バンキッシュから下ろしたテクニゴールドモーター。
当時買えなかった身として、見ているだけでゾクゾクしてました。
下ろして改めて確認しましたが、結構酷かったです。
ですが、
できる限りポテンシャルを引き出したかったので、考えた結果、
”そうだ!!テクニゴールドはバラバラにできるんだった!!”
と思い出し、とりあえずバラバラに。
ブレーキクリーナーで完全に脱脂しました。
そしてベアリングにメタルオイルを。
幸い、ベアリングは生きてました。
ブラシが残念な状態でしたが、これはもうどうしようもできないのでそのまま使います。
もう一度組みなおして、進角も0に合わせ、
モーターダイノで計測。
せいぜい18000rpmぐらいかなと思ってたら、
驚きの19600rpmでした。
調べてみたら、テクニゴールド、シングルの21ターンらしいです。
シングルとかダブルとかよくわかりませんが、
タミヤのレイダウンの23ターンが確か、24000rpmぐらい回った気がするので、
それに比べるとやはり劣ります。
2アンペアで20分の慣らし。
再計測で19900rpm回って、消費電流も増えました。
慣らしするときに気が付いたのですが、
モーターの缶が現代のより一回り大きかったです。
数年前の23ターンには及びませんが、
”テクニゴールド。”
この響きだけで大満足です。
ただちょっと心配なのが、
レストアした古いバンキッシュにこのモーターを付けても大丈夫だろうか…
ということ。
樹脂がもつのか少し心配です。
ですが、取り付けますし、出来上がりのシャシーに光る、
”テクニゴールド。”
楽しみです。