シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

アゼルをてくてく4

2012年11月09日 | 散策

朝起きて、一人散歩。

海岸へ出る。

気持ち良いウォーターフロントがあります。

散歩、ジョギング・・・。 主に年配の人がやっているのは日本と同じ。

タコ釣りらしきおっちゃんが居たので声をかけに行くと、ブロンズ像でした。

今回は、車で南へ。

まずはサリアン。

意識を失う地平線・・・。 

いつの間にか、ドライブイン。 お茶で休憩。 ドライバーは大変です。

旨そうなザクロ。

油田地帯。 ローテクノロジーの汲み上げ機が、広い範囲に点在してます。

まさしく、油の田。

沖にはハイテクノロジーの要塞風の施設があります。

ナフタランに移動して、お昼。

屋外テーブルで頂きます。

名前を忘れたスープ。 豆の雑炊みたいなのに、ライムを絞って頂く。 サッパリ旨し。

カスピ海のナフタラン港は、魚で有名。 素揚げしたコイをカシスのドレッシングで頂きます。

コイは、羊・牛・チキンよりも貴重で値段が張ります。

羊が続いてるせいか、サッパリして旨し。 羊よりはこっちが高級品なのは頷けました。

魚好きの人は、頭も隅々まで丁寧に食べてました。 なんだかうれしい。

ちなみに、300kgにもなるチョウザメの身は、不味いとのこと。

どこでもにゃんこ。

今回の食堂。

さて、仕事。

また、ある目印を探して調査はそれから・・・。

見知らぬ人が近づくと、羊番の犬は非常に危険とのこと。

しばし、車で羊を追いはらいつつ、印を探す。 ペーター気分はお預け。

結局、目印を見つけた誰かが、何かに利用できると思って持ち去ったみたい・・。

それなりに調査終了。

エネルギーの象徴、石油プラントの炎。

ガス田のプラントをぜひ見たかったけど、見つけられませんでした。

夜は、グルジア料理。 

ずっと食っているヒンカリは、グルジア料理の代表。 一人2つはきつくなってきた。

何を食っても、ゲップすると羊の匂いのみが上がってくる。

トイレの匂いも違ってきた・・。

牛やチーズの料理はgood。

市の中心では、おっさん数人でいる限り、治安はヨロシ。

で、夜のお散歩。

広場のベンチで恋を囁くカップルが、何組かいました。

ジャズバーでゆったりと。

この国独特のアレンジが入っているとの触れ込みだったけど、ごくスタンダードな演奏だったらしい。

自分の耳ではわかんないけど。

明日は打ち合わせ。

早々に寝ます。

 


アゼルをてくてく3

2012年11月03日 | 散策

おはようさん。 期待を裏切り、今日も手ぶらで触るだけの迷惑親父をしてしまいました。

今日は避暑地として別荘が立ち並ぶ高級リゾート、アリタガシへ。

紅葉が見ごろ。

プロパンガスが精いっぱいぐらいの飛び地でも、ガス管は必ず来てます。

牧草の緑と紅葉の赤のコンビもなかなかgood。

ちっこい梨と名産のザクロ。 

こんなところに住んでれば、視力は絶対良くなります。

谷の対岸に、箱庭付きの家。

何もないようで、とっても豊かに見えます。

逆に、色々身近にあっても、自分の自由にならなければ、ないのもいっしょ。

なるほどねぇ・・・。

10kvもしくは20kvの高圧線が、こんな感じでどんな飛び地にでも来ています。

村の中にトランスが数か所置いてあって、400v,200vに降圧して利用します。

柱は継ぎ足し、基礎はレールのコンクリート製枕木。

どんな手段を使おうとも、一定水準のインフラは保障する。 

安全がどうだ、基準はこうだより、まずは使えるようにする。

公共を担う者の誇り、ポリシーが見えるワンショット。

地層の複雑な模様。

水平に沈殿・積層した後、地殻変動でS字、L字に曲げらてます。

北のハチマズと首都バクーを結ぶ巨大な送水渠。

手の形に見える奇妙な岩山の下、横一線に白くみえる線が、その送水渠です。

やると決めたら、やる。

北の都市、ハチマズ。

今後、ガス・石油等の資源に限りある産業に頼らず、金のあるうちに観光という資源に関係ないサービス業に力をいれています。

巨大プール、スキー場、ホテル、その他いろいろ。

建物がいたるところで建造中。

お昼は、真新しいレストラン。 グループ単位に個別の建物へ通されます。

チキンスープ、香草が効いて旨し。

いたるところ、大統領を讃える肖像画やモニュメントが建造中。

私らが用事があるのは、リゾートではなく、ちょっと先のこんなところ。 

誰も人が付いていない馬。 こっちの動きに合わせてある程度の距離を保ってくれます。

このコンクリートは灌漑用の水路。 今は乾季なので水はちょろちょろ。

ある目印を探して、ロープで繫がれた牛の間をうろうろ。

赤い服でなくてよかった・・。

橋の下に釣り人。

ビニル袋にしっかり獲物をゲットしてました。

気分は完全に、スタンバイミー。 

帰り、地平線を堪能する。

3分眺めると、寝てしまいます。

運転手には、ひたすら拷問。

夜はロシア料理に連れて行ってもらいました。

おいしかったけど、名前覚えてるのは、ウォトカのみ・・・。

基本、学校等の教育はロシア語。 昔はアゼルバイジャン語。

技術的な応援その他は、トルコ人が派遣されたりする。

ホテル・飲食街・運転手等、観光客相手の商売では、英語。

つまり、ここの住民のほとんどはバイリンガル。

片言程度なら、4カ国語を使える人は、ざらにいるのであります。

諸外国と陸続き、ソ連の一部だった歴史的背景・・・。

いやおうなしの部分もありますが、もし自分がこの国に生まれたのなら、何をして生きてるだろうか。

島国育ちで海外はせいぜい新婚旅行の自分では、想像すらできませんでした。


アゼルをてくてく2

2012年11月01日 | 散策

今日は既存の施設を見学後、内陸部のゴブスタンへ。

まずは朝飯。

ザクロのジュース旨し。

現地の出勤風景。 

ホテルの誰かが可愛がっている猫。

建設労働者にはパジェロが人気。

ジープタイプは日本産がほとんどでした。

乗用車は、ベンツ、BMWの高級車を除くと、ヒュンダイがかなり人気。 デザインの似た日本車が少ないので、まるで日本車がデザインをまねて出してるみたいな印象を受けます。

ほとんど信号はなく、交差点はロータリー式。 ベトナムの単車がぐいぐい鼻先を差し込んで主張する状況を、ベンツやBWMが作っているイメージ。

さらにその中を、通行人がぐいぐい縫っていく。

アイ・コンタクトで互いの意思を伝えながら、たまにクラクションは鳴らすものの、不思議なぐらいにぶつからない。

信号に飼育された日本人にはまず無理なので、移動は運転手付きです。 その名もエリツィン大統領。 私ら、実はとんでもないビップなのでありました。

バクーのシンボル的ビル。 石油会社等が入るらしい。

なんと、工事管理は日本から30歳台の女性が来て仕切っているとのこと。

かっちょええなぁ・・・。

このビル、寄り過ぎると全容入らず。

既存施設見学後、昼飯。

チキンスープ。 あっさりして旨い。この国のポピュラーな料理。

また羊の肉まん。

東ドイツ風?のちっこいセダンも根強い人気があります。

町の景色にとってもフィットしてます。

カスピ海とガス管。

土に埋めず、車が通るところだけ、上にひょいと迂回してます。

全て溶接してあり、フランジや可とう管等の区切りや地震対策はいっさいなし。

石油を使った火力発電所が盛ん。 どんなに田舎、飛び地でも、ガス管と電気ケーブルはきっちりゆきとどいています。

旧ソ連の社会主義の良いところ。

ものすごい面積をトラクターで耕してるけど、何を植えてるわけでもない。

牧草の管理はそれだけでいいのかな・・・。

牛、馬、羊、ロバ、でっかい犬に、おおきなガチョウの放牧が盛ん。

人が後を追っている場合もあるけれど、見渡す限り人がいなくて、たぶん野生になってそうなのも居ました。

新興住宅街。

そのメインストリート。

近くに2000m級の山があります。

夜は中華料理に連れて行ってもらいました。

サンタンスープ。 香辛料が効いてて旨し。

スィート・チリにイカリング。

海老の丸焼き。 殻ごとバリバリ。 味付けが抜群です。

酢豚。

今のところ、塩っ辛いチーズ以外、なんでも口に合うな・・・。

全員、体重オーバー間違いなしを確信した、2日めでありました。