趣味と仕事の融合。

ひろーくあさーくがモットーの趣味ですが、
いつか仕事と結びつくこと目指してます。

今月の一足。  241122

2024年11月22日 | 

今月もすばらしい靴に出会えました。

 

一緒に並ぶのが恥ずかしくなるほどの靴です。

 

ビスポーク。

9部仕立てだそうです。

BONTA製。

大阪です。

 

ビスポークの証、ネーム入り。

サイドエラスティックも書いてあります。

 

すばらしい!!

 

つま先はメタル入り。

 

シームレスヒールです。

これはとても技術力の必要な製法だそうです。

作り方を聞きましたが、それは難しいという製法でした。

ちなみに、シームレスヒールが性能的にどうなのかというと、

性能的には何もないとのことでした。

こういう自己満足的な、興味のない方からすると ”で?” というような技術は大好きです。

プラモ製作、ラジコン製作(特にボディ)に通ずるところがあります。

 

こういう自己満足的技術は趣味の世界だけではなく仕事の世界でも大事だと考えてます。

作り手の情熱と愛情ですから。

 

朝日の下でパシャリ。

色と革の質感がまた美しかったのですが、

聞くところによると、この革にこだわったそうです。

200年くらい前に沈没した船から見つかったトナカイの革ではないかと言われている ”ロシアンカーフ” というすばらしい革があるそうなんですが、背景が背景だけになかなか状態のいいモノを手配するのは難しく、そのロシアンカーフを再現するために作った革がこの靴に使われている ”ユタカーフ” とのこと。

そのユタカーフのダークブラウンにこだわったそうです。

 

今まで何足も靴を見せていただきましたが、

今回はシビレました。

 

ビスポークは決して安くありません。

しかしお金を出せばビスポークが手に入るわけではないと考えてます。

そこにはこちらの知識、熱意が必要ですし、職人さんとの人間関係がなければ実現しません。

残念ながらそんな知識もなければ人間関係のある職人さんも自分の周りには存在しません。

 

そんな人間関係の作れる大人にいつかなりたいと考えてます。

 

追伸:スーパーカーはしばらくお休みです。(電気だなんだとかでなんかスーパーカーへの熱意が下がってます)

 


今月の一足。 ・・・一応スーパーカーも。  241018

2024年10月18日 | 

ピッカピカです。

 

顔が映るほどのピッカピカでした。

ご自分でやられたのかと思いきや、プロの仕事だそうです。

ただ、これくらいのクオリティなら自分でもできるそうですが、

時間の関係上、プロにお願いしたそうです。

 

先日のロックソッカーでもそうですが、

自分でもできるけど、時間の関係上、プロにお願いする。

プロってそういうことで、短時間で自分以上の仕上げをしてくれます。

これがお金を頂戴するということだと考えてます。

 

ツーショット。

ロークが明らかに見劣りしてますが、

ロークはお気に入りの一足でもあります。

 

ガジアーノ。

つま先はメタル加工済み。

何度か見てますが、改めてすばらしい靴でした。

 

 

そしてローク。

決して高級な靴ではありません。

実際、革も硬いです。その為、ビジネスでガンガン使うのには最適です。

そんなロークですが、

なんかかわいくて愛着があります。

オシャレなシルエットでもないのですが、シルエットもかわいくて、

なぜか手放せません。

革が硬いとはいうものの、

ガジアーノオーナーさんによると、

靴のしわの入り方がイイ!!

とのことで、それは革の質と履き手の足への馴染み方が決め手だそうです。

 

ますます好きになりました。

 

最後に、

通りすがりのスーパーカー。

通りすがりだったので詳しく見ることはできませんでした。

 

そんなスーパーカー、

最近は電子化がさらに加速しているように見えます。

ダッシュボード、メーター類、ハンドルも電子化が加速してるような気がします。

クルマじゃなくてゲームみたいな。

 

なんかさみしいです。

 

 


今月の一足、とりあえずスーパーカーと嬉しいお言葉。 240830

2024年08月30日 | 

今月の一足。

エドワードグリーンと不明のイタリー製の靴です。

 

何度か登場しているエドワードグリーン、

履きやすくお気に入りの靴だそうです。

靴が好きで何足あっても必ずそこにはお気に入り、履き心地のいい靴が存在します。

お気に入りと履き心地のいい靴は違うのですが、

履き心地のいい靴はお気に入りになる確率が上がります。

 

つま先にメタルが付いてました。

てっきり最初からついてるのかと思ったら、後付けだそうです。

グッドイヤー製法等でしっかり作ってある靴は最初が結構硬い、

硬いがゆえにつま先が痛む、だからこそ必要だそうです。

真似したいと思いました。

なんでも、新品の時に付けるのがいいそうで、

今後、ここ一番の靴に出会えたらやりたいところです。

もしくは、お気に入りの靴の底の張り替えの時を考えてます。

 

そして、

スーパーカーですが、ゆっくり撮れず、とりあえず載せときます。

 

最後に、

エドワードグリーンとのツーショット。

メーカーがどこかわかりません。

もしかしたら有名かもしれません。

なぜわからないのかというと、

三重県津市に松菱というお気に入りのデパートがあるのですが、

そこの靴売り場で驚きのバーゲン価格で売っており、

カラーリングが気に入り履き心地もよく革底だったので購入した為です。

つまり、ブランドがどうこうではなく見た目と内容に惚れ、

ブランド名は読めず、聞くのも忘れたのです。

販売員の女性もとても親切に親身になって接客していただけました。

松菱はお店自体がそういう感じなので大好きだし勉強になります。

 

 

そんな松菱、

ちょっと寄る機会があったので松菱で買った靴も履いてるし、

靴売り場も寄りました。

今回は目につく商品はなかったのですが、女性販売員さんはいらっしゃいました。

そこで言われたのが、

”いつもきれいに履いてらっしゃいますね。”

と言われるほど寄ってはいないのですが、

その次に言われたのが、

”この靴をそこまできれいに履きこなせる人はそうはいない、時計とのコーディネートもイイですね。”

と。

 

営業トークかもしれませんが、

自分・・・

すぐ本気にするタイプの人間です。

 

そう考えると、

いつも登場する今月の一足、

大事な方ですが、サラッとカッコよくイイ靴を履きこなしてます。

言われて気づきましたが、

エドワードグリーンもイタリー靴もカラーリングデザイン、

確かに合わせるのは少し難しいかもしれません。

 

自己満足でオシャレでカッコいいと感じて履いていた靴、

他人からうまく履きこなしてるっていわれるのはとても嬉しいことでした。

またそんなことあるといいな、

そんな日をまた夢見ることにします。

 

 

 


今月の一足。・・・とスーパーカー  240503

2024年05月03日 | 

フローリウォネ。

グレンソンのモンキーブーツも写ってますが、

そちらはどうでもいいです。

 

一目見たときから、微妙な色の濃淡が気になってました。

 

細工を施した革底。

 

フローリウォネ。

 

製法はマッケイだそうです。

マッケイといえばローファーとかスリッポンを想像しますが、

この手のデザインでもマッケイがあることに新たな発見をしました。

 

今回は靴の造りではなく、

カラーリングが大きな話題です。

日陰で見るとこの感じが、

太陽の下に来ると、

   ↓

こうなります。

シックな色合いから、明るくも奥行きのあるワインカラーになりました。

すばらしい!!

 

すばらしいといえばスーパーカーですが、

今回は近くで見れなくて残念でした。

 

話は戻って、フローリウォネ。

生成りの革の靴に、藤沢さんという方が手染めしたパティーヌだそうです。

パティーヌなんて初めて耳にしましたが、

出来上がった靴に手染めを施すことがパティーヌなんだと教えてもらいました。

ベルルッティなどもパティーヌみたいです。

靴についてはどこの誰が作ったモノかの公表はないそうです。

 

初めてパティーヌを見れていい経験ができました。

染め上った革を組み合わせるよりも、

手間はかかりますが後染めの方が一体感が出ます。

手間とはそういうことですが、

やはりモノづくりで手間は惜しんではダメです。

ただ、手間をかけたところで、いいモノができる保証はできません。

 

そこがモノづくりの楽しいところ。

パティーヌなんて新しいことも知れていい経験ができました。

 

パティーヌ、今度誰かに偉そうに話してみようと考えてます。

 


今月の一足とスーパーカー。  240315

2024年03月15日 | 

今月はレイマーとハッシュパピー。

レイマー、究極の普通な靴で最高です。

究極の普通だからこそ飽きが来ることがありません。

いつ見ても普通に接することができます。

それでいて、紐靴ながらスリップオンで履け、補修も可能という、

オーナーさんの言うとおり、ビジネスにはもってこいの一足です。

モノづくりの原点、勉強になります。

 

対してハッシュパピー。

春を意識してのベージュ。

価格こそ大したことありませんが、履いた時のフィット感が日本人に合っており、

ガンガン履けます。

レイマーほどこだわりの造りではありませんが、

こちらもイイ靴です。

 

こういう佇まい、

雰囲気があって大好き。

いつまでも見てられます。

 

そしてスーパーカー。

今回は目の前で信号に止まれたので、

しっかり見れました。

う~ん・・・

やっぱり低くてぺったんこでカッコいい!!

なかでも黄色の488に目が行きました。

なんて言えばいいのかわかりませんが、

カッコいい!!

それだけのことです。

最初458を見たときは、

”なんじゃこりゃ・・・”

と感じましたが、今ではカッコいいの言葉しか出ません。

 

やっぱりデザイナーの頭はかなり先を行ってるみたいです。

スーパーカーはやっぱりガルウィング、

の、ガルウィング信者でしたが、

普通のドアの黄色い488チャレンジも憧れます。