市内一斉川ざらいが実施された。
私は最悪の状況が重なり、疲れ切ってしまった。
私の隣組の組長は役員も兼ねている。
ところが、今朝父親が亡くなった。
もう一人の役員はコロナに感染して参加出来なくなった。
その為、組長・二人の役員・副会長の四役を兼ねることになった。
全長500m以上ある担当地域を自転車で何往復もした。
土嚢袋やゴミ袋を供給するためだ。
二つの地域を担当するのはとんでもなく大変なことだった。
朝7時から水路の柵を何カ所か外す作業に始まった。
8時半前には集合場所に行き、役員の役割を果たす。
挨拶、注意事項と安全第一を伝え、作業開始を宣言する。
別の集合場所は挨拶から作業開始宣言までをお願いしてあった。
作業が始まると早速そちら側に行き状況を確認。
『土嚢袋が無い』『ゴミ袋が欲しい』という声に応える。
公民館に行き、足りない分の土嚢袋などを補給する。
作業者に声かけをする。
1時間以上動きっぱなしで流石に疲れる。
『ダンプを呼んで下さい』の声には運転手に電話して来て貰う。
土嚢袋をダンプに積むのは作業者がやることになっている。
ところが、作業者がいないところもあった。
そこでは急遽作業者役も務める。
八面六臂の大活躍。
作業が終盤になると残り物が無いか確認する。
そして、いよいよ終了になると今度はダンプカーをレンタル会社に返す。
その運転手のお迎えにも行かねばならない。
サイクリストはドライバーに変身。
いよいよ全てが終わり、三役だけが最後のまとめをする。
『お疲れ様』と挨拶して帰宅。
しかし、ここからまだ作業がある。
外した柵を元に戻さねばならない。
その後家の前の水路の汚れを高圧洗浄機で洗い流す。
全てを済ませたら12時半を回っていた。
汚れた服を洗濯し、干した。
天気が良く、風もあるので直ぐ乾くだろう。
ああ、疲れた。