明日３０日・３１日(土・日)は王将戦七番勝負第３局。
先週と同じ曜日での連戦、好スタートを生かせるようにしたいところです。

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※本局は将棋連盟ライブ中継(月額550円)でご覧になれます。

第２局でお世話になった摂津峡・山水館では第４局の解説会が行われます。館内には充実した王将戦ギャラリーもあるので、そちらもご覧下さい。
王将戦ゆかりの山水館で第70期王将戦「七番勝負」第四局大盤解説会

第２局の後、今までにない疲労感があって、なぜだろうと思ったんですが、前夜祭と１日目の食事会がない分、部屋でずっと将棋を考えているからでしょうね。１日目から終盤戦になって考える材料も多かったです。人と話すこともないのでカロリー消費も少なくなりますし、普段、運動して健康維持と脳の活性化を図ろうと思います。

あっという間に１月が終わろうとしています。２月は棋王戦が始まるので大変な日程ではありますが、昨年はこれに加えて叡王戦挑決を３局やってるので、それに比べると空きがあります。シメオネのアトレティコも２月は日程が厳しいので、久しぶりの優勝へ向けて、上手く立ち回って欲しいところですが、過密日程でトリッピアー不在の間に星を落とさないかという心配はありますね。2月中旬に始まるCLはＷＯＷＯＷでの放送が決まったので楽しみです。

明日２３日・２４日(土・日)は王将戦七番勝負第2局。

先手番で角換わり腰掛け銀。前例がない仕掛けをされ、定跡を思い出しつつ、強気に対応しました。



持ち駒は後手が多いですが、駒の損得はほとんどありません。玉周りの金銀の枚数差と後手が歩切れなので、先手が指し易い局面です。▲34桂が後手玉の逃げ道を狭めていて、後手は歩がないので、なかなか取り切れません。
このあと、▲７７銀と離れ駒をなくしてから▲８９飛と回って角頭の弱点を攻めて、勝ちになりました。
次は本戦入りの一番になるので、頑張りたいと思います。

明日１９日(火)は竜王戦２組2回戦、郷田九段戦。
対局間隔が詰まってきて、当面はこれが続くので、上手く乗り切りたいところです。

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ABEMA情報LIVE

１回戦は野月八段、後手番で相掛かり。図の▲４五歩から一気に終盤戦になっていきましたが、図では△８八歩が当然の手筋でした。
早指しだと、どうしても直前に指された手(▲45歩)の周辺を読んでしまいがちで、△88歩を利かしそこねたので、最終的に▲88玉と入城される形になりましたし。
この後は色々な手があって、難しかったみたいですが、最後はピッタリした即詰みがあって、勝つことが出来ました。



２回戦は永瀬王座、先手番で角換わり腰掛け銀。王将戦でも出た形で角換わりの主幹とも言える定跡です。
研究手を出して、図の▲61銀で攻めが繋がる格好になりました。△81飛の横効きを止めているので、▲52角成を狙いつつ、好機に▲21角成～▲22馬の補充があります。
この後、攻めが細くなってきて時間も切迫してきたので焦りましたが、なんとか逃げ切ることが出来ました。

ベスト４に進出するのは２年振りなので、上を目指して頑張りたいと思います。

数日前に公開されたNumberのweb記事で事実と異なる箇所があり、確認不足、認識不足をお詫び致します。現在、当該箇所は削除されています。

明日１６日(土)は朝日杯本戦１回戦、野月八段戦。勝つと14時から２回戦があります。
名古屋での公開対局は４年目になるようですが、自分は初めてで、会場がどんな感じなのかも分かっていませんが、頑張りたいと思います。

朝日杯中継サイト

渡辺王将　王将戦第1局快勝から一夜「掛川花鳥園」散策　第2局も“トリ”に行きます！(スポニチ)

スポニチ王将戦【公式Twitter】

第１局の一夜明けは昨年に続いて掛川花鳥園さんへ。昨年はフクロウを腕に乗せ、重いけどほぼ動かないので、まあ、まあ、これならという感じでした。
今年はたくさん飛んでいるインコをエサで集めて全身に乗せると。掛川は６勝目なので、ネタが尽きてどんどんハードルが上がっていくｗ
このコガネメキシコインコ、撮影する前は少し怖いと思いましたが、よく見たらカラフルでかわいいので、記念にぬいぐるみを買いました。

封じ手の局面はかなり手が広くて迷いました。▲72角や▲26角から馬を作るだけの手は△86歩の反撃が嫌だったので、▲55歩を選択。
▲55歩以下の変化は多岐に渡るので、１日目の夜はかなり考えました。



終盤、明快な決め手が掴めなくて焦りましたが、ここで49分あったので、読み切ることが出来ました。
金銀４枚と飛角を渡すものの、▲78飛▲54角が効いているのと上部は先手の駒が多いので、詰まないかなと。

久々の対局だったのでどうかと思っていましたが、ここから続いていくので、頑張っていきたいです。