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巨大洋上風力、稼働へ=出力7000キロワット-福島沖
浮体部分を含め、高さ約220メートルを誇る洋上風力発電の風車が22日、組み立て作業を終えた福島県いわき市の小名浜港で関係者に披露される。出力7000キロワットは洋上風力発電設備として世界最大級。経済産業省が委託する実証研究で、インフラ輸出への展開をにらみ、事業モデルの確立を目指す。
風車は、福島県沖約20キロで9月に稼働する。海底に発電設備を固定しない「浮体式」で、海底ケーブルを通じ、陸上に電力を送る。
洋上風力は、陸上と比べ比較的安定した風を得られるほか、土地や道路の制約がなく巨大な設備運搬の面でも効率が良いなどの利点がある。経産省が2011年度、事業に着手した。
福島県沖では、既に2000キロワットの風車が稼働している。今回の2基目に続き、15年度中には5000キロワットの3基目を設置する予定。(2015/06/22-04:44)
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