古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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はんすとぱいとほう

2023-09-27 12:57:19 | 主夫のつぶやき
三代目は家をつぶすとよく言われる。
そんな例はいやというほど見ている。
けれど、三代目でも立派な人もいる。
三代目と言っても初代からの三代目というわけではない。
ことを無し、家を大きく栄えさせた代から三代目だ。
事業の成功者から三代目という場合が多い。
ある人がいる。
父親は優秀な教育者であり、裕福な家庭だった。
ところが少年期、時代は悲惨だった。
最悪の新政治体制だった。
父は都会から田舎の村に強制移住させられた。
そして労働を強いられた。
こうした経験をした場合、子供はどのように育つのだろうか。
私は素人考えをする。
執政等党に対し不信感を抱き、政治に反発する生活となる。
ところがこの少年は違った。
なんとその執政党の世界に飛び込んだのだ。
そして、少しずつ頭角を現す。
なんと、地域のナンバーワンにまで上り詰めた。
更に中央に躍進し、政治力を利用して政敵を一人ずつ蹴落としていく。
蹴落とし方は陰湿であった。
政治家は金に汚い。
そこで、一人ずつそれを暴いては死刑囚にしていくのだ。
何人もの政敵を表向きは正義の刃を振りかざして。
市民はそうしたスキャンダルが大好きだ。
あの政治家は収賄を繰り返していたんだって。
表向きの正義の刃は市民の喝采を浴びた。
そしてついに、トップに躍り出た。
ついに神宣言までした。
国は揺らいでいる。
それでも気味悪い笑いを浮かべてトップを守り続ける。
本来なら期限があったはずのトップの席を永久に座れるようにして。
父親が受けた政治の鉄槌を、今度は自分自身で下すようになった。
なんと冷徹な男だろう。
正義感などかけらも持たないのだろう。
この国に危機をもたらせた初代が父に鉄槌を打った。
次の代表が政治の方向性を180度転換して国の発展の基礎を築いた。
これが初代といえる。
そして次の2代続けてその方針を守り、国は大発展を遂げた。
これが第2代といえよう。
冷徹な男は3代目、国を傾ける男。
国が倒れる前に、国民はこの男を追放しなければ大変なことになる。
神と敬っている時ではない。



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