教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「夜勤つらかった」殺人容疑の元職員供述 川崎・転落死

2016年02月18日 00時07分53秒 | 有料老人ホーム

朝日新聞デジタル 2月17日(水)13時3分配信

川崎市の有料老人ホームで入所者の男女3人が転落死した事件で、うち1人の男性に対する殺人容疑で逮捕された元職員・今井隼人容疑者(23)が神奈川県警の調べに対し、「夜勤など仕事のストレスがあり、つらかった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。亡くなった人に対し、「申し訳ないことをした」とも話しているという。
県警は17日午前、横浜市神奈川区立町の今井容疑者宅で捜索を始めた。パソコン類や手帳などを捜し、容疑の裏付けを進める。
県警や施設側の説明によると、今井容疑者は2014年5月に入社するまで介護職の経験はなく、介護職員初任者研修修了の資格を入社後に取得した。定員約80人の施設で、月に5回程度、夜勤をしていたという。
当時の夜勤は午後4時から翌日の午前10時までで、3人態勢。未明の時間帯も分刻みで仕事の内容を定めた「ライン」と呼ばれるスケジュールに沿って、巡回や入所者のおむつ交換などをこなすことになっている。交代で仮眠を取り、職員が2人になる時間帯もあった。かつて勤務していた男性は「忙しいときに呼び出しのコールやトイレの介助が重なると、我慢が限界に達する」と話した。
男女3人が転落死したのは今井容疑者が入社してから約半年の時期だった。県警は、介護職の経験が浅い今井容疑者が、仕事の困難さに耐えかねて事件を起こした疑いがあるとみて調べている。(照屋健、奥田薫子)』

有料老人ホームで、介護に当たる勤務は激務で精神的にも肉体的にも疲れる大変な仕事と思います。
勤務条件と待遇改善は必要です。捕された元職員・今井隼人容疑者(23)が神奈川県警の調べに対し、「夜勤など仕事のストレスがあり、つらかった」と言っても、自分の勤務している目の前にいる他人の入所者の男女3人に責任や常日頃の不満を転嫁させ、転落死させたのは人間として問題です。
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