平家物語の冒頭に出てくる言葉を今年も紹介します。
「祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理(ことわり)あらはす…。」
ここに出ている諸行無常(しょぎょうむじょう)と諸法無我(しょほうむが)一切行苦(いっさいぎょうく)
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)この四つの言葉に「幸せの教え」があると言われています。
諸行無常とは、世の中はつねに変化しているということ。
諸法無我とは、人は一人では生きてはいけないということ。
一切行苦とは、苦は苦しみの事ではなく、自分の思い通りにならないこと。
だから、何でもプラスに受けとめようという意味が込められています。
涅槃寂静とは、みんなが心安らかで、幸せな世界であること。
全体の意味は、世の中は好きと思えば好きになり、嫌いと思えば大嫌いになってしまうもの。
この世はみんなつながっている世界なのだから、受け取り方をプラスにすれば、みんなが幸せになると説いた言葉です。
私が新年から書いている事、幸せになるには、頭の中をポジティブにプラス思考にしなさいということです。
今年は皆様にとって良い年になります。
確信しましょう。