中山競馬。

2010-01-17 | 競馬
今日はアイズオブゾロが走ることもあり、週刊将棋の内田記者らと中山競馬場の指定席に入りました。指定席を当日買うため、集合は西船橋駅に8時なので6時半起床。普段、妻に「もっと早く起きて」と連日のように言われながらも8時半以降にしか起きない自分ですが、競馬の時だけは目覚まし一発で起きます。

今日も内田さんは絶口調で、その一部を紹介します。競馬をやらない方には分かりにくいでしょうが、これを書くのは僕の楽しみなので、お許し下さい。

その指定席は空間に4人掛けのテーブルが6か7あって、一つのモニターを皆が見る、という図式。20人以上いるのですが、どうやら他場である京都を1Rからやっている人は少ないらしく、モニターが京都のレース時にしゃべっているのは我々のみ。内田さんの一言一言に周囲が苦笑すうようになり「あの人はなんか面白いぞ」という空気が浸透しつつ迎えたのが京都6R。

内田さんの買い目はザタイキ(2人気1着)マックスバローズ(3人気2着)を1・2着に塗って、3着にエアラフォン(1人気)固定の3連単2点買いというシンプルなもの。というわけで、エアラフォンが2着以上に来たら外れ。
1コーナーを回ったあたりでスムーズに流れに乗ったエアラフォンを見て「ちょっと、スムーズすぎるよ。まずい、2着はあるんじゃないか、これ」と2着に来られる心配をしているのに直線に入ると「えっ、ちょっと、エアラフォン3着も危ないんじゃない?!いや、ちょっと、待って、いや、えーー、ひどいー」結果4着。道中は2着に来られることを懸念しておいて、直線では慌てて3着を心配するこの一変振り。


続いて京都8R。最後方を追走するダノンヨーヨー(2人気2着)に対して「ユーイチ(北村友一)そろそろ行こうよ。そろそろ行こうよ」と連呼。直線に入り、インで狭くなったハッピーパレード(1人気1着)を見て「ちょっと、ゾエさん(池添)狭い、狭いよ」と言っている間にハッピーパレードは抜け出し、外からは最後方にいたダノンヨーヨー。この2頭の1・2着争いになり、これは内田さん取ったんだろうなと思いながら見ていると「えーー、差し過ぎだよーー、ひどいーー」どういうことか聞くと2頭を1・3着固定、2着に数点を挟むという「内田流サンドイッチ定跡」だったそうだ。しかし、道中は色々言っておいて、それが1・2着に来たら「差し過ぎ」とは、笑わせてくれる。


京都9R。締め切りのベルと同時に走った内田さんが「ひどいー」と言いながら帰ってきた。タッチの差で間に合わなかったとのこと。「ワイルドラズベリー、メイショウデイム 、マシュケナーダの3頭で固いと思って、三連複1点買いだったのに・・・。」
ところが、ゲートインの直前にマシュケナーダが競争除外に。(馬場入場後に左肩跛行を発症)
「内田さん、買っても返還だから意味なかったじゃないですか」と言うと
「じゃあ、ワイルドラズベリー、メイショウデイムの馬連1点だったよ、絶対来るよ、これ」

上記2頭は5・6番手の好位をキープ。早い段階で「うわー、やばいやばい」という叫びが入り、直線に入って2頭が抜け出してくると「やめてやめて、うわー、ひどすぎる、ひどいよー」
確かに、残り200まではこの2頭で決まりそうな脚色ではあった。
「あれ、でも止まったか」という声と共にメイショウデイムは後退し、9着。

際どい3着争いをレディアルバローザ(熊沢騎手)と即断し、僕の「どっち?」に「熊ちゃん3着」と断言して、次レースの馬券を買いに消える。直後にスローが流れ、レディアルバローザは4着だった。誤情報を自信満々に言うと、他のお客さんも混乱してしまう。


京都10R。1番人気のアドマイヤスワットを応援している内田さん。3角過ぎ、手応えが怪しくなったのを見て「うわー、やばいか、これ。岩田、叩いて叩いて」すると直後に岩田騎手のムチが入り「さすが内田さんの指示は的確」と一同失笑。その後も「岩田、追って追って」と泣きが入り、直線では「岩田、お願い、3着でいいから」と叫び続けるも、残り200mで投了。(7着)
ゴールから数秒後「て言うか、フサイチセブン強くない?・・・あれ、でも1:57.0って、時計が遅いね、なんで?」
「いや、内田さん、これセンク(千九)なんだよ」と言うと
「えー、そうなの!ずっとセンパチ(千八)だと思ってた!距離も知らないようじゃ当たるわけないか(笑)」ごもっとも。距離くらいは把握して下さい。


京都11Rは内田さんが大好きなインティライミをパドック、返し馬、1コーナー過ぎ、4角手前と褒めまくり。好きな馬を応援するのは良いんですが「行きっぷりが違いすぎる」「今日は来た」「本当に来ちゃったよ」など事実というよりは願望に近い主観が入りすぎ。

アイズオブゾロも6着と健闘して次が楽しみになったし、また競馬場に行きたいものです。競馬の話は仕事である将棋と違って何を書いても良いので、どうしても長くなります(笑)
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王将戦など。

2010-01-16 | 将棋
今朝はスポーツニッポン新聞を買い、王将戦第1局1日目と競馬面の万哲予想を見る。明日の新聞も2日目詳細と日曜競馬面を見ることができ、王将戦が金・土開催だと、僕のような将棋&競馬ファンにはとても味が良いです(笑)
あと、明日の中山障害未勝利戦にアイズオブゾロ(せん4)が出走します。8月の3歳未勝利戦後は去勢、障害練習でここに備えました。初障害なのでまったく予測が付きませんが、楽しみです

その王将戦は▲久保棋王の先勝。中継によれば▲久保棋王優勢→△羽生王将猛追も届かず、という流れとのこと。確かに△5九飛成のあたりは追い込んでいる感じが伝わってきましたが、それでも逆転しないのは元が悪かった、ということなのでしょうか。両者のコメントを含めて、明日のスポーツニッポン紙で確認しようと思います。
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王将戦第1局1日目。

2010-01-15 | 将棋
王将戦第1局は▲久保棋王の三間飛車。現在、▲7六歩△3四歩▲7五歩からの「石田流三間飛車」が大流行中。振り飛車党のエースである久保棋王の王将戦、棋王戦での戦いぶりは流行に大きな影響を及ぼすので、注目が集まります。

△羽生王将が6筋から仕掛けて、囲いもそこそこに戦いへ。封じ手直前に▲久保棋王が▲6五歩△5四飛▲5六歩から技を掛けに行き、明日は午前中から目が離せません。

明日の2日目も中継は毎日jp:将棋にて。


1月はもう対局がなく、2月は順位戦、王位リーグ1回戦、棋聖戦本戦1回戦、という感じです。半月も対局がありませんが、緩めずに鍛えていきたいところです。
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王将戦開幕。

2010-01-14 | 将棋
昨日はあんな将棋だったこともあり、ブログが最近の自分にしては珍しく濃い内容になりました。皆さんにとっては敗戦記のほうが読み応えはあるのでしょうが、そういうわけにもいきません(笑)

昨日の対局後、日本に来られている梅田望夫さんとの食事に村山五段、戸辺五段、佐藤(天)五段と一緒に伺いました。

面白かったのは天彦君。

朝日杯の話題になった時
「えっ、竜王、今日対局だったの?」

とちぎ将棋まつりで、戸辺君が羽生四冠を相手に千日手で引き分けた話題の際には
「へー、戸辺さん引き分けたんだ。すごいね。」

「なんでそんなに棋界情報を知らないんだよ!」と突っ込むと
「大阪対局で、さっき帰ってきたばかりだから・・・」
いやいや、それを差し引いても知らなさすぎだから。

他にも楽しい話題が多く、大いに笑わせてもらいました。


明日15日(金)・16日(土)は王将戦七番勝負第1局、羽生王将-久保棋王。(先後は振り駒)
ネット中継は毎日jp:将棋にて。
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朝日杯将棋オープン戦、本戦1・2回戦。

2010-01-14 | 対局
午前中の行方八段戦は内容にも満足の熱戦でした。そして午後の2回戦は羽生名人と。
結果はご覧になられたように、良いところがない完敗。竜王戦第3局と同じで、前例も何局かある形。自分の中では秋頃から「やや後手指せる」と結論が出ていて、竜王戦第3局では結果に加えて感想戦でも後手がうまくいったので、その後は今日まで研究に進歩なし、という状況でした。(自分の中で)

前例通りに進み、こちらから変化する予定の直前で先に変化され、もう投了級。もちろんこの手(91手目▲2七飛)も研究して、何とかなると思っていたのですが、なんともならない。何を考えていたんだか。研究の精度が低過ぎることを露呈してしまい、恥ずかしかったです。

数か月間、間違った認識を持ち続けていたことになり、何度も何度もこれでもか、というくらい研究の見直しを繰り返せば防げたはずのミスで、それが出来なかったのは猛省しないといけません。

感想戦、本譜手順は検討するところがないので、定跡の研究。最新流行形を指して、研究に穴があって簡単に負け、じゃあどうすれば良かったか調べよう。これではまるで研究会。貴重な機会である羽生名人との対局があまりにもあっけないものになってしまい、悔しいです。
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明日対局。

2010-01-12 | 将棋
昨日の「とちぎ将棋まつり」は大盛況のうちに終了しました。ご来場の皆様、開催にご尽力を頂いた皆様には厚く御礼を申し上げます。

それにしても、神吉六段のトーク、自らマイクを持ちながらの10秒将棋トーナメント優勝はすごかった。あと控室でのトークもすごかった。。。(笑)


明日13日(水)は朝日杯将棋オープン戦、本戦1回戦、行方八段戦。勝つと、午後の2回戦に進みます。
10時~朝日杯中継サイトにて。
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とちぎ将棋まつり。

2010-01-09 | 将棋
とちぎ将棋まつり

10日(日)・11日(祝)で開催されますので、是非お出かけ下さい!僕は11日のほうに出ます。

また、席上対局はネット中継があるようなので、上記ブログでご覧下さい。
次の更新は12日(火)以降になります。

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B級1組順位戦10回戦、行方八段戦。

2010-01-09 | 対局

相矢倉の定跡形に。昨年10月に指された▲阿部八段-△松尾七段戦(09・10・9・順位戦)をなぞる展開に。

 

           

 

図は91手目ですが、なんとまだ前例通り。前例は△6六香▲同金△8六飛で後手が勝っているのですが、分からない順があったので、直前の△6九銀に68分、ここでも29分を費やして△8六飛と手を変えました。実際、行方八段も前例通りに進めれば用意の手があったようです。

以下▲8七香△7九銀から寄せに行き、際どく勝ち。他がダメなので仕方がない、という感じで指していて、手応え十分というわけではないので、運が良かったと思います。

 

勝って8勝2敗に。2月5日の11回戦、深浦王位戦は勝てば昇級、負ければ自力消滅という大一番になりました。頑張ります。

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明日対局。

2010-01-07 | 将棋
書き忘れたのですが、11日の「とちぎ将棋まつり」は和服で行きます。4日に白瀧呉服店へ伺った際、社長に「正月だし、和服で行っては?」と言われ「それもそうですね」とあっさり決定。だからどうしたと言われると困るのですが、一応書いておきます。


明日8日(金)はB級1組順位戦10回戦、行方八段戦。
残り3戦、A級目指して頑張ります。
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2010始動。

2010-01-05 | 将棋
年末年始の休みから戻りました。今日から普段通りに更新します。

休みは例年通りに妻の実家にお邪魔して、食べる、寝る、トランプに加えてWiiのスーパーマリオ。遊びとご馳走しかない夢のような一週間を楽しみに、1年間頑張ります。

今日は別の用事があったので指し初め式は欠席。帰宅後、年賀状と就位式の招待状を書きました。

今後の予定

8日:B級1組順位戦10回戦、行方八段戦。
11日:とちぎ将棋まつり
13日:朝日杯将棋オープン戦、本戦行方八段戦。


決まっている対局はここまでで、あとは開幕する王位リーグと棋聖戦の本戦。今年も自分の出来る範囲で、しっかり勉強しようと思っています。
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