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「あまりに傲慢」自民・村上議員が「安保法制反対集会」で自民党執行部を批判(全文)

2015-06-10 21:22:51 | 政治 選挙 

民事・その他

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2015年06月10日 15時47分

「あまりに傲慢」自民・村上議員が「安保法制反対集会」で自民党執行部を批判(全文)

「あまりに傲慢」自民・村上議員が「安保法制反対集会」で自民党執行部を批判(全文)自民党の村上誠一郎衆院議員

自民党の村上誠一郎衆院議員が6月10日、日弁連が主催した安保法制に反対する集会に出席し、自民党の執行部を「あまりに傲慢」と批判した。会場には弁護士や野党議員ら190人が参加し、それぞれ安保法制に批判的な意見を述べていたが、集会の途中で、与党・自民党に所属する村上議員が姿を見せ、マイクを握ると大きなどよめきが起きた。

 

村上議員は9日の自民党総務会で、安保法制について「党議拘束を外すべきだ」と発言したところ、執行部の一人から「最高裁判決(砂川判決)を読んだことがあるのか」と問われたという。そこで村上議員が「あなただけですよ、砂川判決が(集団的自衛権の)根拠だと言っているのは」と反論すると、「学者は、最高裁判決までおかしいというヤカラだから、話を聞く必要がない」と言われてしまったのだという。

 

村上議員はこうしたやり取りに激怒したとして、「学者がそろって違憲だと言っているのに、自民党がそれを無視することは、あまりにも傲慢ではないか」と、強い口調で自らの所属する自民党を批判した。

 

●「民主主義の危機にある」

 

集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更について、村上議員は「このことで突破口を開けば、たとえば主権在民や基本的人権に至るまで、時の政府の恣意によって、実は憲法を曲げることができてしまう。たいへん民主主義の危機にあるということです」と警鐘を鳴らした。

 

そのうえで、「本当にこういうことを、党内でひとりで言うことは結構しんどいんです。ですから先生方、みなさん方も本当にこの問題の重要性にお気づきであるわけですから、一人でも多くのみなさん方にその問題点を伝えていただきたい」と、集まった弁護士・国会議員、市民らに呼びかけていた。

 

●村上誠一郎議員の発言全文は次の通り

 

ただいまご紹介にあずかりました村上誠一郎であります。

 

実は私は、そこにいらっしゃる山岸(良太・日弁連憲法問題対策本部本部長代行)先生と、大学の同級生、同じクラスでした。

 

まさか、43年後に、こういう集会に出るとは、夢にも想像していませんでした。

 

正直申し上げます。私も自民党員です。本来ならば、こういう集会は、実はご遠慮申し上げようと思っていたんです。

 

だけど昨日の総務会で執行部とやりあって、これはもう困ったなあと。やはり本当のことを国民のみなさん方に知っていただくことが大事だと。

 

特に私は、柳澤先生(※集会で講演した元内閣官房副長官補の柳澤協二氏)に申し訳なく思っているんですが、昔の政治家は、柳澤さんのようなきちっとした議論をみんな聞く耳を持っていました。ところが昨今、やはりこれもマスコミの人に反省してほしいんですが、小選挙区になって、公認と比例と、人事まで党幹部に握られてしまって、なかなか昔のように自分の考えていることが言いにくくなってしまいました。

 

もっと反省してほしいのは、特定秘密保護法のとき。28年前には(※1985年に国会提出されたいわゆる『スパイ防止法案』について)、大島(理森)さんや谷垣(禎一)さんまでが「おかしい」と言って廃案にしたんです。ところが(2013年の特定秘密保護法については)、いちばん被害を受けるというか、当事者であるマスコミの人たちが、最後の総務会で私が指摘するまで、誰も指摘しなくなった。

 

それからもう一つ、バッジを付けている先生方も反省してほしいのは、去年の公務員法の改正ですよ。私は最後まで反対した。なぜならば、600人の人事を全部官邸に持っていった。こうなれば官僚諸君は、もう正論も本音も言わなくなるよ。私は最後まで総務会で抵抗したんですが、これも官邸の意向ということで通ってしまった。案の定、それから、公務員は正論も本音も言わなくなりました。

 

もっと重要なのは、そのように外堀を埋められるために、今回の安保法制について、本来いちばんモノをいわなきゃいけない国会議員が、口を閉ざしたままになっている。

 

●6月9日の自民党総務会で

 

今回、まず昨日のことから申し上げますと、私が申し上げたのは、このような問題は、国会議員の政治的良心・使命に関わる問題であるから、党議拘束を外すべきだと。

 

そしたらですね。ハッキリ言いますよ。あなたたちの先輩の、ある代議士が「お前は最高裁判決を読んだことがあるのか」と言ってきた。砂川判決を。

 

だから私は言った。「あなただけですよ、砂川判決が根拠だと言っているのは」。

 

そしたら何て言ったと思いますか?

 

「学者は、最高裁判決までおかしいというヤカラだから、話を聞く必要がない」と言ったんですよ。

 

それで、私は激怒したんです。3人のオーディナリーな学者が違憲だと言っていることに対して、自民党がそれを無視するということは、あまりにも傲慢ではないか。

 

●安保条約の時を思い出して

 

まさにこのような重要な問題を、本当に国民の皆さん方が、お一人お一人本当に理解なさっているのかと。

 

みなさん、思い出してください。

 

いまから55年前の、日米安保条約のときには、この国会の周りに十重二十重とみなさんが集まって、全国民、全マスコミ、全学者で喧々がくがくと議論しておりました。

 

いま、どうでしょうか。ハッキリ申し上げましょう。2年前に、私が「この問題は実は民主主義の根幹に関わる問題である」と。こんなことを天下の自民党がやっていいのかと言ったときは、マスコミは無視したものでした。

 

私がどうしても、ここへ来てお話したくなったのは、今いちばん問題なのが「ダブル先生」ですよ。ダブル先生って分かりますか? 議員バッジと弁護士のバッジを付けている、その先生たちです。責任、大きいんですよ。

 

結論を言うと、議論して、つくづくおかしいと思うのは、弁護士の資格を持っているものですから、自分の言っていることが正しいんだと。他の学者さんや、他の普通の国会議員が言っていることは、とるに足らないんだ。そういうような、いまの状況であります。特に、執行部に、3人の先生がおります。言わないでも分かっていると思います。

 

結論は、もう簡単です。今日お集まりのみなさん方は、そうそうたるみなさんです。それぞれの国会議員や、多くのマスコミの方を知っていると思います。我々が財政の危機を言っても、この憲法の危機を言っても、残念ながら門前の小僧でしかありません。説得力がありません。(弁護士の)先生方が、お一人お一人の国会議員や、国民や、マスコミのみなさん方に説明していただきたい。

 

●「自民党は、いつからこんなに惻隠(そくいん)の情のない党になってしまったのか」

 

なぜ私が、あえてこのような場所に来たか。2つあるんですよ。

 

ひとつは、前から申し上げているように、もし憲法に書いていないことを、内閣の一部局である法制局が解釈で変えることができたら・・・。まあ、自民党にある方が「ナチス憲法のマネをしろ」と言ったんですが、もちろんナチス憲法はありません。戦前のドイツで、議会において、全権委任法を通して、民主的なワイマール憲法を葬り去ったという、一番悪しき例があるんです。

 

すなわち、このことで突破口を開けば、たとえば主権在民や基本的人権に至るまで、時の政府の恣意によって、実は憲法を曲げることができてしまう。たいへん、民主主義の危機にあるということです。

 

それから、もう1点。来年から18歳の人たちが有権者になります。私は、次の世代が気の毒です。

 

このままでいけば、財政がおかしくなる、金融がおかしくなる、社会保障もおかしくなる。

 

そのうえ、地球の裏側まで行くことになる。

 

自民党は、いつからこんなに惻隠(そくいん)の情のない党になってしまったのか。

 

●「当たり前のことが、当たり前でなくなるときが一番あぶない」

 

実は私の父は、増原惠吉さんと、吉田さんに頼まれて、警察予備隊を立ち上げた男です。一次防も二次防もやりました。

 

父が死ぬまで言っていたのは、防衛予算は少なくて済むなら少ないほうが良い。もう1点は、自衛隊の諸君の身の安全について、万全に期すべきだと言って死にました。

 

私は、父の言ったことが自分の政治命題だと考えております。

 

この民主主義を守ることと、そしてまた、次の世代のために・・・。私は、みなさん方のお力を、なにとぞ、一人でも多くのみなさん方に、この問題がどこにあるのか(伝えていただきたい)。

 

特に、私は最後に、あえて言います。

 

私がいちばんいま危機を感じているのは、民主主義の危機、すなわちファシズムの危機であります。

 

私が大学のときに、ある先生が言っていました。「当たり前のことが、当たり前でなくなるときが一番あぶない」。

 

結論はどういうことかと言いますと、もしこういうことで突破されれば、次の世代は、アメリカの要求を断ることもできません。歯止めもありません。そういう中で、こういうような非常に不完全な法制というものを、短期間で180度転換するようなことを、軽々としていいものだろうか。

 

最後に、もう本当にお願いします。弁護士の先生方。我々では説得する力がありません。自民党には、まともな大学で憲法を学んだ人が数います。そういう人たちひとり一人に説得していただきたい。

 

そして、一番重要なのは、国民の皆さん方に、この法案ならびにいままでの手法が、どこに大きな間違いがあるかということを、やはり一人でも多くのみなさん方に伝えていただきたい。以上であります。

 

●「国民が絶対自分のこととして考えなければいけないこと」

 

不肖・村上誠一郎が、ただでさえやせ細った身体で、国会に来て必死にお願いをしたのは、後輩である(福島)瑞穂先生が、体重では負けないだろうからというんですが・・・。本当にこういうことを、党内でひとりで言うことは結構しんどいんです。

 

ですから、先生方、みなさん方も、本当にこの問題の重要性にお気づきであるわけですから、一人でも多くのみなさん方に、その問題点を伝えていただいて、国民お一人お一人が、自分が現憲法とどのように立ち向かうのかということを、ご理解いただけることを、切に切にお願い申し上げまして、簡単ではございますが・・・。今日は応援演説ではないんですよ。

 

言っておきますけど、これは絶対ね、国民が、自分のこととして考えなければいけないことです。そしてまた、自分自身のこととして判断すべきことであって、一部の国会議員で決められることではないということです。よろしくお願いします。

(弁護士ドットコムニュース)

 

 


【これは酷い】礒崎総理補佐官がツイッターで10代女子と大喧嘩!論破され、ブロックし逃走

2015-06-10 17:14:48 | 憲法

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6773.html

【これは酷い】総理補佐官の礒崎陽輔氏がツイッターで10代の女子と大喧嘩!論破された上に、そのままブロックして逃走!

20150610031333sdfpo@.jpg

礒崎陽輔  @isozaki_yousuke  2015年6月9日 09:33

集団的自衛権とは、隣の家で出火して、自主防災組織が消防車を呼び、初期消火に努めている中、「うちにはまだ延焼していないので、後ろから応援します。」と言って消火活動に加わらないで、我が家を本当に守れるのかという課題なのです。

ほなみ @hnm_3433  2015年6月9日 10:20
バカをさらけ出して恥ずかしくないんですか。分かりやすく解説じゃなくて都合良く解説お疲れ様です。その説明全部論破されて終わりますよ。集団的自衛権と個別的自衛権の違いを勉強してください。議論はそこからです。 https://twitter.com/isozaki_yousuke/status/608069329116995586 

礒崎陽輔   @isozaki_yousuke  2015年6月9日 10:26

それは 、私におっしゃっているのですか。「バカ」とまでおっしゃってくれていますので、是非あなたの高邁な理論を教えてください。中身の理由を言わないで結論だけ「バカ」と言うのは、「××」ですよ。お待ちしています。 https://twitter.com/hnm_3433/status/608081154764214273 

ほなみ @hnm_3433  2015年6月9日 11:01

まず例えが下手。戦争と火事は全く別物だし笑戦争は火事と違って少しでも他国の戦争に加担すれ自国も危険に晒す。当たり前だろ。しかもその解説は個別的自衛権で十分対応可能です。集団的自衛権と個別的自衛権を勉強してくれないと議論できません https://twitter.com/isozaki_yousuke/status/608082816027361280 

ほなみ @hnm_3433  2015年6月9日 11:04

火事と戦争を同等にして例えるのがまずおかしい。わかる?火事には攻撃してくる敵がいない。戦争は殺し合い。それに少しでも加担すれば危険なのわかるよね?それが分からないなら本当に脳みそ腐ってんじゃない? https://twitter.com/isozaki_yousuke/status/608082816027361280 

ほなみ @hnm_3433  2015年6月9日 11:08

火事は消化すれば解決する。殺し合いは必要ない。戦争は違うよね?殺し合って何万人何十万人何百万人が死んでくんだよ。それに日本が加担するってことだよ。バカって図星すぎてカチンときたのかな?笑 https://twitter.com/isozaki_yousuke/status/608082816027361280 

 

 


【戦争法案】強行採決か!集まろう国会へ!・・・辻元清美 「国会を囲まないと止めることは難しい」

2015-06-10 03:02:27 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

Naohisa Endoさんの写真

強行採決絶対阻止、戦争法案断固粉砕

画像はテレビ東京から<2015.6.9>

 http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/news/post_91481/

                          

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辻元清美 「国会を囲まないと止めることは難しい」6・2院内集会 ...


世論も「違憲」批判拡大…安保法案ムード一変で官邸に焦り/「参院選に惨敗して責任取れるのか」

2015-06-10 03:02:09 | 政治 選挙 

「参院選に惨敗して責任取れるのか」。遂に自民党内からこんな声が公然と出てきた(6月9日夕方のTBSニュース)。                                                              ー 画像by中村 公信

 

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http://news.livedoor.com/article/detail/10209107/

 G7首脳会議を終え、記者会見する安倍首相=8日、ドイツ・ミュンヘン(共同)共同通信

  • 安保法案の成立を確信していた安倍晋三政権が焦りだしている
  • 国民も「違憲の法律を作っていいのか」という本質に気づき始めたという
  • 法案が成立しなければ、安倍政権は一気に瓦解していく可能性が高いと筆者

世論も「違憲」批判拡大…安保法案ムード一変で官邸に焦り

 安保法案の成立を確信していた安倍自民党が焦りだしている。憲法学者3人が「憲法違反」と揃って明言したことで、世論のムードが一変してきたからだ。「自衛隊員のリスク」や「事態の具体的要件」といった各論ばかりで、チンプンカンプンだった国民も、「そもそも違憲の法律を作っていいのか」という本質に気づき始めた。国民をケムに巻いて、数の力で押し切ろうとした安倍シナリオが狂ってきた。

 この週末、安保法案に対する批判が各地で一気に広がった。

 6日、都内で開かれた「立憲主義の危機」シンポジウムは700人収容の会場から人があふれ、1400人が詰めかけた。7日に大阪弁護士会が開いた野外集会には4000人が参加、「集団的自衛権はアカン」と訴えた。

 一方、自民党も7日、国民の法案への理解を深めようと谷垣幹事長が都内で街頭演説したが、「戦争反対」「帰れ」の怒号に演説がかき消される事態に。

 衆院での法案審議のスケジュールも自民のもくろみから大きくズレ始めている。当初は週3回、1日7時間の審議で6月第3週までには80時間を超える計算だった。ところが、安倍首相のヤジや閣僚の曖昧答弁、委員長の強行運営に野党が反発。委員会が空転したうえ、8日も開けず、安倍官邸が想定していた今月24日までの会期内の衆院通過は絶望的だ。

 会期延長は既定路線だが、とうとう自民党内からは「6月中に衆院を通過させられなければ、法案成立は危うくなる」(ベテラン議員)という声まで出始めた。

 こうなると数の論理で諦めムードだった野党も本気を出さざるを得ない。剛腕の小沢一郎氏も動きだした。

 すでに維新の党の松野頼久代表は小沢氏と会ってアドバイスをもらい、民主党の岡田克也代表も小沢氏と急接近している。9月に予定される小沢氏の地元の岩手県知事選で、現職の達増知事を野党共闘で推す計画も進んでいる。

 民主や維新内部では、「安倍政権の倒閣をめざして野党共闘を強める必要がある。2度の政権交代を実現した小沢一郎さんの知恵を借りるべきだ」という意見も広がっている。

「小沢さんはいろんな人から相談を受け、『じゃあ会ってみようか』という感じで、かなり元気です。昔と違うのは自分がプレーヤーとして中心になるのではなく、裏方に回って支えようとしていることです。そこに野党再編に向けた小沢さんの覚悟が見えます」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 小沢氏は本紙のインタビューで、「安保法制だって、委員会で机を突き飛ばしてでも反対する、っていう騒ぎになったら、そう簡単にいかない。マスコミも報道するし、国民の関心も高まる」と語っていた。安保法案が成立しなかったら、安倍政権は一気に瓦解していく可能性が高い。
 
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【感動!】寺田ともかさんのスピーチ全文(2015年5月16日「女たち・いのちの大行進in京都)

2015-06-10 02:04:53 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

 

 2015年5月16日「女たち・いのちの大行進in京都

 

会場中の「女たち」を涙させたひとりの大学生。
ずっとあのスピーチが忘れられず、ご本人から送ってもらっちゃいました。

                              (小原 美由紀さんのFBより)

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 寺田ともかさんのスピーチ全文

 

 私に、被爆体験を語ってくれた人が言いました。

「真実を見抜く目を養いなさい。そのために、よく勉強しなさい。感性を、鋭くしなさい。」

わたしは、別に、政治を専門的に勉強しているわけではありません。また、親が、社会活動に熱心なわけでもありません。
本当に、普通に育ってきた、ただの学生です。

 ただ、私なりに、何が真実であるかを、一生懸命考えてきました。
この国で今何が起きているのかを、見極めようとしてきました。
この国の権力者たちがどんな価値観に基づいて、この国を動かそうとしているのかを、彼らの政策ひとつひとつから、感じ取ろうとしてきました。

 そうして、見えてきたことが、ひとつ、あります。それは、
この国の権力者たち、彼らは、事の本質を見誤っているということです。

 彼らは、政治が何のためにあるのかを知らない。
国民の幸せのためだ、と繰り返し言っているけれど、そもそも、人間の幸せとは何であるかを知らない。
もっと言えば、人は何のために生きるのかという問いから、逃げている。

 彼らの嘘は、ある人々にとっては、力があり、心を捉えるもののようです。
また、彼らの嘘は、まだ武力を信じている人々にとっては、強く、頼もしいもののようです。
そして、彼らの嘘は、過去の過ちを正当化することでしか自分の国を誇れない、虚しい人々にとっては、美しく、誇らしいもののようです。

 しかし、わたしたちは、彼らの嘘には騙されない。
ある人々のように、虚しい幻想を抱かない。

 わたしたちは、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう決意した。
われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと務めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。
われらは、全世界の人々が、ひとしく恐怖と欠乏から逃れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 日本国憲法に書かれている理想は、まだ、実現されていません。
けれど、この理想に向かって、私たちは、
不断の努力を続けていきます。

 真実を見抜く目を持って、隠された悪を注意深く拒み続けます。

おかしいと思うことには、おかしいと言います。

 日本が、武力を持たずに平和を維持する国家としてのモデルを、国際社会に示し続けることを信じます。

 辺野古の、あの非暴力の戦いが、必ず勝利する時が来ることを信じます。
私たちの暮らしが、誰も犠牲になることのない、持続可能なエネルギーによってまかなわれるようになることを信じます。

 すべての子どもたちが、自分のやりたいことを思う存分勉強して、私たちの世代よりももっともっと素晴らしい社会を築いていくことを信じます。
そのために今やれることを、やるだけです。

 今、ここに集まっている、みなさんのような大人たちが、あきらめることなく、悲観することなく、地道に、そして着実に戦ってきてくれたから、だから今わたしはここで、希望を語ることができます。
心からの感謝と敬意を表します。

 今日は、一緒に堂々と、胸を張って、歩きましょう。
 わたしも、自分の信じる道を歩きます。

2015年5月16日、寺田ともか

 

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SEALDs KANSAI
【6.21 戦争立法に反対する学生デモ】
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【日時】2015年6月21日(日)
【集合】14:00 円山公園(京都)
【出発】14:30
【コース】円山公園→四条河原町→三条大橋→四条河原町→京都市役所

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