SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

散歩さんぽ〜

2018-06-30 23:52:14 | ニコとニヤの日常
ちょっと前はドッグフードの会社のことで悪態をつき
この一つ前の記事ではPWJ のことでブリブリ怒り
こんな調子では不機嫌怒りんぼBBAになりそうなので
本日はニコニやのおさんぽ風景。


「おさんぽだよ〜。おかーさんニコの顔を見るといいよ」

そうだね、ニコの顔見るとニコニコするよね。



全然なんてことない、ただニヤとニコがウロウロしているだけの動画





「なんてことないのに動画撮ってどうするんだろうね」
「なんてことなくても、あたしが映ってるとお宝なのよ」


ニコ、ニヤ、写真撮りたいからそこに並んで座って

「やだ〜チューする」「ニコちゃん何でそんなにハイテンションなの?」



「じゃあここにすわる〜。これでいい?」「ホントにおかしいわ、ニコちゃん」

今日の散歩の時のニコは本当になんだかテンションが高くて楽しそうでした。
私としては横で見てるニヤの表情がお気に入り、


《連絡事項》
PWJの件、広島県は予防接種の件を受け改善状況を調査するため
同団体への犬の引き渡しを一時中止しているそうです。
とりあえずは良かったです。
これを機に、衛生状態や犬の飼育状況の正常化、働く人々の環境の改善、会計報告の明確化も
徹底的に行って欲しいものだと思います。まだ目は離せません。


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PWJ、狂犬病予防法違反疑いで捜査の件

2018-06-27 23:48:32 | まじめな話
このブログで今まで何度かピースワンコジャパン のことを書いてきました。

最初は団体の代表がインタビューの中で避妊去勢をしていないとサラッと話していたのに衝撃を受けた時
2度目は週刊新潮が同団体のことを取り上げた時

今回のことも含めて、自分がその時に感じたことを記録しておきたいので今回も書いておきます。

もうご存知の方も多いかと思いますが、6月25日にNPO法人のピースウィンズジャパン に対して
狂犬病予防法違反の疑いで広島県警が捜査を行いました。
ピースウィンズジャパンはピースワンコジャパン の母体団体ですね。


NHKニュースへのリンク

そしてこちらが団体からの説明
狂犬病予防注射に関する現在の対応について



「おかーさん、今までで一番怒ってるから長くなります。」


説明によると今年は全頭狂犬病の予防接種を済ませたとのことですが
過去に(緑字、サイトより引用)
月に100-150頭という、想定を超える引き取りへの対応に追われ、一部の犬の狂犬病予防注射が一時的に追いつかない状況が発生しました。」とのこと。

遅れが生じた背景には、想定を超える引き取りに対応したことのほか、
一時期、県動物愛護センターから引き取った犬から犬パルボウイルス等の致死率の高い感染症が発生し
その治療や予防対策に忙殺されてしまったという事情もあります。


この団体はいつもそうなのですが、自分で発表した文章や数字の中に本当にダメな点がきっちりと現れているんですね。

批判があった時に「事実無根の中傷だ」とか「根拠がない」と言う反論をすることもあるようですが
自身の言葉に現れているものはでっち上げとは呼べない。

多くが野良犬出身という犬を保護する過程で狂犬病の予防接種という基本中の基本が追いつかないというのは
月に100〜150頭などという数字を受け入れるべき状態ではないということです。

パルボウィルスの感染?あの規模で保護施設を運営するなら感染症予防対策は発生前に想定されていなくては話にならない。
推測ですが、パルボで命を落とした犬も多かったのではないでしょうか。


そして次に、団体にとってあまり芳しくないニュースの直後にアップされたのが
バズフィードジャパンによる「数千匹を保護して奮闘する素晴らしい団体」という賛美の記事。

Twitterなどで、動物保護に携わる人々が一斉に「それは違うでしょう」という反論をアップしていましたが
今のところ、バズフィードは荒らしなどではないきちんとした反論にも一切の反応をしていません。

そうこうするうちに「とうとう」という感じで、内部告発らしきピースワンコの施設の画像がアップされました。
見学者やマスコミが見ることができる一般収容施設とは別に、見学を行っていない別の場所の施設の画像です。
今まで一切の画像や映像が公開されたことはありません。

それが本物かどうか証明することはできないし、どなたがアップしたのかも判らないけれど
そこには多分8畳くらいかな?という広さの部屋に約15匹の犬がひしめき合う姿が写っていました。
部屋はどう見ても清掃は行き届いておらず、当然1匹ずつのベッドなどはありません。

もしあの画像が本物なら一般公開されていない施設での犬の扱いは(ごく控えめに言って)全く行き届いていませんでした。
あの状態で散歩にも行かず、必要な量の食餌も摂れないとなると、
ストレスと体力の低下で免疫も落ちるだろうし、感染症なんかあっという間に流行しそうだし
何と言っても精神がおかしくなる。

ドイツのティアハイムをお手本にという鳴り物入りで作られた施設のはずですが
あれでは動物福祉という意識が浸透していない中南米あたりの公営の収容施設に近い感じでした。


でもね、ここでもまた団体が自分で開示した情報の中にもうアウトのサインは見えていました。
今年の1月に放送されたNHKのクローズアップ現代の中の映像。

私も動画サイトでたまたま見たのですが、ピースワンコが取り上げられた部分で
犬たちへの給餌風景が紹介されていました。

先程書いた一般公開されていない部屋と同じくらいの大きさの部屋にザッと見たところ7〜8匹の犬、
テレビに映るくらいなので一般公開施設の映像でしょう。流石に清掃は綺麗にされていました。

でも7〜8匹の犬に対して大きな洗面器みたいな器2つに一杯のドライフードをドンと置くだけ。
ここでも1匹ずつの専用ベッドすら見当たりませんでした。

多分、団体側も他の施設があまりに酷いのですっかり麻痺してしまっているのだと思いますが
テレビに映った部分だけで完全にアウトです。保護施設としてあり得ない。

保護されているはずなのに、なんで犬たちは食べ物にありつくのに弱肉強食の世界で生きなくちゃならないのか。
安心して眠るための場所すら確保されていない。
もっと酷い状態の施設の内部告発がなくても、十分に酷い状態でした。

あんな状態でしか世話ができないのに、まだ次々に犬を引き取ってくるなんて正気の沙汰ではない。
県の愛護センターにいたら殺処分になると主張するけれど、あの状態の場所に連れて来られて
ずっと閉じ込められているだけなら殺処分と同じ。
愛護センターならすぐに処分され、PWJならゆっくりと時間がかかるというだけのこと。


避妊去勢をしないことについても、団体が発表した数字の中にはっきりと問題が現れていることは以前にも書きました。
PWJと週刊新潮


ピースワンコのしていることはレスキューホーダーと同じなんですが
典型的なレスキューホーダーよりも悪いのは、資金があるのに無駄なことに使って
犬たちのために使われていないこと。

寄付をした人へのお礼と称してヘリコプターツアーをするくらいなら
せめて犬たちに専用のベッドとボウルくらい買ってやって欲しい。
(しかもヘリツアーは地元の人に迷惑をかけまくっている)


ピースワンコジャパン に寄附をしているという方がいらしたら
どうか寄付者として運営にガンガン口を出して、要望を届けてください。
寄付者として、明確な会計報告を要求してください。
これは全く正当な権利です。正当な権利を行使するのが犬たちのためになります。


「おねがいします」


ちなみに、ニコがいたシェルターは小型〜中型犬なら2畳くらいのスペースに2匹。
寝るときは犬舎の中に設置された自分専用のクレートの中でというスタイルでした。

ベストフレンズアニマルソサエティは全ての犬がこういうタイプの専用ベッドをもらっています。
Petacc ペット ベッド 猫 犬 脚付きコット型 ポータブル キャンプ用 折り畳み式ベッド スチール製フレーム ブラック 94x 60x20cm
Petacc


これ、洗う時はホースで水をかけるだけ。メッシュなのですぐに乾くし、湿気もこもらず衛生的。
適当にクッションも効いているので犬も快適。シェルターの環境にぴったりなものです。

別にティアハイムにこだわらなくても、アメリカにだって役に立つ情報はあるのにね。



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寝不足

2018-06-26 23:53:47 | 飼い主の日常

「おかーさん寝不足なんだってー」

そうだよ、ニコのせいもちょっとはある。

ニコもニヤもトイレが近いお年頃ですから、夜中にトイレに起きることも多いんですね。
まあ、それは仕方がないことだし、いいんですよ。

でも昨夜は午前2時半ごろにニヤに起こされ、3時ごろにニコに起こされてちょっと辛かった

3時過ぎ、目が冴えちゃったなあと思いつつ、ちょっとウトウトしてきたかな?と思ったところで

隣に寝ているオットがいきなり「Akiーーー!!!!」

絶叫ですよ。なんだっちゅうねん。

思わず「Whaaaaaat!?」と言ったら
「あ、ごめん夢みてた。君が道路に飛び出したら車が来て...」と言いながらもう寝てました。

はぁぁぁぁ?ですよ。人を起こしといて何を自分だけ寝てるんだって話ですよ。



「めっちゃおとーさんっぽい話よね」

うん。すごく昔のブログに書いたことがあるけど一回寝ぼけて殴られたことがあるからね。

寝てる最中にいきなり横からバシッと叩かれて「何よっ!?なんなのよ!?」と激怒したら

「あ、ごめん。本当にごめん。僕らの別荘を勝手に売ろうとしてる奴らがいてね」と話し始めるので

「別荘?別荘って何よ?」と言ったら、いきなりハッとして「あっ!夢だった!」と言ったというね。


まあそういうわけで、3時以降なかなか眠れなくて寝不足な1日でした。


※明日はピースワンコジャパンのことをちょっと書こうと思います。
 今日ツイッターに少し書いたんだけど、まとめておきたいので。



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大人げなく悪態をつく

2018-06-24 23:50:25 | ひとりごと

「お知らせです」

「Dogs in the U.S アメリカの犬たち」のブログに前後編で記事をアップしています。

あるプレミアムフードのメーカーが消費者から訴訟を起こされた件について

ペットフードメーカーに対する集団訴訟 1
ペットフードメーカーに対する集団訴訟 2



この件については、メーカー側に非はないと私は思っているのですが、
過去の集団訴訟では「訴えられて当然!そもそも企業として最初っから全然信用しないけどなっ!」と
一人でブツブツ悪態つきながらニュースを読むようなのもありましたね。

2015年に、1400匹以上の犬が命を落とし数千匹が健康被害を受けた件でネスレピュリナ社に対する訴訟
2016年には、マーズペットケア(ロイヤルカナンのメーカー)ネスレピュリナ、ヒルズの3社が
「処方食」として販売しているフードが特別に処方箋のいるような原材料を使っているわけでもないのに
あたかも医療用であるような販売の仕方はおかしい(しかも値段も高いし!)という理由で訴えられています。

この2件とも、企業側が勝っているところがムカつくんですけどね。


「それはムカつくわね」

うん。ムカつくなんて生やさしいもんじゃなくて
考え始めたら「ドリャーーーーー!」って暴れたくなるくらい腹が立つね。

Dogs in the U.Sの方にもチラッと書いたのですが、私は上に挙げたメーカー3つとも大嫌いです。

獣医さんで処方食を勧められて、カナンやヒルズのフードを食べさせないと仕方のない方もいるので
あんまりおおっぴらに「嫌い」とか言わないように今まで控えていたんですが
今回は大人げなく堂々と書いてしまいました。すみません。


「なんで今回は書いちゃったの?」


ちょっとね、この2〜3ヶ月の間に上記メーカーがフードについての研究を発表することがあって
色々考えてたら、ムカムカがおさまらなくなってきたの。

例えばネスレピュリナは「犬の腸内フローラと食べ物の関連」について研究を続けています。
この研究で腸内細菌の理想的な構成比を作る食事が分かれば、フードの開発に生かされるのでしょう。
また同社は認知症予防に有効と見られるサプリメントについても研究結果を発表していて
これもまたフードの開発に活用されていくはずです。

ヒルズが最近発表した犬と猫の食の好みに関するリサーチ結果では
犬、猫それぞれに「高脂肪」「高タンパク」「高炭水化物」の食餌を与えたところ
犬は「高脂肪」猫は「高炭水化物」を選ぶ傾向が強く、
「高タンパク質」を選んだ個体はゼロだったと発表しています。

なんて言うかさー!
ネスレピュリナの研究は素晴らしい感じがしますよ。
そんな立派な研究が活用されたフードならいかにも良さげじゃないですか。

でもそんな研究しながら作ってるフードがあれってどういうことっ!?
いったい何がどこでどう間違ってあんな品質のフードを製造できるわけ!?

しかもネスレピュリナの研究は大学の研究室と共同なの。
「共同とか言って、基本お金出してるだけじゃないの?」と思ったりもするんですが

大学だって資金のバックアップをしてもらえば助かりますからね。
でも、そうやって企業から資金援助受けちゃうと、どうしても企業に都合のいい研究結果が発表されがちになりますね。
少なくとも、その研究者が発表した結果には見る方のバイアスがかかってしまう。



「あ〜、確かに大人げなく悪態ついてるわ」

ヒルズのリサーチに至っては、犬猫が高タンパクの食餌に興味を示さないって
「はあ〜?ホントに確かなんでしょうね、ええっ!?」って詰め寄りたくなりますね。

お得意の穀物てんこ盛りフードに脂肪で風味付けたヤツの言い訳のために作ったリサーチじゃないのか?と邪推せずにいられない。

ロイヤルカナンのマーズペットケアはシェルターなどへのフードの寄付を積極的に行っているんですが
寄付するフードはペディグリーばっかりっ!一番やっすいヤツね。

ニヤの出身シェルターにもペディグリーの黄色い袋が山積みにされてたけど
ニヤの毛穴全部から染み出してたようなクサイ体臭を思い出すと
「よくあんなものを製造するよなあ」と呆れるしかない気持ちです。


あ〜、全然役に立つテーマとかは無くて、大人げなく悪口言うだけのブログをアップしちゃったわ。
たまに吐き出したくなるんです。すみません。


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画像選びの苦悩

2018-06-21 23:42:19 | まじめな話
ウェブの記事を書く時に画像を選んで添付する作業は大抵の場合ライターに任されています。

その画像選びの際に、常々悩ましく思っていることがあるんです。


「ああ、あたしの画像が可愛すぎてどれにするか悩むのね?」

いや、そういうことでなく。


きっかけは、2017年の年末にイギリスの動物保護団体や獣医師協会などを含むあるワーキンググループが
犬を広告に使っている企業に対してオープンレターという形で声明を発表したことです。

ワーキンググループの参加者は王立動物虐待防止協会、イギリス獣医師協会、イギリスケネルクラブ、
PDSAやドッグズトラストなどの動物保護団体、ケンブリッジ大学というそうそうたる顔ぶれです。

このイギリス犬界オールスターズみたいな面々が発表したオープンレターの内容は
「パグやブルドッグなどの短頭種の犬を広告に使うことを止めてほしい」というもの。

2008年にイギリスのテレビ番組で、長年に渡る見た目重視のブリーディングの結果
多くの犬種で健康上の問題が増加していることが取り上げられたのを覚えている方も多いと思います。

その中でも特に健康上の問題が多いと言われているのが短頭種の犬たちです。

マズルが極端に短いことから起る呼吸困難、熱中症のリスクの高さ、皮膚の疾患、
目の疾患やケガ、体型のせいで自然分娩ができないことなど、完全に健康な個体を見つけるのがうh難しいほど。

これらは全て見た目の可愛らしさばかりを追求してきた結果です。

そしてその可愛らしさのために、パグやブルドッグの人気は上昇を続けています。
他の犬種でも人気が高くなれば適当で雑な繁殖が増えて、健康上の問題が増加します。

ましてや、現在の繁殖を見直して改善が急がれる短頭種の人気が続けば健康問題の改善がまた後回しになってしまいます。

CMやドラマなどに登場する犬種は人気が高くなりがちですが、
パグやブルドッグは広告への登場が多い犬種でもあります。

そんな背景があって、先に書いたような「短頭種の犬を広告に使わないで」という声になったんですね。


「あ〜、だからおかーさんもパグさんとかの写真使わないの?」

うん、そういう事情を聞くとやっぱり無闇に露出させてはいけないような気がするから避けてる。

パグもフレンチブルもイングリッシュブルも可愛らしいし大好きなんですが
彼らの健康上の問題を聞けば聞くほど「このままではいかん」と思うわけです。

記事に添える画像は、専門サイトから選ぶことが多いのですが
テーマに合った画像を選ぶのもなかなか簡単には行かないんですね。

そんな時に、テーマにぴったりで魅力的な写真なんだけど被写体がパグなんて時には
「あっこれはいい!でもパグだ。う〜ん惜しいけどやっぱりダメだ、使えない」となるんですね。

広告などの影響力に比べれば微々たるものでしょうが
それでも、バックグラウンドの説明なしにパグやブルドッグの画像だけを拡散することはいかんと思うので
「短頭種の画像をむやみに使わない」運動は、一人ひっそりと続けていくと思います。


【お知らせ】
「Dogs in the U.S アメリカの犬たち」のブログもアップしています。
あるプレミアムフードのメーカーの訴訟問題を取り上げています。
「ペットフードメーカーに対する集団訴訟 1 」


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