「神は、神に来て欲しいと願う人のもとにだけやってくる。
神は、永いあいだ、しばしば、そして熱烈に神に乞う願う人のもとに、かならずやってくるのである。」
(S.ヴェイユ)
私も本当にそう思います。
神様助けて下さい!
と願った時、心配しなくていいよと聞こえました。
ほっとして悩みを神様に預けた所、すべていい方向に導かれていました。
今日も神様を身近に感じています。
感謝
ありがた
『如来(にょらい)は実に平等にして、悲心普(ひしんあまね)からずということなし』 (空海)
自分だけ不運だという思い込みをやめる。
救いの光はだれにでも注がれている。
「如来はすべてに平等で慈悲の心はあまねくすべてに行き渡っている」と空海は述べています。
大日如来とは悟りを得た仏をさし、宇宙の太陽と言われています。
自分だけが不運続きで、だれにも理解されず、孤独だと感じていても、救いの光は届いていますから、不運だとの思い込みは止めましょう。
神社も太陽である天照大神を祀っています。『菩薩の心はすべて慈悲をもって基本とし、まず人のためを先に考える』という『菩薩業』があります。
自己優先の考えを捨て、まず人のための利益を考えて行動する。
キリスト教では汝の隣人を愛せよと『慈愛』を説いています。
私はたくさんの導きの言葉を頂き自戒の言葉となっています。
皆様も今年一年良い年でありますように。
祈願
古今和歌集と新古今和歌集に素敵な言葉があります。
「春の夜の
夢の浮き橋
とだえして
嶺にわかるる
横雲の空」
「住吉の
岸に寄る浪
夜さへや
夢の通ひ路
人目避くらむ」
共に恋しい人が通って来る夢の路を歌っています。
ここではありがたい「言葉の通い路」になりますように。