これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

家業としての政治家を撲滅しましょう!

2023-07-29 12:32:12 | 政治
【はじめに】
 日本は、(世界に例の無い)異常に世襲議員が多いい国です。 世襲議員の増加は、種々の問題を引き起こし→→日本を衰退させてしまいます。

 志(こころざし)を持った人間が、国会選挙に立候補しやすい環境にする必要が有ります。 言い換えると、日本国民は賢くなって→→「世襲議員に投票しない」様になる必要が有ります。

 「子供は親の背中を見て育つ」と言われます。 日本を取り巻く政治/経済情勢は大きく変化していますが、議員の子供の多くは「世界の変化なんかドウデモ良い! 後援会に顔を売って→→親がリタイアしたら地盤・看板・鞄を引き継いで→→選挙に勝てる様に頑張ろう!」と、それなりに努力している様に見えます。

 後援会の主要なメンバーは既に”老害”になっているか、数年後には”老害”的な存在になると思います。そんな人間達と(日頃)付き合っていたら、若者達の考えを理解出来なくなってしまいます。

 国会議員の子供の多くは、何不自由無く育って、庶民感覚を持つ事が難しいと思われます。彼ら/彼女らが若くても、「若者達が政治をドウして欲しいと思っているのか?」理解出来ないと思います。

 山本太郎氏の『れいわ新選組』を『手弁当』で支持する若者が結構沢山います。 この現象は、世襲議員の増加によって自然発生的に起こった様に思います。 与党も野党も、若者達が持っている政治不信/政治への要望を汲み上げるポンプを持つ事が、今後は必要になります。

【世襲議員を減らしましょう!】
 世襲議員の増加は、日本にとって『百害あって一利なし』です。 皆さん!「世襲議員を減らす方法」を考えませんか!

 「国会議員と地方公共団体の首長は、自分の子供を公設秘書並びに私設秘書にしてはならない!」と言う法律を作ったら、世襲議員は激減すると予想します。

 世襲議員に関連して、私は次の投稿をしています。是非とも、目を通して見て下さい!
❶ 世襲議員を減らす特効薬 :投稿日=2021年10月16日
❷ ヴェーバーが残してくれたヒントを基に(その1~8) ;投稿日=2021年8月22日~11月6日

【世襲議員リストの作成に当たって】
 三世~五世議員のリストを作成しました。 なお、”衆”は衆議院議員、”参”は参議院議員です。

❶ 地方公共団体の首長や議員は考慮しない事にしました。 考慮するとスゴイ数になり、私の力では集計出来そうに無かったからです。
❷ 現職の国会議員に限定しました。リタイアされたり、落選された方(返り咲きを狙っている方)は原則としてカウントしていません。
❸ 余りにも多いいので、二世議員のリストは作成しませんでした。

【中国と競合するために】
 「中国は、今後衰退して行く!」などと希望的観測をしている方が多いいですが、私は真逆の見方をしています。

 日本の政治家は、中国に対抗出来る知識を持つ必要が有ります。特に『科学の知識/経験』が不可欠だと私は考えています。

河野太郎氏 :河野太郎氏は三世議員で、三世議員の中では優れた方だと思います。然し、デジタル大臣になって、「世襲議員は、如何に勉強しないか!」を世間に知らしめる事になってしまいました。

 河野太郎氏は、IT(情報技術)やプログラムについての知識が殆ど無い様に見受けられるのに、デジタル大臣に就任しました。デジタル大臣になってしまったのですから、勉強すべきですが、努力している様には見えません。

 マイナンバーカードで種々の問題が発生していますが、河野太郎氏に任せていたら、問題は解決しないと予想します。 岸田総理は、デジタル大臣にITやプログラムの分野で経験豊富な若手民間人を抜擢すべきなのです。

【五世議員】
 流石(さすが)に現職の五世議員は、(鳩山邦夫氏の息子)鳩山二郎氏だけです。 鳩山由紀夫氏の息子の鳩山紀一郎氏を次の衆議院選挙に担ぎ出そうとしている政党が有ります。当選したら、紀一郎氏も五世議員と言う事になります。

(注記 :鳩山二郎氏=衆議院議員) 鳩山二郎氏は二世議員に数えられている様ですが、父は鳩山邦夫氏、祖父は鳩山威一郎氏で、曾祖父は鳩山一郎氏で、高祖父が鳩山和夫氏ですから五世議員に数えても良いと思います。

 2016年に父・邦夫氏の逝去によって行われた福岡県の補欠選挙で、二郎氏は衆議院議員に当選しました。 福岡県に限定して考えると、邦夫氏→→二郎氏の二世議員と言う事になります。

(注記 :鳩山紀一郎氏) 「維新が、鳩山由紀夫氏の息子を衆議院選挙に担ぎ出そうとしている」と言う噂が有ります。紀一郎氏の祖父は鳩山威一郎氏で、曾祖父は鳩山一郎氏で、高祖父が鳩山和夫氏です。紀一郎氏が当選すると、五世議員になります。

(注記 :鳩山家) 初代の鳩山和夫氏は東京選出の衆議院議員で、衆議院議長を務めました。 二代目の鳩山一郎氏も東京選出の衆議院議員で、総理大臣になりました。三代目の鳩山威一郎氏は、全国区(?)選出の参議院議員で、外務大臣を勤めました。 なお、鳩山和夫氏は美作(現在の岡山県)に有った勝山藩の藩士でした。

 四代目が鳩山由紀夫氏と鳩山邦夫氏です。由紀夫氏は北海道選出の衆議院議員で、総理大臣になりました。邦夫氏は東京選出→→福岡県選出の衆議院議員で、総務大臣などを歴任しました。邦夫氏は、2005年にブリジストン/石橋家出の母(安子)の出身地の福岡県に鞍替えしました。

【四世議員】
 現時点の四世議員は、下記の四人だけです。

(注記 :岸田翔太郎氏) 岸田文雄氏は、(ボンクラ息子と呼ばれている)長男の翔太郎氏を後継者にしたい様です。文雄氏は1957年生まれで、まだ65歳なので、翔太郎氏に譲るのは10年以上先だと予想します。実現すると翔太郎氏は四世議員の仲間に入ります。

・・・ 四世議員リスト ・・・
★ 小泉進次郎 :自民・衆 ;父(純一郎=衆・総理)、祖父(純也=衆・防衛庁長官)、曽祖父(又次郎=衆・衆院議長)
★ 古屋圭司 :自民・衆 ;養父(亨=衆・自治大臣)、祖父(慶隆=衆)、曽祖父(善造=衆)
★ 船田 元 :自民・衆・経済企画庁長官 :父(譲=参・栃木県知事)、祖父(中=衆・衆議院議長)、曾祖父(元田肇=衆) ・・・妻・畑恵=参、大叔父に二人衆議院議員がいた。
★ 川崎 秀人 :自民・衆 ;父(二郎=衆・厚労大臣)、祖父(秀二=厚生大臣)、曾祖父(克=衆)

【三世議員】
 私が調べた範囲では、現職の三世国会議員は、23人でした。三世議員は「政治を家業としている」と言っても過言ではありません! 私は、「政治を私物化している!」と言いたいです!

注記 :岸信千世氏) 岸信千世氏は、安倍晋三氏の暗殺に伴って、2023年4月に行われた補欠選挙で衆議院議員に選ばれました。

(注記 :麻生太郎氏) 麻生太郎氏は祖先、親族に有名な政治家が沢山いますが、直系の祖先には政治家はいません。従って、世襲政治家とは言えません。麻生氏には、子供が二人(息子・将豊氏と娘・彩子氏)おられますので、政治家にされる可能性があります。

・・・ 三世議員リスト ・・・
★ 岸田文雄 :自民・衆・総理 ;父(文武=衆)、祖父(正記=衆)
★ 岸信千世  :自民・衆 ;父(信夫=衆・防衛大臣)、祖父(信介=総理)
★ 河野太郎 :自民・衆・デジタル大臣など ;父(洋平=衆・衆議院議長)、祖父(一郎=農林大臣) ・・・大叔父(謙三=参・参議院議長)
★ 小渕優子 :自民・衆・ ;父(恵三=衆・総理)、祖父(光平=衆)
★ 武藤 容治 :自民・衆 ;父(嘉一=衆)、祖父(嘉門=衆)
★ 堀内 詔子 :自民・衆・担当大臣 ;義父(光雄=衆・通産大臣)、義祖父(一雄=衆)
★ 逢沢一郎 :自民・衆 ;父(英雄=衆)、祖父(寛=衆)
★ 森英介  :自民・衆 ;父(美秀=衆・環境庁長官)、祖父(矗昶=衆) ・・・伯父に二人衆議院議員がいて、義伯父に三木武夫
★ 小此木八郎 :自民・衆・特命大臣 ;父(彦三郎=衆・通産大臣など)、祖父(歌治=衆)
★ 木村次郎 :自民・衆 ;父(守男=衆・青森県知事)、祖父(文男=衆・青森県知事) ・・・兄・太郎=衆
★ 田村憲久 :自民・衆・厚労大臣 ;祖父(秢=衆)、伯父(元=衆・衆議院議長)
★ 土屋品子 :自民・衆 ;父(義彦=参・参議院議長)、大叔父(上原正吉=参)
★ 後藤田正純 :自民・衆 ;大叔父(正晴=衆・自治大臣など)、従伯父(井上普方=社会党、衆)
★ 平井 卓也 :自民・衆・デジタル大臣など ;父(卓志=参)、祖父(太郎=参)
★ 三ッ林 裕巳 :自民・衆 ;兄(隆志=衆)、父(弥太郎=衆・科学技術庁長官)、祖父(幸三=衆)
★ 宮沢洋一 :自民・参・衆・経産大臣 ;父(弘=参・法務大臣・広島県知事)、祖父(裕=衆)、祖父(岸田正記=衆)、曽祖父(小川平吉=立憲政友会・鉄道大臣など)、伯父(宮澤喜一=総理)、従妹(岸田文雄=総理)
★ 中山泰秀 :自民・衆(現在は浪人) ;父(正暉=衆・建設大臣など)、祖父(福蔵=参)、祖母(マサ=衆・厚生大臣)、伯父(太郎=参・衆・外務大臣など)
★ 葉梨康弘 :自民・衆・法務大臣 ;義父(信行=衆・自治大臣)、義祖父(新五郎=衆・立憲政友会など)
★ 村上誠一郎 :自民・衆・特命大臣 ;父(信二郎=衆)、曾祖父(紋四郎=衆)、伯父(孝太郎=参)、義弟(岡田克也)
★ 加藤 鮎子 :自民・衆 ;父(紘一=衆・内閣官房長官など)、祖父(精三=衆・防衛庁長官など) ・・・元夫(宮崎 謙介=衆)
★ 保岡 宏武 :自民・衆 ;父(興治=衆・法務大臣)、祖父(武久=衆)
★ 阿達雅志 :自民・参 :義父(佐藤信二=衆・通産大臣など)、義祖父(佐藤栄作=総理)
★ 中曽根康隆 :自民・衆 ;父(弘文=参・外務大臣など)、祖父(康弘=衆・総理)

【二世議員】
 現職の二世国会議員は、数え切れないほど沢山いるので、リスト作成はギブアップしました。

ウクライナ戦争と核の脅威

2023-07-22 09:51:05 | ウクライナ戦争
【はじめに】
 「ロシアがウクライナで核兵器を使用するのでは?」と多くの方が危惧されています。今回は、「ウクライナ戦争における核の脅威」について、私の考えを書きます。

 ウクライナ戦争が長引けば長引くほど、ロシアの中国への依存度は高まります。中国の属国になって、北朝鮮の様に『生かさず殺さず』の扱いを受ける事になりそうに思います。ウクライナ戦争が始まって1.5年にもなりますが、ロシア国民の多くは今でもプーチン氏を支持している様です。 ロシア国民よ!このままでは、将来中国に支配される恐れが有る事に気付いて下さい!

【結論(私の見立て)】
 核兵器を使用しても、ロシアが得られる物は殆ど無いと私は考えています。逆に、使用したら→→ウクライナ人は激怒して→→死に物狂いで戦い続けると予想します。 西側諸国の支援は強化され、ステルス戦闘機や爆撃機でウクライナ国内にいるロシア軍を徹底的に攻撃すると予想します。

 「核兵器の使用に踏み切るレッドラインを設けているのでは?」と考えている方がおられる様ですが、プーチン大統領は現在でも「ロシアが勝てる」と信じている様に見受けられるので、レッドラインを考慮しているとは思えません。

 プーチン大統領の精神が『正常』だったら、核のボタンは押さないと思います。彼が恐れているのは、『大統領と言う権力を失う事』と『殺害される事』だと思われます。 ウクライナ戦争に負けそうになっても、大統領の座に留まれるなら、プーチン氏は核兵器を使用しないでしょう!

 戦争が不利になって→→取り巻き連中が離反しそうになり→→身の危険が迫って来たら→→プーチン氏が精神異常になって→→核のボタンを押す恐れが有ります! プーチン氏にとっては、「ロシアの将来がどうなるか?」は問題では有りません。彼は『憂国の士』では決してないのです!

 バイデン大統領は、「兵器の支援を小出しにして→→ウクライナ軍が『ジワリジワリと反攻して』→→プーチン氏が大統領に留まれる状態で→→ウクライナ軍が勝てる様にしたら→→ロシアが核兵器を使用しないで→→戦争を終結させられる」と考えている様に思えます。

 最近始まったウクライナ軍の反抗作戦は期待通りに進んでいない様に見えます。私は少なくともロシアの大統領選挙(2024年3月)までは、反攻作戦で大きな戦果を上げない方が良いと考えます。多分、バイデン大統領も同じ考えだと想像しています。

【ロシアの恫喝】
 ウクライナ戦争でロシアは「核爆弾の使用も有り得る」様な発言を繰り返しています。特に、前大統領のメドヴェージェフ氏(1965年生まれ=57歳)が、西側諸国を威嚇する役割を担当している様で、「ロシアにとって都合の悪い事が起こると核を使用する!」脅迫しています。

 メドヴェージェフ氏の発言は無視すべきです。彼にはプーチン大統領を動かす力は有りません。点数稼ぎをしているだけで、(公式の)スポークスマンでは無いと私は見ています。

【ロシアが核を使用するメリットが有るか?】
 メドヴェージェフ氏は「ウクライナで核爆弾を使用したら→→ウクライナの政府と国民が『戦意を喪失する』から→→ウクライナ戦争は直ぐに終結する!」と言っています。

 アメリカが広島と長崎で核爆弾を使用したら→→直ぐに日本は降伏したので→→アメリカ兵の死者を少なく出来た! ロシアは、この理屈で原爆の使用を正当化しようとしています。

 原爆を投下されたら、ウクライナはギブアップするでしょうか? キーウが原爆で壊滅しても、ゼレンスキー大統領は戦争を続行すると予想します。 ゼレンスキー大統領が原爆で亡くなっても、ウクライナ人は戦い続けると私は思います。 

 原爆でウクライナ人が沢山亡くなったら、西側諸国は軍事支援を止めるでしょうか? 日本を含め、西側諸国の軍事支援は強化されるでしょう! そして、NATO軍はステルス戦闘機などでウクライナに駐留するロシア軍を攻撃して、撤退させると予想します。

(余談 :天皇の存在) 日本が第二次世界大戦で終戦を決断されたのは昭和天皇です。広島に原爆が投下されて、9日後の事でした。 天皇は神の様な存在でしたから、玉音放送を聞いて、巨大化していた日本軍も反対出来なくなったのです。

 「昭和天皇が原爆の恐ろしさを知らされていたか?」私には分かりませんが、「東京が空襲で焼け野原になってしまった事は承知されていた」と思います。軍部が主張する『本土決戦』で、更に沢山の国民が死傷するのを避ける為に玉音放送をされたのだと思います。

★ 1944年11月~45年8月15日 :東京空襲 ・・・死者11万5千人以上
★ 1945年8月6日 :広島原爆
★ 1945年8月9日 :長崎原爆
★ 1945年8月15日 :昭和天皇の玉音放送 ・・・ポツダム宣言の受諾
★ 1945年9月2日 :降伏文書に調印

【原発の破壊】
 ロシアが、ウクライナに有る原子力発電所を破壊して放射性物質を発生させる恐れが有ります。

 核爆弾を使用したら、厚顔無恥のロシアでも「ウクライナが隠し持っていた核爆弾を爆発させた!」とは言えないでしょう! 然し、カホフカダムを破壊した時の様に、原子力発電所を破壊して「ウクライナが破壊した」と主張すると予想します。

 現在、ウクライナには原子力発電基地が4カ所有ります。全てロシア製で、内陸部に有ります。どの原発でも破壊されたら、福島原発事故よりも被害は大きくなる様に思えます。 発電所近辺では長期間、農業が出来なくなると予想します。 リウーネ原発に有る『VVER-440』には格納容器が無いので、ミサイルで簡単に破壊出来る様です。

❶ ザポリージャ原発 :6基(全てVVER-1000)
❷ 南ウクライナ原発 :3基(全てVVER-1000)
❸ フメリニッキー原発 :2基(全てVVER-1000)
❹ リウーネ原発 :4基(VVER-1000が2基、VVER-440が2基)
★ チョルノービリ原発 :1986年に大事故

・・・ 原発の型式、容量 ・・・
★ VVER-1000 :ロシア製の加圧水型軽水炉(100万kW)、格納容器有り。
★ VVER-440 :ロシア製の加圧水型軽水炉(44万kW)、格納容器無し!

【原爆を使用したら!】
 ロシアがウクライナで原爆を使用したり、ウクライナの原発を破壊したら、ロシアが持っている国連の常任理事国の権利を剥奪すべきだと考えます。

 核大国が核兵器を所有しない国で、原爆を使用しても何の罰も受けなかったら、国連の存続意義が有りません。 中国は反対するかも知れませんが、日本を含む西側諸国は一致団結して国際世論を盛り上げて、ロシアから常任理事国の権利を取り上げるべきだと思います。

魔法ビンの保冷/保温能力アップ

2023-07-15 09:09:03 | 旅行
【はじめに】
 「ステンレス製魔法ビンに熱湯を入れて温めた後に→→お湯を捨てて→→温かい飲み物を入れると→→保温能力がアップする」と言う記事を読みました。 今回は、私が10年以上やっている『ステンレス製魔法ビンの保冷/保温能力アップ方法』を紹介します。

 私は、遠方の庭の剪定や草引きをボランティアでやっています。朝7時代にに出発して→→2時間近く電車に乗って→→六、七時間仕事をして→→夜の7時頃に帰って来ます。真夏は冷たい飲み物が、真冬には暖かい飲み物が欲しくなります。

 以下に説明する方法だと、朝入れた飲み物が、帰宅した時も結構冷たい/温かいです。一度試して見て下さい!

【私のやり方】
 魔法ビンの高さより10cm以上幅が広い気泡緩衝材(プチプチ気泡緩衝材)で→→二重に魔法ビンを巻いて→→ワインボトル等を入れる細長いレジ袋に入れ→→タオルで巻いてリュックサック入れています。(リュックサックは作業着を入れるのが主目的です。)

 現地に着いたら→→リュックサックから出して→→タオルは汗拭きに使用し→→レジ袋に入た魔法ビンを木陰に置いて→→時々飲みます。

【私の魔法ビン】
 私は、10年ほど前に買った『ステンレス製携帯用魔法ビン』を使用しています。 最初、中国製(?)の安いステンレス製携帯用魔法ビンを使用したのですが、保冷/保温能力は低かったです。

 現在、使用している象印製・魔法ビンの収納紙箱に記載されている仕様を、ご参考までに書いておきます。

・・・ 使用している魔法ビンの仕様 ・・・
容量=0.5 リットル
周囲温度条件=20±2℃
保温能力 :24時間で95℃→→47℃
保温能力 : 6時間で95℃→→75℃

【用意する物】
 酒の量販店でワインや日本酒を買うと、今でもタダで細長いレジ袋が貰える時が有ります。『0.5 リットル魔法ビン』には最適なサイズです。

 魔法ビンの高さより10cm以上幅が広いプチプチ気泡緩衝材を用意してください。 なお、プチプチ気泡緩衝材の気泡部がヘタるので、二、三回で取り換えるる必要が有ります。

❶ 細長いレジ袋 :ワイン等を入れるレジ袋
❷ 気泡緩衝材(プチプチ気泡緩衝材) :魔法ビンの高さより10cm以上幅が広い物が好ましい。なお、プチプチ気泡緩衝材は通販でも入手出来ます。

【布製巾着袋】
 レジ袋の代わりに、適当なサイズの布製巾着袋を作ったら→→会社にも何処にでも持って行けます。裏布付きが良いと思います。 作り方は次を参照!

(ご参考) 『巾着袋の作り方』 https://nunotoiro.net/kinchaku

【缶ビールの保冷】
 私はまだ試した事が有りませんが、冷えた缶ビールをプチプチ気泡緩衝材で二重に巻いて→→レジ袋に入れて→→入り口を結んだら→→多分、数時間は保冷出来るのでは?と思います。

 沢山必要な場合は→→一缶ずつプチプチ気泡緩衝材で巻いて→→発泡スチロールの蓋付きの箱に入れて→→隙間にプチプチ気泡緩衝材を入れたら→→保冷能力は飛躍的にアップするのでは?と予想しています。

 何方か、試して見て下さい。結果を、このブログのコメント欄に書いて私に教えて下さい。

【弁当の保温】
 私のアイディアを弁当箱やスープジャーに応用したら、昼食時に温かいご飯が楽しめるかも?

 近年、カラフルで格好の良い高保温性の真空断熱スープジャーや、弁当箱に使用出来る真空断熱容器が市販されています。 曲げワッパ弁当箱が、私でも買える価格で販売されています。孫達に買ってやりたいと思ったのですが、残念ながら孫達の学校は給食です。

(余談 :昼食の思い出) 私は、数え切れないほど沢山の職場で仕事をしましたが、全て昼食は『給食弁当』か、社員食堂を利用するかでした。小学校と中学校も給食でした。高校時代は小さな食堂の女将さんが格安の値段で食べさせてくれました。時々、放課後に学校の食堂でラーメンかカレーを食べました。高校の食堂は格安でしたが、非常に美味でした。大学の時は学食を利用しました。

 弁当を持って行ったのは、中学校で補習授業が有った時だけです。私が中学に入学する前に姉達・5人は全て家を出ていたので、父母と三人で暮らしていました。母が作ってくれた弁当は何時も『日の丸弁当』でした。「缶詰を買え」と50円ほど持たせてくれました。それ以来、私は時々鯖、鯵、秋刀魚の缶詰が食べたくなり、母を思い出しながら食べます。

人間の本質と少子化対策 (3)

2023-07-08 09:13:31 | 社会問題
【はじめに】
 前稿では「若い男女の結婚についての考え方が、現在既に大幅に変化している」と書きました。私は後期高齢者ですが、私の年代には「男女関係の考え方」が変化し始めていました。私の知り合いに収入が十分有ったのに、結婚しなかった方が結構沢山いました。

 岸田総理は、「結婚する数が増えたら→→少子化問題は解決する」と安易に考えている様です。価値観が多様化している現在では、若者が結婚出来る”お膳立て”を揃えても、岸田総理の期待通りに結婚数が増加するとは思えません!

【独身だった例】
 私の知り合いに生涯独身だった男性が10人以上いました。その内二人は、「家族に縛られないで趣味に時間と金を使いたい」と考えていた様でした。(収入が多くても結婚しなかった例です。)

ケース1 :皆さん御存知の某優良企業の男性社員(F氏)の話です。F氏は、スマートで結構男前で、何時も高価そうな洒落たブーツを履いて、趣味の良いブレザーを着ていました。F氏は、2000年頃60歳で定年退職されましたが、一生独身だったと思います。
 F氏の趣味はスキューバーダイビングでした。国内だけではなく、年に2回、10日間ほどインドネシアの決まった村に行って潜っていた様でした。「サンゴ礁に熱帯魚がウヨウヨいて、何回潜っても飽きない」、「村の人達は、僕を住人の様に接してくれる」・・・と楽しそうに話していました。

ケース2 :東京勤務だった時(1980年~84年頃)、30歳台後半の派遣社員の男性(T氏)と親しくなりました。T氏は非常に優れた設計技術者で、正社員が担当するべき仕事をしていました。友人3人で会社を起こして、その会社から派遣されている体裁にしていました。 多分、年収は500万円は有ったと思います。
 T氏は独身でしたが、友人二人は結婚されていて、それぞれ子供が二、三人いました。
 T氏の趣味はサーフィンで、休日には結構遠くまで出掛けていました。T氏は無口なタイプでしたが、「先週は何処に行きました?」、「波はどうでした?」と話し掛けると、結構色々と話しました。

(余談 :尊敬した若い女性) 1985年頃の話です。実験データを整理して貰うために、パートの女性を雇う事になりました。元気溌溂の23~24歳ほどの女性(Sさん)が応募して来て、私が面接しました。履歴書に4~5歳の子供がいる事になっていました。

 19歳の時に、かなり年上のプロの登山家と結婚して、直ぐに子供が出来たそうです。2~3年後に旦那さんが海外の山を登山中に亡くなられ、スポンサーが掛けてくれていた生命保険金(1億数千万円)を受けとっていました。以来、パートの仕事をしながら一人で子育てしてきたのです。

 「働かなくても食べて行けるでしょう!」と言うと、「ブラブラするのは嫌いです」と言う様な話をしました。 私は総務部に大きな貸しが有ったので、Sさんが給食弁当をタダで食べられる様に段取りしていました。一回だけ食べて、「こんな美味しくない弁当は食べられません」と言って、次の日から自分で作った本格的な弁当を持参しました。時々、覗いてみましたが、栄養たっぷりで、美味しそうでした。(何処で料理を習ったのか?不思議に思いました。)

 面接の時、Sさんは条件を2点出しました。❶子育て優先なので残業はしません。❷年に2回ほどヨーロッパのアルプスに登るので、10日ほど休暇を頂きたい。

 当時、Sさんは別のプロの登山家と交際していた様で、二人でアルプスに出掛けました。多分、その後再婚されたのでは?と思います。Sさんは、人生を楽しみながら、前向きに生きている様に見えました。

【子供が要らない夫婦】
 二人に肉体的な問題が無くて、十分な収入が有って、子供を育てるのに十分な広い住まいが有って、結婚しても、「子供は要らない」と考えるケースも有ります。

 1980年~84年頃、横浜市の大学卒社員用の150所帯ほど入れる大きな社宅に私は住んでいました。間取りは6畳2間、4.5畳とDKでした。多分、入居者の平均年収は800万円ほど有ったと思います。

 40歳前後の子供のいない夫婦(D氏夫婦)が住んでいました。二人とも人並み以上に背が高く、がっしりした体格で、元気溌溂でした。 大型バイクを2台所有していて、休みの日は、(少々の雨でも)別々のバイクでツーリングを楽しんでいました。

 D奥さんは専業主婦でしたが、ウイークデーに奥さん一人でツーリングに出掛ける事は無かった様です。 「家で一人で楽しめる趣味を別に持っているのだろう」と勝手に想像しました。

 大抵の家に子供がいて、奥さん達は庭で子供を遊ばせながら、仲良く井戸端会議をしていました。D奥さんは『はっきりした性格』の方でしたが、子供が居なかったので、奥さん達の井戸端会議には参加出来なかった様でした。 

【独身だった人格者】
 私が勤務した会社の現場組織は、課長の下に『職長』、その下に『班長』がいました。課長は原則として大学卒で、職長以下は高卒でした。(会社によっては『職長』の事を『棒芯(ぼうしん)』と呼びます。) 外国に機械装置を据付けに行く必要が有ったので、殆どの職長は英会話が出来ました。

 私が入社して直ぐに知り合いになった、人望の厚い方(M氏)は若くして職長になりました。M氏は独身でしたが、神戸市の新長田駅に近い場所に一戸建ての家を買いました。 (寒い真冬の)1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で,新長田駅近辺の木造住宅は消失してしまいました。

 M氏の家も焼けてしまい、震災後2週間ほど経っても会社に連絡が有りませんでした。後でM氏から聞いた話しでは、パジャマとスリッパだけで、一円も持たずに命からがら逃げて、避難所生活を始めたそうです。「お金が無いし、靴下もコートも無かったので電話を掛けられ無かった」と言っていました。

 M氏には被扶養者がいない事になっていたので、会社では「M氏は独身で、一人住まいだ」と言われていましたが、妹さんか(?)(Nさん)と暮らしていたことがバレてしまいました。 Nさんは、若くして結婚され→→直ぐに離婚されたので→→M氏と二人で暮らしていたのです。

 M氏は生涯独身で、Nさんは再婚されなかったので、お二人にはお子さんがいませんでした。

【家庭/仕事両立政策】
 厚生労働省は、『仕事と家庭の両立支援制度』に力を入れている様にPRしています。理想は「パート勤務の女性を含め、全ての女性を対象にすべき」と思いますが、(世論の反発を覚悟して、)先ずは大企業に勤務する専門職社員の女性を支援すべきです。

 日本でも女性の高学歴化が進んで来ているので、次の条件に合うケースについては、国は真面目に『家庭/仕事両立政策』を推進すべきだと思います。現状では、中小企業にこの政策を押し付けるのは無理です!

 ❶大学卒の女性、❷大企業で専門職についている女性(病院勤務の女医さんを含む)、❸子育てに親の支援が受けられない場合。

【社会福祉と少子化】
 社会福祉が充実して来たら→→少子化が進む様に私には思えます。 その根拠の一例を書きます。

 2006年頃、機械を設計製造する小さな会社(N社)に再就職しました。N社では、設計で使い勝手の悪い、特殊な二次元CADを導入したところでした。顧客に提出する図面は、紙に印刷した物では無く、オートキャド(AutoCAD)データで要求される様になっていました。N社が採用したCADデータをオートキャドに変換すると、『バケ』が沢山発生しました。

 社長と相談して、CADオペレーターをハローワークで募集しましがが、応募者が有りませんでした。知り合いの人材派遣会社の担当者に、「優秀なCADオペレーターを探して欲しい」、「気に入ったら、〇カ月分の派遣費を支払うから、正社員にさせてくれ!」と申し込みました。

 直ぐに、40歳程の独身の女性(Aさん)を紹介してくれました。Aさんは期待以上に優秀で、何種類かのCAD、エクセル、ワードが使用出来、英語の読み書きがマアマア出来ました。N社が使用していた、特殊なCADを1週間ほどでマスターしました。

 私はポケットマネーで、チョット高級な料理屋にAさんを誘い、「正社員に迎えたい」と話しました。Aさんは、同年配で独身のCADオペレーターの友人(Bさん)を連れて来ていました。

 AさんとBさんは、働けなくなったら生活保護を受けると言う『綿密な生活設計』を立てていました。生活保護を受ける資格について事細かく勉強していました。私は、生活保護について全く知識が無く、彼女達から種々教えてもらいました。彼女達の話が正しいか?その後・調べて見ましたが、間違っていませんでした。

 中途半端に人生を送るよりも、「老後は生活保護を受ける」と言う前提で暮らした方が人生を楽しめます。その後、更に生活保護は充実したので、彼女達が考えていた以上に豊かな老後が送れると思います。 生活保護を受けていたら、眼鏡代を出して貰えます。介護施設に入居が必要な状態になったら、自治体の担当者が施設を探してくれます!(市や区には、生活保護受給者に介護施設を斡旋する担当者がいます。)

 彼女達は国民健康保険にだけ入っていました。国民年金、介護保険などなどの社会福祉保険料は一切払っていませんでした。社会福祉保険料を支払って無くても、生活保護が受けれれるのです。

 税金と社会福祉保険料を差っ引いても、手取りの月給が2万円強アップすると言う条件を提示したら、Aさんは渋々了解しました。

人間の本質と少子化対策 (2)

2023-07-01 09:36:57 | 社会問題
【はじめに】
 先週に引き続き、「私が何故?岸田総理の『異次元の少子化対策』に賛同出来ないのか!」、その理由を書きます。

 最大の問題は、「若者達の価値観の変化を無視した政策」だからです。私の経験では、1960年頃から若い男女の結婚についての考え方が、少しずつ変化し→→現在、既に高齢者では理解不能な『考え方』が主流になり→→更に、変化し続いています。 『異次元の考え方』になって来ているのです!

【婚姻制度の変遷】
 「日本は、大昔から一夫一婦制で、家庭を大事にする国民だ!」、「昔の様に、若者達の多くが結婚する様になったら、少子化問題は解決する!」と考えている老人が多いい様に思いますが、甚だしい勘違いです。

 結婚の形態には色々有ります。 日本の古代には結婚制度が無く→→古墳時代に『妻問婚』→→平安時代に『婿取り婚』→→室町時代に『嫁入り婚』が一般的になりました。

 奈良時代や平安時代の律令制では、貴族は『一夫多妻制』でした。(正室と側室がいました。) 武士が権力を振るう様になって、『正室と側室』の制度を受け継いだのです。裕福な町人は別宅を設けて『二号さん/妾』を囲いました。 戸籍制度が始まった1898年(明治31年)に、民法で「重婚の禁止』、すなわち『一夫一婦制」が規定されました。日本が『一夫一婦制』になって、まだ130年程しか経っていません。

 「その時代の経済/社会状況に最も適した婚姻制度が採用されたのだ」と私は考えています。 即ち、女性が子育てするのに最も好ましい婚姻制度になったのです。経済/社会状況が大幅に変化したら、別の婚姻制度が採用されるのが自然の成り行きです。

 戦後日本は豊かになって→→女性が経済的に自立出来る様になり→→コンドーム等の避妊具が普及して→→男女の関係が多様化して→→『一夫一婦制」に拘らない若者が増えてきたのだと思います。

 『一夫一婦制」は、現在の経済/社会状況に適さない制度になりつつ有るのです! 私は、近い将来・日本もフランスの様に『未婚の女性が子供を産んで、国家の厚い援助を受けて、人生を楽しみながら子育てする様になる』と予想しています。 こんな家族を私は『未婚女性家族』と呼ぶ事にしています。

・・・ 婚姻の形態 ・・・
★ 一夫一婦制
★ 一夫多妻制 :イスラム教徒では、現在でも5人まで妻を持てる。 日本では、奈良時代→→平安時代→→江戸時代
★ 一妻多夫制 :江戸の長屋の一部
★ 多夫多妻制 :乱婚制
★ 妻問婚(つまどいこん) :通い婚制・・・古代の日本(古墳時代)、高麗、インド南部など
★ 婿取り婚 :男性が女性の家に入って同居する制度・・・平安時代
★ 嫁入り婚 :女性が男性の家に入って同居する制度・・・室町時代
★ 同性婚
★ 同棲
★ 未婚女性家族制

(余談 :何と呼べば良い関係なんでしょうか?) 私が管理する賃貸マンションに、2.5年ほど前に30歳過ぎの男性(Y氏)が入居しました。契約する時、同年配の女性(Zさん)を連れて来て、「結婚する予定なので、Zさんを同居人にして欲しい」と言いました。

 あれから2.5年経過しますが、結婚はまだです。Zさんは近くに住んでいるらしくて、週に一、二回自転車で来ています。 結婚も同棲もしないカップルを何と呼ぶのでしょうか?

(余談 :居酒屋の板前の話し) このマンションに40歳代後半の独身の男性(T氏)が、10年程前から住んでいます。T氏の部屋は他の部屋より少し広く、6畳二間と10畳のDKです。最上階の部屋なので、20畳程の広い屋上庭が付いています。 T氏は居酒屋の板前で、決まった定休日は無い様で、正月、ゴールデンウイーク、お盆も、ほぼ毎日11時頃に出掛け、24時頃に帰ってきます。毎日、部屋で本格的な和食を作っている様です。

 マンションの備品の修理などの時、T氏は何時も立ち会えないので、私が鍵を開けて立ち会っています。 流石(さすが)に板前さんです! 本格的な包丁が数本あり、どれも念入りに研いでいます。料理道具や調味料が揃っていて、美味そうな日本酒も有りました。

 家賃などの管理は、私の妻が担当しています。1年ほど前に、妻はT氏とLINE(ライン)で連絡する様になりました。T氏のアイコン画像が、一、二歳の可愛い女の子になっています。妻は「T氏の子供だ」と言いますが、T氏の部屋に女性や子供が来た事がないので、私は「T氏の姪だろう!」と言っています。皆さんは、どう思われますか?!

 T氏は、今の仕事を辞めない限り結婚は難しいと思います。料理はプロですから、元気な内は妻を迎える必要が無いと思います!

(余談 :ビックリ夫婦)  2003年に大手企業に出向していた時の話しです。同じ部に子供のいない30歳後半の夫婦がいました。旦那が時々長期出張をしていました。長期出張すると、私の隣の空席に、同じ部の男性社員一人と、別の階の社員二人が集まって、結構大きな声で「今晩は僕が奥さんの相手をする。明日は・・・」と相談していました。

 私が不思議そうな顔をしていたのでしょうか? 「僕達は、旦那公認の奥さんのセックスフレンドです。旦那も出張先で適当に遊んでいる」と言う様な話をしました。私はビックリ仰天しました!世の中は変わってしまったのだと思いました。 一応は『一夫一婦制』の夫婦です!

 「結婚しているけど、お互いに浮気は認める」と言うカップルが増えて来る可能性が有ります。二人の給与で広いマンションを購入し、豊かな生活が出来て、老後も二人分の年金で楽しく暮らせると思います。

【エンゲル係数(飲食費の割合)】
 「若者の収入が増えたら→→結婚数も増えて→→少子化問題は解決するだろう!」と言う考えは間違っています!

 昔は食糧を得る為に(食べる為に)働いていました。江戸時代の庶民のエンゲル係数(飲食費の割合)は『70%』ほどだった様です。第二次世界大戦後に日本は豊かになって、チョットだけ働いたら食べ物は入手出来る様になりました。現在のエンゲル係数は『27%』ほどです。食べ物に困っている人は非常に少なくなっていますが→→若者は結婚しなくなり→→子供を産まなくなり→→少子化が進んでいるのです!

 「少子化の問題は、若者の収入不足が原因では無い」と私には思えるのです!

 中には「働くのは大嫌いだ」と言う人間もいますが、人間は一生懸命働いて金を沢山儲けて、広い家、高価な車、ブランド品、骨董品・・・を買いたい! 旅行、ツーリング、スキューバダイビング、趣味を楽しみたい!・・・と考える様になって来たのです。

 「金持ちは金が貯まるほど、金を欲しがる」と言います。若者の収入が増えると、『欲しい物』や『やりたい事』が増えて、結婚や子供は”二の次、三の次”になってしまったのです!

・・・ エンゲル係数の推移 ・・・ 出典:社会実情データ図解など
★ 江戸時代 :江戸の庶民≒70%
★ 明治時代 :街の住人≒65% ・・・農民、漁民、林業民は除外
★ 1930~40年 :街の住人≒50% ・・・農民、漁民、林業民は除外
★ 1945年(終戦の年):街の住人≒65% ・・・農民、漁民、林業民は除外
★ 2000~10年 :全国平均≒23%
★ 2020年 :全国平均≒27%