昨日、日曜日の県内感染者数は206人。
ここ数日200人を超えている。
オリンピックも昨日で終わった。
そろそろ感染者を減らしていかないと大変だ。
医療崩壊となる前に下げないといけない。
そのための方法だが、これが難しい。
政府や自治体の指示や依頼では誰も聞かなくなっている。
ここは各人の意識に委ねるしかない。
この意識が実はバラバラなのが問題を複雑にしている。
コロナをどれ程の脅威と考えているかが重要だ。
感染後の後遺症は人それぞれのようだが酷い人は半年以上続くようだ。
その症状もまちまちで、中には仕事を辞めざるを得なかった人もいる。
ところが労働者の核となる四十、五十代の多くが私は感染しないと考えているようだ。
裏付けが有るわけでも無いし、感染防止に邁進しているわけでもない。
後悔先に立たずと言うが、まさにその通りだ。
この状況ではワクチン接種が行き渡るのを待つしか無いのか。
しかし、各国ともに集団免疫となると言われる70%に達せずにいる。
それが60%の壁と言われているものだ。
高齢者は接種を希望する割合が高い。
65歳以上の割合は日本中ほとんどが80%を上回る。
ところが二十、三十代では希望者は半分以下と寂しい。
先日も三十代の若者に接種後の状況を質問された。
痛みが一日出ただけだと応えると、若者は懐疑的だと言う。
本当にデマに惑わされているようで、デマだとは思いつつどこかで信じている。
一番活動的な若者が免疫を持たないと集団免疫は成立しない。
家に閉じ籠る高齢者が接種したところで集団免疫に役立たない。
集団免疫は確率の問題で、感染者が免疫を持つ人に囲まれることで成り立つ。
或いは免疫を持たない人が免疫者に囲まれても同じ効果がある。
人の活動はそれぞれ異なるから単純ではないが、単純化して数学で割り出す。
実際の方法は知らないが幾何学的には六角形が平面を分割する最大の正多角形になる。
単純には六地域に囲まれれば感染は拡がらない。
人は実際には動き回るからそんなに単純ではないが、七人に六人が接触完了して免疫を持っていれば良いことになる。
それは良いとして、いったいいつになれば元の生活が戻るのだろう。
もう死ぬまで戻らないのかも知れない。
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