王位戦第7局、2日目。

2009-09-30 | 対局

昨日の対局は後手番になって▲三浦八段の「藤井流早囲い」と、先日の△郷田九段戦の逆を持つ展開になりましたが、なんとか勝つことが出来ました。今日は今から王位戦が行われている鶴巻温泉「陣屋」に行くので図面は省略します。

詳しくは観戦記で。棋王戦掲載紙一覧(観戦記掲載情報は当ブログ左端ブックマーク上から3番目)

勝ってベスト8。昨年はここまでだったので、まずは自己新記録のベスト4を目指して頑張ります。

 

本日30日(水)は王位戦第7局▲深浦王位(3勝)-△木村八段(3勝)の2日目。横歩取りから激しい戦いに突入しています。

 

北海道新聞:王位戦ページにて。

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明日対局。

2009-09-28 | 将棋
明日29日(火)は棋王戦本戦三浦八段戦。ベスト8入りの一番です。


また29日・30日は王位戦七番勝負第7局深浦王位(3勝)-木村八段(3勝)
木村八段の3連勝に深浦王位も3連勝で返して、いよいよ最終局。
北海道新聞:王位戦ページにて。

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王座戦など。

2009-09-26 | 将棋

王座戦第3局は△羽生王座が勝って3連勝で防衛、18連覇。5年連続ストレート勝ち、16連勝(3連勝×5+1)のおまけも付き、ものすごい記録です。誰がこの連覇を止めるのか、の前に誰がこの連勝を止めるのか、が来期の焦点になりそうです。

 

以下はいろいろ、告知など。

 

「棋士会将棋フェスティバル2009 in 東京」申込み受付中!(将棋連盟HP)

11月15日(日)に東京将棋会館で行われるイベント、多数のご参加を宜しくお願いします。

 

・本日26日(土)はLPSA主催の日レスインビテーションカップ、準々決勝・準決勝が行われています。ここまでにアマ3選手、育成プロの渡部さんが勝ち上がって、準々決勝はアマ・プロ戦。

中継サイトにて。

 

・連休中、2回目の高尾山に行きました。メンバーは前回と同じ小暮さん、二男、三男、相崎さんに、将棋世界の大川さん、村山五段が加わった8名。

前回は普通の土日でしたが今回は連休中なので、特に山頂はものすごい人でした。リフトに乗って、サルを見て、高尾山の山頂に行く『1号路』(高尾山公式HP) は前回と同じでしたが、今回はそこで下山せず高尾山・陣馬山コース(高尾山公式HP)に。と言っても陣馬山までは5時間なので、全然無理筋ですけど

このコースに入るとガクンと客足が減って、ようやく山登りらしくなりました。

 

         

       

写真(撮影は相崎さんなので写っていない)は陣馬山コースの・・・どこでしたっけ。一丁平だと思うのですが事前に中川七段に聞いていた通り、景色が綺麗でした。

小仏峠からバス停に降りるコースで、高尾山の山頂からは休憩込みで3時間でした。高尾山の山頂までの登りを合わせたトータルの歩行距離は約7.5kmらしいので冷静に考えると子供達にはハードだったような気がしますが、頑張ってくれました(笑)

 

バスでJR高尾駅に着いた後、子供達との約束通り、昭和記念公園に移動してボートに乗りました。子供達はこの約束があったからこそ、頑張れたとも言えます。足漕ぎボートですが、漕ぐのは大人なので、今度はこっちがハードでしたが

こんなにハードだったのに、体重は微増。どんだけ飲み食いしているんだか。

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王将戦二次予選決勝、郷田九段戦。

2009-09-25 | 対局

振り駒で先手番になって藤井九段が連採している「矢倉早囲い」。

棋譜データを見ると、昭和の終わり~平成初期が流行のピークで、先手が面白くなくなったのか、平成11年以降はほとんど指されていません。僕はプロになったのが平成12年なので、この流行について、詳しくは知らないんですそれを再び掘り出したのが振り飛車党の藤井九段で、最近は居飛車党の棋士も指すようになってきました。

 

           

 

「早囲い」とは▲7八金~▲6九玉ではなく▲6八玉~▲7八玉にして▲8八玉~▲7八金の囲い方。完成すれば▲7九角を入城のために▲6八角等と、どかす1手を省けるので、後手が反発して動くケースが多く、1図は7筋の歩を交換してきたところ。

「早囲い」の特徴は同じ2手でも▲7八金▲6九玉型に比べて、先手にとって戦いの場となる1~4筋から遠い、すなわち速攻が狙える、という点。

1図から▲6五歩△4二角▲4六角△9二飛と▲8三銀や▲8三金の傷を作ってから、▲3五歩△同歩▲2六銀。一応は狙い通りに先攻する格好に。

 

その後、少し指せるかな、という状況からおかしくしたのですが、そこを切り抜けて、優勢に。その辺りは、スポーツニッポン紙上の観戦記、(観戦記掲載情報は当ブログ左端ブックマーク上から3番目)週刊将棋をご覧下さい。

 

           

 

2図は最終盤。先手玉は詰めろではないので、▲8二飛や▲5一飛の攻め合いで一手勝ちだろう、というのが第一感でしたが、読み切れませんでした。2図直前の29分と、ここで残り2分まで使う7分で攻め合いを諦めて、余して勝つ方針に変更。

2図から▲6六同金△同銀▲6二飛の王手銀取り。対して△5二角なら▲7四飛の取りになって▲6六飛成とは出来ないのですが、△5二角に▲7二飛成と詰めろに成って、▲5二飛成以下の詰めろと▲6六飛成の受け切りの両狙いになって先手勝勢。

実戦は▲6二飛に△5二銀だったので▲6六飛成から受け切り勝ちになりました。勝って初めての王将リーグ入り。早速10月上旬から始まりますが、頑張ります。

 

 

本日25日(金)は王座戦五番勝負第3局▲山崎七段-△羽生王座(2勝)

横歩取り△8五飛戦法に進んでいます。王座戦中継サイトにて。

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明日対局、中継予定。

2009-09-23 | 将棋
本日23日はアマチュア初の一次予選突破が懸かる、朝日杯将棋オープン戦、松本六段-清水上アマ。
10時~朝日杯中継サイトにて。

清水上アマが1次予選突破(asahi.com:将棋)


明日24日(木)は王将戦二次予選決勝、郷田九段戦。初の王将リーグ入りを果たせるように頑張ってきます。


明後日25日(金)は王座戦五番勝負第3局▲山崎七段-△羽生王座(2勝)
王座戦中継サイトにて。
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連休中、更新休みます。

2009-09-19 | 将棋
明日から4連休ですか。普段から休みが多い自分にはあまり関係がないのですが、せっかくなので?ブログの更新をお休みして、ゆっくりします(苦笑)
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昨日、今日、明日。

2009-09-17 | 将棋
昨日は取材→竜王戦ポスター撮影→取材→矢内女王の表彰式、という流れでした。9月に入って初めてのお酒だったので、美味しかったです


今日は竜王戦の和服を選びに白瀧呉服店へ。もう6期目になり数は十分揃ったので、この2~3年は少数精鋭で増やすようにしています。今日は羽織と着物の生地を1つずつ選びました。かなり良い品で、出来上がり、そして着用が楽しみです。

今年に入って、名人戦以外のタイトル戦に白瀧呉服店で和服を買った棋士が出場。社長の白瀧さんは現地まで着付けと観戦に行かれていて、昨日も山崎七段の王座戦第2局で京都だったそうです。その王座戦は▲羽生王座が勝って2連勝となりました。△4九角成と馬を作ったところでは後手ペースを思わせましたが、そうでもなかったのでしょうか。最後は△山崎七段に誤算があったとのこと。代わりにどう指せば良かったのか、あるいは明快な手はなかったのか、興味深いところです。


明日は取材→免状署名→取材→将棋ペンクラブ大賞の表彰式。僕は受賞者ではないので、拍手係ですが息子はあのような場所に行く時「おとうさんおめでとう」だと思っているので、明日は「え?おかあさん?」と不思議がるのでしょうかね。
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本日王座戦第2局。

2009-09-16 | 将棋
今日は午前中から出ないといけないので、図面は省略しますが、昨日の対局は勝ちでした。リーグ入りまではあと3勝と長いので、一つ一つクリアして行きたいところです。


王座戦五番勝負第2局▲羽生王座(1勝)-△山崎七段は午前9時半現在、一手損角換わりが確定したところ。▲羽生王座がどの対策(腰掛け銀、棒銀、早繰り銀など)を選ぶか、という局面です。

王座戦中継サイトにて。
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明日対局。

2009-09-14 | 将棋
明日15日(火)は王位戦予選、藤倉四段戦。王位リーグは陥落してしまったので、今年も予選から。先は長いですが、リーグ復帰を目指して頑張ります。


16日(水)は王座戦五番勝負第2局▲羽生王座(1勝)-△山崎七段。

王座戦中継サイトにて。

数日前にネット解説を担当する、と書きましたが取材等の予定が入ったので、自分は抜けることになりました。ネット事業委員のメンバー、現地に観戦に行かれる梅田望夫さんにもご協力を頂けるそうで、充実した中継になりそうです。
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記念扇子。

2009-09-13 | 将棋
昨日は竜王戦記念扇子の原稿を書きに石橋女流王位のところへ、という記事を書いたのですが、更新時に消えました(たまに起きます)
復元するのは・・・なので、箇条書きで

・永世竜王の後ということで新たな気持ちでの「新」が浮かびましたが何年か前の竜王扇子「前新」で使っているので「しん」繋がり?で「進」に。
・例によって、無駄話や(苦笑)お互いの団体の近況報告などが長くて、書き出すまでに時間が掛かりましたが、書き出してからは思っていたよりも早くOKが出ました。少しは上達したのでしょうか。

・往復の電車の中で、藤田騎手の新刊「競馬番長のぶっちゃけ話」を読む。「将棋」が2回出てきたのが将棋指しとしては嬉しかったです
最も印象に残ったのはあとがきの『北海道のリーディングを取れなくなったら、そこが潮時かなという感覚は持っている』という箇所。確かに藤田騎手の北海道リーディングは今年で8年連続。素人目には簡単に取っているように見えますが、実際には相当な偉業なはず。それを引き際に設定しまう、自分への自信、自らの追い込み方は、トッププロの覚悟はこうでないといけないのか、と感心させられました。
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