狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

河原撫子(カワラナデシコ)その3。

2014年06月09日 21時12分14秒 | お花に関する日記




 本日6月9日は、ローマ皇帝のネロが自殺した日で、壱岐・対馬に高麗の兵船が襲来して元寇・弘安の役が始まった日で、天海による日本初の木活字による経典『大蔵経(寛永寺版)』が完成した日で、ウィーン議定書が締結されてナポレオン戦争後のヨーロッパの新しい国際秩序・ウィーン体制が始まった日で、清とフランスが停戦協定を締結して1884年の天津停戦協定に定められたコーチシナ・トンキンのフランスによる植民地化を容認した日で、「展拓香港界址專條」が締結されてイギリスが香港の新界の99年間の租借権を獲得した日で、チャールズ・キングスフォード・スミスがアメリカからオーストラリアまでの太平洋横断飛行に成功した日で、中国国民党軍が日本軍の進撃を止める目的で黄河を氾濫させた為に河南省・安徽省・江蘇省の住民に100万の水死者と600万人の被害者が出た日で、日本国とインドとの間で平和条約が調印された日で、サッカー日本代表がFIFAワールドカップで1-0でロシアに勝ってワールドカップで初勝利をあげた日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は二十九度。最低気温は二十一度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りとなっております。






 上の写真に写っているお花は、「河原撫子(カワラナデシコ)」です。
 河原撫子のお花に関しては、2013年7月23日の記事2011年6月28日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2013年と2011年の河原撫子のお花の記事です。

 河原撫子のお花の花言葉は、「可憐」ですよ。
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『敵は海賊・猫たちの饗宴』/神林長平

2014年06月09日 19時33分17秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、神林長平の小説『敵は海賊・猫たちの饗宴』を読み返していました。


 海賊課のラテルは相棒の黒猫型宇宙人刑事アプロのとばっちりで海賊課のチーフ・バスターからクビを宣告される。
 チーフ・バスターはアプロに精神凍結されてしまってラテルはチーフ・バスターの真意を汲み取ることができない。
 クビは冗談だろ? と思いながらチーフ・バスターから貰った再就職先の推薦状の宛先に向かってみると……。



 神林長平の小説は、会話が成立しているのにお互いの真意は理解できないというところがあって、シリアスなお話だとそこから思考の展開が始まって思わぬところにお話が言ってしまう面白さがあります。
 能天気なお話だと、相手の真意は理解できないけど相手の真意は知ったことではないと自らの主張をかぶせていって屁理屈合戦となります。この屁理屈合戦が漫才みたいになって面白いです。
 この『敵は海賊』シリーズは能天気モードのお話。
 アプロは自分の欲望に忠実で自らの欲望を満たす為にアクロバティックな屁理屈を駆使します。
 海賊課の最大の敵であるヨウメイが登場すると一気にシリアスになりますが、しかしシリアスな彼も自分の主張を押し通す屁理屈屋さん。

 面白かったですよ。
 楽しめました。
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