大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

延重(鮨/福島)

2012年11月04日 16時02分15秒 | すし
 かなり老舗の鮨屋なんですが、3年ほど前に改装したようです。メンソールもかなり以前から知ってはいるんですが、今回が初めての訪問となりました。カウンター席に座ることが出来ました。
 
 日本酒は冷や酒が一種類、燗酒が一種類という究極の厳選です。メニューはありません。なので、大将とその日のメニューを決めていくという形になります。
 
 メンソールはまず、造りの盛り合わせをお願いしました。白身魚だけで五種類。そのほかに鮑、カツオ、車庫などの盛りだくさんです。新鮮ですし、白身魚を複数味わうということはなかなか出来ることではないので新鮮だったりします。



 
 二品目は焼き物。大将のお勧めでノドグロになりました。日の通し方が絶妙で、プリプリ燗が抜群です。同時に塩加減も絶妙で、見事にノドグロの旨さを的確に引き出している感じです。




 三品目も焼き物です。通常は、焼き物を二品続けたりはしないのですが、うちわエビが食べたかったので…。こちらも絶妙の火の入れ具合、絶妙の塩加減です。日本酒が進みます。白ワインでも面白いとは思うんですが…。




 三品目は煮物。濃厚に行こうと思えばメバルなんですが、煮物の後ろに揚げ物をオーダーする可能性が残っていたので、若干軽い目のメバルにしました。本当に旨く、軽やかにあこうの味を引き立てています。煮汁は当たりは柔らかいのですが、十分に濃厚だったりします。



 
 四品目、また焼き物というか炙りものなんですが、ネタケースの中でタコが呼んでいたので、オーダーしてみました。軽く炙ってもらいましたが、かみ切ろうとするときのタコの反発、咀嚼したときのタコの旨味。抜群にセクシーです。



 
 五品目。またまた焼き物です。揚げ物、蒸し物、酢の物とかもオーダーしようとは思ったんですが…。ピリ辛焼きなので、強肴的に酒のお供になります。



 
 ここからは握りなんですが、例によってメンソールは握りは撮影しません。料理は、出された瞬間がベストの状態であって、その後どんどん味が落ちていきます。鮨はそれの最たるものですので、写真を撮る暇も惜しいと考えるからです。且、メンソールは、鮨は手づかみで食べますので、左手一本でカメラがホールドできるようになれば考えますが、今現在は無理なので…。
 その中で最後の一品。はカワハギとキモの細巻きです。カワハギとそのキモは合わせて出されることが多いのですが、こうして細巻きとして出されたのは初めてです。脱帽です。


 
 
 最後は味噌汁です。赤だしはメニューにないそうです。


 
 
 このボリューム、このパフォーマンスで、飲兵衛のメンソールで一人一万円強というのはすごいパフォーマンスです。残念なのはグラス類で、わずかですが藻臭があります。グラス類の臭いをチェックしてから使用してくれれば最高なんですが…。



(店  名) 延重
(ジャンル) 鮨屋
(電  話) 06-6451-7026
(所 在 地) 大阪市福島区福島7-17-15
(営業時間) 18:00-22:00
(休  日) 日祝
(席  数) カウンター7、座席2卓
(カ ー ド) 可(JCB、AMEX)
(予  算) 5,000~10,000円
コメント
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