数日前になりますが、名人戦の日程が発表になりました。

名人戦の日程決まる　6月10日開幕(朝日新聞)
名人戦七番勝負、新たな日程決まる　6月10日、三重・鳥羽で第1局開幕(毎日新聞)

棋聖戦とのダブルなので一部、間隔がきついところもありますが、過密日程は初めて経験するわけでもないので、上手く対応したいと思います。
ようやく８月までの予定が出揃ったことでプランも立て易くなったので、状態を上げていきたいですね。

昨日は白瀧呉服店に行って、この季節用の和服を手配してきました。この時期のものは６月の連戦に耐えられるほどの数は持っていなかったので。
今週は競馬の日本ダービーが行われますが、スポニチさんでの予想は土曜日の紙面に掲載される予定です。王将のタイトルを持っているときにはダービーと有馬記念を紙面予想させてもらっていますが、一度も当たったことはありません。

久しぶりの更新です。棋聖戦の日程が発表になりました。
棋聖戦の準決勝６月２日に　五番勝負は６月８日開幕(産経新聞)

対局は5/1以来なので実戦勘がどうかですが、この休みを利用して体重を落とすことが出来たので体のキレはいいと思います(笑)
棋聖戦と名人戦がほぼ同時に始まって進んでいくことになりますが、いよいよ再開かという感じですね。

また先日のオンライン解説会に参加された皆さん、ありがとうございました。初めての経験でしたが、お客さんがいないという難しさはありましたね。まず、自分が話してることが面白いのかが分からないｗ
普段、お客さんの反応や笑い声に乗せられてしゃべってるんだということを改めて感じましたが、オンラインは遠方の方にとってはメリットになるので、これはこれでいいやり方を考えていきたいと思います。

初戦は佐藤天彦九段チームと。近藤誠七段、石井健五段が先鋒戦、中堅戦と連勝してくれて、楽な形で自分の対局に入れました。持将棋局は色々あったんですが、時間が無いので点数計算が大変でした。数えてみたら２６点対２８点くらいで互いに規定の２４点には余裕があったので「どうする？」とか言いながら天彦さんの顔を見たら「うん、やめますか」と。
フルセットと１持将棋で計４局、勝つチャンスもありましたが、あまりの粘り強さに根負けした格好で１－２で負け越し。ただ、チームとしては＋２点と上々の滑り出しでした。

２戦目は稲葉八段チーム。自分たちは＋２、相手は－６で８ポイント差なので大差に思えますが、直接対決なので、すぐに点差が詰まります。自分のところに回ってくる前に終わってくれと祈っていましたが、力を出されて全く並んだ状況で大将戦へ。
１局目、後手で完敗。先手番の２局目、作戦が失敗して序盤早々、負けに近い千日手。指し直しの後手番はこの日、使ってきた雁木模様は諦めて、一手損角換わりで相早繰り銀を目指すことにしました。終盤、佐々木大地五段が時計を押し忘れて残り１秒で気が付いた時「待ってたからなー」みたいな声を出してしまったのは申し訳なかったですが、時間切れを狙った照れ隠しで思わず口をついてしまいました。将棋は互いに勝ち筋がありましたが、何とかフルセットに。
最終局はまた後手番になり、一手損相早繰り銀の連採。やや良しから混戦、という流れでしたが最後は狙っていた筋に入って、辛くも予選抜けとなりました。
チーム全体としては－１点、個人としてもみんな指し分けくらいで、それぞれの役割は果たしたと思います。本戦はマイナスでは勝ち上がれないので、個々の力を上げて臨めるようにしたいですね。

23日(土)に吉祥寺「将棋の森」で行うオンライン自戦解説会ですが、主催各社さまから許可を頂いたので今回のAbema TVトーナメントと大阪王将杯王将戦を解説します。(時間次第ですが３～４局予定)

今週も今までと同じように用事がないので、体重調整をしつつ中央競馬で曜日を把握するという生活を送っているんですが、今週末はサッカーのドイツ・ブンデスリーガが再開します。ドイツのコロナ禍が収束したわけではないものの、１部、２部の全選手、スタッフ約1800人を週２回PCR検査することで開催にこぎつけた格好。海外サッカーを見るようになったのは2012年頃で、それからは寝る前に見るのが習慣になっていたので、少しでも日常が戻るのは嬉しいですね。
日本でも多くの場所で緊急事態宣言が解除されるようですが、人が密集するようなイベントは難しく、まだまだ先は長いと感じます。現在、窓やドアを開け放している職場、商業施設は多いはずで、暑くなってきたのでエアコンはどうする、という課題が出てきてこれは将棋界にもあてはまりますし。ドイツのサッカーのように対局日の前に検査が受けられれば安心して対局に臨めるわけですが、日本でそういう態勢が整うのはいつになるんでしょうか。

名人戦の新たな開幕日は6/10(元々の第６局予定)なので一か月を切ったところ。まだまだ先なんですが、始まればヒューリック杯棋聖戦も重なってきて一気に忙しくなるんですよね。７月ー8月のタイトル戦にはほとんど出てこなかったので、夏に着る薄い和服は数えるほどしか持っていません。どれくらいの数を用意すればいいのか、日程が決まるのを待っているところです。

昨日のAbema TVトーナメントについては次週の放送が終わってから総括したいと思います。

当面、対局を含む予定もないんですが、２週間後の５月２３日(土)に吉祥寺「将棋の森」でオンライン自戦解説会を行います。解説局については検討中ですが、約２時間で２、３局を解説する予定でいます。最近はソーシャルディスタンスで一人解説になることもあるので、プランを構築して臨みたいと思います。宜しくお願いします。

将棋名人戦、再び延期決定　6～8月に開催の方向で検討(朝日新聞)
将棋・名人戦開幕の再延期決定　緊急事態宣言の延長受け(毎日新聞)

緊急事態宣言が延長になったので、再延期は考えられることでした。新たな開幕予定は6/10と１カ月以上先ですが、調整プランを練って日々を過ごしたいと思います。
特定警戒地域以外では宿の営業再開が認められたところもありますが、多くは「県外者を受け入れないように求める」という方針が県などから出されているようです。タイトル戦が行われるような観光地では県外からの宿泊が大多数でしょうから、どこの宿も大変だろうと思います。また、主催の毎日新聞社、朝日新聞社の方々も２度にわたる延期で準備のご苦労はかなりのものかと。そんな中で６月以降のタイトル戦に向けて準備して頂ける主催紙と開催地には感謝しかないですね。

今週、来週の土曜夜に放送されるAbema TVトーナメントに「所司一門チーム」として出場します。
チーム紹介のビデオも上がっています。
近藤誠七段、石井健五段から質問をしてもらうという形だったので、彼らに話してもらうところが少なくなってしまったのは申し訳なかったです。もう渡辺はいいよという声が聞こえてきそうだｗ
弟弟子二人には本編でのアピールに期待したいですね。

次の対局は19日開幕予定の名人戦ですが、緊急事態宣言が延長され、どうなるかは分かりません。ヒューリック杯棋聖戦も本来は６月頭に開幕予定でしたが、挑戦者決定トーナメントがベスト４で止まっているので、やはり例年通りは難しそうです。そんな訳で対局予定は分からないものの、せっかく先日の対局に向けて状態を上げたところなので、維持しつつ、動向を見たいと思います。
(個人の意見、感想です)

４月は特に前半は時間があったので、部屋の掃除、読書(マンガ)、体重調整をして過ごしていました。

４月に読んだマンガ

べしゃり暮らし(１)－(２０)
BUNGO(２２)
進撃の巨人(３１)
スケッチー（２）
メジャー２nd(１９)
フォーシームNEXT(１)
ハンチョウ(８)
ドラゴンボール超(１２)
モブ子の恋(７)
凪のお暇 (７)
BEASTARS　(１８)
血の轍(８)
正直不動産(８)
風の大地(７７)
マリアージュ～神の雫　最終章(２２)
アオアシ(２０)
昭和天皇物語(６)

終盤、▲22歩の王手に実戦は△同銀と応じて▲34桂△41銀と進行。はっきり負けではないものの、最善ではありませんでした。図では△12玉と逃げて▲21飛で必至と即断しましたが、そこで△32銀と立つのが好手で受かっていました。
▲21飛には△32銀、▲21金には△32銀打と使い分ければいいんですが、全て気が付いていないのでお粗末でした。
以下は激戦でしたが、相手の時間切迫もあり、なんとか勝ち。
久しぶりの対局でマスク着用、それに伴いコンタクト使用(メガネが曇るので)と初めてのことばかりでしたが、この条件に対応していかなければなりません。