マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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とびきりの酒肴は3種魚の子の含め煮

2019年08月13日 08時18分35秒 | だんらん
王寺町地域交流センターに明神山フォトコンテスト入賞作品展をしていると知って出かけた。

そのフロアーに達磨寺に関する遺跡、鬼瓦、涅槃絹本図などを解説しているコーナーに見入っていた。

その帰り道に車を進行した買物は500円のサービス利用のため。

みかん類で一番に旨いと思っている清美オレンジを選びたい。

そう思ってやってきたよってって大和小泉店。

買い物籠にそれを入れてから心変わり。

折角の清美オレンジを元の位置に戻して、あらためて買ったのはシラヌヒ(不知火)である。

姿、形はまるでデコポン。

実は清美オレンジとポンカンとの交配種。

これがまためちゃ甘くて美味しいのだ。

試供品を二口食べて気に入った。

ちなみにデコポンはシラヌヒ(不知火)とその近縁種で熊本県果樹農業組合連合会の登録商標。

個数、大きさほぼ同じで、価格も同額の300円だったこともあり、最後は味が決め手だ。

残りの200円を捨てるわけにはいかないから、他の売り場を探してみる。

毎度、あれば買ってしまう泉州水ナスの漬物。

250円で美味しくいただける。

500円オーバーしたのでこれで打ち切りと思ったところに目についた鮮魚店。

冷蔵ショーケースにあった3種類の魚の子。

いわゆる卵巣である。

先だって美味しくいただいたブリの子も売っていた。

とても大きいブリの子は280円。

また買ってきたんと云われるのがオチなので手は出さない。

その近くにあったのが表題の3種盛り魚の子である。

150円も魅力だが、3種一度に味わえる楽しみがある。

それぞれは少量。

一つはタイの子とわかったが、他は何魚。

魚の名前を教えてくださいと店員さんに伝えたら、ぱっと返事がこない。

なんかクレームをつけられたように思ったのか、怪訝な顔・・。

もう一度伝えてやっと教えてくれた魚は鯛にイサキにトビウオ。

鯛、イサキは卵黄だが、トビウオは白子。

これまで食べたことのない2種はどんな味がするのだろうか。

尤も甘く醤油で煮付けるから、そんなに大差はないと・・・。

帰宅するなり、今夜のおかずにとかーさんに伝えたら晩食に出てきた。



鯛の子はやはりタイの子の味。

食感も卵粒が大きいからよくわかる。

味は慣れていることもあって、変わりなく美味しい。

イサキの子は粒粒が細かい。

つるっとしている食感であるが、味は遜色ない。

さて、トビウオの白子である。

さすがにこれは手を出さないかーさん。

見た目も気持ち悪いのか、箸はださなかった。

白子も柔らか目。

味は濃くもなく薄くもない。

食感が楽しめる一品だった。

(H30. 4.10 SB932SH撮影)