5Gで先行していると言われる中国企業、ファーウエイ。
英国が米国に続き利用しないと宣言した。
ファーウエイは政府から情報提供を指示されても出さないと言う。
しかし、それは残念ながらあり得ない。
中国の一党独裁は50年前に逆戻りした。
民間企業だからと言って、政府の要求に「NO」とは言えない。
通信業界を牛耳れば情報はより取り見取り。
今の習体制ではこの決断は正解だ。
日本の企業もこれからは中国での活動には注意が必要だ。
中国に恩義を感じ、中国大好きな私だが、習体制では安心できない。
すぐに撤退せよとは言わないが、うまい理由を付けて少しずつ抜けるべきだ。
習近平の本当の目的が見えないが、今更覇権争いでもあるまいに。
南シナ海の軍事基地開発など信じられない愚行だ。
尖閣列島問題も見逃せない。
一帯一路構想は、やり方がえげつない。
金を貸し巨大工事を援助と言いながら、工事は中国が行う。
しかも、労働者の大半は中国人。
貸した金を労働者が吸い取った上、借金漬けにして権利をむしり取る。
まるで、だまし討ちだ。
こんな政策を取った中国朝廷はかつてない。
中華思想は横柄ではあるが、侵略はしてこなかった。
物を与えることはあっても、奪い取ることは無かった。
『一番優秀な漢民族』に従えば、それでよかった。
習近平の思想はそれとも異なる。
問題は中国政府の誰も、習近平に意見できないこと。
中国はますます迷路に埋まり込んでいく。
そしてすべての国から見放されるべくして見放される。
そうした道を歩もうとしているのだから、日本も暫くは静観すべきだろう。
アフリカ諸国が金に物を言わせられている。
中国に頭が上がらないアフリカ諸国。
しかし、国際的な経済締め付けでその金もいずれ回らなくなる。
中国人民には申し訳ないが、現体制が崩壊するまでは苦渋を味わうことになる。
それが中国人民の民主化への最短距離。
一日も早い習体制の崩壊を祈る。