午後4時過ぎ、少し離れた家の女性が我が家の呼び鈴を押しました。
少し慌てている様子。
私は急いで玄関に出ました。
『○○さんが転んで出血して今救急車を呼んでいる。』
○○さんとは私と同じ隣組の住人のおばあさんです。
昨年末に家の中で転んで大体骨折をしたばかり。
退院してからまだ日も浅いので驚きました。
走って現場に直行すると、既に救急車が来ており車中に収容したところ。
署員に近所の者であることを伝えました。
このおばあさんは孫と二人暮らし。
おばあさんの娘さんは別のところで暮らしています。
親族の連絡先が知りたいと言われました。
孫の連絡先は全く判らないし、夜遅くでないと帰宅しない。
妻は娘さんと懇意なので、電話番号を知らないかと連絡しました。
運良く電話番号が判りそれを署員に告げ、おばあさんと少し会話しました。
意識はしっかりしています。
すこしほっとして、救急車を見送りました。
2時間後、娘さんの車でおばあさんが帰ってきました。
私はそれを認めて駆け寄り、状況の確認。
骨には異常なしと聴き少し安心。
娘さんが私に、『救急車を呼んでくれてありがとうございました。』という。
救急車を呼んだのは車で通り掛かった人で、誰かは判りません。
そう答え、おばあさんが家に入るのを見届けました。
独居老人は民生委員の管轄で、直ぐに状況が判ります。
しかし、同居者はいるが『日中は独居の老人』は情報がありません。
こうした問題が判明しました。
今日はたまたま妻が連絡先を知っていたから良かった。
しかし、こうした事は今後問題になると感じました。
こうした人たちを自治会がどのように守ることが出来るか。
課題は山積です。