大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

1/2(北区本庄東)

2005年05月11日 22時28分31秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
某所で飲んでいると、お好み焼きの『白兎』の話になって、『白兎』の隣にちょっと奇矯なみせがある。突込みどころ満載とのことだったので、早速行ってきた。そういえば『バー・ソース2』の時も、同じような成り行きだったような気が…。

店の前には、写真のようなかんばん(行灯)が…。この時点ですでに非常に怪しげな雰囲気が漂っている。バーらしい重厚な扉は無くて、サッシの引き戸を開けると、そこはかなり広い空間で、入り口近くには流行りのダーツマシンなんかも置いてある。奥のほうは良く見えなかったけど、ひょっとするとテーブル席があるのかもしれない。カウンターバックにはなぜかテレビが…。

渡されたメニューは、ソフトケースに入れられたA4サイズのもの。両面にかかれたメニューはほとんどがカクテルで、ウィスキーや焼酎などのメニューは裏面に、面積にして約一割程度を占めているだけといった状況。メンソールは、『ギロチン』という、アルコール度数9%のベルギービールを飲んだあとだったこともあって、XYZをオーダーした。ちなみにギロチンとXYZの間には何の脈略もない。

昔のことだけど、劇中で主人公がXYZを飲むシーンがあって、「このカクテルはXYZって言うんだ。どういう意味かわかるか?。もう後がないってことなんだよ」なんて台詞を言うんだけど、そのときのカクテルがなんとピンク色なんだな。XYZって、ピンク色のカクテルじゃないぞ…、とメンソールは突っ込みを入れたりした。

二杯目のカクテルは、名前を忘れちゃったけど、テキーラのグレープフルーツジュース割りにちょっとシロップが入ったもの。酸味のあるカクテルということだっただけど、もっと強烈な酸味を期待したんで、ちょっと肩透かしを食らった感じ。

さて、内装なんだけど、基本的にはコンクリート打ちっぱなし、配管見せまくりといった感じ。特筆すべきは、カウンターからカウンターバックのラックまでの距離と、カウンター席から背後の壁までの距離を比べると、前者の方が圧倒的に広い。カウンターに客が座っていた場合、背後を通り抜けるには横歩きしないといけないくらいの巾しか残っていないのに対して、カウンター内は、カウンターでオーダーを聞いて、その酒をカウンターバックのラックから取るために三歩ほど歩かないといけない。もうちょい、カウンター内を狭くすれば、カウンター席と壁の間にテーブル席が置けそうな感じ。キッチンから考えると、前は大衆食堂のような感じじゃなかったんだろうかと思う。

グランドオープンは、2004年の12月ごろらしい。フライヤーとかが無かったので、住所や電話番号等は詳細情報はわからない。とりあえず興味のある人は、『白兎』の隣の店ということでたどり着いてほしい。

『白兎』の詳細はこちら。

(ジャンル) おこのみやき
(住 所) 大阪市北区本庄東1-9-8
(電 話) 06-6371-5350
(営業時間) 11:45-14:00、17:00-23:30
(定 休 日) 日曜日
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えにし(東心斎橋)

2005年05月11日 22時05分41秒 | チャイニーズ
 中華料理好きのメンソールが、ここしばらく中華料理を作ってないし食べてない。今年は年頭から、テーマをさかな系としてきたけど、そうした反動が出たのかいきなり中華料理が食べたくなった。

 で、行ってきたのがここ。住所とか電話番号とかは、後で詳しく書くけど、東心斎橋の『NOMISKEY』の北側で、『みとう』の南側。店は地下一階にあるんだけど、地上部分には行灯があって『四川担々麺』と書かれているので、中華ソバ屋だと勘違いする客も多いらしい。階段を下りたところがいきなり扉になっているのでちょっと戸惑うのと、扉が開けにくい。店内に入ると配管丸出しの空間があって、カウンターがある。カウンターはL字型になっていて、 10席。右手側にはボトルラックがあって、焼酎などが置かれている。カウンター内の右手奥には布一枚で仕切られた厨房がある。布一枚の仕切りなので、中で動く厨士の動きが良く見える。コンロなども、中華料理には必須の大型で火力の強いものではないし、なんと言っても中華なべのサイズが見慣れたものよりもずっと小さいことが見て取れる。

 メニューはハードケースに入れられたA4サイズのもの。それとは別に、右手側の壁には黒板があって、お勧めメニューがかかれている。実はメンソールは、このお勧めメニューの黒板に後から気がついた。先に気がついていれば、間違いなくメニュー構成は変わっていたはずだ。後から来たギャル三人組にはお勧めメニューの事を教えてたのに、メンソールは教えてもらえなかったような気が…。

 メンソールのオーダーは、まず紹興酒。中華料理には紹興酒が一番合うと思ってる。まずは、ピータンの二種盛。青島産のものと四川産のものの二種類が並べられており、醤油系のソースがかけられている。クコの実が散らしてあり、上には白髪ねぎと香菜が乗せられている。二種類のピータンは、色もサイズも異なっており、見た目にもなかなか楽しめる。ピータン特有の臭みはあまり無い上に、香菜の香りと味で、ピータンが苦手な人でも多分大丈夫じゃないかと思う。メンソールがちょっと気になったのは化調の味なんだけど…。

 紹興酒をお代わりして、二品目はナスのぴり辛炒め。黒板のお勧めメニューを先に見ていれば、ここは間違いなくホタルイカのマーラーソースがけになってたと思う。マーラーというのはクラシックの作曲家のことじゃなくて麻辛ね。山椒のしびれるような感覚と唐辛子の辛味。あまり辛じゃなくて、どちらかといえばほんのりとした甘味を感じる一品。これをおかずにしてご飯食べたらおいしいだろうなと思う。残念ながら、やっぱり化調を感じるんだな。

 もう一度紹興酒をお代わりしての三品目は麻婆豆腐。四川系の店なので、麻婆豆腐は絶対に外せないということで…。こちらもそれほど辛じゃない。でも、麻だった、花椒は挽き立てのものを使ってるのに加えて、好みでさらに山椒の量が増やせるようになっている。久しぶりにしびれる麻婆豆腐が食べれた。

 最後の酒は、ビール。酒を飲むときにビールから始める人が多いが、メンソールはビールで締めることが多い。ふくよかな麦の甘味があって、喉越しはかなりスムーズだった。いいビールだなと思って、銘柄を見たらキリンだった。キリンのビールって、ホップの味が華やかなんだけど、その華やかさが感じられなかったのは、山椒でしびれてたからかな…。


(店 名) えにし
(ジャンル) 中華料理(四川系)
(所 在 地) 大阪市中央区東心斎橋1-18-2 山本ビル地下一階
(電 話) 06-3281-0373
(営業時間) 18:00-29:00
(定 休 日) 月曜日休み
コメント (1)
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