SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

びっくりするから読んでみて

2023-02-27 18:51:42 | ごあいさつ/お知らせ
最近書いたもので、私も書きながら「えーっ!」を連発したお話。

ラフェイロ・ド・アレンティジョという犬種のボビさん、なんと30歳です。
公式な記録も残っているので間違いないそうです。
↑この画像は同じ犬種の別犬ですが、リンク先にボビさんの動画もあります。
動くボビさん、ぜひご覧になってみください。
も〜ビックリして手を合わせて拝みたくなるから。


ところで前回「山沿いにブリザード注意報」と書きましたが、うちの辺りでも降りました。

白くなっててビックリ。


雪が降ったと言ってもこの程度なんですが、南カリフォルニアですからね。
誰かが歩いた跡みたいなのは小鳥さんの仕業です。
パティオにいろいろ散らかってるのは見逃して😆 
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ザンザン降りLA

2023-02-25 01:13:42 | 飼い主の日常
暑いとか、乾燥してるとか、干ばつだとか、カラカラに干からびた話ばっかりのLAですが
昨日はなんと南カリフォルニアにブリザード警報が出るという驚きのニュースがありました。

さすがにブリザードは山の辺りだけだったようですが、高台にあるハリウッドサインは雪化粧をしていましたよ😱

これは2011年1月4日の写真


これも2011年。LAで雪がうっすらとでも積もったのを見たのはこの時だけ。



お散歩に行った時には雪はもう溶けてなくなっていました。

寒かったけど、この日はニコニヤとたくさん歩いたのを覚えています。

話を今日のことに戻すと、高台でないところは大雨、ザンザン降りの大雨。
ハイウェイが川になって通行止めになっていました。もうちょっと分散して降ってよ。

うちの辺りも大雨で夕方には鉄砲水の警報が出ていました。
被害は全くありませんでしたので、どうぞご心配なく😊 

雨が降ると心配なのはこの子達のこと。

毛が密に生えているので、表面がぬれても水は地肌にまでは達しないようです。
でも雨が降っている間はうちのパティオにいなよと説得してみたのですが
しばらくいた後に帰っていってしまいました。

またリスブログにちゃんと書いておこう。
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2月の犬のココカラ更新です

2023-02-16 00:53:07 | ごあいさつ/お知らせ

犬のココカラ、2月の記事がアップされたのでお知らせです。

今月のテーマは「人間は犬のことどれだけわかってる?」というもの。
先月の「犬は人間の心をどれだけ理解しているか」と対になった感じです。

飼い主さんご自身のことよりも、愛犬の周囲に集まってくる人たちは
犬に対してこのくらいの認識なのだなと認識しておくためにも
目を通してみてくださいね😁 


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ドッグフードの原材料を見てみよう 国産プレミアムフード

2023-02-12 02:09:53 | ドッグフード原材料シリーズ
ドッグフード原材料シリーズ、今回は国産プレミアムフードです。

今回はちょっと変則的に5つのブランドを一気に見てまいります。


「え?手抜き?」

手抜きじゃないよ、一気に行っちゃう理由はまた後で。


まず最初はアニマル・ワンという九州の会社のフードから。

犬の雑穀ごはん アニマルワン 800g/2,530円(税込)
公式サイト アニマル・ワン
 
鶏肉、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬか、ビール酵母、米油、卵黄粉末、
黒米、赤米、イヌリン(水溶性食物繊維)、コラーゲンペプチド、
発酵調味液、玄米麹、はと麦、あわ、きび、ひえ、フラクトオリゴ糖
大根葉、昆布、ごぼう、人参、乳酸菌、DHA含有精製魚油粉末、
キャベツ、ブロッコリー、かぼちゃ、紫いも、さつまいも、あかもく(海藻)
わかめ、セレン酵母、白菜、高菜、パセリ、青じそ、タウリン、
ミネラル類(リン酸三カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)
ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
<栄養成分>
たんぱく質20.6%以上、脂質10.7%以上、粗繊維0.8%以下、灰分6.4%以下

鶏肉
原材料の一番最初が鶏肉というのは「良いフードの見分け方」の基本ですね。
一番最初に書かれているのは重量ベースで最も多く使われているということです。
このメーカーは「人間も食べられる原材料」を使っており、この鶏肉もそうです。
鶏肉は言うまでもなく犬にとって理想的なタンパク質源のひとつです。
ミールなど高温処理した原材料を使っていないのでアミノ酸の損失がありません。
原材料の時点で生の状態で使用されているのですが、これは良いことでもあり注意点でもあります。
生の肉は約70%が水分。つまり重量ベースの鶏肉の量のうち7割は水分。
加熱調理することで水分が飛びますので、調理後の実質の鶏肉の量は原材料の最も多いものではなくなっている可能性が高いです。

大麦
大麦は日本人にとってもお馴染みの食材です。
大麦を焙煎して煮出したのが麦茶、大麦を押しつぶして火が通りやすくしたのが押し麦です。
穀類ですから炭水化物源となりますが、食物繊維が豊富で血糖値が急上昇しにくい低GI(ジーアイ)値の食品です。
穀物には珍しく水溶性食物繊維のβグルカンが豊富で、腸内環境を整えるのに役立ちます。
小麦と違ってグルテンを含みませんが(違う種類のタンパク質を含む)小麦にアレルギーがある場合は反応することもあるのでご注意を。

玄米
ご存知の通り白米よりも食物繊維が豊富で、ビタミン類やミネラル類も多く含みます。
大麦と違って玄米の食物繊維は不溶性のものがほとんどで、そのため食材として消化は良くありません。
鶏肉のところで、重量ベースで最も多く含まれていると書きましたが2番目と3番目の麦と米を合計すると鶏肉よりも多い可能性が高いです。

鰹節
多くの現代人にとって鰹節は料理の上に風味付けのために乗せる添え物で、しっかり栄養を摂るための食材ではないかもしれません。
しかし元はカツオですから、タンパク質をはじめとして多くの栄養を含んでいます。
魚のタンパク質ですから犬に必要な必須アミノ酸も全て含まれており、他にはビタミンB群やミネラル類も豊富です。
ご存知のように良い香りがしますので、食欲増進の効果もあります。

大麦ぬか
大麦の胚芽などを含む表皮の部分です。
正確にはぬかというのは米の表皮で麦の場合にはふすまと呼ばれます。
ビタミンB群、ビタミンE、食物繊維を多く含みます。

ビール酵母
ビールを製造する際に使われる酵母なのでこのように呼ばれます。
必須アミノ酸をバランスよく含み、ビタミンB群も豊富です。
プロバイオティクスとしての働きも期待でき腸内環境を良好に保つのに役立ちます。

米油
米糠から採った油で、他の植物油同様にビタミンEを多く含みます。
脂肪酸ではオメガ6脂肪酸であるリノール酸を豊富に含んでいます。
オメガ6脂肪酸はオメガ3と並んで食物から必ず摂取しなくてはならない必須脂肪酸です。
リノール酸の他にオメガ9脂肪酸であるオレイン酸も豊富です。
オメガ9脂肪酸は体内で合成できるので必須脂肪酸ではないのですが、血中コレステロールを正常に保つ働きがあります。

卵黄粉末
卵黄を乾燥させて粉末にしたものです。
ペットフードでは全卵の乾燥粉末が多いのですが、卵黄だけというのは珍しいです。
良質なタンパク質源ですが、それは卵白も同様でなぜ卵黄だけなんだろう?
卵黄には卵白にはない脂質、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB群、レシチンなどが含まれます。
卵黄の脂質のメインはオメガ6脂肪酸であるアラキドン酸、オメガ9脂肪酸のオレイン酸です。

黒米
古代米のひとつで、タンパク質、ビタミンB群、鉄やカルシウムなどのミネラル類、食物繊維が豊富です。
黒い色は抗酸化物質のひとつであるアントシアニンです。

赤米
古代米のひとつでタンパク質、ビタミンB群、マグネシウム、カリウムなどのミネラル類、食物繊維が豊富です。
赤茶色っぽい色はタンニンで抗酸化物質のひとつなのですが、タンニンは犬にはあまり良いものではないんですよね。
フードの赤米に含まれる程度では特に害はないでしょうが、高価な原材料だし使用には疑問があります。

イヌリン
ごぼうやチコリーなどの野菜に含まれる多糖類の一種で、水溶性食物繊維として分類されることもあります。
腸内細菌のエサとなって腸内環境を整える役割があります。

コラーゲンペプチド
コラーゲンは鶏やブタの皮や軟骨、魚の皮などに含まれるタンパク質です。
これらを酵素や酸を使って吸収しやすい小さい分子(ペプチド)にしたのがコラーゲンペプチドです。
他のフードで加水分解タンパク質と書かれているものとほぼ同義です。

発酵調味液
これはなかなかクセのある書き方の原材料ですね。
多分なんらかの穀物(コーンや大豆など)をアルコール発酵させてグルタミン酸などを加えて作ったものです。
発酵調味液というのは発酵させて作った調味料の総称で、醤油も味醂もナンプラーも発酵調味液です。
だからこの書き方ではその正体がわからないのですよ。

玄米麹
普通の麹が白米から作られているのに対して、玄米で作った麹です。
玄米には白米にはない栄養素が多く含まれていますが、消化が良くないという欠点があります。
発酵して麹にすることで玄米の豊富な栄養が吸収しやすくなります。
(でもそれなら上の原材料にある玄米を白米にした方がいいんでは?と思う)

はと麦
タンパク質、食物繊維、ビタミンB群、ミネラル類を豊富に含みます。
ニキビなどに効果があると言われるように、抗炎症作用があります。

あわ、きび、ひえ
雑穀と呼ばれる穀類ですが、どれもタンパク質、食物繊維、ビタミンミネラル類を豊富に含みます。

DHA含有精製魚油粉末
必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸の理想的な摂取源である魚油を粉末化したものです。
粉末化の方法はマイクロカプセルに加工、乳化剤を使って乳化させた後に噴霧乾燥などいくつかあります。
液体のままの魚油に比べて酸化しにくいという特徴があります。

この後はまとめて書きます。
大根葉、昆布、ごぼう、人参、キャベツ、ブロッコリー
かぼちゃ、紫いも、さつまいも、あかもく(海藻)
わかめ、白菜、高菜、パセリ、青じそ
健康に良さそうな野菜や海藻類が多く使われているようです。
どれもビタミン類などの抗酸化物質や食物繊維を多く含むものです。
しかし、このフードの栄養成分を見ると粗繊維0.8%以下とものすごく少ない。
例えばアカナのフードなら粗繊維は6%以下、ナチュラルハーベストなら4%以下という数字です。
食物繊維が少ないなら少ないで良いのですが、玄米や大麦、雑穀、さらに野菜や海藻まで使っているのにこの数字は大いに疑問です。
表示が間違っているのか、分析値自体が間違っているのか、いずれにしても大きな問題です。

このアニマル・ワンという会社はペットフードのOEM製造を請け負っています。
他のペットフードの会社から依頼を受けて注文した会社のブランドとしてフードを製造するということです。
詳しい流れなどは公式サイトに書かれています。

以下のフードはアニマル・ワンが製造していると私は考えています。
ベースの原材料がほぼ同じ、製品の見た目がほぼ同じ、ビタミンミネラル類がほぼ同じです。
別に全く悪いことではないのですよ!
ただ知っておくと、ローテーションするつもりでほぼ同じものを買うのを避けたり
またはあまり大きく変えたくないが、ちょっと変化が欲しい時にこの中から選ぶなどの参考になるかと思います。
受注企業は注文された会社の希望に沿って原材料を足したり引いたりしているのでそれぞれに特徴があります。

ではまず、リクエストをいただいていたポンポンデリ。

ポンポンデリ800g 4830円
 
鶏肉、玄米、大麦、鰹節、ビール酵母、鶏ガラスープ、甜菜繊維、鶏レバー、
卵黄粉末、黒米、赤米、米油、ムラサキ芋、玄米麹、ブロッコリー、にんじん、
イヌリン(水溶性食物繊維)、フラクトオリゴ糖、コラーゲンペプチド、
りんご、昆布、DHA含有精製魚油、セレン酵母、乳酸菌、
ミネラル類(卵殻未焼成カルシウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)
ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
〈栄養成分〉
たんぱく質:21.3%以上、脂質9.2%以上、粗繊維:1.9%以下、灰分:4.8%以下

原材料についてはアニマル・ワンのフードよりも野菜や雑穀が少なくなっています。

発酵調味液は使用されておらず、鶏ガラスープが使用されています。
使われているものが明確な分、個人的には鶏ガラスープの方が好きです。

鶏ガラスープの後に甜菜繊維とあります。他のフードではビートパルプと書かれていることが多いですね。
甜菜(砂糖大根)から砂糖を採るために果汁を搾った後の残りの繊維のことです。
水溶性と不溶性の食物繊維を豊富に含みます。

このフードには鶏レバーも使用されています。
内臓肉はタンパク源であるだけでなく犬にとって自然なビタミンやミネラル源でもあります。

ペットフードに使われるミネラル類やビタミン類はあらかじめ総合的に配合されています。
アニマル・ワンのフードとポンポンデリのミネラル総合サプリは違う種類のものですね。

アニマル・ワンとの大きな違いは、酸化防止剤としてのローズマリー抽出物とミックストコフェロールが使われていないこと。
これは大きなマイナスポイントです。開封したら1ヶ月ほどはそのままなので酸化防止剤は必要です。

甜菜繊維が使われているせいか、アニマル・ワンのフードよりは粗繊維の率が高いですが、それでも低め。
栄養的な問題ではないのですが、この点もちょっと引っ掛かります。

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次はこれもリクエストをいただいていた、このこのごはん

コノコトトモニ このこのごはん1kg 3850円
公式サイト コノコトトモニ
 
鶏肉(ささみ、レバー)、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、
鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、昆布、
乳酸菌、セレン酵母、L-トレオニン
ミネラル類(牛骨未焼成カルシウム、卵殻未焼成カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)
ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
〈栄養成分〉
たんぱく質:21.3%以上、脂質8.2%以上、粗繊維:0.9%以下、灰分:6.7%以下、

鶏肉、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄というベース部分は同じです。
ただ鶏肉がささみという点は気になります。
ささみはタンパク質源としては悪くありませんが脂肪がほとんどありません。
人間の食事からの発想でペットフードにも低脂肪=ヘルシーというイメージが広まっていますが、脂肪も大切な栄養素。
総合栄養食ですから、最終的にはバランスが取れているはずですが、このイメージ戦略は疑問を感じます。

鹿肉
鹿肉は高タンパクで低脂肪なのでヘルシーだと認識されています。
確かに油脂類を摂りすぎる傾向の強い現代人にはヘルシーですが、これがそのまま犬に当てはまるかは考える必要があります。
このフードは小型犬用なので、運動量が少なく肥満になりがちな犬には低脂肪はメリットがあるとは言えます。
ささみの所で書いたように脂肪は犬にとって必要な栄養成分だということを消費者は理解しておく必要があります。

まぐろ
まぐろは良質なタンパク源ですが、毎日食べるべきものではありません。
海洋には一定の水銀が存在します。その発生源は主に火山の噴火などによる自然のものです。
現代ではゴミの焼却や石炭燃料の使用によって大気中に排出された水銀が海洋に流出しているという分もあります。
海洋の水銀は海の生物の体に蓄積し、微生物を小魚が食べ、それを中型魚が食べ、という具合に食物連鎖の上に行くほど濃縮されます。
まぐろは食物連鎖のほぼ頂点にいる魚ですから、小型のイワシなどに比べて水銀濃度が高くなっています。
人間ではまぐろなど大型魚の摂取は週2回以内に抑えることや妊婦は控えることが推奨されています。
ドッグフードは基本的に毎日同じものを食べます。そこにまぐろを使うことは良いアイデアとは思えません。

青パパイヤ末
パパイヤは濃い黄色またはオレンジ色の果物ですが、熟していない青い(グリーン)ものは料理に使われます。
青いパパイヤにはビタミンC、ビタミンK、脂肪やタンパク質を消化する酵素、強力な抗酸化物質が含まれています。
青パパイヤ末は青いパパイヤを乾燥させて粉末にしたものです。

モリンガ
ここ数年スーパーフードとして取り上げられることの多い植物です。
熱帯や亜熱帯地方で栽培されており、インドのアーユルヴェーダでもよく使われます。
各種ビタミンミネラル類が豊富で、抗酸化物質も多く含んでいます。

また、このフードにはL-トレオニンが添加されています。これは犬に必要な10種の必須アミノ酸のひとつです(スレオニンと表記することが多い)
ミールを使っていたり、植物性のタンパク質が多く含まれている場合、足りないアミノ酸を添加して補うことは珍しくありません。
しかしその場合、メチオニンやタウリンが添加されることが多くトレオニンが添加されているのは初めて見ました。
トレオニンは肝臓での脂肪分解に重要な役割を果たすのですが、なぜこのフードはそんなに脂肪にこだわっているのだろう?

それからこの製品にも酸化防止剤が使われていない!
酸化防止剤(ローズマリー抽出物やミックストコフェロール)は必要です。

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次は、水だき専門店が販売しているドッグフード「うまか」

うまか 1.5kg 5,478円 (税込)
 
鶏肉、玄米、大麦、かつお節、大豆、ビール酵母、チキンエキス、米油、卵黄粉末、発酵調味液、フラクトオリゴ糖、りんご、にんじん、かぼちゃ、昆布、しいたけ、
コンドロイチン、セレン酵母、しょうが、ビフィズス菌、グルコサミン、L-トレオニン、
ミネラル類(牛骨カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)
ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
〈栄養成分〉
たんぱく質:21.4%以上、脂質9.5%以上、粗繊維:0.8%以下、灰分:6.8%以下、

このフードの原材料はアニマル・ワンのフードから古代米や雑穀、野菜類のいくつかを抜いたものです。

上であげた他のフードと違う点は、関節保護のサプリメントであるグルコサミンとコンドロイチンが配合されていること。

DHA含有精製魚油粉末が使われていないので、このフードを使う場合はオメガ3脂肪酸のサプリメントをお勧めします。

このフードも粗繊維が0.8%とたいへん低く、玄米や大麦を使っているのになぜ?という点は疑問です。

そして、これも酸化防止剤が使用されていない!
どういうこと?「無添加フード」として販売してるから酸化防止剤使わないのか?

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最後はグリーンドッグのyum yum yum

yum yum yum 1kg3249円
 
鶏肉、大麦、玄米、ビール酵母、かつお節、全卵、チキンエキス、酵母エキス
オリゴ糖、にんじん、発酵調味液、ブロッコリー、かぼちゃ、昆布、しいたけ
ミネラル類(牛骨カルシウム、卵殻カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)
ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
〈栄養成分〉
粗タンパク質 21.5%以上、粗脂肪 10.7%以上、粗繊維 1.5%以下、粗灰分 6.0%以下

アニマル・ワンの製品から古代米や雑穀、野菜類を少なくした感じの原材料です。
(私としてはyum yum yumの原材料で十分だという気がします。)

上であげた他のフードとの違いは、卵黄粉末ではなく全卵を使用していること。
卵白も良質なタンパク質で、卵黄と両方そろってバランスが取れているので全卵の
方が良いと思います。

この製品もDHA含有精製魚油粉末が使われていないので、オメガ3脂肪酸のサプリメントをプラスすることをお勧めします。

酸化防止剤(ローズマリー抽出物とミックストコフェロール)がきちんと使用されているのでホッとしました。
栄養成分も、粗脂肪や粗繊維が納得のいく数字が示されていて安心しました。

yum yum yumは魚ベースと馬肉ベースの製品もありますが、タンパク質源以外はほぼ同じです。


「おかーさんがあたしにあげるとしたらどれ?」

この中ではyum yum yumが1番、次がアニマル・ワンだね。
酸化防止剤を使っていないフードはニヤやニコにはあげられない。

製造元(推測だけど)であるアニマル・ワンの公式サイトには、クライアント企業の希望に基づいたレシピの設計をすると書かれています。
ただアニマル・ワン自身がペットフードに関して精通していない感じがします。
そのためベースとなる原材料は同じでも、注文するクライアント側の知識によって大きな差が生まれています。

そこはやっぱりグリーンドッグのフードは抜かりがないです。
魚油が使われていない点はちょっと残念ですが。

最後に、この過去記事のリンクも貼っておきます。
いろいろ見比べる際の参考になさってください。
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