孫と初めての魚釣り

今までにも「爺ちゃん魚つりに連れて行ってよ」と何度か４年生の孫にせがまれていたが、何かあってはとの思いが先に立ち、「その内にね」との返事をしていてどうしても連れて行くことができないでいた。
今年も夏休みに入る前に、ジジはお願いされていたので、４年生になったことだし、もうそろそろ良いかな？と思い「自分の事は自分でする。危険な事はしない」の約束を元に「いいよ」の返事を出した途端、孫が直ぐに父親に話し「お父さんも一緒に行くから、日曜日が良い」と折り返し答えを持ってきた。

私達は、連れて行くと決めていたのだから何時でもOK・・・
息子と孫を交え、段取りを話し合あった所「早い方が良い」とのことになり急遽早瀬漁港へ、豆アジを釣りに出掛けた。

夏休みに入り、最初の日曜日だから道路が込んでいるかも知れないと、午前２時に家を出た。
予想は外れ、道は空いていて２時間弱で早瀬漁港へ着いてしまったが、我々二人の時は各々が準備して釣りを始めるが、孫の面倒を見なければならずいつもとは勝手が違った。

釣りをするのが初めてだから１から教えるのと、岩壁に近づき過ぎないよう注意をしながら見守ら無ければならず、神経がすり減る思いだった。

それでも矢張り子供です　直ぐに要領を覚え次々と豆アジを釣り上げて行った。
メバルも２匹かけて大喜び
　　　　　　　
ジジと記念写真を・・・

川を挟んだ向こう側には小さな海水浴場が作られていたので、釣りの合間に連れて行ったら喜んで泳ぎ始めた。

泳ぎは余り得意ではないのだが、海なので体が簡単に浮き背泳ぎの練習を何度も繰り返していた。
深い所へいかないように、私は只見守っていただけ・・・

豆アジも800匹位釣れたようだ・・私は処理をする元気もなかったので、やり方だけ息子に教えた所、簡単に出来そうだと殆どを持ち帰って行った。

「また行きたいなー」と孫の声が聞こえて来た。・・・（思わず耳を塞いだ）が喜んでくれたので、連れて行って良かったと思っている。