生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

愛の証

2022-01-15 22:39:45 | 日々の暮らし

江戸時代の長唄の
「娘道成寺(むすめどうじょうじ)」を聴いたことありますか。
その中にこんな言葉があります。
「誰に見しょうとて
 紅かね付きょぞ
 みんな主(ぬし)への心中立(しんじゅうだ)て」。
だれに見せようとして、口紅を塗って化粧をしていると思いますか、これは、ひとえに、あなたへの想いの愛の証なのですよ。
何か素敵な話に見えますが、これは怖い伝説なのです。
熊野詣(くまのもう)での若い僧、安珍(あんちん)に恋をした清姫が再会の約束を裏切られたことへの恨みに燃え大蛇の姿となり、安珍をどこまでも追い続け紀州道成寺の釣り鐘の中に隠れていた安珍を釣り鐘もろとも焼き殺した物語です。
あなたへの心中立てを裏切ったりすれば命はありませんぞという情念があるのです。
江戸時代は「心中立て」のために男女がお互いの名前を腕に刺青をするようになったといいます。
男女が心中するというよりも、「男女の相愛の証拠」の意味があったのです。
反対に愛が伴っていないのを「義理立て」と言ってました。
義理チョコですね。
私への心中立ては
義理チョコ大歓迎です。(笑)

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神から与えられた仕事

2022-01-15 03:09:36 | 日々の暮らし

 

聖書を読んでいると、なるほどと思う所があります。
『神から与えられた仕事』
務めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。
君のいる一ヵ所を輝かせなさい。
一人一人に霊の働きが現れるのは、全体の益となるためです。
ある人には霊によって知恵の言葉、ある人には同じ霊によって知識の言葉が与えられ、ある人にはその同じ霊によって信仰、ある人にはこの唯一の霊によって病気を癒す力、ある人には奇跡を行う力、ある人には預言する力、ある人は霊を見分ける力、ある人には種々の異言(いげん)を語る力、ある人には異言を解釈する力が与えられています。
これらすべてのことは、同じ唯一の霊の働きであって、霊は望むままにそれを一人一人に分け与えてくださるのです。
(パウロのコリントの信徒への手紙12章4~11節)
私達には知恵の言葉を頂いていると思います。感謝しましょう。

 

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