対局は30日(木)・31日(金)
ネット中継は竜王戦中継サイトにて。
衛星第2テレビは
30日 9:00~9:30/17:00~17:30
31日 9:00~9:30/16:00~17:00/※ダイジェスト24:50~25:05
となっています。放送時間が短いのは囲碁の名人戦第6局が同じ日程で行われるため。
次の更新は1日(土)夜の予定です。頑張って来ます。
また明日29日(水)は女流王位戦第4局▲清水女流二冠(1勝)-△石橋女流王位(2勝)が行われ徳島新聞:中継ページにて。
振り駒で先手に。最近は先手になることが多いです。
相矢倉の定跡形から1図に。△4二銀と補強したところ。
第一感、▲2四歩△1四銀と気持ちの良い突き出しが先手で入るので、かなり優勢なのかと思ったのですが、実際は僅差。先日の竜王戦も二枚換えで竜が出来れば良しと思っていたように、どうも第一感、大局観が悪いようです。いまさら簡単には良くなりませんが、少しでも正しい判断が出来るようになりたいです。
この直後に露骨に攻めるべきだったのを緩んでしまったために、苦戦に。
2図は終盤、形勢は難解。
実戦は▲3五金△2六玉▲1九香と▲3八桂△同と▲1七金の詰めろをかけましたが△1六歩で際どく届かず。他に▲2四金△2六玉▲1九香も考えたのですが△3七歩成でダメ。
2図では▲3五金、▲2四金を保留しての▲1九香が正解。どちらかに金を打たないと心細いと思ったのですが、そうではありませんでした。感想戦ではそれでも以下△1六歩▲2四金△1五玉で難解ながら後手勝ちそうでしたが、本譜より数段難しかった、これくらいは指したかったです。
負けてベスト8で敗退。感想戦は難解だった終盤戦を中心に1時間ほど。
帰宅して夕飯を食べながらテレビを付けたら高津投手を追った「スポーツ大陸」がやっていました。とても面白く、また色々と考えさせられました。
夕方、無事に帰りました。
将棋に関しては竜王戦中継plus、梅田望夫観戦記(13)をご覧下さい。
ここは▲2三角と▲3五歩で1日目の夜からかなり迷いましたが前者を選択。なかなか決断出来なかったのは▲2三角と打ってしまうと後手の持駒が角2枚と強力になるので、6~9筋だけの攻め合いになって▲4六銀▲3七桂が残ってしまうのではないか、という不安があったから。
実戦の△6六歩ならば△6四角までは一本道。▲2三角を打つ時点で「△6四角の局面になれば▲5六桂か▲4五桂打のどちらかで攻めが繋がるのだろう」と思っていたのですがいざ考えてみると、どちらもたいした攻めにはなりません。
△6四角なら繋がりそう、と感覚で判断するのではなく、しっかりと読まないといけませんでした。羽生名人の懐の深さを見せ付けられた格好です。
ここでのミスが大きく、終盤は少し足りないと思います。痛い黒星スタートですが1局指してみて課題も見えたので、来週の第2局を頑張ります。