今日はアイズオブゾロが走ることもあり、週刊将棋の内田記者らと中山競馬場の指定席に入りました。指定席を当日買うため、集合は西船橋駅に8時なので6時半起床。普段、妻に「もっと早く起きて」と連日のように言われながらも8時半以降にしか起きない自分ですが、競馬の時だけは目覚まし一発で起きます。
今日も内田さんは絶口調で、その一部を紹介します。競馬をやらない方には分かりにくいでしょうが、これを書くのは僕の楽しみなので、お許し下さい。
その指定席は空間に4人掛けのテーブルが6か7あって、一つのモニターを皆が見る、という図式。20人以上いるのですが、どうやら他場である京都を1Rからやっている人は少ないらしく、モニターが京都のレース時にしゃべっているのは我々のみ。内田さんの一言一言に周囲が苦笑すうようになり「あの人はなんか面白いぞ」という空気が浸透しつつ迎えたのが京都6R。
内田さんの買い目はザタイキ(2人気1着)マックスバローズ(3人気2着)を1・2着に塗って、3着にエアラフォン(1人気)固定の3連単2点買いというシンプルなもの。というわけで、エアラフォンが2着以上に来たら外れ。
1コーナーを回ったあたりでスムーズに流れに乗ったエアラフォンを見て「ちょっと、スムーズすぎるよ。まずい、2着はあるんじゃないか、これ」と2着に来られる心配をしているのに直線に入ると「えっ、ちょっと、エアラフォン3着も危ないんじゃない?!いや、ちょっと、待って、いや、えーー、ひどいー」結果4着。道中は2着に来られることを懸念しておいて、直線では慌てて3着を心配するこの一変振り。
続いて京都8R。最後方を追走するダノンヨーヨー(2人気2着)に対して「ユーイチ(北村友一)そろそろ行こうよ。そろそろ行こうよ」と連呼。直線に入り、インで狭くなったハッピーパレード(1人気1着)を見て「ちょっと、ゾエさん(池添)狭い、狭いよ」と言っている間にハッピーパレードは抜け出し、外からは最後方にいたダノンヨーヨー。この2頭の1・2着争いになり、これは内田さん取ったんだろうなと思いながら見ていると「えーー、差し過ぎだよーー、ひどいーー」どういうことか聞くと2頭を1・3着固定、2着に数点を挟むという「内田流サンドイッチ定跡」だったそうだ。しかし、道中は色々言っておいて、それが1・2着に来たら「差し過ぎ」とは、笑わせてくれる。
京都9R。締め切りのベルと同時に走った内田さんが「ひどいー」と言いながら帰ってきた。タッチの差で間に合わなかったとのこと。「ワイルドラズベリー、メイショウデイム 、マシュケナーダの3頭で固いと思って、三連複1点買いだったのに・・・。」
ところが、ゲートインの直前にマシュケナーダが競争除外に。(馬場入場後に左肩跛行を発症)
「内田さん、買っても返還だから意味なかったじゃないですか」と言うと
「じゃあ、ワイルドラズベリー、メイショウデイムの馬連1点だったよ、絶対来るよ、これ」
上記2頭は5・6番手の好位をキープ。早い段階で「うわー、やばいやばい」という叫びが入り、直線に入って2頭が抜け出してくると「やめてやめて、うわー、ひどすぎる、ひどいよー」
確かに、残り200まではこの2頭で決まりそうな脚色ではあった。
「あれ、でも止まったか」という声と共にメイショウデイムは後退し、9着。
際どい3着争いをレディアルバローザ(熊沢騎手)と即断し、僕の「どっち?」に「熊ちゃん3着」と断言して、次レースの馬券を買いに消える。直後にスローが流れ、レディアルバローザは4着だった。誤情報を自信満々に言うと、他のお客さんも混乱してしまう。
京都10R。1番人気のアドマイヤスワットを応援している内田さん。3角過ぎ、手応えが怪しくなったのを見て「うわー、やばいか、これ。岩田、叩いて叩いて」すると直後に岩田騎手のムチが入り「さすが内田さんの指示は的確」と一同失笑。その後も「岩田、追って追って」と泣きが入り、直線では「岩田、お願い、3着でいいから」と叫び続けるも、残り200mで投了。(7着)
ゴールから数秒後「て言うか、フサイチセブン強くない?・・・あれ、でも1:57.0って、時計が遅いね、なんで?」
「いや、内田さん、これセンク(千九)なんだよ」と言うと
「えー、そうなの!ずっとセンパチ(千八)だと思ってた!距離も知らないようじゃ当たるわけないか(笑)」ごもっとも。距離くらいは把握して下さい。
京都11Rは内田さんが大好きなインティライミをパドック、返し馬、1コーナー過ぎ、4角手前と褒めまくり。好きな馬を応援するのは良いんですが「行きっぷりが違いすぎる」「今日は来た」「本当に来ちゃったよ」など事実というよりは願望に近い主観が入りすぎ。
アイズオブゾロも6着と健闘して次が楽しみになったし、また競馬場に行きたいものです。競馬の話は仕事である将棋と違って何を書いても良いので、どうしても長くなります(笑)
今日も内田さんは絶口調で、その一部を紹介します。競馬をやらない方には分かりにくいでしょうが、これを書くのは僕の楽しみなので、お許し下さい。
その指定席は空間に4人掛けのテーブルが6か7あって、一つのモニターを皆が見る、という図式。20人以上いるのですが、どうやら他場である京都を1Rからやっている人は少ないらしく、モニターが京都のレース時にしゃべっているのは我々のみ。内田さんの一言一言に周囲が苦笑すうようになり「あの人はなんか面白いぞ」という空気が浸透しつつ迎えたのが京都6R。
内田さんの買い目はザタイキ(2人気1着)マックスバローズ(3人気2着)を1・2着に塗って、3着にエアラフォン(1人気)固定の3連単2点買いというシンプルなもの。というわけで、エアラフォンが2着以上に来たら外れ。
1コーナーを回ったあたりでスムーズに流れに乗ったエアラフォンを見て「ちょっと、スムーズすぎるよ。まずい、2着はあるんじゃないか、これ」と2着に来られる心配をしているのに直線に入ると「えっ、ちょっと、エアラフォン3着も危ないんじゃない?!いや、ちょっと、待って、いや、えーー、ひどいー」結果4着。道中は2着に来られることを懸念しておいて、直線では慌てて3着を心配するこの一変振り。
続いて京都8R。最後方を追走するダノンヨーヨー(2人気2着)に対して「ユーイチ(北村友一)そろそろ行こうよ。そろそろ行こうよ」と連呼。直線に入り、インで狭くなったハッピーパレード(1人気1着)を見て「ちょっと、ゾエさん(池添)狭い、狭いよ」と言っている間にハッピーパレードは抜け出し、外からは最後方にいたダノンヨーヨー。この2頭の1・2着争いになり、これは内田さん取ったんだろうなと思いながら見ていると「えーー、差し過ぎだよーー、ひどいーー」どういうことか聞くと2頭を1・3着固定、2着に数点を挟むという「内田流サンドイッチ定跡」だったそうだ。しかし、道中は色々言っておいて、それが1・2着に来たら「差し過ぎ」とは、笑わせてくれる。
京都9R。締め切りのベルと同時に走った内田さんが「ひどいー」と言いながら帰ってきた。タッチの差で間に合わなかったとのこと。「ワイルドラズベリー、メイショウデイム 、マシュケナーダの3頭で固いと思って、三連複1点買いだったのに・・・。」
ところが、ゲートインの直前にマシュケナーダが競争除外に。(馬場入場後に左肩跛行を発症)
「内田さん、買っても返還だから意味なかったじゃないですか」と言うと
「じゃあ、ワイルドラズベリー、メイショウデイムの馬連1点だったよ、絶対来るよ、これ」
上記2頭は5・6番手の好位をキープ。早い段階で「うわー、やばいやばい」という叫びが入り、直線に入って2頭が抜け出してくると「やめてやめて、うわー、ひどすぎる、ひどいよー」
確かに、残り200まではこの2頭で決まりそうな脚色ではあった。
「あれ、でも止まったか」という声と共にメイショウデイムは後退し、9着。
際どい3着争いをレディアルバローザ(熊沢騎手)と即断し、僕の「どっち?」に「熊ちゃん3着」と断言して、次レースの馬券を買いに消える。直後にスローが流れ、レディアルバローザは4着だった。誤情報を自信満々に言うと、他のお客さんも混乱してしまう。
京都10R。1番人気のアドマイヤスワットを応援している内田さん。3角過ぎ、手応えが怪しくなったのを見て「うわー、やばいか、これ。岩田、叩いて叩いて」すると直後に岩田騎手のムチが入り「さすが内田さんの指示は的確」と一同失笑。その後も「岩田、追って追って」と泣きが入り、直線では「岩田、お願い、3着でいいから」と叫び続けるも、残り200mで投了。(7着)
ゴールから数秒後「て言うか、フサイチセブン強くない?・・・あれ、でも1:57.0って、時計が遅いね、なんで?」
「いや、内田さん、これセンク(千九)なんだよ」と言うと
「えー、そうなの!ずっとセンパチ(千八)だと思ってた!距離も知らないようじゃ当たるわけないか(笑)」ごもっとも。距離くらいは把握して下さい。
京都11Rは内田さんが大好きなインティライミをパドック、返し馬、1コーナー過ぎ、4角手前と褒めまくり。好きな馬を応援するのは良いんですが「行きっぷりが違いすぎる」「今日は来た」「本当に来ちゃったよ」など事実というよりは願望に近い主観が入りすぎ。
アイズオブゾロも6着と健闘して次が楽しみになったし、また競馬場に行きたいものです。競馬の話は仕事である将棋と違って何を書いても良いので、どうしても長くなります(笑)