SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

張り合いっこ

2016-05-31 23:56:40 | ニコとニヤの日常

祝日だった月曜日の朝、久しぶりに全員で散歩。

黄色い花の前で写真撮りたいから止まって~と言うと

「あ~はいはい、またいつものやつね。」「ニコは心得てるよ。」

でもオットはただ立ち止まっただけでは気が済まないらしい。

「ニヤ、ステイだよ。ステイ。」

「なに?何かしたほうがいい?」「なんだよーニヤは自分だけ目立とうとして。」


「よし、じゃあスピンしよう。スピン。」

「はーい♪」「ニヤが調子に乗ってる。ニコだってスピンできるのに。」


「くるりん♪」「おとーさん見て!ニコもくるりん!」

ニコがいきなり前に出て回って見せておりました。
こういう時は明らかに張り合ってるのがおもしろいです。


「おかーさん?ちゃんとついてきてる?」

オットもいっしょに散歩に行くと、全員が同じペースで歩いてるか
ものすごーく気にして目を配るのはニヤです。
ちょっと意外な感じだけど、こういうニヤを見るのは全員散歩の楽しみのひとつ。



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変なノスタルジー

2016-05-30 13:41:24 | ひとりごと
《はじめに》
dog actuallyの新しい記事が更新されています。
動物虐待犯罪者を登録リスト化する法律。......さて。

ちょっと堅い話で恐縮なのですが、よかったらごらんください。

********************************

ニコニヤの散歩コースは徒歩で行く範囲だけでもけっこう色んなルートがあります。
これは野生動物に遭遇する率の高いコース。公園の中のハイキングトレイルです。

「草むらにコヨーテさんがいたりするんだよ。」

これから暑くなってくると、早朝と夕暮れ時に散歩するようになるんですが
そういう時にはこのコースにはあんまり来ません。怖いですからね。

この数日はけっこう涼しかったので、夕方まだ日の高いうちに散歩していたのでトレイルコースに。

「おかーさんが何か見つけて、おっ!とか言ってました。」


ニコニヤのウンチョスを拾う時、ちょっと目をやった先にたまにそういうブツを見つけることがあります。

「だから何を見つけたの?」

犬のフンそっくりなんだけど、やたらと毛深いブツ。
だいたいちょっとだけ奥まった木立ちの入り口あたりにあります。

それはコヨーテのフンですね。
当たり前だけど、彼らは小動物を丸ごと食べるので消化できない毛はそのまんま排泄されます。
特に少し乾燥したフンでは、毛がとても目立って毛深い感じに見えるんですよ。


「おかーさんがまた変なことを熱く語ってすみません。」
「ついでにあたしのプライバシーの侵害をしたことも謝ってほしい。」

そのちょっと乾燥した毛深いフンを見て「これって遠い昔に見覚えがあるような......。」
昭和の時代に育った私の子供時代は、町内をウロウロ歩く野良犬を見かけることがありました。
その野良犬たちのフンも道端に落ちていましたが、その中に時々みょ~に毛深いのがあるなと思っていました。

コヨーテのフンを見て「そうか!子供時代に時々見かけたアレはネズミやイタチなんかを食べていた野良犬のフンだったんだ!」と
数十年の時を経て、蘇った記憶とともに納得したのでした。
だからどうなんだって話なんですが、自分的にスッキリしたもので(笑)

今思えば野良犬がウロウロしてるって怖いような気もするんですが、
自分の周りでは人間と野良犬の事故というのは聞いたことがなかったなあ。
小学校で飼っていたニワトリが襲われてしまったことはあったけれど。

思えば子供の頃は親や周りの大人から「知らない犬に近寄ってはいけない」というのはもちろんのこと、
「犬と目を合わせてはいけない」「走って逃げてはいけない」と教えられていたものでした。
今にして思うと、どれも理にかなっていて正しい振る舞いですね。

今の時代よりも人間が動物の行動に目を配って理解している部分もあったのかもしれない。
ま、とは言っても犬は外につなぎ飼いが普通で、動物を捨てるハードルが低かった時代が良かったとは言いませんが。


「コヨーテのフンを見て、子供時代のこと思い出してたの?」

うん、そう。ニコニヤと歩きながらツラツラとそんなことを考えてたの。
我ながら変なノスタルジーの感じ方だなと思ったけど(笑)



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読書修行

2016-05-28 23:44:32 | まじめな話
ある本を読み始めたんですが......。

これ


タイトルは「The Dog Merchants」=「犬商人たち」
このちょっとショッキングなタイトルが示す通り、副題は「ブリーダー、ペットショップ、保護活動家たちのビッグビジネスの内側」とあります。
アメリカにおける犬の流通や取引のあれやこれやを丹念に取材して書かれた本です。

......って、まだ第1章を読み始めたところで、しかもなかなか読み進まないので
ブログに「本読んでるぞ」と書いて、読まねばならんように自分を追い込もうという作戦です。


「なんで進まないの?イヤなら読まなきゃいいのに。」

なんで進まないかというと、第1章では合法な犬オークションのことが描かれていて
オークションで競り落とされた犬たちの行く末(パピーミルよね)を思って辛くなったりするから。
悲惨な描写とかは無いんですけれどね。

イヤなら読まなきゃいいのにってのも尤もなんだけど、
人間の大人はイヤなことでも知っておかなくちゃいけないこともあるのだよ、ニコ。

というわけで、ここに書いちゃったし修行のつもりで頑張って読みます。
全部読んだ後、日本の方にも参考になるかもしれないと思ったら、また何か書きます。
私が気になっている章は「保護団体による犬の再パッケージングと再ブランディング」
この章は多分ワクワクして読めるんじゃないかな、と。


日本で言えば、出版時かなり話題になったこの本と共通する部分もあるかな。
犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫)
朝日新聞出版



こちらは今年の3月に出版された杉本彩さんの著書。
それでも命を買いますか? - ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ - (ワニブックスPLUS新書)
ワニブックス


私は読んでなくて恐縮ですが、読まれた方がいたら感想など教えていただけると嬉しいです。


これは同タイトルで映画にもなった作品の原作本ですね。
映画では描かれなかった詳しい部分も書かれているそうです。
犬に名前をつける日
キノブックス

映画は去年の秋に公開されたので、こちらもご覧になった方がいらしたら聞かせてくださいな。


こういう本を読んだ後って「えーっ知らなかったー」「ショック......。」ってある種の興奮状態になったり
「知ってたけど、改めて読むとやっぱり腹が立つ。」ってアドレナリンが出ちゃったりすることもあると思うんですが
いったん本を閉じたら深呼吸して、意識して気持ちを鎮めることが大事な気がするんですよ。

興奮状態のままで次の行動に移ると、周りがよく見えなくなっちゃうからね。
興奮や腹立ちをエネルギーに変えるには、クールダウンの時間が必要なんじゃないかな。
過去の自分への反省を込めてそう思う次第。

あ、興奮状態になったり腹を立てたりするのは良いことだと思うんですよ。はい。


「おかーさんのいつもの座右の銘Cool Head Warm Heartってやつね。キリッ。」

そう。そういうこと。

The Dog Merchantsの次にはこれを読まないといけないからね。がんばって読むのだ!
Pit Bull: The Battle over an American Icon
Knopf

ピットブルについての歴史や、徹底的な統計と調査をもとに書かれたピットブルの誤解を解く本だそうです。




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いつものシンパイショー

2016-05-27 23:43:30 | ニコとニヤの日常
前回の歌うニコの写真を撮っていた時に「あれ?」と気づいたこと。

「なにー?ニコのおやつが少なすぎるかな、もっとあげなきゃってこと?」

違う。でもそれだ!その耳だ!
なんともうまい具合に耳が勝手に立っておりまして、内側が良く見える状態になっていたんですが、
耳掃除する時なんかに見る色よりもずーっと赤いぞ!どうした!?

もう片方の耳も見たら、こちらも同じようにずいぶんと赤い。
とっさに頭の中をいろんな疑惑が駆け巡るわけですね、シンパイショーだから。
「発熱か?」→体の他の部分、特に肉球とかお腹とか毛のない部分を触ってみたけれど、特別熱くもないし赤くもなってない。
「耳の炎症か?」→最近耳を掻いたり頭を振るような仕草は見られなかったけどなあ。


「あたしのお耳の内側はこんな感じよ~。」

とりあえず「dog ear redness」で検索をかけてみる。
犬関連のことは基本的に英語で検索することにしています。
出てくる結果の数が圧倒的に多いのと、日本でないと無理な解決策を省けるので。

「耳血腫ってやつはどんな感じなんだろう?こういうのじゃ.......ないよな、まさかな。」
↑これはさすがに取り越し苦労でした(笑)

上の検索ワードで画像検索をすると、赤くなった耳の写真はどれも明らかに発疹が見られたり
膿が出ている部分があったりするんですが、ニコのはただ赤いだけ。

でもまあ、ニコは普段と全然変わらず元気いっぱいでウロウロ続行中。

結局、別の部屋でしばらく放置しておいたら、すぐに元に戻りました。ははは......。       

もしかしてオーブン使ってたから部屋がちょっと暑かったのと
クッキーまだかなまだかな?で興奮して頭に血が上ってた?



「えっと......そうかもしれない。ニコうれしくてドキドキしてたし。」

何事もないならそれで良かったよ。



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ニコ歌う

2016-05-25 23:55:10 | ニコとニヤの日常
これはオーブンでニコニヤおやつのクッキーを焼いていた時に匂いにつられてやって来たニコです。


「ニコでっす!オナカガスイタヨの歌を歌いますっ!」

どうぞ~!パチパチパチパチ~



後半ニコがチラ見しているのは、もちろんこちら。

「ニコちゃんがオナカガスイタヨって歌ってるからあたしも来た~!」


「ニヤは自分では歌わないでズルいー。」

いいじゃない。おやつの時にはいっつもニコがニヤのこと呼びに行くんだから手間が省けたでしょ。



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