が付いていませんでした。△73金が取られるもしくは、ずれてしまうと先手玉は▲83玉から入玉になります。(相入玉は点数差で後手が勝てない)

実戦もピッタリの順で先手が勝ちでした。色々ありましたが、もうひと押しが足りない将棋でした。

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伊藤園お~いお茶杯王位戦予選1回戦、屋敷九段戦。

2022-09-02 | 対局


先手番で相掛かり。図の△77歩は▲同金なら△76歩と先手で抑える狙いなので、金取りに構わず▲76歩と先着しました。△76同銀なら▲77桂と戻しておきます。



金銀を取り合い、再度の▲76歩が厳しくなりました。△64銀なら▲75銀で寄り筋になります。
先手玉は4筋に逃げれば少し伸びるのに対して後手陣は壁銀なので、本譜のようにすぐに詰むケースもあります。
持ち時間が長い対局は久し振りでしたが、9月から増えていくので、コンディションを上げていきたいです。
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