教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

秋篠宮殿下は「大嘗祭は宗教色が強いので公費を支出するべきではない。天皇家の私的費用で執り行うべきだ」と発言し、一定のけじめをつけて憎まれ役を務められた

2018年12月31日 19時02分13秒 | 国際・政治

板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
秋篠宮殿下は「大嘗祭は宗教色が強いので公費を支出するべきではない。天皇家の私的費用で執り行うべきだ」と発言し、一定のけじめをつけて憎まれ役を務められた
2018年12月31日 07時50分20秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
秋篠宮殿下は「大嘗祭は宗教色が強いので公費を支出するべきではない。天皇家の私的費用で執り行うべきだ」と発言し、一定のけじめをつけて憎まれ役を務められた

◆〔特別情報1〕
 秋篠宮殿下が誕生日を前にした11月22日の記者会見で「大嘗祭は宗教色が強いので公費を支出するべきではない。天皇家の私的費用で執り行うべきだ」という趣旨の発言をされ、波紋を広げた。これに対して、宮内庁の山本信一郎長官が無視したため、一件落着となった感がある。天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦は「あれは、一定のけじめをつけて憎まれ役をやった。あれでいい」と話して、以下のように解説している。


【『一由倶楽部 鉄板会』】
平成31年1月5日 (土)14時~16時
会 場 都内某所
参加費 5,000円

オフレコ懇談会
2019年1月13日(日)13時~17時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
場所 都内某所
参加費 5,000円



第86回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
2019年1月19日 (土)
13時30分~16時45分
どうなる『新機軸派』(キッシンジャー博士)と『黒い貴族』の戦い
~地球3連邦制の行方と日本の進路
場所 都内某所
参加費 2,000円
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HOME天木直人のブログ2019年は外交力が試される年になる予感

2018年12月31日 18時54分03秒 | 国際・政治



2019年は外交力が試される年になる予感
2018-12-31



 2018年が終ろうとしている最後の最後で、来年の国際政治を占う大きなメッセージが立て続けに発せられた。

 トランプ大統領と習近平国家主席が電話会談し、関係改善に向けて協議を促進する事で一致したという。

 金正恩北朝鮮労働党委員長から文在寅韓国大統領に親書が届けられ、2019年も文大統領と頻繁に会い、朝鮮半島の非核化も共に解決していく用意があると伝えられたという。

 プーチン大統領が日本やアメリカ、中国など各国の首脳に新年の祝賀メッセージを送ったことが明らかになったという。

 そして日中両政府は来春早々にも閣僚級の経済対話を中国で開くことを明らかにしたという。

 加えて来年6月には大阪でG20首脳会議が開かれ、TPPは11カ国の加盟国の批准が相次ぐことになる。

 これを要するに、国際政治は、対立を軍事的に解決するのではなく、話し合い、つまり外交力で解決する方向に向かうという事だ。

 軍事より経済が優先されるということだ。

 私はそれを歓迎する。

 そんな中で、正しい歴史認識の欠如している安倍首相の日本は、厳しいかじ取りを迫られることになる。

 来年こそ憲法9条を世界に掲げた自主、自立した日本の平和外交が求められる時になる。

 その信念にもとづいて、来年も休むことなく安倍外交を監視し、批判し、時として褒め殺していきたい。

 今年一年ご愛読ありがとうございました。

 体力も気力も萎えそうな時が何度かありましたが、今年もまた一日も欠かすことなく発信することが出来ました。

 新年もまたあす元旦から発信していきたいと覚悟を新たにして今年を終える事にします。

 読者の皆様におかれましては、どうか良い年末年始をお過ごしください(了)
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ニュース 社会 合格「赤枝前議員が依頼」、本人は関与否定

2018年12月31日 06時36分18秒 | 受験・学校・学問

合格「赤枝前議員が依頼」、本人は関与否定
09:01読売新聞

 『東京医科大(東京)の不正入試問題で、医学部看護学科の一般入試で特定の受験生を合格させるよう前理事長に依頼した国会議員について、同大職員が、同大出身の産婦人科医で自民党前衆院議員の赤枝恒雄氏(74)だと説明していることが大学関係者の話でわかった。第三者委員会(委員長・那須弘平弁護士)も赤枝氏だったと把握しているが、赤枝氏は取材に対し、関与を否定している。

 同大が29日に公表した最終報告書によると、臼井正彦前理事長(77)は2013年の看護学科の一般入試で、特定の受験生の受験番号を当時の看護学科設立準備室の副室長に伝え、合否判定で「どうにかしてもらいたい」と指示。その際、国会議員(当時)から依頼されたと告げたという。』
昔から卒業生の口利きは、良く有ることです。
看護学科偽よ医学もどんどん進み、高度な看護技術が要求されますから、かなりの学力が必要では有りませんか。
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12月30日(日)のつぶやき

2018年12月31日 05時24分39秒 | 受験・学校・学問
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ニュース 社会 「東京医大の問題入手」小論文1位の受験生話す

2018年12月30日 15時23分49秒 | 受験・学校・学問

「東京医大の問題入手」小論文1位の受験生話す
11:46読売新聞

 『東京医科大が29日夜に公表した第三者委員会の最終報告書では、医学部入試で試験問題が漏えいしていた疑いがあることが明らかになった。報告書は、ほかに裏口入学と寄付金の関連性や、政治家が裏口入学に関与した疑いなど新たな疑惑も次々と指摘した。
報告書によると、2013年〜18年のいずれかの年に行われた医学科の一般推薦入試の直前、ある受験生が「試験問題が手に入った」などと予備校で話していた。この受験生は小論文で1位の得点だった。小論文の課題や採点基準、解答例は入試委員会で配布され、その場で回収されるが、この年は、学務課職員が小論文の課題や解答例などをある入試委員にメールなどで知らせていたという。
ただ、同大関係者は、漏えいを否定しており、第三者委は「問題を指摘するにとどめ、踏み込んだ判断は留保する」としている。』

不正だらけの東京医科大学ですが、医学部としての社会的信用を失いましたね。
昔から言われています予備校推薦が、あるのかも分かりませんね。
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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』日々の雑感、書評 2018年に読んだ本のベスト10

2018年12月30日 14時34分26秒 | 国際・政治
立憲民主党福岡3区(福岡市早良区・西区・城南区の一部、糸島市)

山内 康一
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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』日々の雑感、書評
2018年に読んだ本のベスト10
2018年 12月29日
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毎年恒例ですが、その年読んだ本のベスト10をご紹介させていただきます。無趣味な私の唯一の趣味といってよいのが読書です。本当は小説や歴史の本が大好きですが、仕事に関係のない本はなるべく読まないように心がけています。したがって、日頃読んでいるのは政治や政策に関する本がほとんどです。


10位 マーク・リラ 2018年 『リベラル再生宣言』 早川書房

世界を席巻する排他的ポピュリズムや自国中心主義、台頭する極右勢力。そんな中で寛容で自由な社会、公平で格差の少ない社会をめざすリベラル勢力の復権が必要だと思います。そんな思いで手に取った一冊。

後日談ですが、この本を読んだ直後に、超リベラル派・環境保護派のナオミ・クラインがマーク・リラを激しく批判している本を読み、リベラル派内の分断を知りました。ヒラリー・クリントン支持勢力とサンダース支持勢力の亀裂の深さを知り、アメリカのリベラル再生の難しさを再認識しました。

2018年11月19日付ブログ https://www.kou1.info/blog/politics/post-2768



9位 コンラート・P・リースマン 2017年 『反教養の理論』 法政大学出版局

ドイツやオーストリアなどのドイツ語圏で進む「大学改悪」について書かれた本です。日本の大学改悪と変わらないことがわかります。しかし、物理学博士号を持つメルケル首相の大学政策や科学技術政策の方が、学生時代にろくに勉強していない日本の首相の大学政策や科学技術政策より、だいぶマシという気はします。反知性主義者が政治主導で進める「大学改革」は危ういことが、この本を読むとよくわかります。

2018年2月18日付ブログ https://www.kou1.info/blog/education/post-2205



8位 竹中治堅編 2017年 『二つの政権交代』 勁草書房

大学院で教えを受けた竹中治堅教授のご著書です。民主党政権と第二次安倍政権の政権交代について学者の視点で書かれたものです。ジャーナリストと学者の視点のちがいが興味深いです。冷静な観察がおもしろく、意外な発見があることでしょう。

2018年1月17日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-2085



7位 諸富徹 2018年 『人口減少時代の都市』 中公新書

人口減少時代の都市のあり方、自然エネルギーの普及、コンパクトシティの成否、空き家・空き地対策など、興味深いポイントが数多く出てきます。来年の参院選公約に盛り込みたい政策が盛りだくさんです。

2018年6月20日付ブログ https://www.kou1.info/blog/economy/post-2463



6位 カレン・アームストロング 2017年 「イスラームの歴史」 中公新書

イスラムの歴史や文化についてとても「フェア」な書かれ方をした本だと思います。私もインドネシアやアフガニスタンに住んでみて初めてわかったことがたくさんありましたが、住む前にこの本を読みたかったです。イスラム教徒とビジネスをしたり、イスラム教国に赴任したりする人だけではなく、イスラム教徒排斥の動きがある欧州諸国(英国、フランス、ドイツ等は人口の5~8%がイスラム教徒)の現在を知るためにも必読書だと思います。

2018年4月12日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-2339
2018年4月16日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-2346



5位 ニーアル・ファーガソン 2018年 『大英帝国の歴史(上・下)』 中央公論新社

人気の歴史家のニーアル・ファーガソンの著書です。スコットランド人による大英帝国の通史。皮肉っぽい見方が随所に見られます。自虐的なユーモア感覚こそ英国的知性だと私は勝手に思っているので、それも含めて英国的でおもしろいです。次の記述を読んで、米国礼賛の歴史教科書の誤りを知りました。

1773年12月16日の「ボストン茶会事件」については、誰もが一度は聞いたことがあるだろう。東インド会社の茶の輸送船ダートマス号などから、342個の箱に入れられた1万ポンド分の茶葉が、ボストン港の濁った海のなかへと投げ捨てられた事件である。多くの人は、これを、茶に対する関税の引き上げに抗議するためのものであったと思い込んでいる。ところが、違うのだ。実際のところ、問題の茶の値段は、かなり低いものになっていた。それまでは、イギリスに入る際に、茶に対して、相応の関税が掛けられていた。ところが、イギリス政府が、東インド会社に対して、割引を与えたところだったので、茶の値段は、それまでよりも安くなっていたのだ。茶は、イギリスから、事実上、無税で積み出され、ボストンに入港する際に、かなり低い額のアメリカの関税を払うことになった。これにより、ニューイングランドにおいて、茶の値段は、それまで以上に安くなっていた。

「茶会」は、怒った消費者が引き起こしたのではないのだ。〔正規輸入の安い茶が入ってくることで〕儲けを失うことを恐れた、ボストンのリッチな密輸業者たちが起こしたのである。当時の人々は、抗議の表向きの理由があまりにも馬鹿げたものであることを、ちゃんと知っていたのだ。

最近の共和党右派の過激な「ティーパーティー」もインチキですが、歴史上の茶会事件もインチキだったようです。アメリカ史のおもしろみを感じます。



4位 ムハマド・ユヌス 2018年 『3つのゼロの世界』 早川書房

グラミン銀行の創業者のムハマド・ユヌス教授の本です。「3つのゼロ」とは、貧困ゼロ、失業ゼロ、CO2排出ゼロのことです。すばらしい世界です。ソーシャル・ビジネス(ユヌス博士の造語)などの具体策が出てきます。

2018年5月9日付ブログ https://www.kou1.info/blog/society/post-2390



3位 ポール・クルーグマン 2008年 『格差はつくられた』 早川書房

格差が「つくられた」ものであることを論証します。古い本ですが、読みやすく、今でも価値が減じていません。労働組合の衰退が労働分配率の低下と格差拡大につながっている点など、アメリカの格差拡大を招いた政策を検証します。裏を返せば、政治が変われば格差をなくすことも可能であることがわかります。

2018年9月9日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-2687



2位 ルチル・シャルマ 2018年 『シャルマの未来予測:これから成長する国 沈む国』 東洋経済新報社

インド人エコノミストの未来予測の法則です。統計データに基づく、未来を予測するための10の評価基準は、とてもおもしろいです。あまり長期を予測せず、3~5年後を予測している点も評価できます。

ちなみに「1979年以降の世界の住宅バブルの最悪の18事例を調べた結果、不動産投資がGDP比5%に達したときにバブルの崩壊が始まる」そうです。中国の住宅バブルは危うい水準です。米中貿易戦争、中国不動産バブル、金融緩和からの脱出など、2019年の世界経済はかなり不安です。その時に日本はどうなるのか、アベノミクス崩壊後の復興プランはどうあるべきか、今からきちんと考えておく必要があります。

2018年6月28日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-2481
2018年6月28日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-2490
2018年6月29日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-2499



1位 宇沢弘文 2017年 『人間の経済』 新潮新書

私のなかで最近のテーマは「人を中心にした経済政策はどうあるべきか」というものです。宇沢弘文教授の「人間の経済」は、薄くて読みやすいにも関わらず、グサッと心にささる本でした。お薦めです。

2018年12月26日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-2827



大学生や高校生を相手に貢献するときなどはいつも本を読むことを勧めています。ネットやツイッター、SNSばかり見ていたら、情報が偏るし、薄っぺらで断片的な知識しか身に付きません。ひとつのテーマについて整理して書いてある本を最初から最後まで読み通すことが、やはり知識を定着させるためには有効だと思います。

しかし、本屋にいけば嫌韓本や反中本が平積みになっていて、ケントギルバート氏の本のように低俗かつ不正確なヘイト本がベストセラーリストに入っている現状を考えると、単に「本を読め」と勧めるのでは怖い気がします。「こんな本を読むといい」と具体的に書名まで含めて推薦することが必要な時代になってしまいました。とても残念です。

余計なお世話かもしれませんが、私は良い本を人に薦めることを心がけてきました。同僚議員に本を勧めることは少ないですが、熱心に取材に来る新聞記者やインターンの大学生には「この本を読むといいよ」といって本を勧めたり、本を貸したりしてきました。返してくれない記者もいましたが、、、

ちなみに、私は読んだ本の著者名、タイトル、出版社、出版年をメモする習慣があります。もういちど読みたくなった時や引用したい時のための備忘録です。そのメモによると今日現在(12月29日)で今年「読んだ本」は168冊。読みかけの本が2冊あるので、おそらく大晦日までに170冊になるでしょう。なお「読んだ本」の定義は、最初から最後まで読み通した本で(一部だけ読んだ本は含まず)、かつ、雑誌記事や小説などの娯楽本は含みません。だいたい2日に1冊のペースで本を読了していることになります。

このペースで本を買っていたらお金がもたないし、置き場所にも困ります。本の6~7割は国会議事堂内にある国会図書館分館で借りています。どうしても手元に置きたい本だけ購入し、マーカーで線を引きながら読んでいます。国会図書館分館に週に1度のペースで行くので、名前を名乗らなくても司書の方が黙って手続きしてくれるようになりました。

移動中の電車や車のなかで読み、朝1時間早起きして読み、うどん屋さんで注文したものが出てくるまでの待ち時間に読みと、細切れ時間を活用して日々読書に励んでいます。国会内の地下道を本を読みながら歩いている議員がいたらたぶん私です。今どき歩きスマホは多いですが、歩き読書は私か二宮金次郎像くらいかもしれません。

英国労働党の党首だったマイケル・フット氏の言葉に「権力の座にいる人には、本を読む時間がない。しかし、本を読まない人は、権力の座に適さない」というのがあります。とりあえず権力の座にいない今のうちに、たくさん本を読んでおこうと思います。

最後に保阪正康さんが「田中角栄と安倍晋三」(朝日新書、2016年)のなかでこんなことを書かれています。おもしろかったので引用して終わります。

東条もそうなのだが、安倍晋三という人は本を読んで知識を積んだ様子がない人に共通の特徴を持ち合わせているように思える。底が浅い政治家といえるだろう。

私は仕事柄、本を読むほうだろう。また、多くの人と接してきた。そのため、対話しているとわかるのだが、本を読まない人には三つの特徴があるように思う。

一つが形容詞や形容句を多用すること。二つ目が「侵略に定義がない」という風に物事を断定し、その理由や結論に至ったプロセスを説明しないこと。もう一つはどんな話をしても5分以上持たないこと。それ以上は言葉を換えて同じことを繰り返す。知識の吸収が耳学問だから深みに欠ける。さらにあえてもう一点つけ加えるなら、自らの話に権威を持たせるために、すぐに自らの地位や肩書を誇示する。

東条はこうした点をすべて身に着けている。だから弱みを見せまいと恫喝するわけである。安倍首相にもこのような傾向があるように思う。それが序章でも指摘したとおり、この社会から真摯な討議の気風が薄れていく因にもなったのではないか。これは誤解であればそれに越したことはないのだが、安倍首相はきちんと本を読んでいないのではないか。あるいは物事を深く考えていないのではないか。さまざまな発言は単なる付け焼刃ではないか。それが私の安倍に対する見方である。

つまり、安倍の国会答弁を見ていると、戦前の軍人が国会で答弁している姿によく似ていると思う。言葉として表すと「形容詞の多用」「立論不足」「耳学問」の三大特徴ということになる。あるジャーナリストが「意味不明の安倍語」と言ったが、それがあたっているようにも思う。

*過去2年分の「今年読んだ本のベスト10」バックナンバーです。

2017年12月27日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-2043
2016年12月28日付ブログ https://www.kou1.info/blog/days/post-1239
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お問い合わせ ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』日々の雑感、書評 宇沢弘文「人間の経済」【書評】

2018年12月30日 14時29分35秒 | 国際・政治
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山内 康一
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ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』日々の雑感、書評
宇沢弘文「人間の経済」【書評】
2018年 12月26日
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タイトルにひかれて手に取った本ですが、経済学者の宇沢弘文氏の「人間の経済」(新潮新書、2017年)はよかったです。190ページの新書なので薄っぺらですが、中身が詰まっていて、それでいて読みやすい良書です。平易なエッセイ集なのですぐ読み終わります。今年いちばんのお薦めの本です。

実をいうと私は経済学で挫折しました。高校3年生のころ、発展途上国の貧困問題に興味があったので、経済学を学ぼうと考えました。国際基督教大学(ICU)に入学してすぐに「経済学セミナー」という超地味なサークルに入って読書会などに参加しながら経済学の入門書や古典を読み始めました。経済学原論、ミクロ経済学、マクロ経済学、国際貿易論、開発経済学などの授業をとりましたが、計量経済学まで来たところで挫折し、経済学をあきらめました。宇沢先生はもともと東大で数学を専攻していて、その後に経済学に移った計量経済学の大家でもあります。

あきらめたものの卒論の指導教授はすでに決まっていたので、経済統計はほとんど使わず、東南アジアにおける日本の技術協力プロジェクトについての定性的な卒論を書いてお茶を濁しました。苦い思い出です。それ以来、経済学には苦手意識がありつつも、興味を持ち続け、経済学への片思いが続いています。

*ご参考:2018年5月26日付ブログ「学生時代のノートを読み返して」
https://www.kou1.info/blog/education/post-2412

宇沢先生はすごい学者です。ノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ教授他の指導教官です。ローマ教皇の諮問委員会のようなものの委員を務めたり、シカゴ大学時代にミルトン・フリードマンと対決したり、歴史上の人物といってもよいでしょう。そして心ある経済学者です。市場原理主義者のミルトン・フリードマンとは真逆です。

宇沢先生は次のようにいいます。

日本の経済社会あるいはアメリカの惨憺たる状況を見て、経済学が社会の病を作っているのではないか、何とかして経済学が人間のための学問であるようにと願い、様々な努力をしてきました。(中略)その過程で私は一つ大事なことに気がつきました。それは、大切なものは決してお金に換えてはいけない、ということです。(中略)市場原理主義は、あらゆるものをお金に換えようとします。

まったく同感です。拝金主義や市場原理主義はふつうの人を幸せにしないことに、多くの人が気づいていると思います。「大切なものは決してお金に換えてはいけない」というのは、いい言葉だと思います。

最近、社会保障(医療や介護など)の乗数効果に興味を持って調べています。イギリスでは第二次世界大戦直後にジェームズ・ミードという経済学者が、医療支出には非常に高い乗数効果があると主張し、そのことが国民皆保険制度(NHS)の原点になったことをこの本で知りました。

イギリスの立派なところは、政策立案の最初の段階から一流の学者が関わっているところです。日本では、官僚中心に政策立案を行い、学者は審議会の委員のようにお飾り的に関与することが多いと思います。官僚は優秀かもしれませんが、2~3年で頻繁に人事異動し、専門性の点で不十分ということがあります。イギリス型の政策立案は見習うべきです。

また「リバティ」と「フリーダム」の違いをこの本で知りました。ジョン・スチュアート・ミルによると、「フリーダム」は無制限の自由であり、「リバティ」は他の人々の自由を侵さない限りにおいて自由である、という意味だそうです。知りませんでした。宇沢先生はリベラリズムついてこういいます。

本来リベラリズムとは、人間が人間らしく生き、魂の自立を守り、市民的な権利を十分に享受できるような世界をもとめて学問的営為なり、社会的、政治的な運動に携わるということを意味します。そのときいちばん大事なのが人間の心なのです。

日本でもアメリカでも最近は不人気な「リベラリズム」というものは、そんなに悪くないと思います。リベラルの復権も個人的には重要なテーマです。

経済成長至上主義のアベノミクスは、格差を拡大し、子どもの貧困を放置し、多くの人を将来不安に陥らせてきました。人間が中心の経済へ転換が必要な時代だからこそ「人間の経済」、お薦めです。

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HOME天木直人のブログ「韓日関係の悪化の元凶は安倍首相にあり」がこれで...

2018年12月30日 14時20分41秒 | 国際・政治
 
「韓日関係の悪化の元凶は安倍首相にあり」がこれで証明された
2018-12-30



 12月26日の産経新聞で私は初めて知った。

 韓国の某メディアは、「韓日関係悪化の元凶は安倍晋三首相にあり」と決めつけているという(ソウル発名村隆寛記者)。

 韓国嫌いの産経新聞と名村記者は、これを「逆切れ」であり、「開き直り」であると批判しているが、私はその通りだと思う。

 私も何度もそう書いてきた。

 果たしてどちらが正しいか。

 もちろん私だ。

 その証拠をわざわざ安倍首相その人が示してくれたから世話はない。

 レーダー照射事件の動画を公開せよと指示したのは安倍首相だった。

 そのことを日本のメディアが報じた。

 それを知った韓国の聯合ニュースが29日に書いた。

 「動画公開は安倍晋三首相の指示だった」と。

 「保守層を結集させようという狙いとみられ、外交を内政に利用する安倍政権特有の小細工だ」と。

 ここまで書かれたら、さすがの韓国国民も怒るだろう。

 もはや安倍政権の下では日韓関係改善は無理だ。

 日本のメディアもそれを認め、日韓関係の改善は長期化すると報じ始めた。

 韓国メディアに至っては、「泥沼化」、「感情的対立」になったと書いている。

 まさしく「韓日関係の悪化の元凶は安倍晋三首相」なのである(了)
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HOME天木直人のブログ東京医科大学不正入試問題の最終報告書に思う

2018年12月30日 14時13分47秒 | 国際・政治





東京医科大学不正入試問題の最終報告書に思う
2018-12-30



 世の中はすでに年末年始の休みに入った。

 政治ニュースはしばしなくなり、テレビは過去の特集や娯楽番組ばかりだ。

 そのタイミングを見計らって重要な発表がなされることが多い。

 きのう公表された東京医科大学の最終報告書もその一つだ。

 それを報じるきょうの記事が書いている中で、最大の注目点は複数の国会議員の口利きがあったことを認めているところだ。

 ところが国会議員の名前が特定されていない。

 果たして年が明けて政治が再開した時、この国会議員の名前が特定され、東京医科大学の不正入試問題に関する最終報告書が政局になるのだろうか。

 結論から言えばならないと思う。

 なぜか。

 それはこの国会議員は与野党の国会議員がともに含まれているからだ。

 与党議員だけなら、あるいは野党議員だけなら、どちらかが攻め立てて政局になる。

 ところが与野党の議員が含まれているから政局にはならないのだ。

 国会議員そのものがどうしようもない連中だと世論から批判される。

 それだけは避けたいという思いは与野党共通なのだ。

 まさしく与野党政治家たちのなれ合いである。

 私の予測がはずれ、国会議員の名前が特定され、その政治家たちが政界から一掃されることになることを願う。

 いまの政治が八百長でない事が証明されることを期待する(了)
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HOME天木直人のブログ辺野古埋め立て阻止の署名への参加呼びかけを繰り返..

2018年12月30日 14時08分13秒 | 国際・政治


辺野古埋め立て阻止の署名への参加呼びかけを繰り返したい
2018-12-30



 年末年始の休みのとき、辺野古埋め立て阻止の署名がさらに増える事を期待する。

 10万人を超えただけでは不十分だ。

 爆発的に増えてはじめてトランプ大統領を翻意させられる。

 そして、それは可能だ。

 辺野古埋め立てに賛成する者などいないはずだ。

 署名するのが面倒なだけだ。

 しかし、面倒くさい事の嫌いな私でもすぐに出来た。

 英語の出来ない者でもメールアドレスと名前を書き込み、確認のメールが来たら確認するだけで完了する。

 年末、年始の暇つぶしにもってこいだ。

 おまけに自分でも世界を動かせるという達成感が味わえる。

 そう思って、ネット上に流れている(社)命・地球・平和産業協会 ( LEPIA )という組織の呼びかけを以下に添付して更なる署名を期待したい。

 署名をした皆が、このメッセージを拡散すれば、休み明けには署名が100万を突破するかもしれない。

 そうなれば辺野古は阻止できる。

 皆がヒーローになれのだ。

 世の中を動かすことは簡単な事かもしれない。

以下引用

 女優ローラさんは、SNSのインスタグラムで、「みんなで沖縄をまもろう!たくさんの人のサインが必要なんだ」、「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう」
と、呼びかけました。

 署名は現在のところ17万筆余り、6位に達しています。(12月29日23時、現在)36万筆以上に伸ばすことが呼びかけられています。ここまで伸ばすと、ホワイトハウスの署名受付のホームページで、この辺野古の署名がトップに表示されるからです。ぜひ、拡散を皆様と力を合わせて広げあいたいと思います。

 私たちは、「沖縄とつながっています!沖縄を忘れません!世界の平和を望みます!」「地球環境の宝を破壊させません!」
と、絶対に後世に残せる民意を示していきましょう!!

署名のためには、
https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa
のページで名、姓、メールアドレスを記入して「Sign now」ボタンを押します。すると確認のメールが送られてくるので、そのメールの中の「Confirm your signature by clicking here.」を押すと、完了になります。
他にも、沖縄出身タレントのりゅうちぇるさんや、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん、作家の盛田隆二さん、思想家内田樹さんなども、署名したことを公表しています。We the people Okinawaで検索してみて下さい。

 36万筆に、力を合わせていきましょう!!その勢いで来る年の選挙には、米軍基地を止めさせる政府への勝利へ進みましょう!!
                                                            引用終わり
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第86回◆板垣英憲「情報局」勉強会ご案内(1月19日)「どうなる『新機軸派』(キッシンジャー博士)と『黒い貴族』の戦い」

2018年12月30日 14時02分56秒 | 国際・政治
板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
第86回◆板垣英憲「情報局」勉強会ご案内(1月19日)「どうなる『新機軸派』(キッシンジャー博士)と『黒い貴族』の戦い」
2018年12月30日 09時05分40秒 | お知らせ
第86回◆板垣英憲「情報局」勉強会◆

「どうなる『新機軸派』(キッシンジャー博士)と『黒い貴族』の戦い」
~地球3連邦制の行方と日本の進路


【講師】 政治経済評論家・板垣 英憲
【日時】2019年1月19日(土)
  13:30~16:50(午後13:00開場受付開始)
【会 場】 都内某所
【定 員】40名 
※先着順 定員になり次第締め切らせていただきます
【会 費】 2,000円  (会場にてお受けさせていただきます)



本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「鰻のぼり」の験担ぎから親しまれていた兜町の鰻の老舗「松よし」が大納会を最後に閉店したのは、不況が続いている証拠、安倍晋三首相の「景気回復」宣伝に騙されるな!

◆〔特別情報1〕
 「鰻のぼり」の験担ぎから証券関係者に長年親しまれていた兜町の鰻の老舗「松よし」が2018年最後の取引となった大納会の12月28日、惜しまれて閉店した。この日、東京株式市場で日経平均株価(225種)の終値は、前日比62円85銭安の2万14円77銭だった。1万9155円74銭まで下げていたのが、2万円まで回復したので、市場関係者は、「ホッ」と胸を撫で下ろした。それでも、舞台裏で、日銀が6兆円超の上場投資信託(ETF)を買い入れて防戦してきた「管理相場」であることが見え見え。一種の「八百長相場」を続けているにすぎないため、素直に「2万円回復」を喜べない。はっきり言えば、安倍晋三首相が「景気回復」を宣伝していることへの「忖度相場」である。「鰻のぼり」の験担ぎをするには、無理があり、その結果「松よし」の閉店を招いてしまった。

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【『一由倶楽部 鉄板会』】
平成31年1月5日 (土)14時~16時
会 場 都内某所
参加費 5,000円

オフレコ懇談会
2019年1月13日(日)13時~17時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
場所 都内某所
参加費 5,000円



第86回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
2019年1月19日 (土)
13時30分~16時45分
どうなる『新機軸派』(キッシンジャー博士)と『黒い貴族』の戦い
~地球3連邦制の行方と日本の進路
場所 都内某所
参加費 2,000円

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12月29日(土)のつぶやき

2018年12月30日 05時29分04秒 | 受験・学校・学問
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HOME天木直人のブログ安倍外交の対極にある新党憲法9条外交

2018年12月29日 18時47分03秒 | 受験・学校・学問



 少し前のニュースであるが12月21日の北京発時事が報じた。

 米メディアによると、米中対立が激しくなる中、中国は新型の潜水艦
発射弾道ミサイル(SLBM)「巨浪3」の試射に成功したと。

 中国近海から発射しても米本土のほぼ全域を攻撃できると。

 これには米国も度肝を抜かれたに違いない。

 北朝鮮の核などを相手にしている場合ではないのだ。

 そう思っていたら今度はロシアだ。

 プーチン大統領は26日、極超音速で飛ぶ最新の大陸間弾道ミサイル
(ICBM)「アバンガルド」の発射実験に成功し、来年にも実戦配備
すると発表したと。

 アバンガルドは米国のミサイル防衛システムで迎撃する事は困難であ
ると。

 中国にしてもロシアにしても、とんでもない軍事覇権国だ。

 しかし、米国にそれを止めろという資格はない。

 なぜならば米国こそ最大の軍事覇権国家であるからだ。

 加えて宇宙戦争に備えた軍拡競争がある。

 サイバー戦争は現在進行中だ。

 とどまることを知らない軍拡競争になってしまった。

 歴史に逆行する世界になってしまった。

 そんな中にあって、日本がいまさら三大軍事覇権国と競っても勝ち目はない。

 だから安倍首相は軍事覇権国に卑屈にならざるを得ないのだ。

 米中露の中では、米国につくしかないと日米同盟を加速させるのだ。

 そんな安倍外交の対極にあるのが新党憲法9条外交だ。

 軍拡競争の行き着く先は共倒れだ。

 それを知っているからこそ、軍事覇権は最後は妥協せざるを得ない。

 使えない武器に膨大な予算を使うのは税金の無駄だ。

 憲法9条を掲げる日本こそ、そんな軍事覇権国に、馬鹿な真似をするな、国民生活の向上に予算を使えと堂々と言える。

 軍事覇権国の犠牲に苦しめられてきた世界の大多数の国々から拍手喝さいを受ける。

 なぜそんな国を目指さないのか。

 せっかく憲法9条を持っていながら、それを手放そうとするのか。

 愚かの極みだ。
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HOME天木直人のブログ強い者には弱く、弱い者には強く出る、国辱的な安倍...

2018年12月29日 18時26分10秒 | 国際・政治



強い者には弱く、弱い者には強く出る、国辱的な安倍外交
2018-12-29



 政治決着どころか政治対決だ。

 レーダー照射事件について、安倍政権はついに映像まで公表して「動かぬ証拠」を突きつけた。

 すかさず韓国側が反論した。

 一方的な内容の映像を公表しただけで客観的な証拠とは言えないと。

 率直に言って、軍事に素人の私には、どこが「動かぬ証拠」なのかわからない。

 漏れ聞こえる自衛官の声に、切羽詰まった緊張感は感じられない。

 しかし、私がここで言いたいことは、この映像の評価ではない。

 映像公表を命じたのは安倍首相だったと報じられている事だ。

 関係悪化が固定化されることを懸念した外務省はもとより、岩屋防衛大臣も公表には慎重だったという。

 それを安倍首相が無理やり公表させたのだ。

 メディアがそう報じているから間違いないだろう。

 関係改善どころか、抜きさしならぬ関係悪化の旗振り役は安倍首相だったというわけだ。

 その一方で、安倍首相は中国の違法漁船が海上保安庁の職員を「拉致した」事件については、完全に封じ込めている。

 安倍首相に忖度した大手紙は、韓国のレーダー照射事件については連日大きく報じているのに、中国漁船の違法操業と立ち入り検査官を乗せたまま逃げ続けた事件については、まったく報じようとしない。

 韓国と中国に対するこの外交姿勢の違いは、実は徴用工問題についても同様なのである。

 すなわち、韓国の徴用工補償問題については、日本の企業が補償に応じようとすれば、日韓請求権協定を持ち出して、邪魔をしている。

 ところが、中国の徴用工については、かつて西松建設が中国人被害者と和解した時、それを容認している。

 安倍首相が習近平主席の中国に配慮するのは、中国との関係を悪化させて、来年6月に予定されている習近平主席の訪日が取り止めになることを恐れるからだ。

 しかし、それだけではないはずだ。

 中国に敵視されればたちまち安倍外交は行き詰まるからだ。

 これを要するに、トランプ大統領の米国は言うまでもなく、プーチン大統領のロシアといい、習近平主席の中国といい、軍事覇権大国には卑屈になり、併合した韓国に対しては高圧的に出る。

 これが安倍外交の正体だ。

 そして、それはそのまま、安倍首相の狭量な人間性を表している。

 日本の首相として失格である(了)
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中国、韓国の「安倍化」が顕著に、「あったことを、ない」と言ったり、「言ったことを、言っていない」と言い逃れしたり、あるいは「記憶にない」と言って誤魔化したりする

2018年12月29日 15時11分30秒 | 国際・政治

板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
中国、韓国の「安倍化」が顕著に、「あったことを、ない」と言ったり、「言ったことを、言っていない」と言い逃れしたり、あるいは「記憶にない」と言って誤魔化したりする
2018年12月29日 08時08分04秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
中国、韓国の「安倍化」が顕著に、「あったことを、ない」と言ったり、「言ったことを、言っていない」と言い逃れしたり、あるいは「記憶にない」と言って誤魔化したりする

◆〔特別情報1〕
 中国、韓国の「安倍化」が顕著になっている。「安倍化」とは、安倍晋三首相のように、「嘘つき」になっているということだ。「あったことを、ない」と言ったり、「言ったことを、言っていない」と言い逃れしたり、あるいは「記憶にない」と言って誤魔化したりする。その典型が、中国漁船が11月5日、鹿児島県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で11月、違法操業の疑いがある中国漁船が、立ち入り検査のために乗り込んでいた水産庁の職員12人を乗せたまま、半日以上、逃走していたのに、中国外務省の華春瑩報道官は、中国の漁船が違法な操業をしていたことを否定したうえで、「水産庁が立ち入り検査をしたことに、強い不満を表明する」と述べて立ち入り検査に強く反発した。
【参考引用】
 産経ニュースは12月27日午前5時、「中国漁船、水産庁職員12人乗せ半日逃走 停船命令無視 EEZ漁業法違反の疑い」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「鹿児島県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で11月、違法操業の疑いがある中国漁船が、立ち入り検査のために乗り込んでいた水産庁の職員12人を乗せたまま、半日以上、逃走していたことが26日、政府関係者への取材で分かった。同庁は外国人の違法操業などを規制するEEZ漁業法違反の疑いで捜査。外交ルートを通じ、漁船員らを中国国内法で処罰するよう中国側に要請した。一時、漁船に連れ回された職員12人にけがはなかった。」



【『一由倶楽部 鉄板会』】
平成31年1月5日 (土)14時~16時
会 場 都内某所
参加費 5,000円

オフレコ懇談会
2019年1月13日(日)13時~17時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
場所 都内某所
参加費 5,000円



第86回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
2019年1月19日 (土)
13時30分~16時45分
どうなる『新機軸派』(キッシンジャー博士)と『黒い貴族』の戦い
~地球3連邦制の行方と日本の進路
場所 都内某所
参加費 2,000円
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