棋王戦第5局。

2018-03-31 | 対局
先手番で居飛車力戦。左辺の歩を交換されたので右玉にしましたが、右玉は後手番で待つ時に用いる戦法なので、攻めの形が作れるかが課題になります。本譜は▲74歩だけで手になったので手応えを感じました。



ポイントになった局面。ここで嫌なのは△84飛でしたが▲65歩△75銀▲91角成△76歩▲85香で先手良し。ただ△84飛には▲76銀もありそうで迷っていたので正解は選べたかは分かりません。
実戦は図から△44歩だったので一直線に進めて下図。



駒割りは銀銀と角桂の交換ですが、と金が残っているのと実戦のように▲74歩がと金に昇格しそうなこともあって、事実上は先手の駒得が見込めて優勢になりました。以下は慎重に進めて勝ち切ることができました。

昨年に続いて先手番だけを勝ってのフルセットというのは胸を張れる勝ち方ではありませんが、ボロボロだった年度の最後にこのタイトルが残ってくれたことに感謝したいです。
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明日対局。

2018-03-29 | 将棋
30日(金)は棋王戦第5局。

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大会告知。

2018-03-27 | 将棋
今週は金曜日に第5局。それが終わると次の対局が決まってないので、少なくとも10日以上、長ければ3週間くらいの春休みになるので、休み前のひと踏ん張りといったところ。

5月5日に出身の葛飾区で初めての子供向け将棋大会を開催してもらえることになりました。
渡辺明杯「かつしか子ども将棋大会」開催のお知らせ

葛飾区にもご協力を頂ける予定で、出身の区でこのような大会を開けることを大変うれしく思います。奮ってご参加ください。「第1回かつしか子ども名人戦」は葛飾区在住の小学生に限ります。その他のクラスは他区他県からの参加も大歓迎です。
当日は自分も会場に行き、審判長と指導対局をする予定です。
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棋聖戦本戦1回戦、戸辺七段戦。

2018-03-24 | 対局


対中飛車の中盤、△64銀と角取りに打ったところ。▲66角と逃げる一手に△75歩でどうかと読んでいましたが、図からの▲83銀をウッカリ。△同飛なら▲33角成と切って▲72銀があり、▲83銀に飛が逃げるのは33や64の銀を切って攻めが続きます。派手な手とはいえ、この手をウッカリするようではプロの将棋ではないし論外でした。
以下は1回でもチャンスが来ればと指し継ぎましたが、攻めが筋に入ってしまい、チャンスが無いままの負けでした。
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明日対局。

2018-03-22 | 将棋
明日23日(金)は棋聖戦本戦1回戦、戸辺七段戦。

※本局は携帯中継があります。
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棋王戦第4局。

2018-03-21 | 対局
作戦負けからじわじわと苦しくなって▲16角あたりから具体的に不利になりました。はっきり負けていた手がいくつかあったと思いますが、逆転したと思ったのは下図の場面。



ここで先手が攻めの手を指すならば、後手としては「まだ負けだった」となりますが実戦は先手もやり直しの▲49歩なので逆転したな、と。ただ実際には敗勢が互角に戻っただけだったようで、ここでの形勢判断の誤りが敗因になりました。
敗勢を逆転したので押せ押せで攻めの手を指して行けばいい、と思って攻めていきましたが▲15角~▲74角と2枚の角を大きく使われる手順を見落としていました。じゃあ敗着はとなれば△76歩から角を攻めずに入玉含みで指すしかなかったのかな、と。
一度は完全に諦めていたところにチャンスが出てきて、そこから負けてと二度負けたような将棋。2勝2敗で昨年に続いてのフルセットになりました。
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明日対局。

2018-03-19 | 将棋
20日(火)は棋王戦第4局。

棋王戦中継サイト

ニコ生:将棋

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王将戦とか。

2018-03-16 | 将棋
今週は対局が無く休みですが、花粉症なのか鼻が止まらずで。。。第4局は来週火曜日なのでそれまでには元に戻ってるといいのですが。

王将戦が決着。久保王将としては後手番で3勝するという結果でシリーズトータルでも後手番が5勝1敗。去年の名人戦も同じだったと思いますが、一方で棋王戦五番勝負では先手番が9連勝中で過去には13連勝というのもあったそうですね。2日制だと何が違うのかは興味深いですが、確かに自分も竜王戦七番勝負では先手番をキープし合うという展開はあまり経験がないです。後手は正しく指さないと持っていかれる、という局面が多いのは間違いないと思いますが、それが2日制だと夜を挟むので精度が上がる、ということでしょうか。2日制は中盤で半日以上のインターバルが入るので読みの深さ、その将棋の理解度は1日制とは違ってきます。

藤井六段は全勝昇級で60勝ですか。最多勝はしばらく50勝以下だったはずなので、ピンとこない数字ですが。。。六段に昇段すると参加する棋戦は減りますが、その分、リーグや番勝負に出れば勝ち星は増えるので、来年度はいくつ勝つんですかね。自分は春からの年度で600勝を達成できたとしても19年目なんですが、藤井くんはこのペースだと10年かぁ。
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記録など。

2018-03-14 | 将棋
いつもように吉祥寺ルーエ(本屋)に行ったら


新刊の黒板に「ガンバレ!ワタナベクン!」と書いてあったw
昨日は藤井六段の記録4部門独占が決まったと発表されましたが自分も今年度は最多敗の逆タイトルを獲ることになりそうです。あまりの弱さに応援してくれてるんですね、有難いです。

そこで買ったプロ野球の選手名鑑で趣味欄に将棋と書いている選手を探す。
武田投手(ソ)
甲斐捕手(ソ)
新垣投手(日)
才木投手(阪)
松本捕手(ヤ)

見落としはあるかもしれませんが、この5人かな、と。ピッチャーとキャッチャーしかいないのが気になりますけど。甲斐捕手以外は以前から将棋好きを公言してくれていて、記事とかが出ているようですね。これからの日本を代表するキャッチャーになりそうな甲斐が将棋を指すとはなぁ。自分はヤクルトファンですが、昨年の日本代表の時に応援歌を覚えたので歌えますw
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棋王戦第3局。

2018-03-12 | 対局
角換わり棒銀に対して図の辺りまでは予定の作戦。左辺はいったんへこんでおいて、その間に右辺で桂を跳ねて形を決めてしまう狙いでした。▲45桂△44銀の形はひとまず膠着状態になりますが、それから左辺を組み直す、という構想です。



左辺の形を整えて、後は具体的に手が出来るかどうかが課題になりますが、図の▲55歩で攻めの形が見えてきました。

いつでも▲86歩から銀交換になり、飛車を86に呼んで▲97角と▲54歩~▲53歩や▲53銀の組み合わせで後手は全ては受けきれません。実戦もそのような展開になって駒得を生かしての勝ちでした。
2勝1敗と1つリードしましたが、棋王戦五番勝負は昨年からずーっと先手番の勝ちが続いているので次の後手番がシリーズのポイントになりそうです。
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