大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

ヒラキ(中華料理/京橋)

2013年05月20日 08時35分11秒 | チャイニーズ
 本当は、少し脚を伸ばして、あびこの中華料理店に行こうと思っていたんですが、あいにくの雨でしたので、出来るだけ駅から近い店、遠いにしてもアーケードなど傘を差さずに歩いて行ける店を探していたらヒットしたのが今回訪問した『ヒラキ』です。
 
 京橋の、ちょっと裏通りにあるので見つけにくいかもしれません。店の看板には、居酒屋、鼈(すっぽん)料理と書かれています。
 
 突き出しは蒸し鶏です。




 次は、おすすめメニューの三度豆の四川炒めです。オーダーするときに「辛いよ」といわれたんですけど、四川料理を始めとして数々の激辛料理は制覇してきているので、たぶん今回も大丈夫だろうということでオーダーしましたが、三度豆と唐辛子がほぼ同量です。華椒もたっぷりと使われていて、痺れます。XO醤もたぶん使われているので、旨味も抜群です。調子に乗って唐辛子をかじったんですが、かなり辛かったです。




 続いては、田鶏の激辛炒め(980円)です。今日のテーマは激辛ですので…。(^_^)/。
 田鶏(でんちー)は蛙のことです。かなり前ですが、悪食がブームになって、その時は蛙とかワニとかイナゴとか蜂の子とかがそれほど珍しくなかった時期がありました。ブームが去ったあとの蛙料理は、身がスカスカだったりしたこともあって、そのあたりを心配したんですが、出された田鶏は、身もしっかりしていて弾力性があり旨かったです。激辛炒めとなっていますが、三度豆の四川炒めを食べた後なので屁でもありません。小骨が多いので、後半は手づかみでしゃぶり尽くしました。




 三品目は鼈(すっぽん)の唐揚げ(1,200円)です。鼈一匹コース(9,800円)も用意されているのですが、2~3人で行けば、十分にリーズナブルな価格帯だと思います。予約の必要があるかもしれないので、店に確認してください。鼈料理は、ほかにも鼈小鍋(1,500円)、鼈雑炊(1,200円)などが用意されています。




 四品目は本当に迷いました。激辛系の料理が美味しかったので、麻婆豆腐と行きたいところではあるんですけど、メンソールの原点といえば、糖醋鯉魚(鯉の甘酢餡かけ)なので、甘酢魚をオーダーしました。麻婆豆腐は別の機会ということで…。中華料理と言えば、広東料理や上海料理が日本ではポピュラーですが、内陸部では淡水魚を使った料理が多くあります。糖醋鯉魚は、鯉を丸まま一匹を骨まで食べられるようにカリッと揚げて甘酢餡をかけるもので、鯉の泥臭さを消すには最適に料理法だそうです。今回オーダーした甘酢魚は鱈でしたので、淡水魚ではありませんでしたが…。




 
 カウンターには、金魚鉢が埋め込まれていて、金魚が泳いでいるのを見ることができます。と思ってたんですが、金魚鉢は埋め込まれていません。おかれているだけですので、直接、触れることが出来ます。唐揚げのレモンを搾ったりする際にレモン汁の飛沫とかが入ったりしないか心配だったりします。
 
 ご夫婦で経営されているようなんですが、福建省のご出身のようです。中華系、鼈系メニューのほかに、焼き鳥系のメニューの充実していますので、焼き鳥屋としても使うことは出来そうな気がします。
 


(店  名) ヒラキ
(ジャンル) 中華料理
(所 在 地) 大阪市都島区東野田町5-7-14
(電  話) 06-6924-6123
(営業時間) 17:00-27:00(月~木)、17:00-29:00(金土)、17:00-24:00(日)
(定 休 日) 無休
(席  数) カウンター10、テーブル5人×1、2人×2、個室3人
コメント
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