SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

ニヤのデキモノ騒動

2019-09-29 23:54:19 | ニコとニヤの日常
《はじめに》
カボチャ重さ当てクイズ実施中。
締め切りは10月25日の記事をアップするまで、です。
ご参加はこちらのコメント欄からお願いします。

「ヒントです。6kgちょいのあたしと比べるとこれくらいです。」

ニヤが前に出てるから遠近法でかぼちゃが小さく見えて余計にわかりづらいと思うんだけど。
私もまだ重さを計っていないのですが、店頭でひときわずっしりしたのを選んで来ました。
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さて、タイトルのニヤのデキモノのお話です。
2週間ほど前になりますが、ニヤを抱き上げた時に右脇腹のあたりにボコッとした感触があり「なんだなんだ!?」と速攻で点検しました。

見ると親指の先ほどの大きさでゴロンとした腫れがありました。
「えーっ!なんじゃこりゃー!?」と松田優作になった後に、すぐに動物病院に電話をして予約を取りました。
診察をした先生は「パッと見た感じでは深刻なものには見えないけど、大きいですね。
念のために細胞診検査をしましょう」ということでした。
こちらもそのつもりで来たので「はい!調べて調べて!」とお願いし「結果が出るまで3〜4日かかります」とのことでした。


「何よ人ごとだと思って。おっきな針刺されたんだから!」

ごめんよ〜。
ちょうどその頃、ニコニヤと同年代のお友達が立て続けに天国へと旅立ったばかりだったので
「しっかり検査してもらわないと!」と焦りまくったのでした。

で、2〜3日してまだ検査の結果の連絡がなかった時、ニヤのお腹を見ると「あれ?しぼんでる!」
親指の先ほどの腫れが明らかにしぼんで小さくなっていました。

「しぼんでる、ってことは...ガンだったらしぼまないよねえ?
何これ、つまり単なるオデキだったってこと!?細胞診検査の結果を待つ必要もなく?

そして翌日、病院から連絡があって、現在も悪性ではなく将来も悪性になる可能性はないとのこと。
「うん、知ってる」って感じでしたが、とにかくよかったよかった。
先生からは「どうする?切除しますか?」と聞かれましたが「今もうすでにしぼんでるので様子見で!」

現在は影も形もなくなって、平らなお腹になっています。


「ほんとに毎度毎度大げさなんだから」

細胞診したら無害な脂肪腫だったというお話はよく聞きますが、しぼんで無くなった話は聞いたことがありません。
多分半年くらいしたら、小さくギューッと縮んだ黒ニキビの芯みたいなのがポロッと取れることでしょう。


「おかーさんはお財布が痛いんだって〜」
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カボチャクイズ復活!!

2019-09-25 23:29:26 | ごあいさつ/お知らせ
10月の声が聞こえてきたら、カボチャクイズです!

去年一昨年とお休みしてしまったので「それは何?」という方もいらっしゃいますよね。

ルールは簡単、このカボチャの重さを当てる、それだけ。

答えはこの記事のコメント欄にお願いします。
一番近かった方には、クリスマスプレゼントをお送りいたします!
「このカボチャです。ニコがとなりに並ぶとこのくらい。ニコは13kgです。」

〆切は、私が10月25日付けの記事をアップするまで。

〆切までの間に何度かヒントを出したり、別角度の写真をアップしますので
それに合わせて何度でも訂正OK。
訂正する場合もこの記事のコメント欄にお願いします。見落とすといけないので、ね。

ちなみに2016年のカボチャは5.44kg
2015年は4.45kg、2014年は4.98kgでした。

「じゃ、とりあえずこの見た目で予想してくださいってことで」

ご参加お待ちしております〜!


「あたしの後ろにあるのはカボチャじゃなくてカボチャ色のクッションよ」
コメント (24)
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頂きものの美味しいもの

2019-09-23 23:34:43 | ニコとニヤの日常
日本の高級おやつを頂いてしまいました。

ほら、ニコ。 ニコにって頂いたんだよ。
馬肉に高麗人参に霊芝にローヤルゼリーにコンドロイチンにグルコサミンですって!すごいね。
「......。」

袋を開けていないので、おやつと認識していないらしく、こっちを向きません。

ニコ、ほら開けたよ。
「え!なになに?美味しい匂いがするよ!」

開封したとたんに、ピクサーの犬みたいな顔になりました。

まずは香りを楽しんで

「すんすんすんすんすんすんすん」

はい、どうぞ

「ぱく!美味しいぃぃぃぃぃ〜」

美味しいものを食べると寄り目になるの法則の通り。

ジャンピングキャッチもしてみよう

「パクッーーー!」

流石の集中力健在だわね。


ニヤにもあげようね。
「早く早く!」


食べていいよ。どうぞ。

「じゃ、いただきます!」

立ち上がると何の動物かわからないよ。

ニヤもジャンピングキャッチしてみよう。
ほらっ!

「あ...。」 ポロッ

ニヤは気持ちばっかりはやって、投げたおやつから目を離すから失敗するんだよ。

「そうかしら。おかーさんの投げ方が悪いんじゃないの?」

ニコは百発百中でキャッチするよ。」

でも美味しすぎて冷静さを失うのは仕方ないか。
鹿肉五膳も頂いたからね。嬉しいおやつタイムが続くわね。


「一気にもっとたくさんくれたらいいのにね」
「おかーさんケチだからね」
コメント (3)
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ドッグフードの原材料を見てみよう アイムス ラム&ライス

2019-09-19 18:00:55 | ドッグフード原材料シリーズ
ドッグフード原材料シリーズ、今回は大メジャーブランドのアイムスです。

アイムスと言えば以前はP&Gが製造販売していたのですが、2014年にP&Gがペットフード部門を
マースに売却(日本円にして約2900億円!)するという大きな業界再編生が有りました。
この取引によって、それまでドッグフードではペディグリーとロイヤルカナンしか持っていなかったマースが
アイムスとユカヌバというメジャーブランドを手に入れて、業界最大手のネスレピュリナに迫る存在となったのでした。
その直後からネスレピュリナは小規模プレミアムフードブランドを積極的に買収し始め、その波は現在も続いています。

私が愛用していたブランドもネスレピュリナに買収されて品質が変わったという経緯があったので
アイムスを見ると「P&Gさん、も〜えらいことしてくれちゃって」と個人的な恨みを思い出す次第です。


「おかーさん、それはヤツアタリだし、第一いまカンケーないわ」

そうですねニヤ様。
ではアイムス ラム&ライスの原材料一覧を見てまいりましょう。

 
肉類(チキンミール、ラムミール、家禽ミール)、米、とうもろこし、小 麦、動物性油脂、

乾燥ビートパルプ、家禽エキス、植物性タンパク、 乾燥卵、STPP (トリポリリン酸塩)

ひまわり油、フラクトオリゴ糖

ビタミ ン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、 ビオチン、葉酸)

ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、セレン、銅、 ナトリウム、マンガン、ヨウ素)

アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤 (BHA、BHT、クエン酸)

この製品には生の肉は全く使われておらず、動物性タンパク質は全てミールです。
チキンミール、ラムミールは、人間用の精肉を切り分けた残りを加熱して油を搾り、乾燥して粉にしたものです。
水分が取り除かれているので、タンパク質が凝縮されて含まれています。
原材料3番目の家禽ミール、チキンではない家禽と言えばダックやターキーが考えられますが
これは家禽(多分チキン)の副産物ミールなのではないかなあと推測します。
ミールとは言え、この製品価格でダックやターキーはないのでは?と思うので。

その次の米。これもブルワーズライスと呼ばれる、貯蔵や輸送の際に割れて底の方に溜まったものだと思います。
この価格帯の製品では、米と言えば普通はブルワーズライス(日本語表記ではひき割り米)です。

とうもろこしは炭水化物とタンパク質、脂質の全てを含む原材料です。
コーン油にはリノール酸が豊富なことからわかるように、とうもろこしが使われているフードでは
原材料に油脂として記載されているものとは別にリノール酸などオメガ6脂肪酸が含まれています。
リノール酸は過剰摂取すると炎症反応を促進して、皮膚の痒みなどを発症させることもあるので注意が必要です。

小麦も炭水化物とタンパク質源として使用されますが、小麦のタンパク質小麦グルテンは
犬にとっては消化しにくいものですから、お腹の弱い子は注意が必要です。

動物性油脂は、多分嗜好性を高めるために使われているのだと思いますが
牛なのか豚なのか羊なのか何の動物由来なのかを明記して欲しいところです。
多分混合なのだろうと推測しますが、原料の由来の明記はフード選びのポイントの一つです。
栄養的な面では、エネルギーの他にオメガ6脂肪酸源でもあります。

乾燥ビートパルプはビート(砂糖大根)の搾りかすです。
水溶性と不溶性の食物繊維両方を多く含みます。

家禽エキス、ここでも由来のわからない原材料名が出ています。
家禽の副産物を加水分解してアミノ酸にしたものだと推測します。
フードの表面に吹き付けて、嗜好性を高めるのが目的です。

植物性タンパク、由来のわからない原材料名がまた登場しました。
製品価格から考えてトウモロコシ由来のタンパク質だと思うのですが、
小麦か大豆かもしれないし、アレルギーの問題などもあるので明記して欲しいところです。

乾燥卵、これは全卵を加熱または凍結乾燥したものです。
ミールと同じ理屈で、水分が抜けている分、生卵よりも重量あたりのタンパク質を多く含みます。

その次のSTTP(トリポリリン酸塩)
この原材料シリーズでは初めて登場する食品添加物です。
食肉結合剤や乳製品の安定剤として使用されます。
この製品ではフードを固めるのに使われているのでしょうね。
中華麺に使われる「かんすい 」もトリポリリン酸塩の場合があります(他の物質の場合もある)

ひまわり油はオメガ6脂肪酸の一つリノール酸が豊富な油です。
とうもろこしにもリノール酸が含まれるし、動物性油脂も使用されているし
オメガ6脂肪酸が多すぎるんじゃないだろうか?と思うのですが。

フラクトオリゴ糖は甘味料として使われることもある多糖類の一種ですが、水溶性食物繊維のような働きがあり
胃や小腸では消化されず、大腸で腸内細菌のエサとなって腸内環境改善に役立ちます。

添加されているミネラル類は、吸収しやすい加工がされているという記載がないのですが、どうなのかな?

メチオニンは必須アミノ酸の一つで、生肉が使われていないフードではよく補われているものです。
高温加工されたミールでは必須アミノ酸のリシンも不足しがちになるので、リシンも添加して欲しいところ。

そして最後の酸化防止剤。 BHTとBHAが使用されていますね。
この2つはどちらも強力な合成酸化防止剤です。
使用量の上限は2つまたはエトキシキンを加えて3つを合計した数値で150μg/g
(ちなみにエトキシキンは75μg/g以下とされています。)
BHTとBHAとエトキシキンと言えば、ペットフードの中の悪者という扱いをされがちですが
基準値内で使用されるこれらの合成酸化防止剤の毒性よりも、製品が酸化した場合の方が危険です。
(と、落ち着いた大人風に書いてみたけれど、私もこれらが含まれる製品は避けています😅
日本では人間用の食品でも油脂製品や冷凍魚介類などに使用されていますが、
EUでは乳幼児や子供向けの食品への添加は禁止されているそうです。
犬は体も人間より小さいし、代謝のスピードも早いので、個人的にはやっぱり避けたいです。
ちなみにエトキシキンは日本では基本的に人間用の食品には使用が禁止されています。

合成酸化防止剤について
これは農林水産省の販売用愛玩動物用飼料の成分規格等、参考資料
こちらは環境省の参考資料


「なんだかいつもよりずっとウダウダ言ってない?」

そうかな?そうだね(笑)

この超大企業マースの製品アイムスは、見れば見るほど「え?どういうこと?」が増えて来るんです。

まず原材料は重量ベースで多く含まれるものから順番に記載されているのですが
この製品、「ラム&ライス」 という商品名なのに、一番最初に記載されているのがチキンミール!
これはAAFCOの規定に合致しておらず「おかしい」と思い調べてみました。
アメリカで販売されているIAMS Lamb&Riceはラム&ライス フォーミュラという分類なので
原材料のうちラムとライスの合計が全体の25%以上でなくてはなりません。
この25%にはミールという形態のものは含まれません。
生肉のラムと米の合計が25%でなくてはいけないと決められているんですね。
ですから、この日本で売られているアイムス ラム&ライスはAAFCO基準ではこの名を付ける資格はないことになります。

(詳しくは以前にこちらに書いています。https://dogsintheus.blogspot.com/2018/03/blog-post_12.html

そこでアメリカのレシピと比べて見ると、全然違うレシピでした。これは初のパターンです。
アマゾンではこの日本のアイムスの原産国はドイツとなっています。
アイムス のドイツのサイトをチェックして英語に自動翻訳し、イギリスのアイムスのサイトと比べるとドイツとイギリスは全く同じレシピでした。
その内容はアメリカとも日本とも全然違っており、この3種類のレシピの中では残念ながら
日本のレシピが一番タンパク質含有量が低く、小麦が使われているのは日本レシピだけでした。
これ、つまり日本のアイムスはわざわざドイツで日本向け(もしくはアジア向け)に作っている?
なんだかとても謎が多くて、グローバル超大企業の複雑さを覗いた気分です。

それからアイムス・ジャパンの公式サイトを見ると、含有成分の欄に「オメガ3脂肪酸(卵由来)」と書かれています。
卵からオメガ3脂肪酸を摂取する場合、鶏に亜麻仁などオメガ3脂肪酸を多く含む餌を与える必要がありますが
このフードに使われている乾燥全卵がそんな特別な卵だとは書かれていません。
もしそうだとしても、亜麻仁の脂肪酸はアルファリノレン酸なので体内でEPAに変換しなければならず
犬の場合、この変換のための酵素を持たない個体が大多数なので、あまり意味がありません。
原材料を見る限り、このフードだけではオメガ3脂肪酸が十分に摂取できないと思われるので
なんらかの形で補うことが必要です。

アミノ酸もきちんと消化吸収できるか不安があるので、肉や魚のトッピングをすることが理想的です。

合成酸化防止剤が不安な場合、これらを分解する肝臓や血液をろ過する腎臓をサポートする
ハーブ類などをプラスするのも良いかと思います。

でも、トッピングの食品やサプリメントをプラスすることを考えたら、ワンランク上げたフードの方が簡単かなという気もします。

「あのね、おかーさんは◯ースとか◯ルズとか◯。リナとか信用してないんだって」
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ニコの謎行動、続き

2019-09-17 23:57:22 | ニコとニヤの日常
あれから今日を含めて2回同じ行動がありました。

「ニコ〜」と探しに行くと、この通り。



ベッドスカートをめくって見るとこんな感じでぼーっとしています。
「一人になりたいからほっといてくれる?」

わかった。そういう時もあるよね。


「後で呼びにきて」

わかったよ。

3回とも、これを始めた時刻は全部違っていて、結局何もわからないままなんですが。
犬が狭いところに入りたがるのは自然なことなのですが
ニコはニヤと違って普段はあまりそんなことをしないしなあ。
どこか痛かったり苦しかったりする時にこういう行動をすることもあるらしいのですが
この直後に散歩に行くと跳んだり走ったりして、帰ってくると食欲もモリモリなのよね。

先日目のことで病院に行った時に聞けばよかったのかな。
あの時はそんなこと全然頭になかったな。しまったな。

そんなわけで、ニコの謎行動は今も謎のままです。


「ベッドの下に入ったくらいでおかーさんは大げさ」

...だといいんだけど。
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