マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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和民食事券の有効利用は坐・和民奈良三条通り店の一品4種持ち帰り

2019年08月29日 09時32分23秒 | あれこれテイクアウト
昨年の平成29年10月27日に届いた食事券は2枚。

一枚が千円分の食事券だから合わせて2千円も利用できる。

届け元はお酒販売の㈱やまや。

毎月の発泡酒にチューハイ、日本酒のオンパレード買い。

とは云ってもワイン系は一切買わない。

口に合わないので買うことはない。

奈良県内に数々あるやまや店舗。

我が家に一番近い大和郡山店がお得意さん。

店舗ができたときに契約したやまやカード。

毎月の20日はやまやデーと称して3%引き。

私の酒消費は1カ月間に一度で充分な量。

開業したときから併設する百均ショップのダイソーの品々も同時買い。

購買は両店舗合わせてポイントが付く。

いくら買っても今までは貯めたポイントは千ポイントに見たらず、流してばかり。

到達ポイント数にいつも満たないから、一年で流れてしまう。

ところが昨年の9月だったか、最小のポイント商品替えに相当した。

なんでそうなるのかさっぱりわからない。

毎月の購買金額はほぼ同じ。

年トータルしてもほぼ同額なのに、なぜ達成できたのか。

システム変更があったのか。

そのことでぎりぎり落ちていたポイント難民が救われたのか・・。

なんてことを考えてしまうが、貰えるものがあれば、なんでも嬉しいものだ。

ポイント交換に選ぶものは少ないが、そこにわったワタミの食事券。

これなら家計簿も助かるし、ワタミ独自の食事も愉しめる。

そう、思って指定したワタミの食事券。

利用できるのは夜しかないとわかって愕然とする。

かーさんが楽しみにした食事券利用は昼のランチである。

ところがおっとどっこいワタミが利用できる奈良店が限られている。

大阪であればあっちこちにありそうだが、探してみれば奈良の「坐・和民」奈良三条店しかない。

三条通りは、新大宮とも夜が華やかな街。

JR奈良駅前の信号を渡ってすぐ近くえあるが、午後5時が開店。

翌日の午前2時まで利用できる店。

若いころであれば、丁度いいと思うが、67歳になった現在では夜がしんどい。

家で飲んで食べている方が心地いい。

そう思ったのは50歳になったころだ。

サラリーマンのころは飲んで、飲んで、食べて、食べての毎夜。

深夜帰りに翌朝は跳び起きて出かけていたが・・・。

夜しかしか利用できないお店に乗り気が失せたかーさん。

食事券の有効期限が徐々に迫ってくる。

3月になってプッシュをしてみたが、素通り。

4月になれば焦ってきた有効期限は4月末日まで。

残された日数は指折り数えられるまで近づいた。

ネットで調べてみれば和民に一品料理がいっぱいある。

こんなのもあるでとかーさんにいえば、持ち帰りはできないの・・・。

なるほど、そういう手があったか。

持ち帰りの商品は限られているが、回転寿司がある。

他にもあるが、思い出すのは大和小泉にあるわらじ屋である。

居酒屋料理が美味いわらじ屋は別途注文で持ち帰りが可能である。

自宅でゆったりいただけるが、店の雰囲気は味わえない。

家族にとってもそんな雰囲気は不要。

我が家で団欒を囲めたらいいのである。

配達ピザなんてもんは最適だろ。

ネットであたってみたワタミの和民。

持ち帰り利用があるようなことが、どこのどなたかが発信していた情報は本物か。

17日の夜に直接電話をして確かめた和民。

返答は持ち帰り可能な商品になりますが・・、である。

その取扱いはワタミの食事券でも通用するのか。

それも確かめたらOKである。

そうとわかれば持ち帰り商品の選択だ。

ネット情報を基に選び出す商品。

数週間前に見ていた濃厚ソース焼きそばは・・次回廻しとしよう。

そして選び出す和民の逸品料理。

造りなど生ものは不可と聞いていたので、協議の結果、旨チキ、焼き鳥5本盛り(ねぎま・砂肝・鶏皮・ハツ・ぼんじり)&特製鶏つくね盛り、まんぷく大阪キャベちー焼き(卵入り)、出汁巻きめんたいチーズに決った。

うづらのニンニクたまり漬けも食べてみたいが、次回廻しとしよう。

それにしてもだ。

和民のネット公開情報はあるが、逸品価格がまったくわからない。

甘味逸品はすべての価格は表示しているが、肝心かなめの酒の肴は、まったくない。

なんとかならんのかぁーい。

こうして注文前にワイワイしている時間が愉しかった。

味がまだわからないメニューにこれほど盛り上がるとは思わなんだ。

メニューを選んで心待ちにしていた21日。

まず、探すのはお店の近くにある駐車場である。

土曜夕方の開店時間は午後4時。

そんな早くに頼んで持ち帰っても冷めてしまうだけだ。

普段の開店時間の午後5時に合わせて家を出る。

わくわくする車異動。

駐車場はJR奈良駅前。

国道の向こう側に数か所あるうちの1番近い駐車場に停めた。



そこから3分もかからない所にあるお店が坐・和民奈良三条通り店。

階段を登ったレジ場に男性店員がおられた。

願いを伝えたら、すぐに受け入れてくれる。

注文はメモしていたので迷うことはなかったが、焼き鳥5本盛り&特製鶏つくね盛りはタレで食べるのか、それともお塩でいただくのか、選択を迫る。

そのセットに串一本がタレ、もう一本は塩、という具合にはできない。

セットすべてがタレか塩を決めなくちゃならない。

も一品頼むには多すぎる。

そこで協議した結果はタレ味の選択である。

ただ、鶏つくねに本来は卵黄が付いているのだが、持ち帰りは不可。

それでよろしいでしょうか、と云われたら、なし、しかない。

出来上がるまでまあまあの時間がかかる。



調理時間がかかるのはお客が多いか、手間がかかるか、であろう。

できあがりました、と袋に入れた4品は決して斜めにすることならず。

スープのような液体はないが、斜めにすれば厳重に包んだパックから毀れてしまうので、お気をつけてくださいと・・・。

2千円の食事券では足りない。

オーバーフローした分はクレジットカード支払い。

ほとんどが消費税の559円を支払ったら、次回から利用できる当店だけの優待サービスプレミアムカードの特典を説明してくださる。

利用できる曜日は祝日前日除く日曜日から木曜日までの限定期間。

サービスの一つは飲食代金が10%割引。

但し書きに他のクーポン券やサービス券の併用不可。

もう一つの特典は料理代金の20%割引。

但し、宴会コースや前菜、ドリンクは対象外で他のクーポン券やサービス券の併用不可。

面白いことに有効期限は“うりう店長の間”まで。

店長が替われば、その特典は、ないということだ。

こんな面白い有効期限が気にいった。

帰宅したから拝見したこのときのレシートに担当者が“店長”になっていた。

どおりで対応が素早いはずだ。

本日注文した持ち帰り料理は単品。

条件があてはまるから対象となる。

今回と同じ料理であれば2060円ぐらいになりそう。

再訪するか、しないかは、家で食べてから判断するが・・・。

持ち帰っても、まだ温もりがある。

別に電子レンジでチンする必要もなかろうと思って厳重に包まれた状態を解く。

持ち帰る車内に溢れる美味しい香り。

どの料理が主張しているのだろうか。

私の嗅覚は焼き鳥のタレ。

キャベツ焼きの香り豊かなソース味。

それだと云えば、かーさんは明太子だという。

なんでやねん、と云いたいところだが・・。

我が家の食卓に並べた4品の料理。



ついでといっちゃなんだが、貰ったタケノコを煮たものも並べる。

中央手前はだし巻き。

その上にどっさり垂らした赤いもの。

それは明太子マヨネーズソース。

確かに特別な香りを主張している。

箸で一刀両断。

と、いっても幅2cmぐらいが適量な一人前。

端っこであればだし巻きの味がするだろうと思っていたが、明太子に押され気味。

本来の味は、また別の機会があれば愉しみたい。

右手前はでっかい上にとっても分厚いキャベツ焼。

正式名称はまんぷく大阪キャベちー焼き。

本来、お店であれば、マヨネーズの波線があるのだが、持ち帰り包装によって綺麗な線は消えてソースが一面に広がっていた。

これもとにかく分厚いキャベツ焼き。

箸でちょいちょいと切断して一切れ。

おてしょの中皿に盛っていただく。

絡めたソースは好み味。

甘くもなく、辛くもない。

ただ、分厚いだけでキャベツの量は少ない。

サクサク、シャキシャキ感を味わいたかったが、これは中身的にチーズ味。

それも要らない、キャベツどっさり焼きを新作していただければありがたい。

右上の料理は旨チキ。

要はとても旨いチキン揚げというのだろう。

これにはラップに盛ったマヨネースが添えてある。

まずは、揚げチキンそのものの味をよばれる。

バリバリ・・・サク。

中身はジューシーでもないカラカラ揚げチキン。

スパイスが利いたいわゆる鶏の唐揚げであろう。

チキンの名を付けたのはなんでだろうー♪♪。

不味くはないが、物足りない。

そこで添えつけのマヨネーズたっぷり付けて食べてみる。

なんと、これが味の一大変化。

まったく違う代物になる。

唐揚げを越えたようにも思える旨さに驚く始末。

かーさんも同じように感じていた旨チキ。

マヨネーズなければ、ただの揚げチキン。

その変化具合が楽しめる一品であるが、どことなくマヨネーズの味が、今まで味わったことのない旨さをもっているのでは・・と思った。

一般家庭で使用しているマヨネーズは大手の会社が製造しているもの。

それとはまったく違う味に感動する。

これって、もしかしたら、坐・和民特製マヨネーズかも・・。

左横の皿盛りは品数多い焼き鳥盛&つくね盛。

左手に置いた鶏の串焼きは、上からぼんじり、ねぎま、鶏皮、ハツ。下に隠れている串は砂肝。

いち早くかーさんが口にしたので皿から消えた。

串のない鶏肉三つは特製鶏つくねである。

砂肝はゴク普通のあじだったという。

ハツは1個を串から外して食べたけど、そんなに・・という味。

ネタを替えたねぎまはペロペロペロリと消えた。

これこそ焼き鳥の味だと云ってパクパク食べていたかーさんであるが、特製鶏つくねも・・・不満。

1個でこれもまた箸が止まった。

味はコッテリタレ系で美味しい。

カツ、コツと歯ごたえのある食感。

細かく砕いた軟骨入りのつくねはジューシーさを求めていたらしく、ここで停止。

一方、私は残り物の串を食べる。

まずは、ぼんじり。

これが美味いんだなぁ。

脂がのっているし、噛めばじゅわぁ。

ぼんじり特有の骨の処理をしているから食べやすい。

タレも旨いからぺろぺろっとなくなる。

そんなに美味しいのなら、と箸が・・。

食べて、その通りと満足したが、脂はどうも、といって1個で止まった。

次いで鶏皮。

これがまた美味すぎる。

噛み応えはジュル。

その食感がたまらない。

ジュワジュワ・・・。

そして最後に食べる鶏つくね。

コリコリ感がえー刺激。

味は濃い。

つくねそのものが濃い品種ではなかろうか。

今度、注文するときは塩タレで食べてみよう。

こんなに美味しい坐・和民の持ち帰り商品。

ビールではなく、発泡酒がぐいぐい進んだ。

他にも試し喰いをしてみたいメニューがあるから愉しみ方が一つ増えたのが嬉しい。

(H29.11.20 SB932SH撮影)
(H30. 4.21 SB932SH撮影)