タミヤ、ビッグウィッグ。
小学生のころ買うことができず、
大人になって、欲しいなぁと思っても当然無く、
”しょうがないよなぁ”
と思いつつも、ラジコン屋さんに相談してみたり・・・
いろんなキットがメーカーから再販される中、ラジコン屋さんには、
”あれは由良拓哉が絡んでるから再販は難しいだろう。”
と言われ、ずっとあきらめてました。
ですが、
どういうわけか、嬉しいことに2年ほど前に再販されました。
由良拓哉氏がデザインした、この流麗なライン、
今見ても素晴らしいです。
惚れ惚れします。
フロントもリアも色気があり素敵です。
ボディデザインはもちろん、
子供のころから憧れてたのはこの部分、
↓
実車同様、
ラック&ピニオンステアリングシステムです。
ここが一番の目的でした。
作っていて、一番楽しかったところです。
ボディは、キット指示のブルーでは面白くないし、
かといって奇抜にしたくなかったので、
ラメ入りフロストブルーです。
メカも積み、ボディも仕上がり、
”ウーム・・・カッコいい・・・”
と自己満足を十分味わった後、
”よし、走らせよう!!”
と思い、送信機の設定をしていたところ、
問題が発生。
エンドポイントや舵角を設定すると、
明らかに舵角が少ない。
サーボ直付けにすれば舵角を増やせるけど、
それではビッグウイッグではない。
そういえば、当時のビッグウィッグでレースやってたお店の常連さんが、
”舵角が取れないんだよなぁ”
と言ってたのを思い出しました。
お飾り決定となりました。
作らずに持つとか、作っても走らせないとかじゃなくて、
手に入れたらやっぱり作りたいし、出来上がればやっぱり走らせたい。
そういう信条ですが、今回ばかりは諦めました。
”ラック&ピニオン”
に憧れ、やっと手に入れたビッグウィッグ。
”ラック&ピニオン”
で走らせるのやめました。
ですが、やはりカッコいい。
機能性はともかく、
”ラック&ピニオン”
”ボディ”
は今でも改めてカッコいいと思います。
走らせてこそのラジコンですが、
こういう飾って満足のラジコンもいいものです。