大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

お酒なんでも研究所カフェ部(日本酒カフェ(大吟醸酒のみ)/松虫)

2013年05月28日 11時38分40秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 久々の芳子ねえさん情報です。15:00から美味しい酒が飲める店です。元々は20:00くらいには閉店していたらしいんですが、各方面からの要望があり、今では23:00くらいまでは営業するようになったらしいです。このあたりは、カウンタ4席、テーブル2席というスモールサイズなこともあり、遅い目に訪問する際には予約するか、または事前に電話確認した方が良いでしょう。
 
 阪堺電車の松虫駅を降りてあべの筋を少し南に下り、コンビニの角を曲がって70メートルくらい行ったところに店があります。ちなみに、コンビニを曲がってすぐのところには老舗の撞球場があります。店の前には看板が置かれているのですが、これがなければ分かりません。




 店内に入っても、まさに民家で、まずは玄関で靴を脱いで上がりますが、非常に上手くレイアウトしてあります。
 
 出されるのは大吟醸酒のみで、ビールなどは置かれていません。7品からなるコース料理(3,000円)がありますが、それぞれは単品でもオーダーできて各500円です。日本酒の方は、常時15~20種類くらいの取りそろえがあり、コースをオーダーすると、一品ごとにお勧めの日本酒を出してくれるとのことです。日本酒も、すべて500円なんですが、仕入れ値によって量が変化します。なかなかユニークなシステムです。
 
 今回、コースではなく一品でオーダーしました。まずは、鯛の白子です。美味ですねぇ。ポン酢も自家製です。若干、控えめな感じのポン酢ですが、鯛の白子に良く合っています。渾然一体といった感じ。メンソールは、比較的酸味の強いシャープな感じのポン酢が好きなんですが、酸味の強いポン酢では鯛白子の旨味が消されてしまうような気がします。これくらいがいい感じです。




 二品目は、蛍烏賊の燻製だそうです。右手の皿に見える茶色いものは、ヒマラヤの岩塩だそうです。玉子のような香りがあり、これを燻製に添えて食べると、また別の世界が広がります。玉子のような香りというのは、硫黄に由来するものだと思われるんですが、ヒマラヤは火山ではないのに硫黄の香りとは不思議ですねぇ。




 ラストは、鶏キモなんですが、コーヒーと桑酒に漬け込んで低温調理してものだそうです。とろけるような舌触りと立ち上ってくる香りというか旨味というかがたまらなくセクシーな一品です。キモではなくて前の野菜にピントが合ってしまっていますが…。




 
 昼酒が飲めるというのも魅力なんですが、ふらりと立ち寄る店ではなくて、しっかりと大吟醸酒の味を味わう店ですね。もちろん、酔って騒ぐような店でもないです。ここはやはり、予約してコース(3,000円)をオーダーし、7品それぞれに合わせて出される大吟醸酒を味わうのがいいと思います。終盤近くになると熟成酒が出されるので、苦手な人は先に伝えておいた方が良いと思います。
 
 



(店  名) お酒なんでも研究所カフェ部
(ジャンル) 居酒屋(大吟醸酒のみ)
(所 在 地) 大阪市阿倍野区王子町1-7-8
(電  話) 080-4413-2685
(営業時間) 15:00-23:00頃
(定 休 日) 月火(祝日の場合は営業)
(備  考) 予約ベター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする